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坂上忍さんインタビュー「偽悪のすすめ」

4月から「笑っていいとも!」の後番組月曜MCに採用されるなど、毒舌キャラで人気沸騰中の坂上忍さんが、テレビだけでは伝えられない自身の思いをつづった『偽悪のすすめ 嫌われることが怖くなくなる生き方』を上梓。「ブスは嫌い」「有り金を全部ギャンブルにつぎ込む」等の言動の裏には、芸歴43年で培われた彼ならではの思いがありました。坂上さんの“毒舌”の裏に隠された、意外な一面に迫ります。

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プロフィール

坂上忍(さかがみしのぶ)さん
1967年東京都生まれ。3歳から劇団に入団し、『下町かあさん』で1972年にテレビドラマデビュー。
『ありがとう』『たんぽぽ』『となりの芝生』などで好演し、国民的子役として活躍。1983年には『ションベン・ライダー』で映画初出演を果たした。以後、テレビドラマ、映画、Vシネマ、舞台と多くの作品に出演している。1997年には、映画『30〜thirty』で監督デビュー。舞台の脚本・演出も手がけ、代表作に『溺れる金魚』『マザーフッカー』『PAIN』などがある。2009年には、子役育成のためのプロダクション「アヴァンセ」を設立。自身の経験をフルに生かした独自の指導方法で評判を集めている。また、若かりし日からギャンブル好きとしても知られ、麻雀、競艇(ボートレース)に造詣が深い。

インタビュー

■テレビだけではわからない“毒舌”の裏に込められた思い

--毒舌で注目を浴びる坂上さんですが、本書を読むと意外な一面を垣間見たような、非常に真面目な方という印象を受けました。
坂上さんそんなうれしいこと言ってくれるんですか?(笑)。僕自身としては、この本は若い男性に是非読んでほしいんですよね。僕も曲がりなりにも芸能界という世界で43年間、やってきたんでね。その中で気づいたことや、僕が大切にしていることなんかを、きれいごとなしで書き切ったつもりです。ただ、本書内では、恋愛に関しても独特の持論を展開しているので若い女性には…、少し敬遠される内容かもしれないですね。女性の苦情は、甘んじて受け入れる覚悟です(笑)。
--『恋愛と仕事は隙間産業』など、ハッとする言葉も散りばめられていますね。
坂上さんこれはもう、昔からの持論なんです。若い頃は自分のことをかっこいいと思っていても、芸能界なんて次から次と若くてかっこいい奴が出てくる。じゃあどうすればいいか。仕事なら、演技力を高めるとか、私生活のユニークさで惹きつけるとか。恋愛だったら、容姿以外の魅力を開拓するとか…方法は色々ですけど、20代の頃からずっと考え続けてきましたね。
--鋭い発言が注目を集める最近の状況を、ご自身ではどのように捉えてらっしゃいますか?
坂上さん最近、言いたいことが言えない人が増えていると思うんですよ。その中で、僕が注目されるのは「本当は思ってたけど、言えなかったこと」を僕が代弁してるからじゃないかなと思ってます。僕自身は特に“毒舌”を吐いてるつもりもないんですけどね。自分の言うことにブレがなければ、共感する人はいると思ってましたから。それに、バラエティというよその庭なので、人と同じことやっていてもしょうがない。自分のオリジナリティを出したかったんですよね。それこそ“隙間産業”(笑)。年齢的なものも大きいのかな、40過ぎで周りに迎合しすぎるのもかっこ悪いなと思い始めて。
--芸能界で長年活躍されてきたからこそ、その言葉にもリアリティがあるんでしょうね。
坂上さんだからこそぜひ、若い男性にこの本を読んでほしいんですよね。僕の印象ですけど、最近の若い男性はとにかく受動的。芸能界には色んな人がいますけど、結局はきちんとした人間でないと生き残れない。基本的なことをちゃんとやって、「自分の売りは何か」をとことん考えて実行しないと勝ち残れない。“ブラック企業”とか言われますけど、どんな環境でも得るものはあると思うので、それを利用してやる、くらいの気持ちで頑張ってほしいですね。

■私生活あっての仕事。一本筋の通った生活スタイルで、芸能界を生き抜いてきた

--「基本的なことをきちんとする」という意味では、坂上さんは毎日7匹の犬の散歩に加え、拭き掃除などお掃除もかなり念入りにされているそうですね。
坂上さんこれはもう趣味に近いんですけど、たとえば仕事が午後からなら、朝5時半〜8時半までは犬の世話、8時半から11時半までは掃除にあてます。タイマーを持ちながら、洗濯機まわして、カレー作って、その間に掃除をするっていう。超合理主義なんで、1つのことだけするのが嫌なんです。
--鋭い言動の裏には、一本筋が通った生活スタイルがあったんですね。
坂上さんやることやってないと、仕事はこないんで(笑)。どんな仕事でも、同じだとは思いますけどね。時間を守る、きちんと生活する。その延長線上に仕事がある、と思ってるんでね。若い時は逆で、まず仕事ありきで、私生活をないがしろにしがちなんですけどね。
--耳が痛い方も多いのではないでしょうか。さらに意外な一面としては、「書くことが一番好き」だそうですね。
坂上さん書く作業って、誰にも邪魔されない自分だけの世界ですからね。舞台や映画は、関わる人の数が多いじゃないですか。その点、書く作業は少人数でできるので違う楽しさがありますね。僕は基本的に引きこもりなので、さっきの掃除もそうですけど、ちまちました作業が好きなんです。
--書くだけではなく、新聞も毎日、隅から隅までお読みになるとありましたね。読書もお好きですか?
坂上さん読む時は読みますね。書く作業が終わったら集中的に読んで、また書く。周期がありますね。
--お好きな本があれば、教えてください。
坂上さん有名すぎて恐縮ですけど、浅田次郎さんの『壬生義士伝』ですね。最初に映画を見て、それから本を読んだんですけど、ドラマ撮影の待ち時間に控室で読んで号泣。大変なことになりました(笑)。浅田さんにお会いしたことはないですが、『壬生義士伝』を読んで、ものすごくパワーのある方だなという印象を受けました。
--では、坂上さんもいつか浅田さんのような…。
坂上さん無理無理(笑)。僕なんかとてもじゃないけど、到達できない境地ですよ。でも、書くことはこれからも続けていきたいですね。書くといっても舞台とか映画とか、映像ありきなんで、メインは映像と重ねあわせて書くという作業ですけどね。
--それでは最後に、今後の夢などをお聞かせください。
坂上さんないです!(笑)。とりあえず60歳で引退するのが夢といえば夢なので、そうするとあと13年。13年しかないとなると、本当にやりたいことしかやりたくないな、とは考えています。仕事を引き受けるのは簡単なんですけど、年も年なのできちんと取捨選択して、ちゃんと断れる人間でありたいな、と思ってます。
--今後ますますのご活躍を、お祈りします。本日はお忙しい中、ありがとうございました!
 

【取材】Shimobu Nakagami

偽悪のすすめ
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内容紹介
「嫌われることを恐れない生き方」ができれば、きっとその人の本質が個となって世の中に浮かび上がってくるはず。「嫌いなのは仕事とブス」「有り金はすべて大晦日の競艇に注ぎ込む」……世の中の顰蹙を買う数々の名言を残す坂上忍の生き様ここにあり!な1冊

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