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2015.6.18 更新

第1回 [仮面女子]って何者ですか?

みなさんは「地下アイドル」という存在ご存知ですか? 地下アイドルは秋葉原などのライブハウスを中心に活動している、マイナーなアイドルたちのこと。テレビやCDではなく、ライブを中心に活動していることから「ライブアイドル」なんて呼ばれることもあります。日本にはこういう小さいアイドルが1000人以上はいるんだとか(どんな国だよ!)。
そんなアイドルシーンの中で「最強の地下アイドル」を名乗る集団がいます。それが当コーナーの主役である「仮面女子」です。
仮面女子は[アリス十番][スチームガールズ][アーマーガールズ]という3つのアイドルが融合した大型アイドルユニット。最近、メディアへの露出が増えてきているので見たことがある人もいるかもしれません。
でも、この人たちはなぜ「最強」を名乗っているのでしょう? その秘密を探ってみました。

最強伝説その1「なぜか仮面を被っている」

アイドルは顔が命。なのに彼女たちは仮面で素顔を隠しています。その理由をリーダー・桜のどかちゃんはこう語っています。
「私達は大手のアイドルオーディションに落ちたメンバーだったので、勝負できることがパフォーマンス以外になかったんです。インパクトを求め続けて辿り着いたのが仮面で、アイドルの命である顔を隠してしまって、逆に顔を見たい、気になる存在させたいって気持ちで常につけるようになりました」『“常識破りのアイドル”仮面女子、隠された素顔とは?』そう、この仮面は挫折を味わった者だけが持つ雑草魂の発露だったのです。

仮面女子

最強伝説その2「恋愛OKだけど毎日ライブ」

某国民的アイドルは「恋愛禁止」で有名ですが、仮面女子の場合は違います。「恋愛OK」です(ただし、ファンや関係者との恋愛は解雇または謹慎)。
ところが仮面女子のメンバーは、恋愛をしている余裕がまったくないようです。それはなぜか? 彼女たちは秋葉原にある常設劇場『P.A.R.M.S.』で年間365日、毎日ライブをやっているからです。
もちろん『P.A.R.M.S.』以外の公演も日々行われており、『SUMMER SONIC』『LOUD PARK』といった大型フェスにも参戦済み。年間のステージ本数は合計1000本以上になるそうで。これで恋愛なんか出来たら奇跡だろ!ってなもんです。
ちなみに仮面女子のライブの熱さは尋常じゃありません。メンバーたちが曲に合わせてヘドバン(頭を振ること)、場合によっては客席に向かってダイブ! お客さんもモッシュ&ヲタ芸で弾けまくるなど、ロックアーティストさながらのパフォーマンスが繰り広げられます。こんなアイドルの現場、正直、見たことない!

仮面女子

最強伝説その3「地下なのにオリコン1位!」

地下アイドルはメジャーなレコード会社とは契約していないため、インディーズというくくりに入ります。にも関わらず、仮面女子はシングル『元気種☆』を累計20万枚以上売り上げ、2015年1月12日付のオリコン・ウィークリーチャートで1位を奪取。
これはインディーズの女性アーティストとしては日本初の快挙。男性も含むインディーズのアーティストとしてはモンゴル800、ゴールデンボンバーに続く史上3組目の記録とのこと。仮面女子、ただ者ではありません。

最強伝説その4「地下なのに冠番組を持っている」

地下アイドルはライブを中心に活動しており、テレビやラジオに出演することは滅多にありません。ところが仮面女子は2つの地上波冠番組を持っているんです。
『仮面女子のやっぱ全力だね〜!』(テレビ東京)
『やりきり!仮面女子』(TOKYO MX)
この他、所属事務所・アリスプロジェクトのYouTubeチャンネルでは公式動画『純血』が毎日更新されています。こちらは仮面女子たちの活動の裏側を追った映像で、仮面を外したメンバーたちの素顔が拝めます。実は筆者もここからハマったクチでした。

最強伝説その5「SNSがなんか過剰」

地下アイドルの多くはネット/SNSで情報を発信していますが、仮面女子も同様。ただ、他のアイドルとちょっと違うのは彼女たちのSNSの使い方がやけに「過剰」なところです。
仮面女子の公式Facebookの「いいね!数」は現在173万クリック。アイドル業界でも最大と言われています。
Twitterに関しても全メンバーがアカウントを持っており、日に10〜20は平気でツイートしています。いや、それだけではありません。彼女たちはTwitter上で「仮面女子」の書き込みを見つけると、たとえそれが一般人の書き込みであってもリプライしたり、リツイートしたり、相手をフォローしたりという神対応を行っています。
筆者はこのサービス(?)を利用して一時期こんなことをやってました。飲み会の最中に、参加メンバー全員で一斉に「仮面女子」とつぶやいてリプが来るのを待つ。で、リプが来た人はその日の飲み代はおごり、みたいな!(メンバーのみなさん、遊んでてすみません)。

仮面女子

最強伝説その6「地下なのにスーパーアリーナでライブとな?」

前述のとおり、仮面女子の魅力はライブにあります。それをより多くの人に伝えるために、2015年11月23日に「さいたまスーパーアリーナ」(以下、SSA)でワンマンライブを行う予定です。
……と、さらっと書きましたが、これは大変なことです。SSAのキャパシティは平均2万人以上。過去に公演を行ったアーティストはAKB48、ももいろクローバーZ、SMAP、嵐、EXILE、B’z、Mr.Childrenなどキラ星のようなアーティストばかり。
一方、仮面女子が単独公演を行った最大の会場はZEPP TOKYO(キャパ約2500人)。約10倍の会場を埋めなければならない、という使命が彼女たちには与えられているのです。
そんな中、仮面女子センター・立花あんなちゃんはTwitterにこんな言葉を残しています。

「1度きりの人生! やり抜くんだ! 勝ち抜くんだ! 輝き続けたいんだ!」

11月23日まで残り数か月。オリコン1位を獲得したときのように、再び奇跡は起こるのか? この連載では彼女たちの次なる最強伝説を追いかけて行きます。

仮面女子

Photography by T.Okamoto

仮面男児尾谷幸憲、廣田晋一郎、佐々木翔の3名

文・仮面男児●尾谷幸憲、廣田晋一郎、佐々木翔の3名からなる地下クリエイター集団。新聞・雑誌・ウェブ・脚本等の執筆を中心に、コメンテーター、グラビアのプロデュース、広告/PRなど年間300本以上の仕事をこなし、地下ライター界最強の名をほしいままにしている。著書に『LOVE※』(講談社文庫)、『ラブリバ♂』(ゴマブックス)、『J-POPリパック白書』(徳間書店)、『すごいぜ!ノストラダムス』(メディアファクトリー)など。
(ツイッターはこちら @otaniyukinori @siss006 @gzzxnuFdXGhAexh)

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