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2015.12.7 更新

℃-uteコンサートツアー2015秋 〜℃an't STOP!!〜 ツアーファイナル(11/28)レポート

10月17日(土)のハーモニーホール座間を皮切りにナルチカというツアーを挟みながら開催してきた『℃-uteコンサートツアー2015秋 〜℃an't STOP!!〜』の追加公演となったツアーファイナル。
ツアーの最終公演であるとともにライヴでは、12月23日発売の『℃maj9 (読み=シーメジャーナインス)』の収録曲からも披露され、約2年ぶりとなるこのアルバムも楽しみなステージでした。

M1.THE FUTURE(2014年11月19日発売/「I miss you」との両A面シングル)

M2.The Middle Management〜女性中間管理職〜
(2015年4月1日発売/「我武者LIFE」「次の角を曲がれ」とのトリプルA面シングル)

M3.愛ってもっと斬新(2013年11月6日発売/シングル)

M4.会いたい 会いたい 会いたいな(2012年9月5日発売/シングル)

開演直前に客電が落ちるホール内、刺激的な音響とともにステージ上のビジョンで赤い地に白いロゴが光り輝くツアータイトル「℃an't STOP!!」の文字。やがてせり上がる奥から、ダーク・グリーンのコスチュームを身にまとった℃-uteの5人が登場。「THE FUTURE」からライヴはスタート!「The Middle Management〜女性中間管理職〜」まではステージ上の一段高いところでのパフォーマンス。続く「愛ってもっと斬新」のイントロとともに、衣装の上着を脱ぐと、場内のテンションが一段アップ。「会いたい 会いたい 会いたいな」でダンサーが登場して、電飾で光る大きなリングを使ってのパフォーマンスが繰り広げられます。踊って歌いながらセンターにいるメンバーがめまぐるしく変わるのも℃-uteのライヴを見ていて楽しめるポイント。ステージ全体を見ると、センターが実際にメンバーの真ん中にいる奇数人数のバランスの良さ。

ライヴ序盤の4曲をノンストップで披露してこのステージ最初のMC。
矢島「中野サンプラザにお集りの皆さんこんばんは!」、「中島早貴っ!」、「矢島舞美っ!」、「鈴木愛理っ!」「岡井千聖っ!」「萩原舞っ!」、「℃-uteでーす!」という自己紹介の後、この日はそれまでツアーに帯同していたハロプロ研修生は自分たちのステージがあるので、今回は特別にダンサーが参加、ステージ上に新しい刺激がステージ上に走ってるので℃-uteも負けないように頑張ると宣言。「次の曲はこちらの曲です」で始まったのは、今やライヴに欠かせないキラーチューンの「Kiss me 愛してる」。

M5.Kiss me 愛してる(2011年2月23日発売/シングル)

M6.★憧れ My STAR★(2009年1月28日発売/アルバム『て瓦 My STAR』)

M7.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
(2006年10月25日発売/アルバム『キューティークイーン VOL.1』)

M8.SHOCK!(2010年1月6日発売/シングル)

「Kiss me 愛してる」では、ビジョンに矢島舞美の表情がアップになると、早くも光る汗。雨女っぷり(そういえば今回のツアーファイナルは雨降りにはならず)と並んでしばしば話題になる矢島舞美の汗ですが、ビジョンに映るそれは神々しささえ感じる美しい1カット。続く初期アルバムの「★憧れ My STAR★」では、ビジョンにあらわれるメンバーのシルエット、ボールなど様々な模様とステージ上のダンスがシンクロする演出。そしてファースト・アルバムから「ENDLESS LOVE〜I Love You More〜」へと続いたこのブロックのラストは「SHOCK!」。メンバーの卒業により現在の5人になった直後のシングル。鈴木愛理がセンター、そしてメイン・ヴォーカルで、リリース当時にメンバーが抱いた様々な思いと思い出が詰まった曲。今年6月の10周年を記念した横浜アリーナ公演ではハロプロ研修生が歌いましたが、今回はもちろん℃-uteの5人。この楽曲のリリース当時、筆者はまだ℃-uteのことを知りませんでしたが、後に読んだメンバーのインタビューで知っていたので、この楽曲をさりげなくセットリストに組み込んでいるところにも、℃-uteのこの数年間での成長も感じました。当時を知るファンの方々はどんなふうに感じながら見ていたのでしょうか?

岡井千聖が「19歳の舞ちゃんは今日が10代最後のライヴ」と紹介。矢島舞美は「もう舞は10代だからって言えなくなるから、今のうちにいっぱい言っておきな」などと言われた萩原舞(誕生日は2月7日)は、「早く20代になりたい気持ちが100%あって、まだ10代でいたい気持ちも100%ある」というフクザツな心境と共に、「はたちになったら(メンバーの)みんなと楽しみたいなって思うよ」とも。そしてメンバー全員が20代になることから、「もうあとちょっとしか歌えない」、「この後のセットリストはもう入らないかもしれない」などという話から、萩原舞から歌い始める「二十歳前の女の子」へ。

M9.二十歳前の女の子(2011年2月23日発売/シングル「Kiss me 愛してる」C/W)
M10.Bye Bye Bye!(2009年4月15日発売/シングル)
M11.I miss you(2014年11月19日発売/「THE FUTURE」との両A面シングル)
M12.涙の色(2008年4月23日発売/シングル)
M13.FOREVER LOVE(2008年11月26日発売/シングル)

M14.Danceでバコーン!(2010年8月25日発売/シングル)

「二十歳前の女の子」からは緩急のバランスがよく並ぶ、6曲連続のパート。ラストの鈴木愛理のMCによると、今回のツアーでアップグレードされたという「Bye Bye Bye!」と「涙の色」の初期シングルの間に挟まった、一年前にリリースされた「I miss you」は、折り重なるハーモニー、コーラスワークで神聖な空間を作りあげていきます。「FOREVER LOVE」は、メインをつとめる矢島舞美と℃-uteの歌姫、鈴木愛理の二人に割り当てられたフレーズのかけあいの緊迫感のようなものがグイグイと迫ってくるような感覚が心地良い。さらに中島早貴の「Can't ストーップ!Danceでーッ!バコーン!」の場内と一体になった掛け合いでテンションMAXに「Danceでバコーン!」。

熱気を一度クールダウンするように、矢島舞美と萩原舞の二人がステージに残り「熱ーい、皆さん大丈夫ですか?」と客席に呼びかけつつ始まるMC。やがて衣装チェンジを終えた岡井千聖、中島早貴、鈴木愛理が戻ってくると、今度は矢島舞美と萩原舞が衣装チェンジのため一度、ステージを離れて、残った三人のMC。全員揃ったところで、「2階の皆さん、まだまだ元気残ってますかーっ!」「1階席の皆さん、まだまだ声を出していくよーっ!」「会場全体でもっともっと声を出していくよーっ!」の煽りに歓声で応える客席。ギアを入れ直して、さらに℃an't STOP!!な後半のノンストップ・パートに突入 。

M15.都会っ子 純情 (2012神聖なるVer.)
(2012年11月21日発売/アルバム『②℃-ute神聖なるベストアルバム』)

M16.Love take it all
(2014年3月5日発売/「心の叫びを歌にしてみた」との両A面シングル)

M17.まっさらブルージーンズ(2012神聖なるVer.)
(2012年11月21日発売/アルバム『②℃-ute神聖なるベストアルバム』)

M18.JUMP(2012神聖なるVer.)
(2012年11月21日発売/アルバム『②℃-ute神聖なるベストアルバム』)

M19.Crazy 完全な大人(2013年4月3日発売/シングル)

M20.アダムとイブのジレンマ
(2013年7月10日発売/「悲しき雨降り」との両A面シングル)

インディーズ・デビューシングルだった「まっさらブルージーンズ」(2006)など『◆-ute神聖なるベストアルバム』でリニューアルされた初期楽曲の間に近年のシングルを挟んだ構成で、たたみ掛けていきます。このブロックは一人ずつ異なる色のカラフルな衣装も目を引きます。メンバーカラーに合わせたものではなく、レッドの矢島舞美がブルー、ブルーの中島早貴は紫、ピンクの鈴木愛理がオレンジ、グリーンの岡井千聖はピンク、そしてイエローの萩原舞はグリーンという、通常の見慣れた色とメンバーの組合せと異なって新鮮なインパクト。

M21.アイアンハート(2015年12月23日発売/アルバム『℃maj9』)

M22.世界一HAPPYな女の子 (2011年9月7日発売/シングル)

MCを挟んで12月に発売のニューアルバムから「アイアンハート」を、バックダンサーとともにミニトランポリンを使ったパフォーマンスで披露。本編ラストは「世界一HAPPYな女の子」で多幸感に溢れたエンディング。

EN1.嵐を起こすんだ Exciting Fight!
(2015年10月23日発売/「ありがとう〜無限のエール〜」との両A面シングル)

℃-uteのライヴではアンコールの連呼ではなく「℃-ute」が繰り返される「℃-uteコール」。大きなコールに呼込まれてステージに再登場。バラード・タッチの歌い出しの「嵐を起こすんだ Exciting Fight!」でアンコール・パートがスタート。矢島舞美の透き通るような歌声、中島早貴は丁寧に言葉を伝えていくように…、そして、ヴォーカル力の評価も高い鈴木愛理の安定感、岡井千聖の場内を揺るがすような爆発力、萩原舞の声はまさにキュート。5人のヴォーカルはますますヒートアップして、2階席まで迫ってきます。

EN2.情熱エクスタシー(2015年12月23日発売/アルバム『℃maj9』)

ニューアルバム『℃maj9』からこの日が初披露となる「情熱エクスタシー」。レコーディングでは元「MEGADETH(メガデス)」のギタリストでJ-POP通としても知られるマーティ・フリードマンが参加しているというハードなナンバー。℃-uteのグループ名がアルファベットでコールされるパートもあり、今後のライヴではオープニングでも合いそうな楽曲。中島早貴がセンター&メイン・ヴォーカルで、彼女のファンにとっても嬉しい楽曲では無いでしょうか。
それに、この曲の後のMCで鈴木愛理も語った「皆さんの対応力の素晴らしさ」。初披露曲の場合、客席の反応がバラバラになる場合が多いのですが、この日は場内の一体感でメンバーを支えた、盛り上げたように見えました。

 最後に語られた一人一人のMCからピックアップしましょう。
「体力の限界に追い込まれたセットリストだったんですが、そのおかげでちょっとだけ体力がついたかなと思いました。℃-uteはつらいつらいと思うセットリストほどやる気が出るというか燃えるタイプ。今後ますます進化していきたいので、皆さんも体力を付けてきてくださいね」(中島)、「本当は私たちが皆さんを楽しませるのに、逆に(客席の)皆さんを見て楽しませてもらって素敵な一日になった」(岡井)、「私たちもこれからもっと歳を重ねていきますが、その私たちも見て欲しいなと思いました。皆さんもキツくなってくると思いますが(微笑)一緒に歳を重ねて、体力も重ねて、一緒に楽しいツアーを作っていけたら良いな」(矢島)「次のツアーでは20代になりますが、10代の頃の舞が良かったと言われないように磨きをかけていきたい」(萩原)

EN3.ありがとう〜無限のエール〜
(2015年10月23日発売/「嵐を起こすんだ Exciting Fight! 」との両A面シングル)

EN4.SHINES(2009年1月28日発売/アルバム『④憧れ My STAR』)

「皆さんに感謝とエールを届けたいと思います」の言葉で始まった「ありがとう〜無限のエール〜」。思えば、このライヴでは始めてのバラード。そして最後は、7人時代のアルバムから「SHINES」。あの頃からメンバーの人数は減っていても、パワーが備わった5人の歌声が、このツアーの最後の歌が、場内に響き渡ります。…しかし…。

EN5.我武者LIFE(2015年4月1日発売/シングル)

「SHINES」の終了後、「皆さん今日は本当にありがとうござましたと言いたいところなんですが」と、微笑しながら言う矢島舞美に、萩原舞などから「今のバレバレなんだからぁ」などとつっこまれた舞美は「隠せないタイプみたい」と言いながらも「ファイナルスペシャルで〜す!」。最後にもう1曲追加で、今ツアーのセットリストに組まれていなかった「我武者LIFE」。これは取材などの関係者に配布されたセットリストにも記載が無く、知らされていないサプライズでした。

メンバーが、オープニングで出て来た「℃an't STOP!!」が輝くビジョンの向こう側に去った後も、ライヴの終了を告げるアナウンスが聞こえても、鳴り止まない℃-uteコールに、メンバーから「みんなー聞こえてるよー!」「ありがとー!」「team-℃-ute、愛してるよーっ!」という影アナからのメッセージが贈られ、ツアーの幕は閉じました。

メキシコ公演も成功させて、このツアー『℃-uteコンサートツアー2015秋 〜℃an't STOP!!〜』にのぞんだ℃-ute。

グループのリーダー、そしてハロー!プロジェクトのリーダーに就任後1年、最近では他のアーティストのミュージックビデオに出演など活躍に幅を見せている矢島舞美、『SICKS』での評価でコメディエンヌとしての才能が開花しつつある中島早貴、ファッション誌『Ray』や鈴乃屋のモデルでも活躍する鈴木愛理、バラエティー・クイーンになりつつある岡井千聖、そして20代に入る来年はさらに活躍の場を広げそうな萩原舞。2015年はこの『ハロナビ』のライヴ取材で、『9→10周年記念℃-uteコンサートツアー2015春〜The Future Departure〜』のツアーファイナルとなる横浜アリーナ公演、『℃-ute Cutie Circuit 2015 〜9月10日は℃-uteの日〜』と、節目の公演を見ていて感じるのは、今年より来年、来年より再来年と、アイドルが憧れるアイドルという呼称以上に飛躍して、無敵の5人のガールズ・グループになっていくのを確信しました。

コラム記事:高島幹雄


℃maj9/℃-ute
CD
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