楽天ブックス 著者インタビュー

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ウチの子、かわいい! だけど、子供の洋服って、いまひとつだったり、赤ちゃんものの延長上だったり。あと少しだけ、オシャレさせてみたいんだけど……というママ。フリフリドレスや高いブランド物でバッチリ固めなくても、キッズ・ファッションをワンランクアップさせてくれるテクニックとセンス、知りたくありませんか? 普段着からちょっとしたヨソイキまで、大人にも参考になるプロのアイデアをたっぷり教えてくれるのは、スタイリスト周姫さんのWEB連載「Momスタイリスト周姫のKIDSコーディネートレッスン」。そんな人気連載が、『Momスタイリスト周姫のキッズコーディネート塾』というステキな本になりました。とにかく、モデル顔負けの愛娘・かりんちゃんの写真を見れば一目瞭然。お子さんのコーディネートが完成したら、アナタも周姫さんみたいに、カッコいい記念写真を撮影しちゃいましょう! コーディネート&写真撮影をされた周姫さんと、原稿を担当された坂本真理さんにお話を伺いました。

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プロフィール

周姫さんさん (しゅうき)
『KIDS STYLE』など、子供向けファッション誌のスタイリングを手がける人気スタイリスト。愛娘・かりんちゃん(小学校2年生・身長約127cm)をモデルに、講談社のサイトMouRaで、キッズ・コーディネート術と、とっておきのお店&手作り情報を紹介する「Momスタイリスト周姫のKIDSコーディネートレッスン」( http://moura.jp/lifeculture/kidsstyling/ )を連載。

インタビュー

−−連載もそうですが、お嬢さんのかりんちゃん、どの写真もカッコよくてステキですね。コーディネートがわかりやすいし、見ていてとても参考になります。しかもこの写真、プロのカメラマンではなく、周姫さんが撮影されているんですね。写真を撮りはじめたきっかけは、どんなことだったんですか?
周姫さんもともとスタイリストの仕事をしていたんですが、結婚して子供が生まれたんです。生まれると、だれでも「カワイイ!」って思いますよね。なにを着ていても似合うかもって。それで最初のうちは、オムツ姿とか、ふつうのスナップみたいな写真を撮っていたんです。そのころって、子供のファッション雑誌ってあんまりなかったんですよね。もっとカワイイのがあればいいのにって、結婚前からも思っていたんですけど。そこで、自分なら、こんな服の組み合わせがいいなぁと思って、いろいろと着せていると、周囲の人たちにも評判が良かったりして。それで、キッズ・ファッションにつなげられるかもしれない、仕事にもできるかもしれないという気持ちがでてきて、コーディネートして写真を撮るようになったんです。そうはいっても、普段着せていてもおかしくない恰好なんですけどね。
−−子供って、いい服を着せても、保育園とか学校に行くと、汚してくるし……。
周姫さん周姫さん そうそう、そうなんですよ。だから、高価なものを買い与えたいというのではなくて、安くても似合っててカッコイイ組み合わせがあるよねっていうことで。まぁ、時には、高くてもカワイイからどうしても買いたい……っていうのにも、手をだしたりするんですけど。  なんにしても、子供がお嫁に行く時に「持っていきなよ……」みたいな軽い気持ちで、カワイイ恰好の写真を撮影しはじめたんです。けれどそれが次第に、もうちょっとカワイク、まとまったコーディネートのほうがいいかな、撮るならキレイに見えたほうがいいかなという欲がでてきました。知り合いのカメラマンさんとかに頼んでもよかったんですけど、子供もビックリするかなって。それで、自分で撮っちゃえって。それが、キッカケです。 子供の自然なカットは、親が撮るのが一番だと思うんですよ
−−やはりお仕事柄、そういうセンスが発揮されたわけですね。
周姫さんどうなんでしょうね(笑)。子供が生まれてスグは、4〜5歳ぐらいまではゆっくり相手をしてあげるんだ……って思っていたんですけど、やはり、また仕事がやりたいと思い、保育園に預けちゃいました。そしてたまたま、一緒に仕事をしていたライターの坂本真理さんに、こういうのを撮っているんだよねって写真を見てもらったんですが、それがこんな形につながっていったんですね。
−−写真を見て坂本さんはどう思われましたか?
坂本さん写真展とか写真集を出したいんだけど、どうかなぁということで、見せてもらったのが最初なんですけど、かりんちゃんがカワイイという以上に、お母さんが撮影したにしては、写真の質が高いなと思いました。アートとしてもとらえられるし、コーディネートにも落とし込めるんですね。 洋服の仕事をされていたので、洋服を見る角度が普通の人とちがう。立たせて撮る角度も普通の人と明らかにちがう。プロのカメラマンに自分の娘を撮ってもらうとか、モデルにしたいとかっていう人もいると思うんですが、そんなことをしなくても、お母さんが自分の娘をカワイク撮れるのが最高だよね!っていうのを伝えられる本があったらいいなと思って。
周姫さんたぶん、優しい気持ちで撮るだろうから、ママは。
坂本さん周姫さんのコーディネートは、ほんとに独特なんですけど、小物使いが豊富だったり、親子でおそろいにしてみたり、大人も参考になる部分がたくさんあると思いますよ。写真もあってわかりやすいし、ポイントを聞きながら思ったように書かせてもらいました。

−−原稿は坂本さんが書かれたんですね。
坂本さんそう思って、こんな写真があるんですけどって講談社さんに企画書を持っていったんです。そしたら、最終的には本にするということで、パタパタとWEB連載が決まって。
−−それにしても、保育園に通わせながら、撮影して連載するのは、さぞかしたいへんだったのではありませんか?
周姫さん最初のうちは毎週更新だったから、坂本さんには家族みたいに毎日通ってきてもらってましたね。ただ、撮影する場所にはぜんぜんこだわらなくて、保育園の帰りに公園に寄ったりして撮っていました。時々、電車に乗ってとか、沖縄旅行にいった時に撮影したりもしましたけど。子供にしてみたら、旅行に来てるのに、また写真?っていうイメージがあったかもしれないけど(笑)。たいてい、すぐ飽きてしまうので、そんなに時間をかけるわけにはいかないし。近所のなんでもないところとかで撮影していましたね。
−−生活圏内なんですね
周姫さんやっぱりママってたいへんだから。準備した荷物を持って、自転車に乗って。カットにあわせて、髪の毛もセットするので、最初はアップにしておいて、最後のカットは下ろして……みたいに手順を考えて。まぁ、子供が一人だからできたんですけどね。……二人でも、やっていたかもしれないけど、とにかく、身軽に。
坂本さんカメラマンみたいにたくさんのカットをとるわけではないから、撮影時間そのものは2〜3時間でしたよね。
周姫さんスタジオのモデル撮影みたいに、次々着替えさせて、何十カットも撮るってわけにはいかないから。小学校に行きはじめてからは、2時くらいに帰ってきてもらって、それから撮影に出かけても、実際に撮っている時間は30分ぐらい。夕方には、フィルムを現像に出して、仕上がりを待っているあいだに、夕飯の買い物してたりして、6時には帰ってくる、みたいなことでしたね。これなら、主婦でもできる時間帯ですよね。
−−それでも、かりんちゃんのポーズとか、決めショットとか、普通ではなかなかこんなにカッコ良くは決まりませんよね。
周姫さん思い込みがよかったんだと思いますよ。やっているうちに、着こなしも、私より上手だなって思う時も増えてきて。実際、子供って撮影していると、変身ポーズとかしてしまうので、それはNGねってチャチャをいれたりしましたけど。その気にさせるというのがいいかもしれませんね。最近ではすっかりモデルみたいな気分なのかな、「かわいいよ〜」って言ったら、「カッコイイって言って」なんて、そういうところもでてきたり(笑)。
−−たしかに、自分の子供にこの本を見せて、「あなたもカワイイ服着て、こういうカッコいい写真、撮ってみない?」って言ってみると、いいかもしれませんね。
周姫さんそうそう。一本、フィルムを持って出かけてみれば、きっと撮れると思いますよ。  ただね、こうやって撮り続けていると、自分の写真はぜんぜんなかったりするんです。それに、写真の整理もなかなか出来なくて(笑)。
−−カメラはどのようなものを使っているのですか?
周姫さん最初は普通のコンパクトカメラで、あとでママでも手軽に使える一眼レフをパパに買ってもらいました。フィルムにはちょっとこだわって、発色が良いとか雑誌で読むと使ってみたりしました。でも、普通のネガフィルムですよ。普通の人が普通にできることしか、私は出来ないので。  撮影中は、子供のことも見ていますけど、画面の奥のほうの木がまっすぐか……とか、この岩をどうしても入れたい……みたいに、アングルや構図のバランスは大切にしましたね。バックのここまでは桜を入れよう……とかね。
−−プロのカメラマンさんが言う「四隅にまで気を使う」ってことですね
周姫さんちょっとしたことですけど、花が画面にはいると、キレイにみえるんです。100円なんかの安いパンツでも映えるし
−−写真を撮りたいと思っても、親の趣味と子供の趣味がちがった場合には、服を着てくれないこともありますよね。
周姫さんそういうこともありますね。かりんも、ピンクとか、フリフリとか好きなんですけど、こっちとしては、フリフリにするなら、下はハードにしてね……とか言ったり。意見があわないまま、学校に行くこともあります(笑)。コーディネートはまだまだですけど、最近は朝から、トップスを床に置いて、下にスカートをあわせて、「これ着たいんだけど」なんて言うんです。「ちょっとちがうね、それ」なんて、言い合いになったりね。 学校に行くには、あまりフワフワしているものは着せないですよね。保育園の時も動きやすいものとか。それでも、どこかカッコ良く見えるものにしてあげる。丈のバランスを見てあげたりして。安いものでも、色やバランス良く組み合わせることで、キュと決まってみえるんです。  それに、周囲の人にほめられるので「やっぱり母って上手なんだね(※注:かりんちゃんは周姫さんのことを「ハハ」と呼ぶ)」って思ってくれてるところもあるんだと思います。
−−ここで、連載のほうはひと区切りですね。本になるとまた世界が広がりそうですね。
周姫さんここ5年ぐらいキッズのコーディネートをやってきて楽しかったので、今後もやっていきたいですね。本にはWEBの連載だけでなく、書き下ろしで、ほかの子供たちのコーディネートや、小物のページをつけています。それから、スタイリストとしての知恵や、裏話的なコラムも6本あります。文化屋雑貨店などの、おすすめのショップの紹介も楽しいと思いますよ。  ほんとに、お金をかけなくても、ここまでできるんですよね。やってみると、ちょっとしたことで、グッとかわいく見えるんですよ。子供といっしょに自分の服もあわせてみたりして、ぜひ、いろいろ試してみてください。
−−ありがとうございました。

お子さんがいるママ必読。保育園や小学校に通う年頃の子供たちの服って、つい、汚れてもいい恰好とか、すぐ着られなくなるからとゴマかしがち。だけど、ファッションセンスを磨くには、年齢なんて関係ありません。ちょっとしたコーディネートや小物使いで、こんなにも子供たちの印象がかわるなんて!ママも子供も満足できると思います。大人っぽいコーディネートのアイデアの数々は、きっとママにも役立つと思いますヨ!
【インタビュー 波多野絵理】



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