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安藤裕子 ストア

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忘れかけていた音楽を聴く楽しみ、明るい希望すら存分に与えてくれる、安藤裕子の新作『グッド・バイ』

 安藤裕子が優れた音楽家である前に、優れた脚本家でもあることを再認識。出産、愛する祖母の死、先の大震災など「色んな事を一周して怖くもなくなったし、喪失感もない」という、デビュー10周年を迎えた彼女の約1年半ぶりオリジナル7枚目の新作『グッド・バイ』は、「死生観を歌ってるものが多いというか。以前はどちらかと言うと、自分の箱庭みたいな世界を歌ってた曲が多かった気がするんです。今回は“さよなら、こんにちは”っていうのを自分の中でキーワードにして。お別れじゃない“さよなら”、誕生としての“こんにちは”があるという。1曲目「ようこそここへ」で始まり、最後は「グッド・バイ」で静かに閉じる。でも、それは悪いお別れではなく、終わりの先にある生にもつながって」ひとつの壮大な叙事詩として結実する。

 言葉を透過した先に見える仄かな希望。特筆すべきはそれだけでなく、「楽器としての体、のどだけでなく、体全体が楽器になるように改善」された心に根を張るエンジェリック・ボイス、加えて原点回帰とも言えるポップ感と潤沢なメロディ、原点回帰を超えたアバンギャルドな実験性を持ったサウンドが、仄かな希望にさらに輪をかけて、輝かしい希望に変えていく。

 「後世を生きる人にも、素敵なものとして思ってもらえたら嬉しい」という安藤裕子の、時代に左右されない傑作『グッド・バイ』。供給過多なアイドルにボカロ、歌ってみましたバカ系エア孤独な自称ア〜ティストによる、画一的キレイごと歌詞+プロツールスでチンして出来上がりな音+ジャイアン歌唱にゃ、もううんざりな貴方に、忘れかけていた音楽を聴く楽しみを存分に与えてくれることでしょう。

※動画をご覧いただくには、最新のAdobe Flash Playerが必要です。
Adobe ホームページで入手(無料)し、インストールを行ってください。

収録曲


1.ようこそここへ[5:42] / 2.完全無欠の空と嘘[4:42] / 3.ローリー[4:09] / 4.ここに臨む丘[5:56] / 5.サイハテ[4:48]
6.いらいらいらい[5:09] / 7.貘砂漠[5:21] / 8.愛の季節[5:30] / 9.Aloha 'Oe アロハオエ[5:37] / 10.グッド・バイ[4:49]

11/9公開の映画『四十九日のレシピ』の主題歌「Aloha'Oe アロハオエ」を収録!!

この曲は、今年5〜6月開催のアコースティックツアーでも披露してきており、 曲名などは発表していない中、別れを歌った歌詞と美しい旋律にたくさんの反響が寄せられました。
安藤裕子が映画の主題歌を担当するのは「海原の月」以来6年ぶり。
そして永作博美さんとのタッグは、'06年にO.Aされた月桂冠のCM以来2度目。この再タッグにもご期待ください。

映画は、伊吹有喜氏の小説「四十九日のレシピ」が原作で、主演の永作博美さんをはじめ、
共演には、石橋蓮司さん、岡田将生さん、二階堂ふみさん、原田泰造さんら 実力派俳優陣が名を連ねる、感動の物語になっています。

「四十九日のレシピ」オフィシャルサイト  http://49.gaga.ne.jp/

各曲コメント

※枠内青色=制作ディレクターコメント、赤=安藤裕子コメント


ようこそここへ

宮川弾作曲の美しくにじむバラード
弾君から送られてきたデモは、もっとアップテンポのシャッフルで楽しげな曲でした。
詞を書き始めた裕子と、アレンジに手を付けた山本君が二人とも、もっとゆっくりとしたバラードにと考えたのは偶然でしょうか。
シューゲイザー的な音色でかき鳴らされたギターと出たり入ったりの弦がにじんで、濁った美しさが際立つ大人の曲です。


裕子です。
実はいつも詞を書くのに悩んでしまうダンクンの曲。
だけど今回はすぐに曲のあるべき姿、世界がパッと見えたし、アルバムに足りない要素を埋める大事な曲であると分かった。 さみしがり屋の言葉たちの時と似てるかな?
そしてもっさんが私の気持ちを汲んだようなアレンジをしてきたのは月日の成せるものでしょうか?
いい曲です。


完全無欠の空と嘘

宮川弾アレンジ
アルバムに欠けていた思いっきりポップな世界観のために制作後期に書き下ろしました。
初めての試みで裕子以外の男女コーラスが入ってます。更に弦も6422。
かなり沢山音が入ってます(笑)が、さすがの省二郎マジックで素晴らしいしあがりになりました。


アルバムに酸素を送るべく、ダンクンにアレンジをお願いしました。
はからずも、もっさんやアンディと作ってきた王道安藤裕子サウンドになってるようにも感じます。
もちろんコーラスとかやってることは全然違うんだけど。


ローリー

GREAT3白根賢一作曲の、能天気サーフミュージック
この曲は当初からこういうテイストになる予定でした。”君はエキゾチック♪”というデモに入っていた白根さんの 歌詞を裕子が気に入って、それありきで書き進められた様です。


そうです。
エキゾチックって言いたかったし、楽しげなこの曲が好きなのです。


ここに臨む丘

比較的王道の安藤裕子節。
この曲は紆余曲折ありまして。凄くいい作品になったと思います。
ABCを繰り返した後の、Dメロが泣ける。


この曲は歌を最終的に録り直したり、納得行くのに時間がかかったな。


サイハテ

今作一番のアップテンポナンバー
音数を減らして、"かたまり" の疾走感を目指しました。当初コーラスも入れないつもりでしたが、高揚感の演出の為に入れ始めたら、とまらなくなって...(笑)
最後の最後に出てくるかえるコーラス(本人命名)が大のお気に入りです。
ベースはレコーディング初顔合わせのレピッシュのtatsuさんです。


この曲は当初もうちょっとしっとり?としたイメージだったけど、もっさんがアクティブに仕上げてくれました。
私のお題としては青春の持つ若干の後悔でしょうかね。
私はこのサウンドの塊感を守るべく、終始ピアニストになって歌い続けました。
疲れました。立ち弾きですからね。


いらいらいらい

これは比較的初期に出来てました。
去年の夏フェスで初披露しました。彼女には珍しいタイプのアレンジで静かにぐいぐいと近づいてくるような曲。
曲途中の台詞は彼女が書いた小説からの引用です。


いらいらいらいは何年か前からあって、若い頃にやっちゃうとシリアスすぎるというか。
今だから余白があってフィットしてると思う。
私は朗読が好きなのです。


獏砂漠

爆発。伊藤大地君のドラム、設楽博臣君のギター。
去年から加わった新しいチームによる新しいアプローチが一番発揮されている曲。
裕子の歌も負けず劣らず勢いづいてます。バンドのような熱量を求めました。
妖しい弦の出入りが醸し出す雰囲気が実は重要なスパイス。
山本隆二のいい仕事です。


これもだいぶ昔からあって、私が素人時代にアンディがライブに初めて来てくれたなと覚えてます。
新しい音。楽しいね。


愛の季節

やはり、これがこのアルバムのハイライトです。
社内外、男女ともに支持率が圧倒的に高かったです。
2月の日フィルとの共演で初披露して、春のアコースティックツアーまで、媒体、お客様からの問い合わせが非常に多かった曲です。
レコーディングしたもので、ここまで歌の熱量を形にするのは本当に難しいのです。


熱量を要するけど、実は結構あたたかい曲だと思う。
優しい気持ちで歌えるといいですね。


Aloha O'e アロハオエ

タナダユキ監督から熱烈なオファーを頂いて、ハワイの鎮魂歌 "アロハオエ"に 裕子が日本語詞を書き下ろしました。これも別れの歌。これは送り出す別れの歌。美しい。
出来上がったとき、監督をはじめとする映画スタッフの方々から涙が止まらなかったと次々とメールを頂きました。


伝統ある曲を歌わせて頂くわけですから、緊張しました。
それでも誰しもが持つ思いにつながる曲になってくれたと思います。


グッド・バイ

別れの歌。また会うための。歌ピアノ一発録りです。後からダビングしたasa-changのスネアが素晴らしい役割を果たしています。
出てくる場所のセンスが本当に素晴らしい。
この曲がこのアルバムのへそかもしれません。


この曲は命の曲。
震災後、生まれた娘を抱いて、歩く道の上でできた曲です。
吸い込まれるような青空を眩しそうに見上げる娘の顔を見ていたら涙が溢れました。
沢山の人が亡くなりました。今尚何も変わっていない暮らしを強いられている人も多くいます。

きっと何も変わっていないのかもしれない。
今まで私たちは当たり前の明日に胡座をくんでいたんだろう。
命は、暮らしというものは、途切れては繰り返されるに過ぎないものだと知らなければいけない。
そして先人の命を我々は明日に繋ぐだけなのだと思う。

だから。今をただ生きるのだと、この曲は教えてくれます。


安藤裕子 インタビュー


――よく聴く音楽、おススメの音楽等があったら教えてください。

家で音楽を聴く機会があまりないのですが、娘とDVDなど観ながら使われる音楽で一緒に踊ったりしています。
最近の娘のお気に入りはsly and the family stoneのdance to the musicです。 くねくねダンスがとっても可愛いです。


――「四十九日のレシピ」に対する感想を教えていただけますでしょうか。また、映画作品の一番の見どころがあれば是非教えてください。

永作さん演じる主人公が、父親の再婚相手である母の死を境に、足を一歩踏み出すというところが見所と言えるのでしょうか?最後に彼女の横顔が映されるのですが、その表情を観て私は今回のアロハオエの歌詞を書けたんだと思います。

――同世代女性に一言メッセージをいただけますでしょうか。

昔私が映像の向こう側で憧れた大人の女は、なんだかとっても美しくて、最後はいつも、男に守られ愛され生きていた。 自分が年を重ねてみても一向にその色気は出ず、出会う男は皆、繊細で壊れやすかった。 なんだかなあ。 そんな風にも思うけど、意外と清々しく生きています。 通りすがりのお嬢ちゃんに憧れられるような女になりたいな。

――今までで一番影響を受けたアーティスト、もしくは人物は誰ですか。

母親じゃないでしょうか? 憧れた姿も否定した姿もありますが、今の自分を形成したのは彼女な気がします。

――プライベートはどのような過ごし方をされておりますか。

ダラダラしています。 ああ〜洗濯しよ〜。ああ〜掃除機〜。 と言いつつソファーにグデエとしています。

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