2007年2月13日更新  最新号の特集 プレゼント バックナンバー 
友香さんのお菓子レシピ 1月は中谷友香さんのインタビュー掲載中!
女子魂・最大の見せ所、バレンタインも間近に迫ってきました!お菓子作り初心者でもラクラク作れ、ほんの一手間でゴージャスになるお菓子で、あの人のハートを射止めたい。そんな願いをかなえるため、『友香さんのお菓子レシピ』を出版した中谷友香さんに、「すご〜く簡単♪バレンタインチョコ」の作り方を教えてもらいました!

『友香さんのお菓子レシピ』
出版社:白夜書房
1,600円 (税込 1,680 円)
中谷友香さんプロフィール

1972年4月16日生まれ。好奇心旺盛なB型のおひつじ座。バイト先で知り合った、お菓子職人の旦那様と、二人の娘を持つママ。趣味はお菓子作り、料理、裁縫、ホームページ運営など、手作り全般。ホームページにも掲載中のイラストも自分で描いている。『おいしくって、かわいくって、作りやすいー友香さんのお菓子レシピ』には、基本のお菓子5種類のほか、春・夏・秋・冬とシーズン別に10種類ずつ、合計40種類以上のお菓子の簡単レシピが紹介されている。


簡単・ラクチン・おいしい♪友香さんの「すご〜く簡単♪バレンタインチョコ」
「実は超簡単なんだけど、見た目はすんごく手間がかかっている風に見えるバレンタインチョコを教えて!」という編集部のあつかましいリクエストに、友香さんが教えてくれたのは、バレンタインギフトにぴったりな色とりどりのチョコ。「チョコって扱いが難しそう」「ビギナーには無理?」と敬遠されがちですが、実はとっても簡単。手作りチョコでその他大勢と差をつけたい、と狙っている人にはぴったりです。

すご〜く簡単♪バレンタインチョコ


YUUKO's Advice
必ず冷蔵庫で保存し、一週間で食べ切りましょう。
常温に長くおくとチョコレートが柔らかくなるので食べづらくなります。
ラム酒は好みのリキュールでOK。なければ入れなくてもいいです。
無塩バターも面倒なら入れなくてもいいです。味にコクを出すためなので。
飾りはナッツ類、アザランなど色々ためしてね^^
用意するもの

ボウル
ゴムベラ
チョコを固めるカップ

材料(チョコカップ 約40個分)
生クリーム・・・150g
チョコレート・・・200g
ラム酒・・・10g
無塩バター・・・20g
デコペン・・・ピンク・ホワイト
フルーツミックスゼリー・・・適量
※デコペン・フルーツミックスゼリーはスーパーや100円ショップで売っているものでOK
ホワイトチョコ・・・適量
ストロベリーチョコ・・・適量


チョコ製作工程
チョコ製作工程 ≪ガナッシュを作る≫
1. 鍋に生クリームを入れ火にかけ、沸騰したら火を止める。
2. チョコレートの入ったボウルに温めた生クリームをそそぎ、ゴムベラでゆっくり混ぜる。溶け残りがあれば湯せん又はレンジであたためて溶かす。
3. ツヤがでてなめらかになったら、ラム酒、バターを加えて溶かす。
5. チョコレートが固まらないうちにカップに流し込む。
5. 冷蔵庫で冷やしよく固める。

≪仕上げ≫
6. ストロベーリーとホワイトのチョコレートは湯せんで溶かし、 スプーンで上からかける。
7. 表面が乾いたら、デコペンでお絵かきして、チョコレートが固まらないうちにフルーツミックスゼリーなどを飾る。ネイル感覚で楽しんで♪

ラッピングの達人、友香さんのターゲット別ラッピングヒント
Step1

お鍋にお湯を湧かし、チョコの入ったボールの底をお湯につけて、チョコに水が入らないようにゴムベラで混ぜ、溶かしていきます。チョコの温度は50℃を越えないように注意! チョコが完全に溶けたら次へ。
Step2

今度はチョコをゆっくり冷まします。チョコの入ったボールの底を、今度は氷もしくは冷水につけて、ゴムベラで混ぜながら冷やしてゆきます。トロっとして、チョコが26〜28℃くらいになればストップ。
Step3

もう一度、湯せんにかけて、チョコの温度を30〜32℃に上げていきます。ゴムベラで泡立てないように、底からしっかりと混ぜます。きちんと混ぜ合わさったらテンパリング終了。シートやカップに入れて室温で固めます。
※触るとすぐに解けたり、ひびが入ったりしたら、テンパリングが失敗したということ。もう一度、Step1からやり直しましょう。


「私はテンパリングがぐんと簡単になる、「らくらくテンパリングの素」を使っています。テンパリング中に温度が上がりすぎたり下がりすぎたりした場合は、最初からやり直せばいいのですが、これを使うと失敗率がぐんと下がる優れもの。失敗が許されない状況のときにぜひお試しください!」
おいしくって、かわいくって、作りやすい『友香さんのお菓子レシピ』

ラッピングの達人、友香さんのターゲット別ラッピングヒント
ケーキ屋さんでラッピングを担当していたこともあるという友香さん。ラッピングに関してもプロ級の腕前。せっかく作った大事なチョコに、さらに付加価値をつけるため、ラッピングのアドバイスもいただきました。
 
これからもよろしくね♪
「義理チョコラッピング」
はクリアパックで公明正大に!
「本命チョコラッピング」
 
義理チョコラッピング例
中身が見えるクリアパックなら、「味見して!」という感覚で気軽にプレゼントできるのが◎。クリアパックにチョコを2個入れてリボンで結びます。アクセントにラズベリーの造花をつけて。クリアパックはマチを作っておくと見栄えもいいですね。
本命チョコラッピング例1
食べた後も残して使える入れ物なら、忘れられる心配もナシ。かわいいネットの籠に入れるときは、ほこりが入らないようにチョコを包むように。オーブンペーパーなどで代用してもいいですね。リボンも豪華にだけどくどくならない程度に。
ラッピング・バイブル 気持ちを包むおしゃれに贈る
『ラッピング・バイブル 気持ちを包むおしゃれに贈る』

出版社: ナツメ社
1,300円 (税込 1,365 円)
いろんな形の箱&花がきれいに包める!

チョコ+スイーツ×ラッピング
『チョコ+スイーツ×ラッピング』

出版社: 日本放送出版協会
1,300円 (税込 1,365 円)
チョコはもちろんスイーツのラッピング満載!
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簡単お菓子レシピの達人、中谷友香さんにインタビュー
Q 個人で始めたお菓子サイトが、出版社の目に留まって著書出版。すごいですね。

A 最初に始めたときは、友達同士にしか教えていない絵日記中心のサイトだったんです。でも、自分で作ったお菓子のレシピを載せていたら、「作り方が分からないから、もっと写真を載せて」とリクエストがあり、それでレシピを解説する写真をたくさん載せるように。だんだんその割合が増えて、気がついたらお菓子や料理のレシピサイトになっていました。

Q サイトはいつ頃から始めたんですか?

A もう3年になりますね。単純に自分のホームページが持ちたくて、ジオシティの無料サーバを借りて立ち上げたんですが、凝り性なのでとことんやりたくなって。お菓子サイトになってしばらくして、ジオシティの「E-List」という、毎週目に付いたサイトを紹介してくれるコーナーで取り上げられてから一気にアクセス数がアップ。それまでは一日30アクセスくらいだったのが、いきなり8000アクセスとかになってびっくりしました。最初はBBSにも一人ひとりレスを返していたんですが、そのうち、サイト管理に毎日2時間以上費やしてもレスを返しきれないようになってしまって。今はメールやBBSにも一律でレスしない、というスタンスにさせてもらっています。誰かに返事して、誰かに返事しない、というのは不公平なので。

Q 本の出版はどんな経緯で?

A ケーキ屋でラッピングの仕事をしていたんですが、帰宅後メールチェックしていたら、出版社の方から「本を出しませんか?」というメールが来ていたんです。最初にメールを見たときはPCの前で思わずガッツポーズ(笑)。すぐ夫に電話をしたら、「本当なの?」といわれてハッと冷静に。でも、出版社を検索したり、編集者の方とやり取りし、連絡をくださった編集者の方が出版に携わった本などもたくさん拝見して、「やってみたい!」と。

Q 本に掲載されている写真もほとんど中谷さんが撮影されたんですよね。すごくキレイで分かりやすいんですが、これだけの点数を作って撮影するのは・・・・・・。

A はい。ものすごく大変でした(笑)。お菓子作りと撮影は約2週間という短時間で決行したんですが、仕事も休めないし、ちょうど子供が夏休みだったので朝昼晩とご飯も作らないといけないし、時間との戦いでしたね。撮影機材を持っていないので、自然光で撮影しないとうまく撮れないから、撮影できるのは昼間のみ。家事と仕事をしている時以外はずっとハンドミキサーを握っていました(笑)。

Q そんな短時間で作ったのなら、お菓子が山ほどでお子さんは大喜びだったでしょう?

A いえ、もうほんとに大量のお菓子が家中に溢れていて、食べきれないんです。友達の子供とか、近所の子供にも来て貰って、どんどん食べてもらったんですが、「おいしい!」という言葉をたくさん聴けたので、元気も自信も回復できてよかったです。作業は孤独だし、大変だし、「本当にできるのかな」とかなりメゲていたので、励まされました。

Q 今回掲載のレシピは、どれもかわいくておいしそうで、しかも簡単そう。テクニックを誇るのではなく、本当に作って、誰かにプレゼントしたくなるレシピで、とても親しみやすく感じました。「自分でも作れるかも」と思えて。。。

A うれしいです。本に何を載せるかを決めるとき、私の思い入れが強いお菓子を中心に決めました。構成の都合上、自慢のシフォンケーキが抜けてしまったのが残念ですが。でも、本当に簡単に作れるものばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。お菓子も人生も、失敗して上達するもの!一回や二回の失敗にへこたれないで、何度もチャレンジしていくうち、コツがだんだん身についてきます。

Q 友香さんでも最初は失敗したんですか?

A もちろん!お菓子作りや料理は小さい頃から好きで、小学校2年生頃にホットケーキを焼いたのが初体験。その後、蒸しパン、クレープ、アイスクリーム、ゼリーなんかをよく作るようになりましたが、よく鍋を焦がしていましたよ。母は怒りもせずに鍋を洗ってくれていました。小学校のときに始めて作ったパンなんて、カチンカチンでしたよ(笑)。

Q 本格的にあれこれ作り始めたのはいつ頃からですか?

A 22歳頃からでしょうか。実は夫が菓子職人で、その影響であれこれ作り始めたんです。負けず嫌いなので、夫に負けないくらいおいしいものを作りたいと思って。でも、もっと本気になったのは、やはり子供が生まれてからですね。手作りのおやつを食べさせたいという気持ちが原動力になりました。

Q やっぱり、「食べてもらいたい誰かがいる」というのが、上達の最大の要因ですね。

A そうですね。だからバレンタインなんかは、お菓子作りに挑戦する一番いい機会かも。お菓子作りの腕云々より、プレゼントする予定の人が「おいしい!」と喜ぶものを作るのを目標にするのが成功のコツです。だから、私は今年も、バレンタインチョコは夫に贈りません(笑)。仕事でイヤというほどチョコを作っているから、14日はチョコなんか見たくもないんじゃないかな。いつもより豪華なおいしい夕食とお酒のツマミでも作って、娘二人と帰りを待っているつもりです。

Q さっそく今年のバレンタインから挑戦しようと思うんですが、失敗しないよう、初心者向けのアドバイスをぜひ。

A お菓子を作り始める前に、準備をしっかりすることと、レシピを頭に叩き込むこと。私の本にも載っていますが、たいていのレシピ本の前のほうに「お菓子を作る前に」という準備編・注意点があるはず。そこを最初にしっかり読んでおきましょう。卵やバターは作り始める数時間前から冷蔵庫から出して常温に戻しておいたり、使う粉はあらかじめふるっておいたり、ボウルやヘラなどの調理器具もすぐ手に取れるところに出すなど、作業をスムーズに進めるための準備をしておくと、失敗率は格段に下がると思います。

お菓子って、難しそうに見えるかもしれないけれど、実は基本の5種類である「スポンジ」「バターケーキ」「パイ」「シュー」「シフォン」の作り方をマスターすると後は応用でいけるんです。最初はレシピどおりに作ってみて、慣れてきたら自分好みに配分を変えるなどしてバリエーションを増やしていくと、もっと楽しくなれますよ。たとえば、私はクッキーに入れる小麦粉の分量を減らし、その分アーモンドプードルを加えて香ばしさを出してみたり、オレンジの皮の摩りおろしを加えてみたり、ガトーショコラのチョコの分量を増減して甘さを調節したり。


Q 自分や周りの人がいちばん喜ぶ味に近づけていけるわけですね。

A そうです。お菓子ってオマケだけど、テーブルに出しておくと楽しい時間を過ごすためのアクセントになる素敵な食べ物。難しく考えないで、世界にひとつだけのオリジナルレシピに、気軽にチャレンジしてみてください。

「レシピ本第二弾の出版、お菓子教室を開く、夫とお菓子屋を開くなど、やりたいことがいっぱい。だけど、二人の娘が食欲旺盛になってきているので、もっともっとおやつを充実させることが現在の最重要課題」という友香さん。仕事も子育ても趣味も、全部「楽しみながら」両立させている友香さんのお話を伺っていると、「幸せも手作りがカンジン」と、しみじみ思ったのでした。

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