楽天ブックス 著者インタビュー

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雑誌『すてきレシピ』などで、おしゃれでおいしい料理を紹介し、大人気を得ている料理家の栗原はるみさん。そのレシピを集めた、『Harumi’s Japanese Cooking』が、イギリスのコンラン・オクトパス社から発売になりました。まさにはるみさんの海外デビューとなる本書。そして本書はイギリスの英語版だけでなく、スペイン、フランス、オランダ、イタリア、そして日本でも各国語での翻訳が決定しています。今回は、10月初旬に登場する、日本語版『栗原はるみのジャパニーズ・クッキング』の発売を記念して、はるみさんにお話をうかがいました。

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栗原はるみさん『栗原はるみのジャパニーズ・クッキング』『栗原はるみのジャパニーズ・クッキング』
祝!「グルマン世界料理本大賞」受賞!!栗原はるみさんのレシピを集めた、『Harumi’s Japanese Cooking』(イギリスのコンラン・オクトパス社から発売)の日本語版。料理は、前菜7品、スープと麺9品、米・ごはん7品など全80品を収録。
3,990 円(税込)
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栗原はるみさんの本!

栗原はるみ Your Japanese Kitchen(3)『栗原はるみ Your Japanese Kitchen(3)』
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プロフィール

栗原はるみさん (くりはら・はるみ)
料理やお菓子のアイデアあふれるレシピが、幅広い年齢層から絶大な支持を得て人気の料理家。そのセンスのよさは料理だけでなく、暮らし全体を楽しむ提案者として注目を集めている。活躍の場は雑誌・テレビにとどまらず、生活提案型のレストラン&ショップ「ゆとりの空間」や「栗原はるみショップ」をプロデュース、オリジナルの食器やキッチン雑貨、インテリア小物、エプロン、ホームウェアなどを展開している。
栗原はるみ『ゆとりの空間』  : http://www.yutori.co.jp/

インタビュー

−−「英国版」の料理本を日本版にして出版するというのは珍しい試みですね。なんだか、外国から逆輸入されてきた日本の自動車、みたいな感じで。
栗原さんそうですね。今回は、今まで私の『すてきレシピ』で掲載しているレシピの中から、イギリス人にも好まれそうな料理、そして、イギリスの家庭でも、特別な食材や調理技術なしに作れそうなレシピをピックアップし、コンラン・オクトパス社さんの編集者と、英国人デザイナーとの打ち合わせを重ねて作っていきました。これまでの私の本とはまた違った、シンプルでおしゃれな雰囲気の本に仕上がったと思います。
−−「だしのとり方」や「ご飯の炊き方」が最初に入り、味噌汁、牛丼、から揚げなど…。採り上げている料理が、ベーシックで家庭的なものが多いようです。
栗原さん今までにも「伝統的な」日本料理を紹介する本は海外で数多く出版されてきました。ジャパニーズ・レストランもイギリスをはじめ世界に続々と出来ています。でも、本書で私が作るレシピは、「かきたま汁」や「鶏のから揚げ」など、いま日本の家庭で気軽に作って楽しんでいるものばかりを並べました。日本料理になじみのない外国人でも手に取りやすく、そして和食通な上級者の好奇心にもこえられるようなラインナップになっていると思いますよ。
−−イギリスでは、日本料理がどんなふうにとらえられているのですか?
栗原さんイギリス人たちにも「和食」の存在はよく知られています。でも、例えば「アボカド豆腐ドレッシング」や「抹茶ゼリー」のように、彼らにとって日常の素材と伝統的な和食の素材を使ったりするものには驚いていましたね。それでも『あれっ、意外と合うじゃない。おいしいじゃない』って親しみを持ってもらえたようです。 ――でも、これらの料理を外国で作るのは大変じゃないですか? まったく同じ食材が手に入るわけではないでしょうし。
栗原さんええ、今でこそアジア系のスーパーマーケットなどが増えてきましたが、それでも外国人たちにとって入手しづらい食材はいくつかあります。なるべくは気軽に手に入るものを使うようにはしていますが、それが難しい場合は、代用品も示すようにしました。例えば練りゴマが手に入らなかったら無糖のピーナッツバターで代用するとか…。
−−なるほど。

栗原さんでも、私たちも昔、バジルの代わりに青ジソでバジリコスパゲッティを作っていましたよね? 特別な食材がないからできない、とあきらめるんじゃなくて、少しの工夫があれば、世界のどこででも日本の家庭料理を楽しむことができる、ということが、これでわかるんじゃないかと。
−−この本は、レシピもさることながら、出来あがりの写真の美しさも目をひきますね。
栗原さん私は、日本料理の最大の特徴は「バラエティの豊かさ」「季節感」そして食器や盛り付けにこだわった「プレゼンテーション」にあると思います。これさえ頭に入れておけば、日本の食材じゃないもので料理を作っても、それっぽく感じさせることができますから。
−−たしかに、写真一つとっても、いろんな飾り付けのヒントが見えてきますね。
栗原さん本書では、日本料理の特徴である、多種多様な食器を用いたスタイルというのをきれいに私らしく見せることができたんじゃないかと思います。西洋の人たちは揃いの食器を買ったらそれっきり、ということが多いようですが、このように色々な形の食器を使って、食卓に彩りを与える楽しさを知ってもらいたいですね。
−−先日も、ロンドンで外国人を対象にした料理会を何回か開催されたそうですね。
栗原さんロンドンには、もう数え切れないくらい行ってますね。イギリスは雨が多いというイメージがありますが、私が行くときは必ずイイお天気なんですよ(笑)。今回、英国版を出すということが決まってから、英語の勉強を始めたんです。今では日常会話も少しはできるようになってきましたので、ぜひ、この本の感想をみなさんから英語で聞きたいですね。
−−この本でいよいよ、世界デビューということになりました。

海外デビューをしようなんて、今まで考えたこともありませんでしたけど(笑)。ただ料理が好きで、自分がおいしいと思ったもの、家族の喜ぶ顔が見たくて工夫してきたものを、広くみんなに知ってほしくてこの仕事を続けてきただけですから。その結果が、海外の人にも認められた結果だと思うと嬉しいですね。
−−では最後に、日本語版を購入したいと思っている読者の皆さんに、この本の最もココを見てほしいというところを教えてください。
栗原さん食材の解説や調理法の説明などは、外国人向けに書かれたものをそのまま翻訳しましたが、あらためて見てみると、きっと新たな発見があると思います。きれいで一見難しそうに思うかもしれませんが、外国の人にも作れるように選んだものですから、誰にでもできるレシピばかり、ということです。また、贈り物にすると喜ばれる一冊だと思います。リビングに並ぶ写真集の一冊、としても喜んでくださる方が多いみたいです。
−−どうもありがとうございました。

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