楽天ブックス 著者インタビュー

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19歳で家出、同棲、1200万円貢ぎ伝説……大ブレイク中の女芸人・いとうあさこさんが自身の半生を
秘蔵写真と本人書き下ろし原稿で綴った、40歳にして処女作。いとうあさこさん『あさこ40歳。〜私、生きてる!〜』 

「浅倉南、39歳!」などの自虐ネタで、世のアラサー&アラフォー女性たちからの絶大な支持を集めている、いとうあさこさん。三十路の壁を無事!クリアしたいとうさんが、生誕40周年記念自伝本『あさこ40歳。〜私、生きてる!〜』 を出版。裕福な家庭に生まれ、東京でも屈指の名門女子校で学んだあさこ。だがある日、家を飛び出して……。幼少期の思い出からヒモ男たちのために馬車馬のように働いた20代前半。その後、10年もの下積みを経て売れっ子芸人になるまでを綴った、熱いドラマあり、笑いありの1冊について伺いました。

プロフィール

いとう あさこさん
1970年6月10日生まれ。東京都出身。私立雙葉高等学校卒業。マセキ芸能社所属。 97年≪ネギねこ調査隊≫を結成。01年NTV「進ぬ!電波少年」の企画“電波少年的15少女漂流記”に参加。03年にコンビ解散後<いとうあさこ>として活動開始。NTV「エンタの神様」でのウクレレを弾きながらの自虐的な漫談、フジテレビ「とんねるずのみなさんのおかげでした」での80年代アイドルの細かすぎて伝わらないモノマネや、「爆笑レッドカーペット」での「浅倉南、39歳!」の自虐ネタで大人気に。現在はテレビ、ラジオ、CMなどで幅広く活躍中。DVD『天真爛漫〜一度おさわがせします〜』も好評発売中。
いとうあさこ オフィシャルブログ「チルチルミチルチル」http://ameblo.jp/ito-asako/

インタビュー

いとうあさこさん

−−去る6月10日に40歳を迎えられたそうで、遅ればせながらおめでとうございます!
いとうさんどうもありがとうございます。
−−40歳になってみて、気持ち的に何か変化はありましたか?
いとうさん誕生日前のほうが「40か……」と気にしていましたね。「浅倉南、40歳!」って言ったらさすがに引かれるよな〜とか(笑)。重いとか、かわいそうだと思われるんじゃないかと結構悩んでいたんです。でも誕生日の当日、淋しさを感じないで済むように単独ライブをやったらすごく楽しかったんですね。ライブの後にはバースデーパーティを兼ねた打ち上げをやって、いろいろな方にお祝いしていただいて。おかげで「こんな幸せなことはないなあ」と感じながら、40代に突入できました。といってもまあ、来るところまできたかな、とは思いますけど(笑)。
−−ご本人を目の前にして言うのもなんですが、肌のつやといい、かわいらしさといい、とても40歳には思えません!
いとうさんいやいや、それはたんなる誤解ですよ。これ、私の持論なんですけど、いわゆる40歳のイメージから極端に外れているから、40女がレオタード姿で「浅倉南!」なんて、まさか言うわけがないと思っているから、みなさん「若い」という言葉で、自分を納得させているだけなんです。ちゃんと肉体は40歳、クタクタボロボロですから。6月9日から10日に日付が変わる時は、事務所でひとり、誕生日ライブ用にAKB48の「RIVER」の歌フリのコピーをしていたんです。ところがうちの事務所の絨毯が固くて、2時間踊ったら膝に激痛が!しかもそこまで頑張ったのに、ライブの後半でフリを忘れて、即興ダンスを披露したという……だから脳も40歳です(笑)。
−−いろいろな意味で思い出深い誕生日だったようで(笑)。そもそも本を書いたきっかけとは?
いとうさん1年ほど前、親しくさせていただいている講談社の「TOKYO★1週間」の編集の方と飲んだことがあって、たまたま本の話になったんです。でもまだ本を出すような立場ではないし……と思っていたら、その方が本のことを覚えていてくださって。ただ正式決定したのが今年の4月末で、生誕40周年に出版するには、2週間で書き上げなければ間に合わない。だからもう四六時中、現場でメイクする間もパソコンに向かい続けて、なんとか3日遅れで書き上げました。
−− 2週間で1冊書き上げたとはすごいですね!執筆中はどんなことを考えていたのですか?
いとうさん幼稚園時代のことや付き合った人のことだとか、走馬灯のように40年間が頭の中をかけめぐりました。パソコンを打つ指が止まることはなくて、書いている間はすごく楽しかったんですよ。私、子供の頃のことはよく覚えているんです。逆に最近の記憶が曖昧で(笑)。そんなこともあって、ごく最近の気持ちは対談形式でお伝えしようと思い、同い歳で前からお会いしたかった相田翔子さん、それから、今の私のほぼすべてを知っているオアシズの大久保佳代子さんにご登場いただきました。

いとうあさこさん

−−相田さんとの結婚観などについてのゆったりとした会話、逆に大久保さんとは丁々発止の本音トークが続いて、読んでいてとても楽しかったです。あらためてご自身の半生を読んだ感想は?
いとうさん40年はそれなりに長いというか。でも振り返ってみて、すごく嫌だったことも後悔もないんですね。真剣にアイドルになりたかったので、かわいく生まれたかったというのはありますけど(笑)。あとはつくづく感情のまま好きなことをやってきたなあと。最初はアイドル、その後はミュージカル女優を目指していたのに、今、こうしてお笑いの世界にいるんですから。好きなことをやっていればどうにかなるのかな、とも思います。今の子たちに比べて、気楽でいられた世代だったのかもしれないし、実は自分は自由だったことに気づきましたね。
−−もともと良家のお嬢さんだったのが、19歳で家出を決意された理由とは?今振り返ってみて、ご両親はいとうさんに、何を望んでいたのだと思いますか?
いとうさん両親はたぶん、普通に就職して、結婚して欲しかったのでしょうね。私が何かになりたいと言えば、必ず反対されましたから。それがどうにも耐えられなかったわけですが。でも結局、お笑いという一番極端なところに落ち着いてしまったという(笑)。
−−今はご両親も応援してくれているそうですね。
いとうさん母はいとうさあさこマニアみたいに、私の記事を集めてくれていますし、父もブログを覗いてくれているみたいで、本当にありがたいですね。私、外面がいい子で、家ではあまり話さなかったんです。だから親との関係を修復するまで時間はかかりましたけど、今はすごく仲がいいですね。かなり親不孝をしたと思いますが、離れていたからこそ、両親の人としての面白さもよくわかった気がします。
−−それにしても驚いたのは、20代で3人の男性に1,200万円を貢いだエピソードです。しかも、そんなヒモ彼氏たちをいとうさん、まったく責めていないですよね?
いとうさんだって責める理由がないですから。ちょうどバブルの頃だったから、割のいいバイトがたくさんあって、相当働きましたけど、月に60万ぐらいは稼げたんです。貢いだ、とは言ってますけど、自分が好きで働いていたわけだし、お金に関しては返して欲しいと思ったことがないですね。それに私、飲み友達から恋人になるパターンが多くて、付き合う相手はめちゃくちゃ気の合う人ばかりだから、彼氏との生活自体はすごく楽しいんですよ。ただ、この本に書いた3人目の彼に、実は奥さんがいたと知った時は、さすがにビックリしましたけど(笑)。
−−叔母さんと暮らしていると聞いていたのに、実はそれが奥さんだったという…… すごすぎます。
いとうさんでも、その彼が別れた後も唯一、一緒にご飯を食べている相手なんです。
−−そうなんですか!!
いとうさん基本的には元彼と友達になるタイプではないんですけどね。一緒に飲みながら「あれないよね、嫁がいるとかさあ〜」なんて、文句を言っている自分がちょっと良くない?みたいな(笑)。
−−なるほど(笑)。それにしても家出、同棲、その間にミュージカル学校に通い、そこからお笑いの道に進まれたとは……いとうさん、いったん決めるとどんどん行動していきますね。
いとうさんその時々で一生懸命ではありましたね。この本を書くにあたって、何歳で何をしていたかを調べたら、自分が思っていた以上に早いスピードで行動していたことに気づいて。24歳でミュージカルの学校に通い始めたと思っていたら、最初の彼氏に貢ぎ始めて2、3年で学校に行っていた。だから、ああそうか、この頃には毎月の生活費の支払いペースを掴んでたのかって(笑)。

いとうあさこさん

−−「自分にとっての恋愛は、相手と楽しい時間を過ごせるかどうか。だからお金については頓着しない」と書かれていますが、今でも、1,200万貢いだ後も、その気持ちに変わりはないですか?
いとうさん変わりないですね。ただ、40代で貢ぐのはちょっと違うかなと。「僕、ニート40歳!」と言われたらさすがに引きますし(笑)。稼ぎがなくても、好きなことをやっている人ならいいんですけど。
−−ちなみに現在の恋愛状況は?
いとうさん本当にないんですよ〜。今年の初めにちょっといいなと思う人はいたんですけどね。ある日、その彼と二人で飲んでたら、いきなり正座して話があると言われて。「もしかして告白される!?」って思ってドキドキしてたら、「お金を貸してください」と頼まれて、もう震え上がりましたよ。だけどそんなそぶりは一切見せずに、「いくら?」って聞いたら20万。それでわーっと泣いてしまったんです、傷ついて。相手はビックリしてましたけど、あの涙で私の気持ちはバレバレでしょうね。
でもその翌日、松野大介さんのトークライブに出させていただいた時、腫れた目のままお客さんにすべてをぶちまけたらすごく受けて。おかげで立ち直れている自分が、ゆがんでいるなあと思いました(笑)。こんなことをしていたら、いとうあさこと付き合ったら、ネタにされると思われるかも(苦笑)。
−−最後に40代の野望とは? 気が早いですが、来年の誕生日はどんな風に過ごしたいですか?
いとうさん最大の望みは、やっぱり健康です。41歳の誕生日は……こうしていろいろなお仕事をいただけるようになって、何よりもうれしいのは、飲みに連れていける後輩の人数が増やせるようになったことなんですね。私、飲み代以外にお金を使うことがほとんどなくて、おいしいお酒を後輩たちと飲めれば幸せなんですよ。実は30歳の誕生日、年齢の重みに耐えきれずにワインを飲みまくって、めちゃくちゃになったことがあって。あんなことには絶対にならないように、来年の6月10日までついてきてくれる後輩を今から捕まえておこうと思います(笑)。
−−いとうさんのさらなる弾けっぷりを楽しみにしています。本日はありがとうございました!

この本を立ち読み

『あさこ40歳。〜私、生きてる!〜』

30超えの女性なら心のどこかに
かならず「あさこ」を飼っている!
【1】アラサー・アラフォー女性ならひとつは共感できる爆笑ネタや自虐話が満載!みんな、どこか、ちょっと「あさこ」だと気づきます!
【2】悲惨な話も爆笑と苦笑いで!人のせいにしない前向きな笑顔に、このうえない勇気と元気をもらえます!マネはできないけど!
【3】こんなかわいかったんだ…と驚く少女〜お嬢様時代の写真もてんこもり。貢いでいた20代のあさこさんのカワイさにも注目!

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  • ★自分の年齢と比較して読んでいて一瞬面白く救われる気がした部分もあったのは事実ですが、結論として一般平民では真似できないことばかり。30分くらいで読める内容の本なのに、読み終わった後数日間虚しくなる瞬間度々あり…。

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