楽天ブックス 著者インタビュー

  • バックナンバー
  • 最新号

診察してもらいたいと思っても「90日待ち」というカリスマ女性鍼灸師・若林理砂さん。彼女が書いた本のタイトルは「はりめし」。鍼より効くレシピとは、どんなものなのでしょうか。そのルールは、いたって簡単「おいしく・たのしく・てきとうに」。中国医学の食養生を基本に、自分の身体を取り戻す方法を優しく教えてくれる、若林さんにお話を伺いました。

今週の本はこちら

若林理砂さん『はりめし』『はりめし』
なごみ系おやつからしっかりごはんまで、「からだがすっきりする」と評判のレシピが一冊に
1,050 円(税込)
ご購入はコチラ

若林理砂さんの本!

23時帰宅でつくる健康ごはん『23時帰宅でつくる健康ごはん』
若林理砂さんの本をもっと探す!

プロフィール

若林理砂さん (わかばやし・りさ)
1976年生まれ。鍼灸師・アシル治療室院長。高校卒業後に、鍼灸免許を取得し、エステサロンの併設鍼灸院で、技術を磨く。早稲田大学第二文学部卒。2004年、アシル治療室開院。老若男女を問わず、指名を受けるカリスマ鍼灸師。

インタビュー

−−そもそも鍼灸師というお仕事ですが……。西洋医学では、呼吸器とか外科とか患部をわけて担当しますが、どんな患者さんを診るのですか?
若林さん鍼灸師ということで、患者さんの幅は広いんです。肩こり・腰痛から、慢性疾患、たまにガンの患者さんも診たり、オールマイティでやらせていただいています。それで、鍼で治療したり、身体のバランスを治したり、呼吸や生活指導をしたりと、特に偏りはないですね。
−−それが何故、「鍼より効く」というような食事を中心とした本を書かれたのですか?
若林さん「はりめし」は中国医学でいう「食養生」を基本に、食事を中心にした生活習慣のことを書いた本なんです。およそ重大な病気の方は、食べ物にも気を使ってたりするんですけど、肩こりだったり、腰痛だったり冷え性だったり、そういう一般的な症状の人に、食生活ってどうなのよって聞くと、およそとんでもないんです。治療する側からすると、食べる物をもう少し変えてもらえれば、治るだろうになぁと思うものも多いんです。ですけど、食養生っていうと、すごくむずかしいことに思えるようで、いざ実践するのはスゴイ抵抗感があるんですね。わざわざ来院してもらって治療するより、患者さんが自分でできればいいだろうと思って、こういう本を出したんです。
−−「およそとんでもない」っていうのは、どんな具合なんですか?
若林さんそうですねー。3食全部が外食だったり、1食だけですませたり。もしくは、食事をお菓子だけ、ポテチだけですませるとか……。この間聞いたのは、1日の食事が菓子パン・菓子パン・スナック菓子とか……。
−−ちょっと聞くと、それはヒドイなと思いますが、よく考えると自分もやったりすることがありますねー。
若林さん患者さんにもそういう人が多くて、よくないなぁ、それが多くの不調の原因だなって思ったんですね。まだコンビニのお弁当食べてる人のほうがマシです。ごはんのおかずにポテトチップスとか聞いて、ビックリしたんですけど、そういう患者さんだと、便秘とか吹き出物がなかなか治らない。「なんで治らないのかしら……」……当たり前だろう!って。 それでこの本では、こういう暮らし方をしてねっていうアドバイスを書きました。極端な健康法になっちゃうと、続かないので、とにかく簡単にできる方法にしました。 知り合いの男の子が、精神的に不安定であれこれ言っているので、「あのさ、治療室に来てお昼ごはん食べれば」って言ったんです。と言っても、インスタント味噌汁と、玄米のパックごはんだけ置いておくから「あと、おかず買っておいで」って言っただけ。1週間ぐらいやっていたら、だんだん落ち着いてきて「ほんとに効くんだね」「だから、効くって言ったじゃん。ちゃんと食べれば治るって言ったじゃん」って。でも、あんまり当たり前のことだから、ほんとに効くかわかんないって思いますよね。そんなことで治るの?って思うんだったら、1回試してみてよって。カンタンなんだし。最初は、1日1食でもいいんです。ごはんを食べる。……自分の生活の根源がどこにあるか、わからなくなってるんでしょうね。でも、根源て、むずかしいことではなくて、食べることと、寝ること、ちょっとした運動と、あとは楽しいことじゃないんですか。
−−なるほど。キホンは本当に簡単なことなんですね。おしゃべりされているような文章で読みやすいし、頭にはいってきますね。 。
若林さんだって、どんなに説教しても患者さんは、聞いてくれないですもん。ダメですよって言うと、「でもっ!」って反発が出てくるんですよね。でも、「こうしたらどうですかね〜」というと、「そうかもしれないですねー」って聞いてくれる。だいたい、白衣の先生に、「なんでそんなことやってるの、ダメでしょーっ」て言われると誰だってイヤでしょう? 私もすごくイヤですもん。悪いのは本人が1番わかっているじゃないですか

−−それでこの柔らかい口調なんですね。
若林さん普段から患者さんと接している経験からそのまま書きました。ウチの患者さんが言うには、これを読むと笑っちゃうんだそうです。臨床で、いつもベッドサイドでしゃべっているのと同じだって。先生、これ口述筆記ですか?って聞かれました。
−−先生に治療してもらうのと同じようなことが書かれているんですね。それで、「はりめし」のルールですが、これがまた簡単でいいですね。「おいしく・たのしく・てきとうに」って。いろいろなことを鑑みて、これならできるだろう、続くだろうということでしょうか。
若林さんそうですね。食事をするのに、おいしくなかったり、楽しくなかったら、イヤですよね。よく、テレビ番組なんかで「○○がよい」とか言われるとすぐまねして食べるという人がいますが、あれ、すごく疑問で。本来的には、身体にいいからと言われて、ごはんを食べるわけじゃないですよね。お昼ごはんも夕ごはんも、おいしく食べられればいいじゃないですか。昔、楽しくたべないと、栄養にならないって言われたことないですか?いやいや食べると吸収されないよ、なんて、親に怒られたりしたんですけど。それに、毎日食べるわけだから、適当に手抜きができないと続かないですよね。そもそも、お料理する時って、わりと適当じゃないですか。食養生についても自分で加減ができるんですよ。 今日はちゃんとしたけど、明日は都合があるから、ラーメン食べちゃえとか。次の日は、昨日、たくさん食べたから、今日はおなかに優しいのにしておこうかなって。こういうバランスの取り方というか、適当さ、ですね。
−−お話を聞いていると、気が楽になるというか……自分の身体のことだから、自分でバランスを取りながらやっていけばいいのか……と、思えるようになりましたけど、本にも書かれていましたが、自分の身体全体をトータルに見るということを、あんまりみんな意識していないんでしょうか。
若林さん部分々々ですごいフォーカスして見ている気がしますね。例えば、バストだったり、肌だったり、腸の中が……とか。最近では、臓器に対してあるんですよ。「腸の中がー」「血液がー」みたいな、すごいフォーカスの仕方だと思うんですよ。「センセ、私、血がドロドロなんですが」「水飲むと、ドロドロじゃなくなるんですけど、いかがですか?」って言うんですけどね。
−−なにか微妙に、ヘンな知識に偏っているという印象ですね。
若林さんそういう情報が横行していて、偏った医学知識になりつつあるんじゃないかと思います。それってアブナイですよね。私たち鍼灸師でも、学校で勉強している内容は、ほとんど西洋医学のことです。医師ではない私たちレベルで教わっている生理学とか解剖学でも「うっそぉ〜!」ってわかることを平気で書いてあったりするものもありますから。うわ〜、これ、ちょっとやったらマズイよなぁっていうのが、平気で流布しちゃっていたり。「どうなのーっ」って思いますよ。
−−自分で自衛するしかないんでしょうか。
若林さんそう。でも、自衛するにしてもやっぱり正確な知識がないとできないですよ。情報に振り回されて、その繰り返しでおかしくなっていっちゃうんです。そういう意味でも、極端に走らないというのを提示したかったんですね。当たり前に見えることのほうが、大事だったりするんです。 ダイエットにしても、「何週間で何kg減」とかあるじゃないですか。私たちの常識では、1カ月で1kg減が限度なんですよ。それ以上は、必ずリバウンドするんです。
−−……ダイエットしたい人にはとっては、キビシイ数字ですね、これ。
若林さん患者さんによく言うんですが、「1日10分歩く時間を長くして、それで食べるものをほんの少し減らしてごらん。エネルギーの出入りがいつも同じなら、1日数gずつ減るから」って。「ええー?」って言われるんですけど、「急に効く方法なんてないし、ダイエットは一生続くんだからね」って言うと、みなさん、ガーンッて顔しますね。一時的に食を減らして、体重をドーンと落したとしても、元の食事にもどしたら、もとにもどるでしょう? 運動もそうで、毎日続けられるレベルで続けていくのでなければ、一生その身体にはならない……。
−−それは生活そのものを……。
若林さんそう。ちょっとづつ変えていく。勢いにまかせて、これで変えるぞーってやるとオカシクなるので、ちょっとずつ。それが当たり前になってくるぐらいに。私自身、今より10kg太っていたんですよ。食べるの少し減らして、運動を少し増やして、減らしました。本にも書きましたけど、完全に菜食にすると体重が落ちるというので、やってみたこともあります。が、たしかに落ちるんですけど、やめたらあっという間に元にもどっちゃって。運動を増やせばいいというのもやったんですが、やり方を間違ったんでしょうね。体脂肪率は減ったんですけど、体重は減らなかったんですねー。筋肉がついちゃって、ムキムキになってしまいました。「私、プロレスラーになるんじゃないのに」って。
−−先生ご自身が、いろいろと一生懸命やってしまうタイプの方だったんですね。しかも、自分自身で、試されるという……。
若林さんやっぱりまず、自分で人体実験。自分で試してダメなのはダメなんだろうと。「この方法はどうなのよ」って言われた時に、「それ、やってみたけどダメだった」って言えますからね。
−−やはりそうすると、やはり「基本は食だね」ということになりますね。
若林さんはい、東洋医学の古典なんかでもね、とにかく食べるものをちゃんとするようにって、単純なことしか書いてないんですね。食事が基本ていうことと、あとは、適度な運動と睡眠がないかぎり、元気にならないですよってことばかりが繰り返し出てきます。 四千年ぐらい前の本なのに、1番最初にでてくるのが、「今の人は食べ物を節制しない、酒を飲んで風にあたる、飽きるまで仕事をする、夜、眠らない。だから長生きしなくなったんだ」って。四千年前から同じ事を言われてどうするんだって思いますね。 中国医学以前の話ですが、仙人になる方法っていうのがあって、みんなで、不老不死になる薬を作り出すことにヤッキになっていたんですね。これは命を長くする、とか、これは身体を軽くするとかってお薬をいっぱい作ってたんですが、結局、みんな身体に毒になるものを作って、それを飲んで死んじゃうんです。最近のサプリメントとかアンチエンジングとかが流行っている現状って、なんかそれに似ているかなぁと思います。
−−そういうものに頼ったり、別な力に、なにか秘訣があるような気がしたんですね。
若林さんそうそう、そんな感じ。気持ちは分かるんですけど、でも、そんな方法、ないですよね。あったらいいですけど……。あったら、私だって使ってます。 「ごめんね、ないんだ、そういうの」って、よく患者さんに言います。見つけたら言ってねって。
−−そういうことをはっきり言ってくれるお医者さんて少ないですよね。これをやってみましょうとか、次はこうしましょう、ダメだったらこういうのがありますって、希望をつなぐような言い方をする方が多いような気もしますが……。
若林さん治せないということは、治療家としては、負けになっちゃうっていうのかなぁ。どうしても治せないものも存在するんですけどね。「この部分は治療できないから、もう少し楽になれる方法は」って形で提示するということはありますね。たとえば、「骨自体が変形しているから、これは私には治せない。でも、こっち側のバランスを変えて、もうちょっと楽に動けるようにしましょうか」とか。
−−そう言ってもらえると、現実としてはダメな部分があるかもしれないけれど、ちがう方法でやっていけるんだって理解できますね。以前からそういうスタンスでやられているんですか。
若林さん昔は、完全に治すっていう意気込みでやっていたことがありましたけど、それはちょっとへんだなって思い直しましたね。どうしても、長年使っていれば身体もあちこち壊れたりするんですよ。それと仲良くつきあっていくっていうことが、ちゃんと生きていくってことなんだろうなって。いつまでたっても年取らない人なんて、気持ち悪いじゃないですか。
−−でも、最近、そういうふうに見える人もいてドキドキしちゃいますよね。女優さんとか……。でも、先生も年齢不詳だなって思いますよ。
若林さん……これは童顔だからじゃないんですか? 1976年生まれですけど……。

−−もっと若く見えますが……しかし、その若さで、ご自分の治療室を切り盛りされ、ここまでやっているのって本当にスゴイことですね。高校をでて、すぐ鍼灸学校に入られたのには、なにか志とかあったんですか?
若林さんもともと、手で物を作ることが好きだったんですが、同時に、ヘンな子供でね、薬用植物図鑑を片手に、田んぼの畦道を走り回るとかそういうところもあって。中学校の頃のお友達は、「家庭の医学」のミニ版でした。そういうものごとのしくみを知るのも好きだし、手で物を作るのも好きで、どっちにしようか悩んだ時、おばあちゃんに相談したら、「免状が必要なほうから先にやりなさい」って言われて。「国家資格なんだろ、免状があれば食いっぱぐれないんだから。手で物を作るのは、あとからでもできるだろ」って言われて。非常に納得したので、「じゃ、そっちいきます」って。今の仕事をしているのはおばあちゃんの智恵ですね。感謝してますよ。
−−それで鍼灸学校を卒業されて仕事をはじめられたわけですが、仕事をしながら、また大学に?
若林さんはい、受験して大学にいきました。
−−それで4年間大学に行かれて。ご自身の鍼灸院を開いたのは、卒業してからですか?
若林さん大学在学中だったんですね。卒論を書きながら、この「アシル治療室」を開けたんですよ。あのころはツラかったな〜。
−−この本の執筆もその時期なんですね。驚きです。養生法の基本の食べ物があって……、次に暮らしとか運動とかがあると思うんですが、シリーズ化されたりする構想はないんですか?
若林さん患者さんにもせっつかれているんです。自分で自分の身体の管理ができるような方法っていうのを、ちょっとずつ原稿を書いていて、患者さんにまず配布して、やっていこうかなって思ってはいるんですが。 それこそ、また治療家という自分の仕事を減らすような方面なんですけどね。勝手に肩こりを治せる方法とか。腰痛の原因は自分で作っている……とか。 正しい姿勢そのものをみんな知らないですよね。患者さんに、「こうですよ」と口で言っても、みんな忘れちゃうから。うまく伝えるのがむずかしいですけど。 でも最近、ようやくうまく伝わった患者さんがいたんですよ。その方は、15年も腰痛があって、うちの治療室にいらしたのですが、 2回目に来た時には「先生、腰痛治りましたよ」って。私が治したんじゃないですけど(笑)。 「これだけ力が入っていたら、痛くなるでしょう。余分な力がはいらないようにすることで、肩もこらなくなるし、腰も痛くなくなるのよ」って教えてあげたんです。そのあとに、「でもね、これだけイタイんだから、1回、MRI(磁気共鳴画像検査)なりCT(コンピュータ断層撮影)なり撮影してみないと、何かあったら困るから」って医者の受診をすすめて。ところが、写真には何も写らなかったそうで。「じゃぁ、先生の言ってたことが本当なんだ」って思ったらしくて、一生懸命、力を抜いてみたんですって。そしたら、痛みがとれ てきて、キレイに治っちゃった。
−−いろいろな示唆に富んだ話ですね。
若林さん治療では、自分で治す方法を覚えてもらって、あとは自分でやれたら、そのほうがいいじゃないですか。治療家が全部治すのではなくて、患者さんの身体の中にちゃんとした状態があるわけだから。
−−先生の本を読んで、楽しくできるにしても、それでもつい誰かに頼りたくなっちゃう人っていると思うのですが、そういう人にアドバイスはありますか?
若林さん治療家に頼ることは悪いことではないんです。でも治療家が全部治してくれると思っちゃうと、自分の身体を手放すことになってしまう。何カ月かに1度とか、ほんとに調子が悪くなってきた時に、治療してもらうっていうのが、ベストチョイスなんですよ。精神的な調子も身体の調子も同じで、毎週通うとか、3日に1度は通うとか、治療に依存しそうな状態を作りださなければいいんですよ。自分の身体は自分のものだし、自分の身体のことは、自分が1番良くわかるはずなんですから。 治療されないと治らないとか、先生に会わないと安心できないっていう状況が一番怖いんです。なんであれ、依存なんで。治療に依存しないで、治療家をうまく利用してください。
−−自分の身体の管理ということで考えると、人としていい状態そのものがわからなくなっているような気がします。毎日を溌剌として過ごす……って言われた時の溌剌ってどんな状態?平穏に、穏やかに生きるっていうのはどんなことなの?とか……。
若林さん指標がないとそれがわからないというのが、一番まずいですよね。私もよく風邪をひくし、熱も出るし、便通がおかしくなったりすることもありますけど、ま、健康は健康なんですよ。慢性状態というか、いつも調子が悪くて、低空飛行っていうのは不健康なんですけど、好不調の波があって当然なんです。人の身体なんだから。 一定の状態でずっといられるなんて、絶対ないのですが、ちょっと揺れだすと、すごく不安になるみたいですね。毎日、ちょっと休んで、ごはんをおいしく食べて、睡眠時間もある程度確保してあげて、それでも、心理的にガクーンと落ち込むこともありますよ。ほんとに、ごくまれに私にだってあるんですもん。「電信柱が高いのも、ポストが赤いのも、全部私が悪いんだ……」って思った瞬間に、ハッと思うんですよね。「あ、体調悪い」って。なんの理由もないのに、そういう気分になる時は、身体の調子が悪いんだな、今晩何を食べようかな、そういえば背中が張ってるな、と、1回身体に引き戻して、どうやら体調が悪いみたい、今晩は早く寝ようって。
−−自分の身体に対して、自覚して引き戻しをするんですね。そういう気づきみたいなことが、あまりにもできなくなってきているんですね。
若林さんすごく腹がたったり、機嫌が悪かったりするのは、自分にイライラを受け取りやすい状態ができ上がっているということなので、身体に引き戻して考えると、なにか原因が見つかったりするんです。たとえば、知らない間に風邪をひいてた、おなかがすいている、足が冷えてる、とか。 そんな具合に、人間て、波があって揺らいでいるのが当たり前。いつも同じ状態でいようと思わないのが、1番いいと思いますよ。テキトーに。一定で続けていこうと思うと疲れちゃいますから。 どうせ、人生、死ぬまで続くンですから!
−−今日は貴重なお話をありがとうございました!
若林さんに、次にやりたいことを伺うと「洋裁を習たい」というお答え。「前から気になってしかたなかったんですけど、腕を上にあげると、肩のところがヘンじゃないですか。そもそも、日本人の体型に西洋風の型紙はあってないんじゃないか。着ていて楽で、カッコいい服が作りたい」。毎日、いろいろな人のボディと向き合っている仕事と、手作り好きな若林さんだからこそ気がつくことです。私も肩こりがヒドイし、生活は不規則だし、若林さんに診てもらいたいなぁと思いましたが、まずは、この「はりめし」から、自分の身体を考える生活をはじめてみようと思いました。【インタビュー:波多野絵理】

このページの先頭へ