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『Little DJ―小さな恋の物語』

感動のベストセラー『Little DJ―小さな恋の物語』神木隆之介「レコード初めて」 鬼塚忠「神木君しかいない」

 海辺の病院に入院した少年・太郎の、院内でのDJ経験を通した人々とのふれ合いや淡い恋を描き、20万部を超えるベストセラーとなっている鬼塚忠さんの小説『Little DJ―小さな恋の物語』(ポプラ社)が、神木隆之介さん主演で映画化されます。12月15日の公開を前に、著者の鬼塚さんと主演の神木さんに話をうかがいました。


原作及び関連本


『Little DJ 小さな恋の物語』
『Little DJ―小さな恋の物語』
1,260円(税込)

『Little DJ小さな恋の物語official photo book』
『Little DJ小さな恋の物語official photo book』
1,575円(税込)

コミック『Little DJ 小さな恋の物語』
コミック『Little DJ―小さな恋の物語』
590
円(税込)


神木隆之介さんのDVD


『遠くの空に消える前』
『遠くの空に消える前』
2,500円(税込)

『妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション』
『妖怪大戦争 DTSスペシャル・エディション』
4,935
円(税込)


プロフィール


鬼塚忠さん (おにつか ただし)
65年生まれ。鹿児島大学卒業。在学中2年間の英国留学。01年、作家エージェントの会社アップルシード・エージェンシーを設立。著書に『ザ・エージェント』(ランダムハウス講談社)、『海峡を渡るバイオリン(共著)』(河出書房新社)など。

神木隆之介さん (かみき りゅうのすけ)
93年生まれ。NHK大河ドラマ『義経』や朝の連続テレビ小説『どんど晴れ』や「探偵学園Q」(日本テレビ)など多くのテレビ・映画に出演。05年、映画「お父さんのバックドロップ」で日本映画批評家大賞新人賞を受賞。06年、映画『妖怪大戦争』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

映画「Little DJ―小さな恋の物語」公式ホームページ:http://www.little-dj.com/

インタビュー


−−原作を読んだ感想は。


神木さん 映画とは設定など違う点がいくつかあるけど、でも作品が持つ「あたたかさ」は同じだと思いました。違う角度から伝わってくる感じですね。


神木隆之介さん−−ベストセラー小説の主演ということで、プレッシャーはありましたか。

神木さん 変な意味でのプレッシャーはなかったと思います。ただ、台本をいただいてみると、初めて挑戦するものが多かったですね。DJ、恋、病気という三つの初挑戦。だから、まずは目の前のものに挑戦していこう、新しいものに挑戦していこうという思いでした。
 

−−役づくりで心がけたことは。

神木さん     病気とDJのところですね。ぼく自身、小さなころに病気になったことがあるらしいんですけど、物心つく前なので覚えてないんです。それからはずっと健康で。だから家族とか周りの人たちに相談して、病気の話を聞きながら演じました。あとDJの方は、撮影の前にDJ経験者にいろいろ教えてもらいました。


−−太郎との共通点はありますか。

神木さん     ぼくのおじいちゃんが昔、よくラジオで野球中継を聞いてたんです。それを隣で聞きながら、ぼくも野球のまねをしてたんです。偶然にも、そこが太郎との共通点でした。それと友情。太郎と(友だちの)クラッチとのキャッチボールとか。ぼくも友だちとよくしてたから。ただ、たまきとの恋のようなものは初めてでした(笑)。


神木隆之介さん−−鬼塚さんは、この作品を執筆するにあたり、最初から神木さんを念頭に置いていたそうですね。

鬼塚さん     作品の構想が固まった時点で、神木君がベストだと思いました。理由は二つ。一つは困難な状況で愛とか優しさとか、そういうものを表現できるのは神木君しかいないということ。もう一つは、この作品が頭に浮かんだとき、自分で言うのも変な話ですが「(この作品を)歴史に残したい」と思ったんです。で、歴史に残すのなら、今をときめく役者・神木君しかいないと思ったんです。


−−執筆のきっかけは。

鬼塚さん     日本女医学会の山崎倫子名誉会長の評伝を書こうと取材した際、彼女が院長だった病院で院内放送をしていた少年の話を聞いて、その瞬間、自分の中でイメージが沸いたんです。徐々にキャラクターが固まり、話の輪郭が見えてきて、神木君の顔も浮かんできました。


著者の鬼塚さんと神木さん
著者の鬼塚さんと神木さん
−−作中では神木さんの世代から見ると、やや古い楽曲が多用されていますが、これについてはどんな印象でしたか。

神木さん 古いとは思いませんでした。知ってる曲もあったし、気に入った曲はi-podに入れて聞いてたし。実はぼく、現場で初めてレコードに触れたんです。レコードという存在は知ってたんですけどね。針も初めて落としました。たぶん自分が生まれてない時代のものだからかもしれないけど、レコードって大人っぽいイメージですよね。触れてうれしかったし、すごくかっこいいと思いました。

鬼塚さん 確かに、あの時代は音楽が今ほど手軽ではなかったよね。お金を出して買う、とても貴重な存在だった。

神木さん 何となく思うんですけど、70、80年代の方がいまよりもよかったような気がします。人間らしさが残っていた感じで。いまはスイッチを押すだけだけど、例えばレコードの場合、針は自分で落とす。改めて、こんな時代もあったんだなぁ、という思いがしました。同時に、針を落としたときの達成感。「あ、流れた」っていう。新鮮な印象でした。


神木隆之介さん−−この作品はどのような方に読んでほしい、観てほしいと思いますか。

神木さん    例えば、同い年の人なんかがいいです。素直になれない。言いたいのに恥ずかしくて言えない。そういう人を素直にしてくれる作品だから。ぼくも反抗期なもので(笑)。簡単に言うと、汚れた心をきれいに洗い直してくれるという感じでしょうか。


−−最後に読者のみなさんへ、一言お願いします。

神木さん 「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか、たったそれだけの言葉をなかなか素直に言い出せないことがあるけど、でも、そういうのが、実はすごく重みがあって大切な言葉だと、この作品でぼく自身、実感しました。すごく優しくなれる作品です。ちなみに映画の公開は12月15日からですが、クリスマスにはぜひデートもしてもらって、この作品も観ていただければと思います(笑)。

鬼塚さん     本と映画では、ややアプローチが違います。ぜひ原作の小説を読んでいただきたいし、映画をご覧いただきたいです。本、映画、公式ブック、サントラ、コミックなどなど「Little DJ」の世界に、さまざまな形で触れていただければと思います。












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