著者インタビュー 最新号 バックナンバー

CONCEPT LIFEコンセプトができると、仕事がひとつの物語になり、毎日は、あっという間に楽しくなる!1人のお気楽な女の子が有名コンセプトクリエイターになるまでの軌跡をたどった柴田陽子さん『コンセプトライフ』

東京の外食シーンをリードするモードなレストラン開発や、数々の大企業のブランディングを手がけてきた柴田陽子さん。そんな柴田さんも、学生時代は「お金持ちと結婚しておしゃれなカフェを持つのもいいかも」という、お気楽な女の子だったという。アメリカ留学、外食産業の秘書を経てコンセプトクリエイターの道へ。ピンチをチャンスに変えてきた、柴田さん流の“コンセプトライフ”とは?


柴田陽子さんの本はこちら!

JOMO、ルミネ、ロッテリアを手がけた柴田陽子のコンセプト発想術!
ほんとは、もっと仕事って、楽しい!
『コンセプトライフ』
1,365円(税込)

「心がまえ」から「任せ方」までリーダーの基本78!
はじめてリーダーになる人の教科書

『はじめてリーダーになる人の教科書』
1,365円(税込)


クライアントの実例も満載!チームを導く「ビジョン」の作り方教えます
部下を、暗闇の中で働かせていませんか?

『部下を、暗闇の中で働かせていませんか?チームが成功するルール作り』
1,575円(税込)



売れてます!ビジネスマン必読本!


人は「正論」で動かない。「1分間で信頼される話し方」教えます!
頭のいい説明「すぐできる」コツ

『頭のいい説明「すぐできる」コツ』
600円(税込)


大人気シリーズ、小宮一慶の「ビジネスマンのための「社長力」養成講座」、第5弾
「社長力」養成講座 100年に1度のチャンス!?

『どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座』
1,050円(税込)


ベストセラー『コンサルタントの「質問力」』著者が実践する方法を初公開
考え・書き・話す「3つ」の魔法

『考え・書き・話す「3つ」の魔法  いつでも、だれでも、なんにでも使える!』
1,000円(税込)


松下政経塾での、松下幸之助のリーダー向け講話を編集、収録
リーダーになる人に知っておいてほしいこと

『リーダーになる人に知っておいてほしいこと』
1,000円(税込)



プロフィール


柴田陽子さん
1971年神奈川県生まれ。柴田陽子事務所・代表取締役。麻布十番レインボーロールスシ、丸の内ブリーズオブトウキョウなどのレストラン開発を機に、コンセプトクリエイターとしての活動を開始。JOMOステーション、ロッテリア、日本交通、センチュリー21などのブランディングに携わる。

インタビュー


柴田陽子さん−−この本を書いたきっかけについて教えてください。

柴田さん ちょうど1年ほど前、友人に「飲んでいるからおいでよ」と誘われ、六本木の居酒屋さんに行きました。その会は、山崎拓巳さんの著書『人生のプロジェクト』の10万部突破記念の飲み会だったらしいんですが、友人の佐藤大吾さんやサンクチュアリ出版の皆さんも来ていて、その場を通じて、サンクチュアリの編集者・橋本さんとお会いしたんです。橋本さんとはそれ以来のおつき合いで、今回、本を書かせていただくことになったんです。


−−ビジネス書とは思えないおしゃれで素敵な装丁です。このようなデザインは何を狙ってのことですか?

柴田さん 橋本さんの提案もあって、おしゃれな本にしていただくことができました。ふだん本を読まないような若い方にも読んでいただきたかったですし、装丁やデザインの面でも価値があるような本にしたい、という思いもありました。おかげで、「この本の世界観の中で、一気に読んでしまいました」というお声をたくさん聞けて、うれしく思っています。


−−具体的なノウハウが書かれた一般のビジネス書とはちがい、まるで小説を読むような面白さとスピード感です。夢中になって柴田さんのライフストーリーをたどっていくうちに、いつしか人生の大切なことに気づかされるというか…。それだけに、日ごろからなんとなく息苦しさを感じている、働く若い女性の共感を得られるのではないかと感じました。

柴田さん やはり、「こうしなさい」とか、「こうしたら成功する」というような押しつけや“上から目線”で書くよりも、「読んだ人が自ら何かを感じとり、気づくこと」が一番大切なのではないかと思ったんですね。それで、このような物語調にしてみました。この本を読んで、1ヵ所でも2ヵ所でもいいから、今後の仕事や人生のよりどころになるような言葉やエピソードが見つかればいいなあ、と。それで十分だと思います。


−−この本を書くということは、ご自身がたどってきたキャリアの分岐点や選択、決断をなぞる作業でもあったと思います。その経験をしてみて、どんなふうに感じましたか?

柴田さん 自分で読み返しても笑ってしまうのですが…まあ、よくもこれだけいろんな方々に助けられ、迷惑をかけながら、理由を見つけてはここまで来たなあ、と(笑)。私の場合、どんな経験をしているときも、素直な気持ちや、「人に喜んでもらいたい」という思いが、いつも同じパターンで訪れるんです。それが、我ながら面白いと感じましたね。


−−この本には、柴田さんがこれまでに経験された、さまざまなエピソードが紹介されています。その中でも特に、自分の「今」を創ることになった一番大きな出来事をあげるとしたら、それは何でしょう。そのとき、「どのように動いたから今がある」とお考えですか。

柴田さん やはり、初めて私がレストラン作りを任された、麻布十番のレインボーロールスシのプロジェクトは、自分の中でも一番の思い出です。レインボーロールスシは、スタイリッシュでカジュアルなニューヨーク風ロール寿司専門店というコンセプトで、「アレックス」という1人の男の子をイメージ客に想定して作ったお店です。「絶対に成功させたい」「チャンスを与えてくれた人に恥をかかせたくない」という強い思いと、プロジェクトの過程で出会い、助けてくれた人々への感謝の気持ち……それが、プロジェクトがうまくいった一番の理由だったのではないかなあ、と思います。


−−アメリカ留学時代のことや、シュウ・ウエムラ・ブティック開店のエピソードなど、障害があっても絶対にあきらめずに前進していくバイタリティには驚かされます。その原動力とは何ですか?それは、どのようにして培われたのですか?

柴田さん 「あきらめない」というよりは、いつも「こうなっちゃったんだからやるしかない」といった気持ちでしょうか(笑)。ここであきらめてしまったら、「あのとき、だめだった」という事実が自分の中にずっと残るんだろうなあ、と。それは恐ろしいことだ、避けなければいけない!と思い、なんとか前に進む方法を考えてきたように思います。


−−柴田さんは「コンセプトクリエイター」として活躍していらっしゃるわけですが、本書では、マーケティングだけでなく人生においても、「コンセプト」を持つことの大切さが語られています。『コンセプトライフ』という書名には、どんな意味が込められているのですか?

柴田さん 私の場合、いつも知らず知らずのうちに、自分の中でテーマを作ってしまうんですね。で、それが、自分の中での、そのときどきのコンセプト。そのコンセプトの連続こそが私の人生なのかなと思い、このタイトルにしました。読者の皆様にも、「楽しく人生を送っていただくために」、そして「迷路に迷いこまないように」、自分なりのコンセプトを作って、人生送ってもらえたらな、と思っています。


−−周囲の人たちとよい関係を作ることも、柴田さんの人生を切り拓く上で大きなプラスになっていることがよくわかりました。人を魅きつける秘訣について教えてください。

柴田さん 人を魅きつける秘訣なんていう、たいそうなものはないですが、「自分が会いたい人がわかる」というのも1つかもしれません。「あ、私の会いたい人だ!」と思って人と話せば、相手もきっとうれしいのだろうし、相手に対する興味も伝わるのだと思います。あとは、人のよいところを見つけるのがうまいのかもしれません。


−−夢をかなえるための三カ条とは、「夢を持たない」「夢に振り回されない」「夢を探さない」こと、だとか…・。それって、どういうことでしょう?

柴田さん 自分自身、「夢」といわれても、いつもピンときませんでした。学生時代は、まさか自分がこんな仕事に就くとも思っていなかったですし、もちろん、誰に出会うかなんて、まったくわからなかった。ただ、その時その時を一生懸命がんばっていれば、自然に自分の行きたいところが見えてくるし、それを助けてくれる人に出会えるのではないかなあ、と。夢にしばられて、「計画通り行っていない」「ちょっと遅れている」とか悩むよりも、「この先どんなことが待ち受けているんだろう!」「どんな人と会えるのだろう!」と楽しみにできることのほうが、ずっと大切だと思う。そのほうが、人としても強くなれるんじゃないかな、と思っています。


−−これからの人生において、柴田さんご自身の人生にもさまざまな展開があるかと思います。今後挑戦したいこと、人生の方向性などについて、ぜひ教えてください。

柴田さん 実は今、妊娠しておりまして、大きな変化の時期にあります。子供も幸せにして、事務所のみんなも幸せにして…これからはやることが多くて、大変になりそうです(笑)。いまのところ、そのしわ寄せは、旦那さんにいっているんですけどね。


−−働く若い女性たちにとって、柴田さんのキャリアはとても輝かしく映ると思います。自分もイキイキ働きたい、ドラマティックにキャリアを積みたい、と思っている女性たちに、アドバイスまたはエールをお願いします。お説教でもかまいません(笑)。

柴田さん うーん、そうですね。頭をフル回転させて、たくさん考えて、たくさん悩んで、たくさん人とかかわりを持ってもらいたいと思います。絶対におすすめなのは、素直さと、明るさ。絶対にだめなのは、頑固と、傲慢さです……かね?


−−素直さと明るさ…耳が痛いです。でも、お話をうかがっているうちに、なんだか元気が出てきました。本日はありがとうございました!





最新号 バックナンバー

このページの先頭へ