トップ > キャンペーン・特集 > > カフェ・ド・ラクテン 香山リカ先生インタビュー!眠れない夜、起き上がれない朝・・・。1人で悩まないで、グレーな気分を早めに晴らそう!

Cafe de RAKUTEN BOOKS

2008年10月14日更新
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その「ぼんやり憂鬱」、ココロやカラダの危険サインかも?!香山リカ先生と考える”ウツ”との付き合い方なんだか毎日しゃっきりしない人、「まさか私が…」と笑い飛ばすのは危険。ユウウツな気分から抜け出すヒントが満載の本『弱い自分を好きになる』の著者の精神科医・香山リカ先生と一緒に、ココロとカラダを解きほぐす方法を探してみました。

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香山リカ先生

香山リカ先生(かやまりか)

精神科医・立教大学現代心理学部教授。1960年北海道生まれ。東京医科大学卒。学生時代より雑誌等に寄稿。その後も臨床経験を生かして各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍し、現代人の"心の病"について洞察を続けている。専門は精神病理学だが、テレビゲームなどのサブカルチャーにも関心を持つ。

「自分なんかダメだ・・・」と凹んでいる人 あなたこそ周りを癒す、大切な人です。

「勝ち組、勝ち組…」と叫ばれた結果、「格差社会」が生じ、優しい人、強く出られない人がソンをする時代に。でも「弱さ=悪いこと」と思い込むのはNG!自分自身も「実は人間が苦手」と語る弱者の味方、香山リカ先生が「弱い自分」を好きになるための具体的な方法を伝授する一冊です。

『弱い自分を好きになる本』
著者:香山リカ
出版社:朝日新聞出版
価格:1,260円(税込)

なんだか毎日楽しくない、いやなことばかり思い出す ユウウツ感が抜けない人にお勧めのガス抜き方法!
優しい本を読む

悪い人が出てこない、優しくてあったかい文章。人が再生したり幸せになったりするハッピーエンドの本を読みましょう。憂鬱な人がウツの本を読み漁って自分を分析するのはNG。口解けのよい、読み終わった後ほっこりする本や映画がお勧めです。

『イイコト日記』を書く

今日あったイイコト、出会ったイイヒトなど、うれしかったことを一つ一つ思い出してノートに書き貯ましょう。通勤途中に出会った心温まる風景を写メして、疲れたときに開くのも◎。日課にして逆にストレスをためないよう注意!

前向き情報を遠ざける

芸能人や素敵な人を見すぎると「それが普通」と感覚が麻痺してしまうことも。遠くの憧れを仰ぎ見るより、身近でリアルな友達とおしゃべりしましょう。ブログやミクシィなどバーチャルな友達より、昔から知っているリア友のほうが等身大な話ができるはず!

無理目の目標を取り下げる

「FXで1000万円稼ぐ!」と無理目の目標に邁進するより、「株主優待券のある株をちょっと買って美味しいオマケをもらおう」などなど、損しにくい、楽しい目標を立てましょう。誰かに刺激されて「私も!」と思いがちな人、「ソレ、ホントに私のやりたいこと?」と自問自答する癖をつけて!

なんだか毎日楽しくない、いやなことばかり思い出す ユウウツ感が抜けない人にお勧めのガス抜き方法!

ウツの人の愚痴をさんざん聞かされている人、仕事を押し付けられて凹んでいる人など、ウツの人も辛いけど、ウツの周りの人も大変です。ウツの周りの人のガス抜き方法もまとめてみました。

同情しない、敬遠しない

ウツになったから急に労わったり、腫れ物に触るように遠ざけたりしても喜ばれません。難しいけれど、ウツになる前と同じ態度で普通に接しましょう。応じられるリクエストがあったら対応してOKだけど、断りにくいからといって無理に応じる必要もナシ。できるできないの線引きはいつもどおりでOKです。

期限を決める

ウツの同僚のフォローに悲鳴を上げている人も少なくないはず。いつまでフォローをし続けるのか、先が見えないとコチラも弱ってしまいます。「○月になったらこの体制を見直しましょう」と期限を切って、比較的短いタームで仕切り直しをセッティングしましょう。無理な状況が続くなら上司に人を増やしてもらうなどの対応を要請してもOK。

愚痴をこぼそう!

面と向かって文句も言いにくい状況です。「仕事を押し付けられてツラい」「休めてうらやましい」と思うのはごく普通の感情。あなたが冷たいわけじゃありません。直接関係のない友達や家族、彼氏に「分かってるんだけどシンドイよー」と愚痴をこぼしてガス抜きしましょう!

読むだけでほっこり和める、ハートウォーミング本
  • 珠玉の6編に20万人が涙した名作

    『エブリリトルシング クワガタと少年』

    エブリリトルシング クワガタと少年

    著者:大村あつし
    出版社:講談社
    価格:500円 (税込)

  • 聖夜に出会ったふしぎな「きよしこ」は少年に言った。伝わるよ、きっと―。

    『きよしこ』

    きよしこ

    著者:重松清
    出版社:新潮社
    価格:460円 (税込)

  • 学校へ足が向かなくなったまいは、西の魔女のところでひと夏を過ごす

    『西の魔女が死んだ』

    西の魔女が死んだ

    著者:梨木香歩
    出版社:新潮社
    価格:420円 (税込)

  • アパートの管理人・時子が出会った新しい入居者。ゆったりした大人の恋物語

    『千日紅の恋人』

    千日紅の恋人

    著者:帚木蓬生
    出版社:新潮社
    価格:620円 (税込)

ブログの人気に納得!優しい語りと具体的なアドバイスに読み終えただけで心のデトックスができる一冊!

目次
第2章 相手ともっと上手く話すコツ
あの人が言ったひと言が許せない/過去の発言が今でも恥ずかしい ほか

第4章 意志が弱い自分を変えたい
何をやってもすぐに挫折してしまう/買い物がやめられない ほか

第5章 素敵な毎日を過ごす方法
自分の外見に自信が持てない/家族関係に恵まれない ほか

『弱い自分を好きになる本』
著者:香山リカ
出版社:朝日新聞出版
価格:1,260円(税込)

ホウホウ先生開運インタビュー「今年9月は開運チャンス満載!」

――  ここ数年、本当に「ウツ」という言葉をよく耳にします。急激に増えた理由はなんなのでしょう?
香山先生  原因は「社会の変化」と「個人の変化」の二つが考えられます。
まずは社会の変化ですが、2000年ごろから、年功序列や終身雇用など、従来の日本の働き方が崩れて、成果主義がもてはやされるようになってきた時期。会社の評価制度に導入され始めたときは、個人の頑張りが評価され、本人に反映されるため、前向きにがんばってきた人たちにとってはとても喜ばしいことだったんですが、それがずっと続くようになると、緊張感の高い働き方を常に強いられるため、喜んだ人たちも逆に首を絞められて苦しくなってきたのではと思います。
働くことに対する過剰な緊張感。もしかしたら自分はこの集団から脱落するのではないか、次の仕事がなくなるのではないか、と不安が常に付きまとい、一時も気が抜けなくて息苦しい社会になってきたのが原因のひとつではないかと思いますね。

――  主に男性が影響を受けやすい原因だと思うのですが、働く女性や主婦の方にもウツが増えているのはどうしてでしょう?
香山先生  女性でも社会にいれば、目標を設定して評価される仕組みの中に組み込まれてしまいますよね。しがらみをよけて派遣で働いていても、次の契約があるのかとか、資格を取らないと誰かに仕事をとられてしまうとか、心配事は尽きません。目標を持ってがんばろう、やりがいを達成しよう、と前向きにがんばる女性ほど、気ぜわしい競争に巻き込まれやすくなっているんです。
主婦だって、株とかFXで財テクしたり、ブログで素敵な生活を披露している主婦や、働きながら子育てしているワーキングウーマンを見て、「子育てや家事以外に何かしてないといけないのでは」「子育てしかしてない私って怠けている?」と、精神的にせきたてられる原因が身の回りに溢れています。
『弱い自分を好きになる本』
弱い自分を好きになる本
著者:香山リカ
出版社:朝日新聞出版
価格:1,260円(税込)
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いわゆる「成果主義」「実力主義」という社会の緊張感が、ライフスタイルにまで広がってきてしまい、「お金を稼がないと価値がない」「みんなから褒められないと意味がない」と思いつめてしまっている人も少なくないと思います。

『「私はうつ」と言いたがる人たち』「私はうつ」と言いたがる人たち著者:香山リカ
出版社:PHP研究所
価格:735円(税込)
--情報量が多いのはいいことだけれど、それが雑音になってしまって、自分のペースを守りに くい状況になっているんですね。
香山先生  そうですね。特に女性は好奇心旺盛なので、ネットやブログなどを通じて他の女性の生き方や他の家庭の情報をたくさん入手しています。それを自分自身と比較して「同じ年なのに私は輝いていない・・・」「みんなが持っているものを持っていない自分は価値がない」と自分で自分にダメ出しをしてしまったり、「自分も資格を取ろう!」「FXで儲けよう」と過酷なハードルを自分に課して疲れきってしまったり。

--あこがれるような生活をしている人でも、夕飯メンドクサイからコンビニのおにぎりを立ったまま食べたりとかしてるはずなのに(笑)
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香山先生  そうなんです(笑)。雑誌やテレビで見る情報は、その人の一番輝いているところをクローズアップしているだけ。ブログでも本当にかっこ悪いところを赤裸々にさらしたりする人は少ないはず。恋も仕事も結婚も貪欲な聖子ちゃんとか、働きマンみたいな実在しない人にあこがれてもそれはその人の等身大じゃない。素敵なダンナ様にかわいい子供たち、豪邸に住んでオシャレな服を着て、とあこがれていた人が突然離婚して「本当はドロドロしてた。笑顔は嘘だった」みたいな告白をするところを、皆さん何度も見ているはずです(笑)。自分以外の人と比較してソレを目指すのではなく、自分の中からわいてくる普通の欲望を目標にする癖をつけたほうがいいかもしれませんね。

――  美味しいものを食べたいとか、今日は新しい服を下ろそうとか。
香山先生  そうそう。普通のことでいいんです。自分をスタート地点にして楽しい生活・心地よい生活を目指して欲しい。誰かと比べて「こんなはずじゃない」と不条理感を覚えるのは生きづらいはず。「今日もしんどかったけどなんとか会社に行けた」とか「特に大きな失敗はしなかった」とか「今日食べたランチが美味しかった」とか。自分で自分たくさん褒めて欲しい。楽になることは、悪いことじゃないんですよ。

香山里香先生の本


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