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公認コラムHELLO Navi!

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2015.6.22 更新

「9→10周年記念℃-uteコンサートツアー2015春〜The Future Departure〜 ツアーファイナル」(6/11)レポート

3月から5月まで展開してきた『9→10周年記念℃-uteコンサートツアー2015春〜The Future Departure〜』のツアーファイナルにして、特別な一夜。ハロー!プロジェクトキッズの中から結成が発表されて10周年にあたる記念日、6月11日に開催された℃-ute初の横浜アリーナ(以下、横アリ)単独ライヴ。
場内に入って驚いたのは、横アリで多いパターンのステージが奥の方にあるのではなく、場内をヨコに使う形でメインステージが設置され、さらに中央の花道とセンターステージが、メンバーをより近くに感じることができるレイアウトになっていました。広い場内を5人のメンバーが躍動するのはどんな光景なのか、期待が高まります。

M1.まっさらブルージーンズ(2006年5月6日発売/インディーズデビューシングル)
M2.即 抱きしめて(2006年6月3日発売/シングル)
M3.大きな愛でもてなして(2006年7月9日発売/シングル)
M4.わっきゃない(Z)(2006年7月29日発売/シングル)
M5.桜チラリ(2007年2月21日発売/メジャーデビューシングル)

スタートから5曲目までは、インディーズでのデビューシングル「まっさらブルージーンズ」からメジャーデビューシングルの「桜チラリ」までをリリース順に披露。これらの曲は2012年に『(2)℃-ute神聖なるベストアルバム』がリリースされて以降、ライヴではニュー・アレンジの「2012神聖なるVer.」で歌われることが多いのですが、今回はオリジナルVer.でした。モニターには当時のMVなどの過去の映像も流れ、10周年のメモリアル感を醸し出します。「まっさらブルージーンズ」では、萩原舞がMVからタイムスリップして飛び出してきたように10年ぶりというサングラスを身につけた姿でのパフォーマンスでした。ライヴ開始の挨拶を兼ねたMCでは、岡井千聖より春からのツアーとはセットリストがかなり変っていることが告げられ、場内大歓声。

M6.I miss you(2014年11月19日発売/シングル)
M7.悲しき雨降り(2013年7月10日発売/シングル)
M8.ほめられ伸び子のテーマ曲
(2008年3月12日発売/アルバム『3rd〜LOVE エスカレーション!〜』収録曲)

ハーモニーの美しさが際立つ「I miss you」、雨女のイメージが定着しているリーダー、矢島舞美のための曲ではないかとすら思える「悲しき雨降り」。℃-uteの大きなイベントやライヴでは雨が降ることが多いのですが、この日は曇りながらも雨にはなりませんでした(終演後には待っていたかのように雨が降り始めましたが…)。
近年のヒット曲が続いた後は初期の「ほめられ伸び子のテーマ曲」という年代的な振り幅もキャリア10年の℃-uteならでは。

M9.メドレー
夏DOKIリップスティック※矢島舞美
(2007年4月18日発売/アルバム『(2)mini〜生きるという力〜』収録曲)
ディスコ クイーン※中島早貴、萩原 舞
(2007年4月18日発売/アルバム『(2)mini〜生きるという力〜』収録曲)
地球からの三重奏※矢島舞美、鈴木愛理、岡井千聖
(2013年4月3日/シングル「Crazy 完全な大人」初回限定盤D収録曲)
君の戦法※ 中島早貴、岡井千聖、萩原 舞
(2010年2月24日発売/アルバム『ショッキング5』収録曲)
通学ベクトル※鈴木愛理、萩原 舞
(2007年4月18日発売/アルバム『(2)mini〜生きるという力〜』収録曲)
One's LIFE※岡井千聖
(2009年1月28日発売/アルバム『(4)憧れ My STAR』収録曲)
江戸の手毬唄II(2008年7月30日発売/シングル)

矢島舞美のソロ「夏DOKIリップスティック」から始まるメドレーは、花道やセンターステージを使い床ダンスも披露。観客席は真っ赤なサイリウムに染まります。その後も、歌唱メンバーが変わる度に、サイリウムもそのメンバーカラーに変化して視覚的にも一体感を生み出します。ラストの「江戸の手毬唄II」以外は、バックダンサーに4人のハロプロ研修生(山岸理子、加賀楓、段原瑠々、橋本渚)も登場して華を添えました。

M10.心の叫びを歌にしてみた(2014年3月5日発売/シングル)
M11.世界一HAPPYな女の子(2011年9月7日発売/シングル)

ここにたくさんの人々が集まったことへの感謝を歌に込めるように、花道からセンターステージで「心の叫びを歌にしてみた」を歌い、ハロプロ研修生とともに場内を周回しながらの「世界一HAPPYな女の子」は、まさにキュートな歌声。

M12.SHOCK!(2010年1月6日発売/シングル)※ハロプロ研修生のチャレンジアクト

ハロプロ研修生4人だけがステージに残ってチャレンジアクトとして歌ったのは℃-uteの「SHOCK!」。梅田えりかが卒業して現在の5人になっての初めてのシングルで、メンバーそれぞれにとっては試練の時でもあった楽曲でもありました。これをはさんだ中盤は、今の、そしてこれからの℃-uteが表現されるかのような構成。

M12. Flashdance... What a Feeling(カヴァー)
アイリーン・キャラが歌った1983年の映画『FLASH DANCE』の主題歌を原詞の英語で歌いこなし、レーザー光線が宙を舞い、℃-ute5人もステージでより美しく輝きます。

M13.次の角を曲がれ(2015年4月1日発売/シングル)
M14.君は自転車 私は電車で帰宅(2012年4月18日発売/シングル)

ロッカー・中島卓偉の作による最新シングルの1曲「次の角を曲がれ」の導入では、生演奏によるギターが鳴ると、LoVendoЯの2人のギタリスト魚住有希と宮澤茉凜もステージに登場!熱い共演が繰り広げられました。場内の熱を冷ますように「君は自転車 私は電車で帰宅」にもこの2人が参加。間奏と最後のツインギターによるハーモニーによって、可愛さもあるこの曲が、ロック・バラードに変貌していくようでした。

M15.The Middle Management〜女性中間管理職〜(2015年4月1日発売/シングル)
M16.ひとり占めしたかっただけなのに
(2012年2月8日発売/アルバム『第七章「美しくってごめんね」』収録曲)

前曲の終盤でステージから下がったメンバーが、イントロとともにシルエットが浮かんでの再登場。衣装をチェンジして披露した2曲の後、矢島舞美が「私たちも汗だくですが、皆さんもいい汗をかいてそうですね」から始まり、客席をゆっくりとあおり、中島早貴の「ネクスト・ナンバー・カモン!」で再びチャージをかけていきます。

M17.アダムとイブのジレンマ(2013年7月10日発売/シングル)
M18.悲しきヘブン(2012年9月5日発売/「会いたい 会いたい 会いたいな」カップリング曲)
M19.Midnight Temptation(2011年4月6日発売/アルバム『超WONDERFUL!(6)』収録曲)
M20.都会っ子 純情(2007年10月7日発売/シングル)
M21.Kiss me 愛してる(2011年2月23日発売/シングル)

後にコーラスが追加されたシングルVer.ではなく原曲のアレンジで歌われたロックナンバー「悲しきヘブン」に続いて、再びLoVendoЯの魚住有希と宮澤茉凜が参加しての「Midnight Temptation」。「都会っ子 純情」はイントロのセリフが初発表時の矢島舞美と、後の「2012神聖なるVer.」の萩原舞の2人によって発せられると、花火のような特効がドカンと一発!場内の盛り上がりはこの日のトップかと思いきや、その後の「Kiss me 愛してる」でさらに上昇していくようでした。

M22.僕らの輝き
(2007年4月18日発売/アルバム『(2)mini〜生きるという力〜』収録曲)
M23.ザ☆トレジャーボックス(2013年4月3日発売/「Crazy 完全な大人」カップリング曲)
M24.超WONDERFUL!(2011年4月6日発売/アルバム『超WONDERFUL!(6)』収録曲)
M25.Danceでバコーン!(2010年8月25日発売/シングル)

「Kiss me 愛してる」の後、岡井千聖の一言「ラストスパートまだまだ行くよー!」。殆どインターバルが無く「Danceでバコーン!」まで9曲連続の殺人セットリストに近いパートでした。「僕らの輝き」は発表当時は岡井千聖と梅田えりか、有原栞菜の3人で歌った曲。会場にはこの2人と村上愛といった初期メンバーも来場して、5人を見守っていました。
横浜アリーナの広い空間、設置された全てのステージを支配していく5人はまさに女戦士!

M26.たどり着いた女戦士(2013年9月4日発売/アルバム『(8) Queen of J-POP』収録曲)

本編のラストは「℃-uteの道程を見守りながらつんく♂さんが作って下さった曲」と紹介して、2013年の日本武道館での初単独公演を前に作られた壮大なる曲「たどり着いた女戦士」を。ドライアイスを使った演出と相まって神々しささえ感じられる歌声が場内に響き渡ります。

EN27.JUMP(2007年2月21日発売/シングル「桜チラリ」カップリング曲)

アンコールを求める℃-uteコールを裂くように、通路から現われたメンバーたちとハロプロ研修生。曲はライヴのラストを飾ることが多い「JUMP」。「♪この地球(ほし)にルールがあーりー だからこそ慈しみ合ーうー」の客席との合唱は、ライヴで聴く度、涙腺が緩みます。

日本武道館公演を2回経験してきた上での横浜アリーナなので、涙は無いかなと思いながら見ていましたが、ラストのMCではそれぞれの思いがこみ上げて、美しい涙。

EN28.我武者LIFE(2015年4月1日発売/シングル)

そしてラストは、テレビ朝日『musicる TV』の音楽作家塾企画で生まれた湘南乃風・SHOCK EYEのプロデュースによる「我武者LIFE」。℃-uteの結成から10年間の歩みが込められている歌です。筆者には「我武者LIFE」は、この日、会場で聴いたものが最も胸にしみてくる感じがしました。
最後のMCで鈴木愛理、矢島舞美が異口同音に、村上愛、有原栞菜、梅田えりかの3人も含めた8人で℃-uteと語っていたことから、歌詞にある「出会いと別れ乗り越えてきた」、「もう誰一人も欠けないで」が、℃-ute全員の気持ちとして伝わってきます。

中島早貴はさいたまスーパーアリーナに立ちたいと次の目標を語り、矢島舞美は「℃-uteは、まだまだ走り続けます!」と宣言。10周年の節目で振り返っての感謝だけではなく、「The Future Departure」というツアータイトルの通り、未来への出発でもある横浜アリーナ公演になりました。10年後もこの5人での℃-uteのステージを見ていたいと実感したライヴでした。

コラム記事:高島幹雄


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