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タレント、デザイナー、声優ミュージシャン、ママと多彩な肩書きで活躍中!千秋さんのアイデアが詰まったブログ本『苺同盟』

千秋さん
仕事、ファッション、趣味にいたるまで、好きなもの、気になることを中心に、日常をさりげなく綴った楽天ブログが大人気の千秋さん。TV番組「ウッチャンナンチャンのウリナリ」(NTV)で結成したユニット、ポケットビスケッツでミリオンセラーを連発し、02年に結婚。翌年に長女を出産し、大ファンという阪神タイガース戦の始球式で復帰して以来、そのユニークな活動と生き方で、多くの女性たちの注目を集めています。子どもの頃から憧れていたという芸能界で、さまざまな夢を叶え続ける千秋さんが綴ったブログが待望の単行本化!自ら撮影したお気に入りのものたちの写真もふんだんに盛り込まれた『苺同盟』の魅力、そしてご自身について伺いました。



千秋さんの本


『苺同盟』
『苺同盟』
千秋
アスコム
1,300円(税込:1,365 円)

『ベビーキャンディ』
『ベビーキャンディ』
千秋
主婦の友社
1,300円(税込:1,365 円)

『Room mix』
『Room mix』
千秋
ワニブックス
1,500円(税込:1,575 円)

『いろはにこんぺいとう』
『いろはにこんぺいとう』
千秋
宝島社
1,200円(税込:1,260円)

『Happyを攻略せよ』
『Happyを攻略せよ』
千秋
集英社
667円(税込:700 円)



千秋さんのオススメDVD


『デスパレートな妻たち シーズン2』
『デスパレートな妻たち シーズン2』
出演: テリー・ハッチャー
21,000円 (税込)

『デスパレートな妻たち シーズン1』
『デスパレートな妻たち シーズン1』
出演: テリー・ハッチャー
21,000円 (税込)


「デスパレートな妻たち」
関連作品はこちら>>



千秋さんのオススメCD


『WALK TOWARDS THE FUTURE〜JUN SKY WALKER(S) BEST〜 』
JUN SKY WALKER(S)
2,200円 (税込)


トイ・ドールズはこちら>>

プロフィール


千秋さん (ちあき)
10月26日生まれ。91年フジテレビのオーディション番組「ゴールドラッシュ」初代チャンピオンに選ばれ、芸能界デビュー。数々のバラエティ番組で活躍する一方で、「チロル社」「ribbon casket」のデザイナーとしてマルチに活動し、雑誌の連載も数多く手がける。蜷川実花とのコラボレーション『kissよりおいしいお菓子を教えて』(河出書房新社)、『Happyを攻略せよ』(集英社)、『千秋日記』(ベルシステム)、『いろはにこんぺいとう』『ストロベリースタイル』(宝島社)、『Room Mix』など、ライフスタイル、子育て、ファッションに関する著書も多く、育児エッセイ『ベビーキャンディ』(主婦の友社)も好評発売中。
オフィッシャルHP http://www.chiaki7.com/
千秋のブログ「苺同盟」 http://plaza.rakuten.co.jp/chiaki7

インタビュー


−−今回の取材は、『苺同盟』に掲載される写真を撮影中の千秋さんを訪ねました。


――先ほどブログを拝見したら、早速、今日の撮影中の様子がアップされていたので驚きました。どんな写真なのか全貌が明らかにされていないので、とても興味が沸いたのですが……。

千秋さん いい写真が撮れたと思うのですが、本が出るまでは見せないほうが面白いと思って、ブログに載せる時は写真をちょっと加工してみました。そんな仕掛けを考えたりするのが好きですね。たとえば、雑誌やブログでネタを振っておいて、それをテレビで受けたり。そうやって自分で遊んでいたりします。


――これまでにも多くの本を出されていますが、仕掛けのみならず、いつも企画から考えられるそうですね。

千秋さん 本を作る時は企画からデザイン、表紙のディレクションまで関わって、校正も自分でやります。今日は写真の上がりが良かったので、デザイナーさんと相談して色を変えたりとか。そうやって、ものを作るのが一番楽しいですね。せっかくこういうお仕事をしているので、自分にしかできないこと、といっても私がやりたいだけではなくて、本であれば、買って下さった方に楽しんでもらえるようにしたいんです。おこがましいかもしれないけれど、私のアイデアを紹介することで、みんながもっと楽になれたら、楽しくなれたらいいなと思うので。あとはCDでも本でも、洋服でも、手にとってもらった時に仕掛けがあるほうが楽しいと思うので、ポンとボタンを押してパッと何かが起こるということでなくても、こっちから見ると赤なのに、逆側から見ると白だったという風に、眺めているうちに違うものが見えたりするというものが好きです。


――ブログには、最近集めているものやファッション、阪神タイガースのネタと、本当にいろいろな話題が登場しますが、1冊の本にまとめるにあたって、どんな思いがあったのでしょうか?

千秋さん 今まで出した本は、これからママになる人や、若いママ向けのもの、子育て術、インテリアといったハッピーライフをテーマにしたものが多かったのですが、この本では初心に戻って、結婚しているとか、ママというのではなくて、どちらかというと素のままの私……自分のダークサイドを出そうと思いました。


――千秋さんのダークサイド、ですか!


千秋さん ママになってから見えてきたイメージではなくて、素のままの自分、毒もあるところをのぞいてもらおうと。あとは「こんな生き方をすれば楽しく過ごせるんだ」と感じられるような内容ですね。


――最近はママのイメージが強かったけれど、それだけではないと?

千秋さん そうですね。もっとオタクっぽいとか、なんていうのかな……そんな爽やかな人間ではない(笑)。どちらも本当の私ではあるけれど、今までは明るいイメージが強く出ていたとしたら、ゲームやアニメ、漫画好きなオタク的な面が出ていたり、阪神タイガースの勝敗に一喜一憂している普段の姿が出ています。ブログでは、本当にありのままの自分を出しているので。実際にはお母さんだったり、奥さんだったりするけれど、根本的な考え方は独身の時と変わっていない。もちろん、読んでもらえれば家族のこと、両親の話などもつれづれ日記みたいに綴っていますけど。提案というわけではないですが、もっと楽ちんに楽しく過ごす方法の参考にしてもらえればと思っています。


――もともと日記をつけるのは好きだったのですか?

千秋さん 日記は小学6年生の時から結婚するまで、毎日欠かさずにずっとつけていました。文章を書くのが好きで、作詞家になりたいと思ったこともあります。少し前までは本や連載の原稿は手書きでしたね。


――雑誌の連載もたくさんやられていますね。

千秋さん なのでいつも締め切りに追われていますが、書くことは好きですね。でも、ブログが一番書きやすい。1日何回書いてもいいし。連載の締め切り間近でも先にブログを書いていたりします。


――趣味の多さもさることながら、多彩な分野で活躍されていますが、もともとは歌手志望だったそうですね。

千秋さん 今も歌手志望ですよ。小学校6年生の卒業文集で、15年後に何になりたいかを書きなさいと言われて、他のクラスメートがアナウンサーとか保母さんとか、ピアニストといった職業を挙げた時に、「芸能人」と書いたら一番笑われたんです。でもその時、「絶対になってやる」と思った。それから10年ぐらい経って、あの時、みんなに笑われたけど本当に芸能人になったじゃない、と思いました。実際にクラスメートのその後をみると、初志貫徹していたのは私だけだったんです。


――オーディションを受けたり、タレント養成所に通ったことがないとか?


千秋さん そうですね。でも、絶対に芸能人になると思っていました。私自身が小学6年生の時の夢を叶えたので、以前、ボランティアで全国の小学校6年生の教室を訪れて、音楽の授業と夢の授業を1時間ずつやったことがあったんです。その時、どうやって夢を叶えたのか聞かれたのですが、自分が人より優れている部分があるとしたら、それは「絶対に夢を叶える」と思い続けられたことなんです。特別に歌が上手いとか、美人というわけでもないし、なぜ芸能人になれたのかといえば、絶対になると思い続けたからだと思います。

――夢を諦めずに思い続けるというのが、案外、一番難しい気がします。

千秋さん 私に才能があるとしたらそれだけで、周りの人に笑われても、夢を変えなかったこと。
芸能人になりたかった理由は、いろんな夢を叶えられると思ったからです。デザイナーになりたいと考えたこともあったし、自分で撮った写真を発表したいと思ったこともありました。作詞家にも興味があったけれど、そうした夢をすべて叶えられるのが芸能人だと思ったんです。デザイナーから歌手になるのは難しいけれど、歌手になれば衣装も作れるし、自分で作詞して歌うこともできるので。


――それはすごく面白いですね。デビュー以来、活動の幅をどんどん広げられていますが、今後やりたいことはありますか?

千秋さん 私の最大の目標は「歌手」で、それについてはまだ叶っていないのでやりたくて、今もバンドを組んで歌っています。デザインも今は子ども服が中心なので、大人の服をメインにしたものにも挑戦したいし、インテリアや車、それから空間を手がけてみたい。それから一番興味があるのは、寂れた遊園地とか、商店街、ホテルなどを、お金をかけるというのではなくて、アイデアとか工夫で盛り立てること。そういったプロジェクトに企画から取り組んでみたいんです。


――最後に、『苺同盟』をどんな風に読んでもらいたいですか?


千秋さん ゲーム好きな人も楽しめるし、私のデザインした洋服を買ってくれたり、ファッションに興味がある人はデザインの裏側を覗くこともできると思います。前からTV出演時の衣装の問い合わせを多く頂いていたので、ブログでは衣装も紹介するようにしています。お買い物の情報もあるし、TVでは紹介していない、趣味でコレクションしている私物なども載せているので、それも見て頂きたいですね。
あとは文章を1字1句、逃さず読んで欲しいです。ポンポン読めるような文章でありつつ、読み返すと違う意味があるようにしたり、句読点の付ける位置や、写真にもこだわっているので。最後まで読んでみるとわかる仕掛けや謎解きもたくさんあるので、ぜひ楽しんで頂きたいです。


――仕掛けに謎解き、ぜひ読み解きたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

マイペースで夢を叶えられたなら……そんな願いを体現する千秋さんの口からは、「自分が人より優れている部分があるとしたら、それは『絶対に夢を叶える』と思い続けられたこと」といった人生の核心を突く言葉が飛び出して、ハッとさせられることもたびたびでした。ブログの一文一文から、自分なりの生き方で、自由自在に活動を続ける千秋さんの個性が感じられる『苺同盟』。取材の際“謎が謎を呼ぶ、名古屋の年上の友達”と語られていた、あの超有名人の強力参加にもビックリの1冊で、そのユニークな世界観に触れてみて下さい。
【インタビュー 宇田夏苗】


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