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ココロをハダカに!〜偏愛マップでつながろう!  

齋藤孝

コミュニケーション力を向上させる「偏愛マップ」。
その考案者である、齋藤孝さんにお話をお聞きしました。

■著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専攻は、教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)、『子どもに伝えたい<三つの力>』(NHKブックス)、『会議革命』(PHP研究所)、『ストレス知らずの対話術』(PHP新書)、『質問力』『段取り力』(以上、筑摩書房)、『呼吸入門』(角川書店)、『まずこのセリフを口に出せ!! ビジネスハンドブック』(講談社)など多数ある。また、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修をつとめている。

大募集!「偏愛マップ、私はこんなふうに使いました」

ご応募いただいた中から、斉藤孝さんが選んだ一番面白い使用例の方に「岡本太郎マップ」を差し上げます!

偏愛マップ
『偏愛マップ キラいな人がいなくなるコミュニケーション・メソッド』
斎藤孝

NTT出版
857円 (税込:900円)買い物かごにいれる

インタビュー
楽天スタッフ …楽天スタッフ 齋藤孝さん …齋藤孝さん
●何気ない会話を特別な時間に!
楽天スタッフ偏愛マップって、聞きなれない名前ですが、「ちょっと好きなものマップ」との違いを教えてください。
齋藤孝さん
「偏愛」がポイントなんですが、まずは初対面の人との会話を考えてみてください。どーと盛り上がるケースって、共通の偏愛について話しているときが多くないですか?

「えっ、鳩? 鳩が好きなんですか?」「大好き!」「私も!」「えっ!! どんな鳩がお好きですか?」「断然、伝書鳩」「うっそー、私も!!」みたいな(笑)。こういう会話って、ずっと後になっても残りますよね。これはどういうことかというと、その時間が特別なものとして残る、ということです。

「ちょっと好きなもの」だとこうはいきませんよね。下手すると、誰と何をしゃべったかすら忘れてしまいかねません。「偏愛しているもの」を会話の素材にしているからこそ、特別な時間になるんです。
●偏愛マップはとっても簡単!
楽天スタッフ確かに! では、その「偏愛マップ」。具体的には、どういうものなのでしょうか。
齋藤孝さん
これは、極めて簡単です。
「偏って愛しているもの」をマップにしちゃう。白い紙に好きなものをどんどん書いていく。たった、それだけです。誰でも作れちゃうというのが、この偏愛マップの良さです。

このマップを会話相手と交換して、話をする。コツとしては、まずは自分との共通点を探ってみる。共通点はひとつで十分です。全部が一致する必要なんてありません。マニアックなところ、偏ったところで一致することで、すごい喜びが生まれる。これといって共通点が見つからない場合でも、自分の関心のありそうなキーワードを見つけて質問するようにする。「ヨガが好きですか。一度もやったことないのですが、関心だけはあります。何からはじめればいいか、ぜひ教えてください」とか。あと、「何じゃこの偏愛はー!」というトンデモ偏愛を見つける楽しさもあります。私の周りでも、排気ガス好きクレーン好きとか、いろんな人がいるのがわかりました。

※偏愛マップ例は、右にあります。クリックすると拡大します。

30歳 男性 出版社勤務

25歳 男性 IT業界勤務

28歳 女性 ショップスタッフ
●キライな人がいなくなる!?
楽天スタッフ最後に、ひとこと。
齋藤孝さん
好きなことについて話すのは、とても楽しいものです。周りもその楽しさに引きずられて、楽しくなります。互いに、にこにこしたり、うなづきだしたり。淀川長治さんがそうでしたね。彼が映画を紹介するとき、偏ってその映画を愛しているんだという気持ちで話していました。すると、聞いている人も、その映画が面白そうに思えてきました。「キラいな人がいない」と言った淀川長治さんのように、自分の偏愛について生き生きと語ってみてください。老若男女を問わず、あらゆる人たちと盛り上がるはずです。

【ステップ1 偏愛マップを作ってみる】
1) 白い紙を用意する
2) 紙に自分の大好きなことを書き込む
3) 「好きな映画は?」「好きな本は?」「好きな俳優は?」「好きな場所は?」
「子どものころ偏愛していたものは?」「好きな乗り物は?」など、具体的に答えていくことがポイントです。
4) 誰かと一緒に作るのも1つの方法です「そういえば、あれ好きだったよね?」とか、質問を互いに投げかけながら作ると、それ自体が楽しい、偏愛マップ・コミュニケーションになります。

【ステップ2 偏愛マップを使ってみる】
1) 偏愛マップを作ったら、次は、それを実践してみましょう。
2) 会話相手と、互いのマップを交換し、それを見ながら会話をする。


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