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楽天ブックス 著者インタビュー

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あああー、うらやましい!ウチのパパが、マークだったら……なんて、なんて幸せなの?と、ノケ反ること必至のこの本『パパはハーフでマークでカミナリ親父!』。globeのマーク・パンサーが、愛する妻と生まれた娘を、愛して、ケアして、料理して、たっぷり抱きしめるステキな生き方を教えてくれちゃいます。マークはパパ向けに書いてるけれど、ママにだってとっても役立つ育児のあれこれ、ノウハウが満載。これからのパパはこうであってほしいと、全女性が切望するカッコいい「カミナリ親父」スタイルが詰まってます。積極的に買って読む男性はぜったいモテモテに!パパにも読んでもらいたいママのために、パパに読ませる秘訣もマークに教えてもらいました。プレゼントにも最適。一家に一冊、必携!

今週の本はこちら

『パパはハーフでマークでカミナリ親父!』『パパはハーフでマークでカミナリ親父!』
あのマーク・パンサーが石垣島ではぐくむ、自立した子供を育てる愛いっぱいの育児術!
1,500 円(税込)
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注目の本!

『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』出演:ライ・クーダー/イブライム・フェレール/ルベーン・ゴンザレス ほか 監督: ヴィム・ヴェンダース

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プロフィール

マーク・パンサーさん (まーく・ぱんさー)
1970年、フランス人の父親と日本人の母親の間に生まれる。幼少のころからモデルとして活躍し、1986年集英社「MEN'S NON-NO」初の専属モデルとして活動。1995年、globeとしてデビュー。愛娘の誕生をきっかけに,2004年、ベビーセレクトショップ「Crown Heart」をOpen。生活の拠点は石垣島。

インタビュー

−−マーク・パンサーさんがお父さんというので、まず驚いたんですが、もっとビックリしたのは、この本の内容です。こんなにステキなお父さんだったら、なんて幸せなんだろうって思います。どんなきっかけで書かれたのですか?
マークさん最初は「事典作ろうぜ」って言ってたんです。この本にも書きましたけど、フランスには『ラルース』っていう育児事典があって、出産祝いにロンパースじゃなくて、親に育児事典を贈るんです。子供がおなかにいる時から、お父さんもお母さんもそれを読んで準備をする、みたいな。生まれたあとも、14〜15歳ぐらいの思春期まで、すべて段階的に、こうなる、ああなるということが書いてある。

 それで、産婦人科やいろいろな先生を集めて、50人くらいのチームを作って、日本版ラルースを作れたらすごいよねって話をしていたんです。そしたらある人が、それなら先に「マークはパパ」だっていうのを広めたほうがいいんじゃないの? マークの育児本を考えようっていうことになったんだよね。

 最初は、100ページぐらいのタレントパパ本を考えたんだけど、書いてるうちに200ページを越えてって。もうちょっといろいろ追加して、役に立つ内容にしていこうって、変わっていったんです。ぼくは石垣島と行ったり来たりしていたし、4カ月しかなかったから、けっこうたいへんだったけど。
−−ほんとに育児本として、とても参考になる育児ノウハウから、料理のレシピ、マークさんのいろいろなこだわりまで、盛り沢山な内容ですね。もともとそういう情報をストックしていらしたんですか?
マークさんしてないです。子供が生まれたので、ちょうどそれを実践している最中じゃないですか。実際にやっていることをそのまま書いたんです。娘の愛理は幼稚園が終わったところで、石垣島に住んでいる。そこで、今やってることを、ドンドン出していったんだと思う。
−−生まれてすぐの赤ちゃんの感じとか、そのあたりもよく覚えてらっしゃいますよね。
マークさんうん。すごく印象的でしたね。生まれた瞬間は。
−−普通の男の人や私のまわりの男性は、立ち会い出産てひいちゃうんだよね、とか、子供は苦手なんだよねとか、子供はかわいいけど育児は苦手って人が多いように思うんですが、マークさんはどうしてここまでできたんでしょうか?
マークさんそうですか? そんな特別なこと、していないと思うけど……。  ……わかんないけど、恋をして1年後に子供が生まれた、いわゆる「できちゃった婚」なんですよ。100%、恋をしているわけだから、ラブラブな時にできてる子供だから、すごい印象的だったんじゃないかな。
−−脳内に恋愛ホルモンが、出まくりの時だったわけですね。それがよかったんでしょうか。
マークさんそうそうそう。すごいことですよね。だからすごく鮮明に覚えているんだろうなぁ。恋していると、なんとかしてあげたいじゃない。なにもしてあげられないんですよね、恋人のおなかはどんどん大きくなってくるのにね。それで、本でも読んで……と思っても、パパの育児本はあんまりないし。不安もあったから、先輩にいろいな話を聞いたりもして。

−−それで、育児書を読んだり勉強して、自分から積極的に動こう、みたいな気持ちだったんですね。
マークさんイメージの中では、オレは準主役だっていう考えはあったけど、生まれた瞬間から、もっともっと、これからはこの子メインでいってあげたらいいだろうって。恋をしている間にできると、やっぱりいいかもしれないですね。
−−子供が主役で「自分は準主役」という言葉も、本を読んで印象的でした。人生のステージの立ち位置を、思い切りよく子供と入れ変えられるのはスゴイことです。マークさんみたいに、ミュージシャンでアーティストで、まだまだご自身のやりたいことがすごくたくさんある人だと、とくに。
マークさんすごく楽しんで生きてきたじゃないですか。ぼくは遊ぶために生きて、遊ぶために仕事しているっていう感覚だから。そうすると、生まれてくる子供にも、それを全部ぶつけてあげようって。そういう準備は出来ていたんじゃないかと思いますね
−−自分がエンジョイしてきたいろんなことを、この子にも…。
マークさんそうそう。これまでの人生で、十分、楽しいことがあったから、できたんじゃないかな。主役の座を彼女にゆずって、これからはお父さんとして、サポートとして、そういう立場でいいんだよって。

 それにね。そこからが「カッコ良さ」なんじゃないかと思う。子供にとっても後々、そういうことって伝わっていくことだと思うんですよね。
−−それで……実は、今日、一番ご相談したかったのは、この本を男性に読ませる方法です。ママとか女性は、この本を読むと、素直に共感できると思うんです。パパも積極的な人ならマークさんのようにしてみたいと考えると思いますが、普通の男性、とくに、子育てに積極的でないパパに、どうやって読んでもらったらいいかなと。
マークさんうん、男って、「これ読んでよ」って渡しても「イヤだよ」ってなかなか読まないんだろうね。だけど、さりげなく置いてあったら……。リビングテーブルに置いておくとか、ママが読んでて「おい、なに読んでるんだ」「うん、ちょっと」とか言って、パッとわきに置いて家事をしてたりすれば「なんだ、なんだ?」とかなると思うんだけど。家族なんだから、心理合戦というか、上手にね。白いきれいなこの本が、家族みんなで読まれることで、味のある表紙になって欲しいですよね。

 それで、ちっちゃな夢を家族みんなで持てば、いつかはこうしようぜ、あそこに行こうぜ、みたいになると思うし。ぼくは、それが石垣島だったけど。

 この本には、石垣島とかカミナリ親父とか、いろいろ書いてますけど、石垣島に行って自然の中で遊べっていうメッセージではないんですね。読んだパパが近所の公園に子供と一緒に行ってあげることが、ぼくにとっての石垣島に近いことだと思う。それすら忘れてしまっているってことを、もう一度考えて見たらっていうのがメッセージだと思うんですよね。つまり、ぼくが書いてるいろんなことを、自分の環境や周囲にうまくリンクできればいいんじゃないのかな。

 本にはインターナショナルスクールのことも書いているけど、それはインターナショナルスクールに限ったことではなくて、学校選び全般について大切だと思うことなんだよね。そういういろいろなメッセージを込めて書いているよ。

 子育てに迷っている人も、これを読んで自信をつけたらいいと思う。子供の頭ができあがるまでって、100年生きるとしたら、たったの6年とか7年のことじゃないですか。そこをまちがえなければ、すごく自立した子供に育つと思うんだよね。親はただ、愛してあげればいいんじゃないのかな。
−−ひとつ、イジワルな質問をしてもいいですか? マークさんは、生まれたのが女の子だから、ここまで可愛がっているんじゃないの? 男の子だったらちがってたんじゃない?という見方もあると思うんですけど。
マークさん最初は男の子っていわれてたんですよ。でも、生まれてみたら女の子だった。でも、女の子だからっていう教育はしてないですよね。男も女も、ひとりの人間として接しているつもりです。骨も脳味噌も固まってくるまでは、メスオス関係ないからね。たしかに、カワイイですけどね(笑)。

 おかげでほんとに腕白で。叱る時も男の子叱るみたいに、大声で叱っています。だからカミナリ親父。でも、その腕白さがいいじゃないですか。

 ダメなことはダメ。うちは、ルコママ(奥様のこと)も怒る時は怒るんだよね。  だけど、叱ったあとは優しくしてあげないと、まだわからないことがいっぱいあるから。だっこしてあげた時に、「なんでパパ怒ったと思う?」って質問して考えさせるんです。  ぼくは「はい」って答えられるような質問はいっさいしないようにしているんです。なるべく考えて答えなければならないような質問をするようにしている。

「わかったでしょ!」「うん」「もう、やらないね?」「うん」じゃなくて、「なんでパパ、怒ったと思う?」「……投げたから」「なんで投げたらいけないと思う?」っていう具合。怒られたあとは考えさせて、わからせるようにしようと思って。

−−大事なことですね。
マークさん最近は遊んでると、「もういいだろう」というのをやめて、あきるまで遊ばせてます。この間は、シーソーを2時間も遊んでて。何人も交代交代で、順番決めて。  見てると、おもしろかったのは、次第に小さな社会ができてくるんだね。ズルしようとする子供がいると、「ダメ」っていう子供とかね。逆に、ぼくが楽しんでますよ。勉強になるんだね、忘れていたなにかが甦ってくるようで。
−−そういうことが、ご自身にも反映していたりしますか?
マークさんしてるんじゃないですかね。子供が生まれて育児本読むようになってから、ほかの本も読むようになったりとか。いままで生まれてから本なんて読んだことないし、勉強もしなかったけど、本を読むようになって、本が好きになって、常に本を読んでる。
−−「ぼくの家のルールでは」(p64)には、「親は本を読みまくってあげる」というのがありましたね。
マークさんぼくは今、『三国志』を読んでいるんだけど、「なに読んでるの?」って聞かれたら、声を出して読んであげるんですよ。「そして劉備が……」とかね。「コイツ、カッコいいよなぁ」なんて言ううちに寝ちゃってたりするんですけどね。 そういうやりとりは、すごくおもしろいと思うんです。オレが興味あることを邪魔しないで……っていうのではなくて、「なにやってるの?」「こういうことやってるんだよ」って。つまらなかったり、わからなかったら、飽きて向こうに行っちゃうから。野球を見ている時も、いっしょに見る。「これ、阪神。これ、巨人」とかね(笑)。なにかに熱中している子供って、きっと親もやってたんだと思う。勉強させたいなら、親も勉強しないとね。雨がふったら外へでて、葉っぱをひっくりかえしてみる……カタツムリがいたり。実は、子供と遊ぶのは、ほんとに楽しいんですよ。時間がないっていうんだったら、日曜日に、とか、朝でかけるちょっとの間でもだっこしてあげて……。
−−最後に、メッセージをいただけますか。
マークさん子育てに、ほんとに行き詰まっている人って、たくさんいると思うんですよ。追い込まれちゃってる人とかね。そういう時は、この本を読んでリラックスして。リラックスしたほうがいいと思うから。そんな難しいことじゃないし、愛してあげればいいだけのことなんだから。きっと、役にたつことが書いてあると思うし、カッコいいお父さんになれると思うんだよね。それは子供にもちゃんと伝わると思うから。
イラスト:ポール・パソナ(マーク・パンサーの父で、愛理ちゃんの祖父)

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