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公認コラムHELLO Navi!

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2016.1.15 更新

「Hello!Project COUNTDOWN PARTY 2015 〜GOOD BYE & HELLO!〜」(第1部)レポート

今回のハロナビは、昨年12月31日に行われた「Hello!Project COUNTDOWN PARTY 2015 〜GOOD BYE & HELLO !〜」第1部の公演レポートをお送りいたします。

2015年最後の日。【ハロプロの聖地】と呼ばれる中野サンプラザに多くのハロー!プロジェクトファンが集まり、刻一刻と近づく開演の時を待っていました。会場に流れるのは独特のピリッとした空気と緊張感。それもそのはず、激動の一年を締めくくるこの公演は、ハロー!プロジェクトにとって、そして応援しているファンにとっても大きな意味を持つものだったからです。

赤、白、シルバー、ラメ…見るも鮮やかな衣装に身を包んだ、ハロー!プロジェクトメンバーたちが登壇をすると、会場の空気は一変。ステージ上にずらっと並ぶその姿は、まさに豪華絢爛。さらに、煌びやかなドレスにふわふわのファーを纏ったゴージャスな夏焼雅ちゃんと、スラリと伸びた肢体が立っているだけで美しい熊井友理奈ちゃん。そして本日も(愛のある)ブーイングの爆買い、さわやかゴローさん。そんな安定感抜群の頼もしいMC3人を迎えて、カウントダウントコンサートはスタートしました。

まずは、各ユニットが2015年に発売された楽曲を中心にパフォーマンス。最初に現れたのはハロー!プロジェクトの末っ子ユニット、つばきファクトリー。シックな赤と黒のドレスワンピースに大人っぽい小物を身に付け、”つばき”という言葉から連想される通り、女性らしいステージングを披露しました。(新沼希空ちゃんにレースの手袋、谷本安美ちゃんに黒いチョーカーをチョイスしたスタイリスト様には、足を向けて寝られません!)つやつやの黒髪ロングと小麦色の肌が眩しい岸本ゆめのちゃんと、透けるような白い肌とウェッティな声質が魅力の小片リサちゃん。ふたりがラップパートを務める『気高く咲き誇れ!』では、ステージを右へ左へと交差するオセロのような御御足が美しすぎました。山岸理子ちゃんの色っぽい身のこなしと、遠目からも目を惹く浅倉樹々ちゃんのキレのある動きも、良いコントラスト。2016年は、演劇女子部ミュージカルへの出演も決定している彼女たち。たくさんの経験を積んで、行くぜつばきファクトリー!

続いて登場したのは、共にBerryz工房のスピリットを継承するグループ、こぶしファクトリー。 一曲目『念には念(念入りver,)』から、レコード大賞最優秀新人賞歌手の貫禄を見せ付けます。煽り方や声量、ドスの利かせ方まで、見違えるほどに成長した一年でした。前日の受賞が自信につながったようで、和田桜子ちゃんの巻き舌も絶好調!野村みな美ちゃんの表情からは覇気すら感じられるほどでした。一挙一動が大きく、とにかくカッコいい8人。メロン記念日のカバーである『This is 運命』では、会場のテンションもヒートアップ。大人になった浜浦彩乃ちゃんに「わかるよね?」と低音ボイスで言われる日が来るなんて…。これだからハロプロファンはやめられない!メンバーからの自己紹介では、それぞれの年齢を聞いてしみじみ。そして中学生や高校生でレコード大賞最優秀新人賞を受賞したという偉業に、改めて大きな拍手を送りたくなりました。 2/17には2ndシングル「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」を発売することも発表。ハロー!プロジェクトを代表する次世代ユニットに育ったメンバーたちの活躍に、2016年も目が離せません!

ドラマ「武道館」内アイドルユニット“NEXT YOU”は、ハロー!プロジェクトコンサート初登場。『NEXT is you』『大人の事情』を披露しました。“NEXT YOU”メンバーになりきったMCとパフォーマンスはとっても新鮮。金澤朋子ちゃん扮する”坂本波奈”の澄んだ声が美しく、高木紗友希ちゃん扮する”安達真由”はキレッキレのギラギラ。植村あかりちゃん扮する”堂垣内碧”は堂々とセンターを務め、笑顔の可愛さはやっぱりピカイチの宮崎由加ちゃん扮する”鶴井るりか”。そして、”日高愛子”を演じながらも手拍子や表情でアイドルっぽさをこれでもか!と出してくる宮本佳林ちゃん。それぞれの個性に近い配役も手伝って、ハロー!プロジェクトファンも大盛り上がりのステージとなりました。2月からのドラマ放送が本当に楽しみです!

ハロプロ研修生から2名の新メンバーが加入し、7名となった新生カントリー・ガールズ。新体制初ステージ、ということで、歌割りや新曲への注目度も高まっていました。 そんな中で登場したのは、新メンバーを除く5人のメンバー。まず最初に『わかっているのにごめんね』、『キスより先にできること』を披露しました。身長が伸び、スタイル担当を自負する小関舞ちゃんはアイドルパフォーマンスがぐぐっと向上。山木梨沙ちゃんのハリのある歌声は全体をぴりっと引き締め、稲場愛香ちゃんは跳ねる様なダンスが炸裂。森戸千沙希ちゃんは真っ直ぐな歌い方と小動物のような動きが可愛らしく、嗣永桃子プレイングマネージャーはキャンディーボイスで甘く囁く。5人でのカントリー・ガールズもそれはそれは素晴らしく、完成度の高さに舌を巻いたものですが、そこに加わる最強のふたり。船木結ちゃん、梁川奈々美ちゃんが呼び込まれ、客席からは多くの歓声が上がりました。「大阪魂見せたんでー!」と意気込む結ちゃんは、「むすぶのこと、応援してくれへん?…めっちゃ好きやねん!」と関西弁でアピール。完璧な受け答えとにっこりスマイルで、嗣永PMに「子役臭がする」とツッコまれ少しむくれてしまう奈々美ちゃんのかわいさたるや!!!そして、満を持して披露されたのは伝説のデビューシングル『愛おしくってごめんね』。台詞や歌割を新メンバーの2人が受け持ち、会場内は祝福ムードに。 2015年最高の締めくくりを迎えたカントリー・ガールズ、さらなる躍進に期待が高まります!

各ユニットによるパフォーマンスが続いたところで、流れたきたイントロは優しく少し懐かしいあの曲。和田彩花ちゃん、鞘師里保ちゃんによって結成された“SATOYAMAmovement”ユニット【ピーベリー】による、『キャベツ白書〜春編〜』。優しくハーモニーを重ね、楽しそうに、嬉しそうに、顔を見合わせる二人。もう見ることができないかもしれない幻のステージは、儚くも美しい時間でした。

続いて登場したJuice=Juiceは、2015年夏に発売されたアルバム『First Squeeze!』から『愛・愛・傘』『スクランブル』を披露。セクシーにしっとりと歌うその姿は、フレッシュなだけじゃない大人のJuice=Juice。ホール全体を響かせるフェイクの素晴らしさは、まだホールツアーをしていないのが不思議なほどの完成度。所狭し!と会場の広さをめいっぱいに使って、オリコン1位を獲得した『Wonderful World』を含む計五曲をパフォーマンスしました。目標である日本武道館公演へ向けて、さあ走り出せ!

改名、増員、卒業、そして増員、卒業発表、と怒涛の2015年だったアンジュルム。ハロプロ史上最速のBPMを誇る『出すぎた杭は打たれない』、そして『七転び八起き』『乙女の逆襲』と続く、攻撃力高めなセットリストで戦闘集団の強さ、硬さをガンガンにぶつけてきます。来年春に卒業を発表した田村芽実ちゃんにとっては最後のカウントダウンコンサート。そのスター感、輝きは一秒ごとに増すようでした。ここまでで8人でのパフォーマンスは終了。加入したばかりの新メンバー上國料萌衣ちゃんをステージに呼び込み、9人体制での初ステージに選ばれた楽曲は『ドンデンガエシ』。複雑な振り付けやフォーメーション移動に懸命についていくその姿は、純粋そのもの!涙が出るほど一生懸命な”かみこちゃん”しっかりとアンジュルムに馴染んでいました。そして目を見張ったのが、3期メンバーの成長振り。モンスター級のパフォーマンスと華やかさは、ただただ感嘆の声を上げるばかりでした。彼女たちがここまであっという間に育ったからこそ、次の戦力をすぐに迎えることができたのだな、と感心いたしました。夜が明けて朝が目覚めるような2016年、アンジュルムの運命の大逆転劇はまだまだ始まったばかりです!

横浜アリーナ単独公演を成功させ、勢いを増す℃-ute。ハロー!プロジェクトの最年長グループのステージは、アップテンポな『The Middle Management〜女性中間管理職〜』から、じっくりと聴かせる『ありがとう〜無限のエール〜』まで振り幅も広く、流石の一言。圧倒的な仕上がりと力強さは、結成10周年の実力をひしひしと感じさせます。それでも、鈴木愛理ちゃんの”ふがふが”なMCや、岡井千聖ちゃんのいたずらっ子な笑顔は健在。本当に笑ったり、時に遊びを加えてみたり、客席とステージとの信頼関係があるからこそ生まれる余裕がとにかく素敵でした。たくさんの「ありがとう」を胸に歌い続ける℃-ute、11年目も飛躍の年となりますように!

そして最後は、2016年からはモーニング娘。'16として活動するモーニング娘。'15。この日、12月31日で卒業をする鞘師里保ちゃんのラストステージの時間が来てしまいました。 まずは、最新シングルから『One and Only』『冷たい風と片思い』を披露。ひとつひとつの所作に魂を込め、丁寧に紡いでいくラストダンスを、会場中が熱く熱く見守ります。MCを挟み、そこから6曲連続の怒涛のパフォーマンス。2015年に発売されたシングル曲を一曲一曲振り返りながら、モーニング娘。'15を締めくくります。中でも印象的だったのが『夕暮れは雨上がり』。今年発売されたばかりのこの曲の歌詞がまさか、卒業ソング的に聞こえる日が来るなんて、しかもこんなにすぐに…。そして気づいたのは、鞘師里保ちゃんの爪の色。最後の武道館公演、そして「冷たい風と片思い」MVに続いて、赤いマニキュアを塗っていたのです。赤といえば、りほちゃんのメンバーカラー。普段ネイルなどをしない女の子だからこそ、このマニキュアに込められた特別な意味を思うと、どうしたって泣けてきちゃいます。

もう一度MCを挟んでからは、高橋愛先輩から“あの”パートを受け継いだ『女と男のララバイゲーム』、『OK YEAH!』、そして『One・Two・Three』と里保ちゃんにとって大切な曲を続けて披露。いつも以上に“タメる”りほちゃん、なんだかとっても可愛らしかったです。人生という夢のステージに、でっかい花火をあげようと輝く乙女たち。離れ離れになっても、夢は続いてるのです――。

そしてここからは、鞘師里保ちゃんの卒業セレモニーが始まりました。まずは、モーニング娘。として活動した5年間のプレイバック映像が流れ、客席にはすすり泣く声がどこかしこから聞こえてきました。たくさんの思い出、たくさんの笑顔と共に描かれたりほちゃんのモーニング娘。人生。はにかんだ笑顔が可愛らしい12歳の少女は、先頭を走る背中の頼もしい17歳の女性へと成長しました。

沢山の声援を受け、真っ赤なドレスで登場したりほちゃんと、スタンドマイクが置かれたステージ。ハロー!プロジェクトリーダーである℃-ute矢島舞美ちゃん、モーニング娘。'15リーダーの譜久村聖ちゃんから労いの手紙が送られました。手紙を読む前に小さく、胸で呼吸をするフクちゃん。それを見て思わず口がへの字になってしまうりほちゃん。ですが、そこからはお互いに堂々と、しっかりと、気持ちを伝えあう姿にこちらが思わず涙。そして手紙の最後に「モーニング娘。'15 リーダー 譜久村聖」ではなく、「モーニング娘。'15 9期 譜久村聖」と言った所に、目には見えない同期愛を感じて涙腺が崩壊してしまいました…。 正直、心の中で卒業を受け入れきれていなかった私ですが、最後の挨拶で、りほちゃんの口から「モーニング娘。を卒業します」という言葉をまっすぐに、直接に聞いた瞬間、ずどんと重たいものが胸に落ち、現実として広がっていくのがわかりました。 だけど、それは悲しいことなんかじゃなくて。17歳の大きな決断と選んだ未来には、希望しか見えなかったのです。もちろん泣かないはずはないです、涙が止まりませんでした。でも、涙ながらに『ENDLESS SKY』をしっかり歌うメンバーはとても誇らしく、そんなメンバーたちの肩に腕を回すりほちゃんも、安心しきった笑顔を浮かべていたのです。

そして本当の最後の一曲は、りほちゃんがモーニング娘。に入るきっかけになった大好きな曲『Go Girl〜恋のヴィクトリー〜』。ハロー!プロジェクトメンバー全員でのパフォーマンスとなったのですが改めて、こんなにもハロー!のセンターが似合う子はいない!そう感じました。でもでも、「涙にしないでNONO!GO!」それがりほちゃん流の卒業。溢れんばかりの多幸感に包まれ、愛の歌を届け続けるハロー!プロジェクトの2015年は幕を閉じました。

鞘師里保ちゃん、ご卒業おめでとうございます。5年間お疲れ様でした!そして、本当に本当にありがとう!!!!!!!!!!!!!

コラム記事:塚本舞


冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only
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冷たい風と片思い/ENDLESS SKY/One and Only
鞘師里保、最後のシングルはトリプルA面でのリリース。卒業へのつんく♂さんのメッセージが詰まったラストシングルは必携です。
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