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 2004年12月7日更新 
『あったかボディで冬をラクラク!〜寒さに負けない体になりたい。

 冬になると、ただでさえ寒さで体が縮こまってしまいます。北風は乾燥していて、お肌に悪そうだし、外気と暖房の温度差はいろんな不調を招きそう。クリスマスパーティーや忘年会・新年会などで飲食する機会も多いから、ついつい食べ過ぎちゃったりして。だけど、服も体の線を隠すのが多いから、ダイエットがおろそかになりがち。そんなこんなで、冬は女性にとって、キビシ〜イ季節なんですね。この時期の不調に負けない体になりたいなぁ、と思いませんか?冬に限らず、自分の体に意識を持とうって本があるんですよ。今回は、そんな女性の体のことを考えている本を書いたお医者さん(中村裕恵先生)や編集者の方(WAVE出版 飛田さん)にお話を伺いま〜す。

中村裕恵先生☆プロフィール
中村裕恵先生 中村裕恵先生

統合医療ビレッジ『ライフアートクリニック』院長。東京女子医大を卒業後、同付属病院消化器病センター・消化器内科、国立病院東京医療センター・総合診療科を経て、地域医療(プライマリーケアおよび在宅高齢者医療と在宅ホスピス医療)を実施後、統合医療の道を目指し、様々な自然療法を学ぶ。海外にてホメオパシーとハーブを、国内では中医学およびアーユルヴェーダの研修をした、自然療法に詳しい、やさしい先生。日本内科学会内科専門医。

 ★キャラクター紹介★
アヤ 【アヤ】ちょっとした体調の変化にもビンカンな、気にし屋さん。とはいえ、生理の周期をキチンとメモしていたり、体調の変化も早くからお医者さんに相談するので、大きな不調にはいたりません。自分の体のことをもっと知りたい…と今回の話題には興味津々。
ミキ

【ミキ】流行には敏感で、ダイエットやスキンケアも、話題になると一通りためしてみるけど、長続きしないのが玉にキズ。そのため、どれが効いているのか、イマイチわかってないけど、まぁあんまり気にしないタイプなので、いままで乗り切ってきたのかも。とはいえ、30代を前にして、最近、無理がきかなくなってきた自覚があって、どうにかしなくっちゃ!

中村先生 【中村裕恵先生】統合医療の道を目指し、様々な自然療法を学ぶ。海外にてホメオパシーとハーブを、国内では中医学およびアーユルヴェーダの研修をした、自然療法に詳しい、やさしい先生。日本内科学会内科専門医。
飛田さん 【飛田さん】WAVE出版の編集者さん。『温め美人プログラム』『ゆる美人プログラム』の本を作ってくれました。どちらも体験してバッチリその効果のほどを体感したそうです。


■冬の問題はいろいろあるけど、寒さを乗り切る秘訣は?

アヤ寒くなってきたよねぇ。冬本番てカンジ?

ミキ寒がってばかりいないで、バーゲン、行こうよ。

アヤミキ、風邪はもう直ったの?私はねぇ、なんだかダルいし、生理痛がヒドイから、あんまり出かけたくないんだけどなぁ。

ミキそうなの?寒いと生理痛がヒドクなったりするの?

アヤ冬はいろいろ女性の体に影響するのよ。先生のお話を聞いてみなさいよー。

中村先生多くの女性にとって、『つらい季節・冬』の到来ですね。冬の特徴は、なんといっても寒さと乾燥。寒さによって血行が悪くなると、冷え性をはじめとしたトラブルがやってきます。また、空気の乾燥は、私たちの肌からつやを奪い、気分も沈みがちになります。不規則な生活も重なって、女性ホルモンのアンバランスから生理がいっそうつらく感じたり、免疫力のパワーダウンから風邪をひきやすくなったり…。「冬が一番苦手です」と話してくださる女性はひっきりなしです。

ミキそうなのね。ホルモンバランスが崩れたり、免疫力もパワーダウンするのかぁ。風邪をひきやすいのは、夜遊びしすぎかと思っちゃった。

アヤあなたの場合は、それもあるわね。先生、なにか冬を乗り切る秘訣ってありませんか?

中村先生冬に負けない体の秘訣は、古代からの教えにあります。ノルマに追われる私たち現代人にはキツイところもありますが、次ぎの3つ。

体も心も、騒がずユックリ(新しい計画があっても、出来るだけ春まで実行に移すのを待ちましょう)。
温めてもよいが、気が奪われないように(頭や首・足の防寒をシッカリ、体全体は温めすぎず)。
気を落ち着けて保つ(汗をかいて発散させすぎるのは禁物!)。

日々の教訓にしながら冬を乗り切りましょう。

ミキうーん、私は心を落ち着けることからはじめないとダメかな。

アヤやっぱり、ゆったりした気持ちで過ごすのが一番なんですね。

中村先生とはいっても時代は現代。昔の人のようなゆったりした生活で過ごすのは無理もあります。そこで、皆様にご活用いただきたいのが現代に息づく様々なセラピーです。整体やヨガなどで体に直接働きかけたり、心の乱れをフラワーエッセンスで整えたり、アロマセラピーで体も心も気持ちよく、漢方やハーブで内側のケアを…。自分流の冬のケアをみつけて、木枯らしに負けない“あったかボディ”をつくりましょう。

ミキヨガね。最近、私はピラティスをはじめてみたのよ。ニューヨークセレブの間でも大流行よ。普段あまり意識しない体の奥の筋肉を使って、体のバランスを整えるから、よさそうでしょ?

アヤなんでもすぐ流行にとびつくんだから。でも、ピラティスも良さそうだね。私はアロマテラピーを試しているんだよ。そういういろんなやり方も、女性ホルモンや、自立神経、免疫力なんかの自分の体のことを、ちゃんと知っててやると、ちがうと思うんだよね。

20代からの女性ホルモンバイブル
『20代からの女性ホルモンバイブル』
中村裕恵
河出書房新社

1,400円
(税込:1,470円)

ストレスによるホルモンバランスの崩れが引き起こす様々な身体の不調・トラブルの原因を解説し、日常生活の注意点やストレッチ、漢方、ハーブ、アロマ、ホメオパシーなども取り入れたセルフケアを紹介する。

■冬のセルフケアは、からだのなかから根本的に!
温め美人プログラム 『温め美人プログラム』
石原結実

WAVE出版
1,300円
(税込:1,365円)
プチ断食(初心者編、半日編、1日編)、温熱食生活から、体質を変える入浴法、美肌を取り戻すナチュラルケアまで、簡単に続けられて効果のあるものを、丁寧に紹介する。
【目次】
1. 体のカルテを作ってみよう
2. 基本の万能温めプログラム
3. トラブル別体質改善プログラム
4. 確実にやせるダイエットプログラム
5. 美肌を取り戻すプログラム
6. 心を元気にするプログラム


ゆる美人プログラム 『ゆる美人プログラム』
高岡英夫

WAVE出版
1,200円
(税込:1,260円)
デブ、肌アレ、むくみ、プチうつ、仕事できない、ストレス、話し下手…。ゆる体操と身体意識のトレーニングで、長年のコンプレックスが即解決。簡単なのに気持ちがよくて、すぐ効果が出るゆる体操で人生を変えよう。

アヤ私は体質が弱いから、子供の頃から、冬が苦手だったのよねぇ。お肌もすぐカサカサするし。

ミキ私は北風よけに、高価な化粧品使ってるもーん。

アヤ高価なばかりが効果的とはかぎらないわよ。そうそう、冬を乗り切るのに、具体的でいい本を見つけたんだよ。石原先生の『温め美人プログラム』と高岡先生の『ゆる美人プログラム』。2冊の本を編集した飛田さんに話を聞いてみようよ。

飛田さん乾燥による肌荒れ、寒さによる筋肉の凝り、むくみ……冬特有の症状に悩まされる人、けっこう多いのではないでしょうか。そもそも乾燥肌やむくみ、ガチガチに凝り固まった身体は、体が冷えて、血行が悪くなっていることが原因。血行が悪くなると、老廃物を運ぶリンパ液が滞ります。それが体内の余分な水分と結びついて、むくみなどの不快症状を引き起こすというわけ。さらに血行の悪さは、肌から潤いとツヤを奪い、PMSや生理痛などの婦人科系症状につながることも。そこを解決しないまま、保湿用の高価な化粧品やマッサージにお金をつかうのは、ほとんど意味がないのでやめたほうがいいのです!

ミキほーらね、高価な化粧品をムリムリ使っても、あんまり効果ないんだよ。それより自分の体を整えるほうが先決、なんですよねー。

ミキガーン。じゃ、具体的にはどうしたらいいの?

飛田さんそこで、提案したいのが、「温めること」と「ゆるめること」。今回、本を作るにあたって、すべての方法を実際にスタッフが体験してみたのですが、一時的な効果ではなく、根本的に「体質が変わる」実感を得ました。今日は本のなかから冬のお悩みにぴったりのプログラムを紹介します。
 まず、忙しい人にオススメなのは、しょうが紅茶と半身浴(肌の乾燥が気になる人はユズを入れて)。普通の紅茶にすりおろした生姜(チューブでも可)を加え、コーヒーや水の代わりに一日3〜4杯飲みます。夜は、腰から下の半身浴でたっぷり汗を出し、風呂上りに五本指ソックスをはいて下半身を冷やさず眠りにつくこと。たったこれだけで、乾燥肌とむくみが解消され、体調がぐっとよくなります。

アヤそれで、私も生姜を常備しておくことにしたの。ホットジンジャー紅茶、けっこう美味しいよ。体の中からポカポカしてくるカンジがするの。

ミキむくみも解消するのかぁ。それはちょっと試してみようかな。なにしろ、ここのところ、パーティ続きで、むくんだのか太ったのかわかんないけど、ちょっとウエストとかヤバイから…。

飛田さん忘年会シーズン→お正月で、1,2キロぐらいあっという間に体重が増えてしまうこの時期。やばいなーと思うけど、宴会は続く……というときは、『ゆる体操』がいいですよ! 代謝率を高めてリバウンドしない体をつくる「ひざコゾコゾ体操」と「魚クネクネ体操」がとくに効果があると思います。家事や仕事の合間にリラックスしてやってみると、なぜか心地よくて癖になってしまうので、ズボラな人はぜひ。

ミキなんか、ちょっとかわいいネーミングの体操!目的も私にピッタリかも。

アヤゆる体操は、体操っていうほど、たいへんじゃないから、やり方さえわかれば、3日坊主のミキでも続けられるかもネ!

飛田さん「ゆるめ」「温める」ことで、からだを芯から変えて冬を乗り切りましょう!本の中に、たくさんの方法を紹介していますから、初めての人でも読めばすぐ始められますよ。

ミキアヤ、その本、貸してネ!すぐ、やってみる。

アヤ自分で買いなさいよねー、もう。



■自分の体を意識してみよう。
ミキなんか、最近、あいかわらず体調悪い、ダメダメっていってばかりのアヤだけど、前より顔色いいよね。いろいろ勉強している効果なのかな。私もチャレンジしてみよう。

アヤうん、それがね、なんか「オニババの定義」ってことを話ている人がいてさ。それがヒドイ話だったのよ。渋谷系ヤマンバが成長するとオニババになるのかと思って聞いてたら、そうじゃなくて、「独身女性のコワイ行動パターン」なんだって。28歳ぐらいで、水に潜るか上を走るか(ダイビングの免許とるか、4級船舶の免許とる)。30代で空を飛び(海外留学)、40代で山にこもる(プチ別荘)……更年期になると週末、東京から1時間半ぐらいの場所に同じ独身女性が持ってるプチ別荘に滞在、山にこもってリラックスするライフスタイルの人が確実に増えてて、で、若い男の子が来るとパクッて食べちゃう。

ミキた、食べちゃう…。

アヤで、45歳になると焼き物をやって、50代になると・・・。そういうのがオニババだって言うんだよ。

ミキなに、そのキョーレツな話。

アヤなんか『負け犬の遠吠え』よりヒドイ言い方だなーって思って、『オニババ化する女たち』って本を読んだのよ。それが本を読んでみると、ぜんぜんそういうことではなくて、女性が、自分の身体感覚をなくしつつあるのが、問題だっていう、納得いく本だったの。

ミキ身体感覚って、体のいろんなバランスだよね。やっぱり、ホルモンとかが影響しているってこと?

アヤそう。いまはあんまり意識してないけど、そういう感覚を忘れちゃうと、あとでよくないんだね。それで、私はオニババになりたくないなって思って、自分の体のことをちゃんと知って、内面から整えていこうかなって。

ミキそれだ!

アヤミキはねぇ、すぐやるのがいいところだけど、ちゃんと落ちついて考えることからはじめてみたら?今回お話を聞いて思ったけど、とくに冬はホルモンバランスが崩れやすいから、こういうことに気をつけるのに、むいてる季節なんだよ。

ミキそうだねー。とりあえず、お正月休みには、じっくり読んでみるから、ついでにその本も貸して、ネ!

アヤダ〜メ。ちゃんと、本気で取り組みなさいよねー!
オニババ化する女たち
『オニババ化する女たち』

三砂ちづる
光文社
720円
(税込:756円)

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