楽天ブックス 著者インタビュー

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 「ヒロシです。オレが知りあう女の人はみんなお兄ちゃんと住んでいます」「ヒロシです。触ってもいないのに手から草の匂いがするとです!」悲しきピン芸人 哀愁の吟遊芸人「元ホスト」ヒロシの、初のお笑い作品集。『笑金』ファンじゃなくても、この自虐ネタ・ベストセラーを読み逃すな!

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ヒロシさん『ヒロシです。』
『ヒロシです。』
ヒロシです。オレが知りあう女の人はみんなお兄ちゃんと住んでいます…
ヒロシさん『ヒロシです。(2)』
『ヒロシです。』
ヒロシです。触ってもいないのに手から草の匂いがするとです…
ロザン菅インタビューロザン菅インタビュー
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プロフィール

ヒロシさん 
1972年生まれ 熊本県出身。趣味−熱帯魚飼育、特技−スポーツはできません。という哀愁の吟遊芸人「元ホスト」。金曜夜9時〜『笑いの金メダル』(ABC系)などに出演し、人気を博す。

インタビュー

ヒロシさんこの本を買ってくださった方がたくさんいるって聞いて、ああ、生きていればいいこともあるんだなって思ったとです。発売日の23日には、こっそり帽子をかぶって、本屋さんに見に行ったんですが、5〜6軒まわったんですけど……ナイんです。次の日、CDを買おうと思って、ブックオフに行ったら……置いてあったとです、半額で……ヒロシです。
−−本にするお話を聞いた時はいかがでしたか?
ヒロシさんうれしかったですねぇ。もともと、このネタも本に出せたらいいな、と、構想は妄想していましたから、頭の中で。思っていたものと、近いです、いや、それ以上になっています。グアビアのヒロシグッズとか作りたいスね。
編集担当中ページの写真は哀川翔さん、表紙カバーの写真は平井堅さんをイメージしてますから。
ヒロシさん写真撮られるのは、いっつもハズカシイんです。ただ、本のニュアンス的にはお笑いの人が作るネタ本ていうカンジのものにはしたくないって思っていたので、うまいこと編集していただいて。ネタがあって、解説があって、としか考えてなかったですから。
−−あ、ネタに解説がついている構成はヒロシさんのほうで考えてらしたんですね!上のネタは、あ、このネタだ、って思いますが、その下に小さく奥ゆかしくついてる解説は、ナマっぽくていいなって思いました。
ヒロシさんネタだけだと伝わりにくいのもあるから、解説みたいなのを作ったほうがいいんじゃないかなって。ぼくのやってるネタって、結局全部、自分が経験したイヤな思い出や過去のことなんですけど、結構「ウソだろ〜」って言う人がいるんですよね。だから、ああいう解説を書いておいたら「以外と本当だったんだ、たいへんだねヒロシも」って言ってもらえるかもしれないって……。
−−「ヒロシです。触ってもいないのに手から草の匂いがするとです」「ヒロシです。引きこもるほどのお金がありません!」「ヒロシです。俺のサドルがありません」……なんていうネタは、ほんとのこと、だったんですか!
ヒロシさんぼくの場合、ネタっていうのは、作るっていうよりも、過去を思い出す作業なんです。イヤなことを思い出すんですね。ネタ帳は、スゴイいっぱいあるんですよ。グチをいっぱい書いたのが、何冊も何冊も。一個一個はささいなことかもしれないけど、ほんと、ぼくの場合は不運が続きすぎるので、ダメージが大きいんです。またかよって…。たとえば、「ぼくが約束する女の人は、当日になると風邪をひきます」って言ってますけど、それも1回や2回じゃないですからね、もう毎回、常に風邪を引いてますから、ぼくが好きになる人は。頭をかかえます…。
−−そういうヒロシさんですが、ホストをやってらしたこともあるんですね。
ヒロシさん最初はコンビで漫才をやってたんです。ただ、女性にあまりにもウケなかったんで、相方がやめたいって言い出して。だってね、ライブが終わるとお客さんにアンケートを書いてもらうんですが、ぼくたちのコンビを見て「死ね」だの、「なんで出てるんだ」とか書いてあるんですよ、カワイイ字で。そういうのを見て相方は、「もういやだ」ってやめちゃったんです。ぼくはなんとか売れたいと思っていたんですが、ひとりだとどうしたらいいかわからないまま、ホストになっちゃったんですね。ホストは3年間やってやめて、次に何をしようって思った時に、足つぼマッサージかマンガ家になろうと思ったんです。

それで、4コママンガを描いて、投稿する準備はできてたんですけど、投稿の最低条件が4コマだったら10本描かないといけない。最初は丁寧に描いてるんですが、あきらかに最後はテキトー。プロとしてやっていくんだったら、毎週こんなに描かないといけないとしたら無理だと…。足つぼツボマッサージは、調べてみたら、学校に行くのにお金がかかるんですね…。それで、お笑いだったらタダでできるって思って、お笑いの世界に戻りました。正解でしたね。…4コママンガもとってありますけど。
−−ネタも本当に絶妙なリズムですね。本で読んでも笑っちゃいます。
ヒロシさん昔のネタ帳を見たら、ニュアンスは一緒なんですけど、長かったり、ちょっとずつかわってきて今の形になってるんですね。何回も何回もライブにかけて、さばきやすい、ウケる形になってきたんですね。
−−今のスタイルもそうやってできたんですか?
ヒロシさんさん スタイルというか「ヒロシ」というか、もともとぼくってこんな性格で。実際グチばっかり言ってましたから。昔はお笑いの人はテンションが高くないといけないと思って、むりやりあげてましたけど、本当はテンションも低いし。自分を素直に出したのが「ヒロシ」です。目を伏せているのも、お客さんの目が見えると緊張するので、見えない状況を作ってやればいいと思って。ポケットに手をいれているのも手の震えを隠すためにできたスタイル。悲しいことに…本当です。
−−舞台でバックに流れてる曲は?
ヒロシさん「ガラスの部屋」って曲ですけど、ツタヤにレンタルCDを5〜6枚借りに行って、それをかけながら「ヒロシです」って言ってみて……自分で選曲しました。ネタを覚えるのも、家で自分が吹き込んだカセットテープをかけながら。何回も練習します。テープというのがいいでしょ、MDでなくて。ラジカセしか、ぼく家に持ってないんで…。
−−舞台でまちがっちゃったなんてことは?
ヒロシさん今まではなかったんですけど、ついこの間ありましたね。一回言ったネタをもう一回言ってしまったんです、ライブで。はじめてでした…「あ、しまった」と思って、「……も一回言ってしまったとです…ヒロシです。」って。すごい恥ずかしかったですね。セリフを噛むのはある程度予測してるんですけど、同じの言ってしまうとは。
−−では、最後に読者にヒトコト
ヒロシさん世の中にはツライ思いをしている人って、いっぱいいると思うんですよ。たとえば、ぼくみたいにモテない男の人なんですけど、想像もしないような苦労をしているので、その男の人たち、ツライだろうけど、がんばって幸せになりましょうよ。あと、女の人には、モテない男の人たちも一生懸命生きているので、優しくしてください……ヒロシです。
−−今日は、本当にありがとうございました!

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