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公認コラムHELLO Navi!

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2015.7.10 更新

Juice=Juice ファーストアルバム『First Squeeze!』レビュー

2013年2月にハロプロ研修生の中から結成されたJuice=Juiceの、デビュー以来およそ2年が経過して初めてのアルバムが登場!その名も『First Squeeze!』(ファーストスクイーズ)…直訳すると「一番搾り」ということのようですが、グループ名にマッチしたタイトルです。

2014年6月から2015年4月までに39都市65公演に及んだ『Juice=Juice ファーストライブツアー2014〜2015 News=News 〜各地よりお届けします!〜』に続き、『Juice=Juiceファーストライブツアー2015 特別編!! 〜Special Juice〜』として5月には中野サンプラザ、大阪はNHKホールでの初単独ライヴを大成功させ、その間の4月、6枚目のシングル「Wonderful World/a va ? a va ?」が初のシングルランキング1位を獲得するなど、早くもハロプロの中堅グループとなったJuice=Juice。その大躍進に相応しいビッグなスケールのアルバムが完成しました。通常盤でも3枚組! 各ディスクにアルバム・タイトルを付けた細かいアイデアもパッケージ・アイテムとしてそそられる要素です。

DISC-1『The Best Juice』

2013年6月に「ハロプロ研修生feat.Juice=Juice」名義のインディーズ・シングルとしてリリースされた「天まで登れ!」をJuice=Juiceだけのヴァージョンを幕開けに、2013年9月のメジャーデビューとなったトリプルA面「ロマンスの途中/私が言う前に抱きしめなきゃね(MEMORIAL EDIT)/五月雨美女がさ乱れる(MEMORIAL EDIT)」から、2014年10月リリースの「背伸び/伊達じゃないよ うちの人生は」までの全シングルがそれぞれの収録順に完全収録したグループの軌跡をたどる内容になっています。
これまで欠かさず聴いてきたコアなファンの方でも、1枚のディスクで全曲を通して聴くと、メンバーの歌声の変化、成長も改めて感じる再発見があるでしょうし、最近になってJuice=Juiceを知った方にとっては、この上ない入門盤です。

DISC-2『The Brand-New Juice』

オリジナル・アルバムにあたるディスクが、こちらの『The Brand-New Juice』。トップに最新シングルの「Wonderful World」が置かれていて、DISC-1のラスト「伊達じゃないよ うちの人生は」から続けて聴くならば、時間軸的な感覚でもスムーズにつながる構成。また、「♪この世界は スバラしいよね〜」のフレーズも印象的なこの歌で、このアルバムからJuice=Juiceの新たな世界が始まるようにも感じます。
アルバム用の新曲を多数含むオリジナル・アルバムを主体に考えれば、『The Brand-New Juice』がDISC-1になって、先の『The Best Juice』は特典盤的にDISC-2になるのかもしれませんが、Juice=Juiceの2年間をひとまとめに俯瞰するアイテムならば良い順番だと思います。もちろんどのディスクを最初に選ぶかは、手にしたあなた次第。

「Wonderful World」との両A面シングルのもう1曲「Ca va ? Ca va ?(サヴァ サヴァ)」を真ん中に挟むかたちで配列された全11曲を収録。宮崎由加(リーダー)、金澤朋子(サブリーダー)、高木紗友希、宮本佳林、植村あかりの5人の歌声は、時に強く、可憐に、しなやかに歌の世界観を表していきます。

2曲目の「CHOICE & CHANCE」の歌詞ではないですが、いくつかの楽曲を自分勝手に選んで紹介させて頂きます。

前半のラストにあたる5曲目に収録された「選ばれし私達」は、昨秋にツアーで初披露されて歌われてきた、ファン待望の音源化。このディスクでは唯一のつんく作詞・作曲で、研修生から選ばれて、それ以前に運命に選ばれてJuice=Juiceになった5人自身と重なります。

「Ca va ? Ca va ?(サヴァ サヴァ)」に続く6曲目、アルバム後半のスタート「GIRLS BE AMBITIOUS」は、作詞、作曲、編曲が中島卓偉。同じハロプロの楽曲ではBerryz工房「1億3千万総 ダイエット王国」を彷彿させる歌詞ですが、こちらは痩せるだけでなく、人見知りも克服して、でっかい夢を掴んでやるという、強い意志をもって大志を抱く女子が描かれています。
8曲目の「愛のダイビング」。初期シングル以来のファンキーな路線が好きな方ならこれは推せる曲なのでは?フェイクの飛びまくりも心地いいアッパーソング。ここでのダイビングは海ではなく、空からのダイビング。

10曲目の「未来へ、さあ走り出せ!」は、アコースティックなテイストを内包したJuice=Juice流EDM。歌詞にグループの名前が盛り込まれているのもツボで、これからのJuice=Juiceのテーマソングになっていくのではと思います。

ラストは、「チクタク 私の旬」と共に、5月の中野サンプラザ公演で初披露された「続いていくSTORY」。宮崎由加、金澤朋子、高木紗友希、宮本佳林、植村あかり、この5人の今後にどのようなSTORYが待っているのでしょうか?

DISC-3『The Cover Juice』

ハロプロの先輩たちの楽曲をカヴァーした6曲入りのミニアルバムになっています。いずれも昨年のツアーから歌われてきた楽曲で、音源化が期待されていたものです。

太陽とシスコムーンの1999年のシングル曲をカヴァーした「Magic of Love(J=J 2015Ver.)」は、特にツアーで歌われたカヴァーの中でも高評価を得ていたように感じます。イントロに添えられた「We Are Juice=Juice!」もポイント。
以下、原曲を歌ったユニット(ソロ)と発表年を書き添えておきましょう。

「香水(J=J 2015Ver.)」メロン記念日(2002年10月)
「鳴り始めた恋のBELL」音楽ガッタス(2007年9月)
「スクランブル」後藤真希(2003年6月)
「BABY!恋にKNOCK OUT!」プッチモニ(2001年2月)
宮崎由加、金澤朋子、植村あかりの3人。
「ラストキッス」タンポポ(1998年11月)
高木紗友希と宮本佳林のデュエット。

ツアーでは他にもGAMの「Thanks!」やZYXの「白いTOKYO」などもカヴァーしていますが、今回は厳選した6曲になっています。今後もJuice=Juiceヴァージョンになったハロプロ楽曲が音源になっていくのでしょうか?その面でも期待したいと思います。

改めて書くと、このカヴァー・アルバムは通常盤だけの収録になっていて、『First Squeeze!』は他に2種類の仕様があります。
初回生産限定盤Aは、CDのDISC-1とDISC-2に加えて「Music Videoクリップス集」のBlu-rayのセット。
初回生産限定盤BもCDのDISC-1とDISC-2に加えて、こちらは「Juice=Juice ファーストライブツアー2015 News=News 〜各地よりお届けします!〜」の4月25日のツアーファイナル、札幌ペニーレーンでのライヴを全曲収録したDVDのセット。

Juice=Juiceは、2016年秋まで、全国で220公演を行うと中野サンプラザで宣言したツアー『Juice =Juice LIVE MISSION 220 〜Code1→Begin to Run〜』を展開中です。このアルバムを聴いて、あなたのいる場所のお近くでライヴがある時は是非、御覧になって頂きたいと思います。……自分もどこかの会場で見たいですね。

ファーストアルバムにして最大規模の『First Squeeze!』、2015年7月15日の発売です。
収録内容の全てはオフィシャルサイトへ

コラム記事:高島幹雄


【7/15発売】First Squeeze!
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