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たった6日間の中にめくるめくドラマ!男が結婚を決めるまでのリアル&スピーディな展開が痛快!細川茂樹さん初の小説『それでも僕は結婚したい』

投資評論家、家電俳優としても活躍中の俳優、細川茂樹さんが、今度はなんと恋愛小説の執筆に挑戦! 構想2年を経て書き上げられた小説のタイトルは、なんと『それでも僕は結婚したい』。主人公は家電量販店のスタッフ、とまさにご自身を投影したかのような設定。どこまで細川さん自身の結婚観が投影されているのか、ズバリ本音を探ってきました。

プロフィール

細川茂樹さん (ほそかわ・しげき)
俳優。岐阜県出身。1994年に俳優デビュー後、バラエティ番組などに活躍の幅を広げ、2005年には『仮面ライダー響鬼』で現役最年長の主役ライダーを務め、世間の話題を呼んだ。現在は、映画から報道番組まで幅広い分野で活躍。また、株式や資産運用、さらには家電への知識・造詣が深く、投資家や家電評論家としても活躍中。自身初の書き下ろしとなる灰店舗家電恋愛小説『それでも僕は結婚したい』(講談社刊)が9月30日発売に。
公式ブログ『Code name=√sg』  http://ameblo.jp/shigeki-hosokawa/

インタビュー

細川茂樹さん

−−今どきの結婚事情がリアルに描かれていて、とても面白かったです。そもそも本を書こうと思ったきっかけは?
細川さん2年前にあるプロデューサーから「映画を撮ってみない?」と言われ、そのための台本をまず書こうとして、構想がまとまりかけた頃、小説化のオファーもいただいたんです。ですから、題材探しも映画の撮影を念頭に置いてました。男女分け隔てなく見てもらえる=「コンカツ話」というのがストーリー構築の発端。ただ、映画の台本用だったので、ロケがしやすい、配役が浮かびやすい、スポンサーがつきやすい(笑)などが構想の下敷きになっています。
−−確かに、主人公が家電量販店スタッフとなると、いろんなスポンサーが取れそうです(笑)。そんななかで、結婚をテーマにした理由は何だったんでしょう?
細川さんいくつかあるんですが、ひとつは最近出回っている「婚活」という言葉にちょっと引っかかってたことかな。婚活って……なんだかねえ?「結婚」という形だけが欲しいように受け取れちゃうんですよね。同じように、「離活」というのも、別れてハッピーになりましょうってことなんでしょうけど、すごく安易な感じがして。結婚していない僕が言うのもなんですが、結婚って家族を作っていくことじゃないの?と、納得がいかなかったんです。好きだっていうだけじゃなく、お互いの家族を理解し合って、二つの家族がくっついて、また新しい家族ができていくってことだと思うんですよね。そんなことを思っていた矢先、あるイベントがあって、その打ち上げを中華料理店で開いたんです。そこでたまたま「細川さん、なんで結婚しないの?」と突っ込まれて…。
−−小説内に出てくる、離婚経験者が集う会「お節会」を思い出させますね。
細川さん まさに、あのシーンは、このときの打ち上げがモデルです(笑)。その場にいた人を見回してみると、同じ円卓にいた約10人中、なんと8人が離婚経験者だったんです。
−−すごい高確率!
細川さん僕らの業界は結婚も遅いし離婚率も高いという、ちょっと特殊な特徴があるのは事実ですが、それにしても多い。それで「なんで離婚したのか、一人ずつ話してみてよ」と、逆にいろいろいきさつを聞いたんですよね。もう3〜4年前のことですが、そのときの赤裸々な話がけっこう衝撃的でずっと頭の中に残っていたんです。確かに結婚は幸せなことだけど、お互い理解しあえなくて別れてしまうこともある。だから、結婚と離婚って同時に考えていかないといけないんだなあって。でも、その割に離婚の知識って少なくないか?と疑問に思って調べ始めたのも、この本を書いたきっかけのひとつですね。
−− 打ち上げでのお話は、結婚観が揺らぐような衝撃的な話も多かったのでは?
細川さん はい。でも、すごく不思議だったのが、離婚経験者は口を揃えて「また結婚したい」とおっしゃるんですよね。「結婚はラクだけど、離婚はハードだよ」とみんな言う割に、男女を問わず「また結婚したい」とおっしゃる。そう思わせるのって何なんだろう?って思いましたね。もう僕には未知の世界ですよ。どっちも経験ないから。あと、法的にくっついたものを離すという苦労もすごいらいしい。これは、皆さんの体験談がとても切実でした。円満に別れるなんてことはほぼ皆無で、必ずどちらかがゴネるみたいですね。そう思って世界の離婚事情を調べたんですが、イタリアのベルルスコーニ元首相の奥様やタイガー・ウッズの元妻などを見ると、ものすごい金額の慰謝料を提示してるでしょう? 男は大変ですよ(苦笑)。だから、この本を通して、女性には“しっかり守られてるんだよ”と言いたいし、逆に、“男性には安易に相手を選ぶんじゃなく、リスクと責任が返ってくるからちゃんと選ぼうね”と言いたいですね。

結婚相手選びの際に、重要視するポイントは?

−−そんな話を集めてしまうと、細川さんの婚期がますます遠のくのでは…?
細川さんいや、僕はもうこの年齢なので、冗談でつきあうことはできません。お弁当で例えると、僕は、好きなものは最後まで取っておくタイプ。だから、結婚という楽しみも先に取っておいてあるというか。どこかで結婚に対して夢を抱いてますし、後に一緒の家族になる人が出てきたらいいなという思いも込めて書いてますね。
−−主人公のタケシは、いずれ結婚するだろうとは思いつつ、プロポーズを迫られてかなり迷っていますが、細川さんの気持ちも少なからず投影されている、と。
細川さんどうでしょう(笑)。もちろん、僕が日頃思っていることは、主人公なりヒロインなりに、かなり言わせてますけどね。ただ、僕だけでなく、結婚していいような年齢で、借金などのハンディがあるわけでもなく、かわいい彼女もいる。ヒロインの涼子のように「(結婚するかしないか)1週間で答えを出して」と迫られることはなくても、彼女から「そろそろ結婚してもいいんじゃない?」という暗黙のプレッシャーをかけられる。なのに、結婚しない男性って多いと思うんですよ。何でその状況で結婚しないのかっていうね。
−−むしろ聞きたいです! 男性心理としては、どんな思いなんでしょう?
細川さん簡単に言えば、女性より男性の方がのんびり過ごしているからじゃないですか?だから、女性から急かすというのもアリだと思いますよ。いくつになっても男は子どもだと言われますが、まさにその通りで、人生設計は女性の方がきちんと立てていると思いますしね。
−−でも、女性としては、やっぱり男性からプロポーズされたいです!
細川さん そこがすれ違いなんでしょうね。主人公のタケちゃんは、もはや草食系を越えた“植物系”にしてしまいましたが、動物ですらない彼らは、自ら積極的に人生の物事を運んでいくというのが不得手なのかもしれない。だからこそ、ちょっとワガママな涼子を受け止めてあげるくらいのキャパシティを持つのも、男としては大事だなと思います。実際に涼子みたいなタイプの女性がいたら、僕には支えるキャパシティはありませんけど(笑)。
−−本の中に出てきた、「結婚に不向きな10のチェックポイント」が面白かったです。実際に指を折ってチェックしてしまいました。
細川さん あれ、いいでしょう?(笑)。ヒロインの涼子は全項目が全滅なんですが、実はそれでOK、というのは僕の結婚観が出ているかも知れません。見栄っ張りと聞くと嫌なイメージですが、裏を返せばいいものを知ってるということ。浪費家というのも、借金をせず自分の収入のなかでやりくりしているのであれば、お金の使い方がわかっていると言える。自己中心的であったり、思ったことをすぐ口に出したりするのも、どうしたいのかという自分の意見があるからこそ。合う人を探していると永遠に出会えないかもしれないけれど、根底に「好き」があって、細かな違いを受け入れられる人を探すのがいいのかなと思います。
−−収入、身長などたくさんの条件を挙げて、自分にピッタリの男性を探そうと婚活している女性には、耳が痛い話かもしれません。
細川さん条件も選択肢のひとつだとは思うんですが、最終的にはお互いに話し合うしかないですよね。僕は、草食系男子って実はほとんどいないと思ってるんです。この人を僕の彼女にしたい。僕の家族になって欲しい。そう思ったら、男は動きますよ。だから、そうじゃないんですよね。そう思える女性がいないから、草ばっかり食べてるんじゃないかなと。でも、好きになったら積極的に動くだけの行動力はあるはずだと思うんです。
−−現代男性にも、ちゃんと肉食系の血が流れてるようで安心しました(笑)。
細川さんまあ、僕がそうあってほしいと思っているだけかもしれませんけどね(笑)。実際、フットサルチームの若い男性メンバーと話をしていると、僕のセオリーが当てはまらないなと思うメンバーもいますから。彼らは、女性から積極的に行かないと動かない。デートひとつとっても、現地集合・現地解散、デート代は割り勘で、なんて僕の感覚ではありえないですよね。僕らの時代はドアtoドアで送り迎えして当然で、車種まで限定されていましたから(苦笑)。そういう意味では、女性が物わかりよくなってしまったのかもしれないですね。もしかしたら、もっとワガママでもいいのかもしれない。

あなたは現在、結婚するための活動をしていますか?

−−なるほど。この本は三部作の第一部ということなので、主人公のタケちゃんの結婚生活がどうなっていくのか、とても気になります。
細川さん三部作と言っても、タケちゃんの話はこれで終わりなんです。今後は男の人生の三大行事みたいなのを書いていきたいと思っています。ひとつは今回の小説のテーマである「結婚」でした。あとの二つはお楽しみです。
−−えぇっ? 男の三大テーマ……気になります! でも、結婚後の話も見たい!!
細川さんどうでしょう? たくさん売れたら、もしかしたら続きがあるかもしれませんね(笑)。映像化もしたいですが、それも第一部の売れ行き次第です。
−−すごくテンポ良く読めたので、映像でも見てみたいです!
細川さん10代の若者にも読んでもらいたかったので、テンポの良さは意識しました。特に若い子には「結婚教育」を受けるチャンスがない。なぜ結婚するのか、どんな結婚をしたいのか、この本を参考にしてもらえるとうれしいです。
−−それにしても、最新家電に囲まれたタケシの生活、とても楽しそうです。
細川さん小説に出てくる家電は、みんな実際に僕の自宅にあるものです。正直、家事が苦手な女性でも、僕はあまり気にしないですね。たとえば、すっごく美味しいハンバーグのレシピひとつを知っていて手作りで用意してくれる女性と、300通りの電子レンジレシピを知っていて家電を駆使して料理をする女性、どちらがスゴイと思うかといったら間違いなく後者ですね。何品でも作ろうとしてくれたんだと愛情すら感じます。
−−プロポーズまでもが、家電がらみだったのはちょっと笑いました(笑)。家電王子の本領発揮ですね。
細川さんそこはお約束でしょ(笑)。実はその部分は書き直したんです。最初はすごくありきたりな言葉だったんですが、どうも自分の中でしっくりこなくて。やっぱり違うと思って、原文に直しました。あの言葉がなかったら、女性もプロポーズを受け入れるのもウソっぽくなったんじゃないかと思います。やっぱり、プロポーズはオリジナルの言葉で語れるかどうかが大事だと思います。
−−近い将来、細川さんのプロポーズの言葉を聞ける日を楽しみにしています(笑)。

この本を立ち読み

それでも僕は結婚したい 細川茂樹

結婚相手のチェックポイント10
×ばかりついた人こそ…♪
【1】肉食系彼女に結婚を迫られた草食系主人公!結論を出すまでのめまぐるしい6日間がリアル!
【2】男ってどうしてこんなに煮え切らないのか…理由がこの本を読んでやっと分かりました(笑)。
【3】小説のあちこちに最新家電が次々登場!ただしご本人の結婚は、家電を選ぶようにはいかない様子

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  • ★すごく面白かったです。「ええっ、嘘ぉ〜」ってところもありましたが、狙ってるのかも…。表記のしかたがメール風味で、最最新新情報てんこ盛りで、「なるほど」と思わせる古風なところもあり、結婚する人は読んでおいたほうがいいかもネ、でした。

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