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2017.4.12 更新

℃-ute『To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises』

6月12日で12年の歴史にピリオドを打ち、解散を迎える℃-ute。
いよいよラストコンサートであるさいたまスーパーアリーナ公演のファンクラブ先行の当落も発表され、超満員のとんでもないコンサートになりそうな実感が高まってきています。
℃-uteはよくアイドルが憧れるアイドルなどと言われますが、その謳い文句に偽りはなく、実力、ビジュアル、その他いろいろひっくるめて現代アイドルグループの最高傑作であると自信を持って紹介できるグループですから。

そんな℃-uteメンバーは、今は既にラストコンサートのセットリストを決め終え、今年は持ち曲を全曲歌うというチャレンジをしながらイベントやコンサートツアーを行っているということで、相変わらず最後の最後まで高みを目指し続けるグループだなあと感心させられるのであります。

「To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises」は、℃-uteの31枚目のシングルにしてラストシングル。結成12年、メジャーデビューから10年の歴史を締めくくる作品です。

最後はやっぱりこの人の曲を歌わないことには終われないでしょう。
「To Tomorrow」と「The Curtain Rises」の2曲は、彼女たちの育ての親とも言えるつんく♂さんの詞曲です。

「To Tomorrow」は、メンバーにつんく♂さんから「今どんな風に思ってる?」とメールが来るところから始まりました。
これまではプロデューサーとして、メンバーの様子を観察したり、会話を聞いたりしたことを歌詞に反映させ、「つんく♂さんはいつも私たちのことをよく見てくれている」と言われてきたつんく♂さんですが、こんな風に直接メンバーに尋ねたのは初めてだそう。メンバーもその問いにまっすぐ答えたそうです。
メンバーからのヒアリングを経て書かれた歌詞は、過去を振り返りながら未来を見据える女の子の感謝の気落ちが綴られた内容で、メンバーの今の気持ちと、幼い頃から彼女たちをずっと見ていたつんく♂さんの想いがストレートに表現されています。
特に「不安無い」っちゃウソになる それも含めて行ってきます」という部分は、ただ綺麗なだけで一面的な感情は描かないつんく♂さんのリアリズムが溢れる歌詞だなあと思うし、最後の「今日まで本当にありがとう 全部やりきったよ」で℃-uteの歴史が走馬灯のように頭を巡って一気に胸が熱くなります。

イントロの泣きのギターアルペジオを聴けばその人とわかる編曲は、つんく♂さんとのタッグも相当やってきた鈴木俊介さん。
MVは伊豆大島の大自然で撮影され、ダンスパートには℃-uteを送る立場であるハロー!プロジェクトの後輩グループのメンバーたちが豪華にバンクダンサーとして登場しているのも見所です。
℃-uteを総括するにふさわしいこの曲は、さいたまスーパーアリーナ公演ではどんな場面で歌われるのか、今から楽しみです。

「ファイナルスコール」は、「我武者LIFE」「アイアンハート」と、近年の℃-uteに力強い応援歌を提供してきた湘南の風・SHOCK EYEさんの楽曲。
元々はテレビの企画から繋がっていったSHOCK EYEさんですが、今やすっかり℃-uteの理解者となってくれていますね。
今回の曲も落ち味であるドラマチックな展開が強く背中を押してくれるストレートな応援歌で、℃-uteのこれまでの歩みと、メンバーたちの旅立ちへの想いがSHOCK EYEさんなりの解釈で歌詞に落とし込まれています。
この部分、つんく♂さんとの違いが、℃-uteの最後の姿をより立体的に際立たせてくれているのではないかと思います。
MVはエキストラとして多くのファンが参加したライブ感ある映像。ど平日の真昼間に、車でないとたどり着けないような辺境の地で撮影されたようですが、ここに参加できたファンには本当に名誉なことだと思います。

これもつんく♂さんの作品となる、分厚いシンセの音がけたたましく鳴り響くイントロが印象的な「The Curtain Rises」は、とにかくカッコよい℃-ute後期のイメージを強く打ち出した攻めた楽曲。℃-uteの絶対王者感をこれでもかと示すハードなEDMナンバーです。
この曲はハロー!プロジェクトの各グループが集う3月の「ひなフェス」でも披露され、現在のハロプロのトップグループとしての貫禄を存分に見せつけました。攻めてると言えば、℃-uteはこの曲で初めてラップを導入しているんですよね。最後の最後まで挑戦し続け、攻めの姿勢を貫くあたりがまさにハロプロ、これこそ℃-uteといった感じです。
ダンスも歌唱も、12年登り続けてきたグループの最後の姿として文句なしの一曲。「幕が開く」というテーマも本当に素晴らしいなと思います。

℃-uteは4月はメキシコとパリで最後の海外公演も行い、6月まで輝きを増し続けてくれるでしょう。
今からでも遅くないので、全ての人類が℃-uteという現代アイドルグループの最高傑作を見ておくべきだと強く思います。

コラム記事:劔樹人


℃-ute『To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises』
CD
℃-ute『To Tomorrow/ファイナルスコール/The Curtain Rises』
2017年3月29日発売 31枚目のトリプルA面シングル。
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