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北京五輪でつかめ、金メダル!「負けを知ったとき、初めて勝つことができる」北島康介選手の軌跡を描く『北島康介 夢、はじまる』

北京オリンピック競泳日本代表の北島康介選手の生い立ちから、北京オリンピック出場までの軌跡を描いた物語『北島康介 夢、はじまる』(学習研究社)が7月に刊行された。オリンピックでの活躍が期待される中、意気込みや決意など、北島選手と著者の折山淑美さんに語り合ってもらいました。


折山淑美さんの本


『北島康介 夢、はじまる』

『北島康介 夢、はじまる』
1,260円(税込)


『北島康介〜世界最速をめざすトップアスリートシリーズ・素顔の勇者たち〜』
『北島康介 世界最速をめざすトップアスリート〜シリーズ・素顔の勇者たち〜』
1,050円(税込)

『末續慎吾×高野進栄光への助走〜日本人でも世界と戦える!〜』
『末續慎吾×高野進 栄光への助走〜日本人でも世界と戦える!〜』
580円(税込)

『眠らないウサギ〜井上康生の柔道一直線!〜』
『眠らないウサギ〜井上康生の柔道一直線!〜』
1,575円(税込)

『誰よりも遠くへ〜原田雅彦と男達の熱き闘い〜』
『誰よりも遠くへ〜原田雅彦と男達の熱き闘い〜』
1,575円(税込)


オリンピック関連本


『Venus北京〜篠山紀信北京オリンピック女子アスリート写真集〜』
『Venus北京〜篠山紀信北京オリンピック女子アスリート写真集〜』
1,890円(税込)

『シン!〜笑ってるとね、いいことあるんだよ!!』
『シン!〜笑ってるとね、いいことあるんだよ!!』
1,260円(税込)

『がんばれ!全日本女子バレー〜北京オリンピック応援バイブル ブルーガイド・グラフィック〜』
『がんばれ!全日本女子バレー〜北京オリンピック応援バイブル ブルーガイド・グラフィック〜』
980円(税込)

【ゲームソフト】Nintendo DS『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』
【ゲームソフト】Nintendo DS『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』
4,800円 (税込)

【ゲームソフト】Wii 『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』
【ゲームソフト】Wii 『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』
5,800円 (税込)


プロフィール


北島康介選手 (きたじま こうすけ)
1982年生まれ。日本体育大学卒業。日本コカ・コーラ所属。03年世界水泳バルセロナ大会100メートル・200メートル平泳ぎで世界記録を樹立し優勝。04年アテネ五輪では100メートル・200メートル平泳ぎで金メダルを獲得。08年6月ジャパンオープン200メートルで5年ぶりに世界記録を樹立。北京五輪男子競泳平泳ぎ100メートル・200メートルの日本代表。

折山淑美
さん (おりやま としみ)
1953年生まれ。スポーツライター。神奈川大学卒業。「週刊プレイボーイ」(集英社)、「Number」(文藝春秋)、「Sportiva」(集英社)などで執筆。著書に「泳げ!北島ッ 金メダルまでの軌跡」(太田出版)など。

インタビュー


北島康介選手×折山淑美さん−−お二人の出会いは。

折山さん インタビューは2002年のパンパシフィック(水泳選手権)の後が初めてだよね。

北島選手 (折山さんは)いつも試合を見に来てくださっていますよね、海外でも。自分が悪いときもいいときも知ってくれていて、コーチ以上に観察されていたりしますから、本当に詳しいし、自分の泳ぎについて一緒になって考えてくれますよね。


 −−本作では、北島選手の負けん気の強さが描かれていますが。

折山さん 中学校の卒業の言葉に「負けを知ったとき、初めて勝つことができる」とか、そんなこと書いていたよね。負けた経験があるから、負けを怖がらない。

北島選手 最初から早かったわけじゃないですからね。中学2年生までは、3番手とかですから。平井(伯昌)コーチの指導の下、初めて全国大会で優勝できたんです。


北島康介選手−−平井コーチとの二人三脚ぶりも本作の特徴です。

北島選手 この辺が、実はすごくうれしい部分なのですが、他のスポーツを見ると競技者だけが取り上げられがちですよね。でも水泳はそうじゃない。周囲が指導者という人をきちんと理解してくれて、指導者も何かあれば前に出て行ってくれる。素晴らしいなって。まぁ、ぼくのコーチはすごく親しみやすいというか、他の選手からも好かれている方なのですが。

折山さん 喜怒哀楽がはっきりしているからね(笑)。

北島選手 平井コーチは何かあるとすぐ勉強して、自分で考えて答えを出さないとすまないタイプなのですが、押し付けたりしないんです。「こうしたらどうか?」と自分で考えさせる。本当にいいコーチで、すごく尊敬しています。


−−北京オリンピックに向けて、準備はいかがでしょうか。

折山さん オリンピックだから気持ちが上がっていくという部分もある?

北島選手 気持ちは絶対に上がります。どんなことでもオリンピックがあるからやってこられたと思うし、何を言われても「我が道を行く」ではないけれど、コーチと一緒に耐えていたときもあったし。オリンピックの舞台に立てることを考えただけでもわくわくできるというのは、一度経験した者にしか分からないと思います。

折山さん 三度目のオリンピックというのは、これまでとは違うよね。

北島選手 違いますね。いろんな意味で以前より成長していると思います。アテネで金メダルをとったときが万全かと言われれば、必ずしもそうではなかったし。まぁ、あのときは「それでも金メダルをとりたい」という気持ちを前面に出して、結果的にはよかったですけどね。今度の北京では、本当にベストなパフォーマンスを出したいなと思っています。

折山さん そういう意味で今回は「アスリート・北島康介」の真価が問われるよね。

北島選手 レベルも高くなってきているし、違ったプレッシャーもありますが、でもここ一年の自分の状態を見てきたら、少しのことでは崩れないと思っています。

北島康介選手折山さん これだけ調子がいいと、さらに高い目標も見えてくるんじゃない。

北島選手 そうですね。本番を想定しながら、戦略も考えています。以前は何も考えてないでトレーニングをすることもあったけど、最近は想定しながらやっていますよ。

折山さん そこまでできるようになったっていうのが、うれしいよね。

北島選手 泳ぎに対して疑問を抱く暇もなかったですからね、今まで。「今日はだめだったな」とか「この泳ぎはしっくりくるな」とか、少しでも思うことが大切なんだと思います。少しずつ確認しながら、だめでもいいイメージを持って。練習ってつらいですから。足を一歩踏み出すのも、水に入るのも嫌なときもあるし。そういうときはできるだけ、自分が一番になることやオリンピックのコースに立っているところを考え、気持ちのトーンを下げないようにしています。気持ちをいかに高いところに持っていくかというのも、一つのトレーニングだとぼくは思っています。


−−最後に、読者へ一言お願いします

北島選手 オリンピックはぼくの中でも、特別な大会です。少しでもみなさんの記憶に残るような、そんなレースをしたいと思っています。もちろん、金メダルは最高の目標なので、それを取れるように頑張ります。応援してください。








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