現在地
 >  仮面女子公認コラム『地下最強種☆』 > 仮面女子公認コラム『地下最強種☆』vol.14
2015.11.19 更新

第14回 仮面女子に直撃インタビュー!『スーパーアリーナ? 正直、不安です…』

仮面女子

2015年11月23日。この日は歴史の転換点のようなものかもしれません。なぜって地下アイドルの仮面女子が、さいたまスーパーアリーナでワンマンライブを行うんです。地下アイドルなのにこんなデカイ箱とかアリなんでしょうか?中身とか大丈夫なんでしょうか? つーか、そもそもちゃんと練習出来てるんでしょうか?そこで取材班は10月末日、仮面女子のリーダー桜のどかちゃん、センターの立花あんなちゃん、窪田美沙ちゃんのスケジュールを1時間ほど無理やり確保。本番への意気込みを語ってもらうことにしました。以下、その全記録。発言は、ほぼノーカットでお送りします。

仮面女子

※写真左から窪田美沙立花あんな桜のどか

●最強地下アイドルの恍惚と不安

――待望のさいたまスーパーアリーナ単独公演『地球のおへそ』(以下、SSA)の本番の日が近づいてきました。今の率直な心境は?

桜のどか(以下、桜)「正直、不安もあります。これで今後の私たちの人生すべてが決まってくると思うので、なんとしても大成功させないといけない!という気持ちですね」

立花あんな(以下、立花)「のどかちゃんのいうとおり、不安がないわけではないんですが、私にとってもメンバーのみんなにとっても、そしてファンの方々にとっても幸せな一日にできればと思っています。だから今は楽しみという気分でいっぱいです」

窪田美沙(以下、窪田)「ですよね。今まで出会ってきたファンの方々にも、なおかつ仮面女子を知らないという人々にも絶対楽しめるステージにしていきたいです!」

――今回のSSAでのライブは2014年10月13日のZeppTokyoセカンドワンマンのライブ中に発表されました。その瞬間どう思いました?

「メンバー全員、腰を抜かしてステージにへたり込んじゃいましたね。実は、次の会場はどこになるんだろう?というのを自分なりに予想していたんですよ。2014年にSIDさん(ヴィジュアル系バンド)の10周年記念イベントで日本武道館のステージに立たせていただいたことがあったので、たぶん今度は武道館ワンマンなのかな?と思ってました。ところがその予想を遥かに超える会場じゃないですか」

窪田「もうドッキリかと思いました」

立花「私は、発表の日が10月13日だったので、11月23日という日付だけを見て『えっ、来月!?』ってカン違いしちゃって(笑)。とにかく、SSAという箱は国民的アイドルのAKBさんの前田敦子さんが卒業発表をしたような場所じゃないですか。なので大きな衝撃でしたよ」

――特に桜さんは仮面女子:アリス十番の元になったユニットが結成されたころからのメンバーですよね。初期を知ってるだけに、今回のSSAに対して感慨深いものがあると思うんですが。

「はい。あのころはお客さんが3人しかいないようなときもあったし、握手会をやっても誰も来ないような状態でした。あるライブハウスで定期公演をやっていた時期があるんですが、このときもステージ前の1列、多くても2列くらいしかお客さんが来なくて、広いスペースを使わせてもらえなくなったこともありました。だから、SSAでのワンマンは本当に夢の夢みたいな話なんです」

☆SSA発表の瞬間の映像はこちら

純血472話 仮面女子 Zepp東京リベンジワンマンライブ#4 〜重大発表-アンコール〜

●練習している時間が…ない!?

――さて、SSAのステージの関する質問です。現時点(2015年10月末)でわかっているのはオープニングアクトとしてファッションショーの部、吹奏楽オーケストラの部、仮面女子候補生のステージがあるそうですね。なぜこのような構成になったんでしょう?

「これは“メンバーの夢を叶えよう!”というところから来てるんです。メンバーにモデル志望の子がいますし、吹奏楽をやっていたメンバーで『いつかみんなに披露したいね』という話をしていたことがありました。SSAは大舞台ですし、せっかくなので全部やらせていただこう!ということになりました」

――モデル志望だと澤田リサちゃん、黒瀬サラちゃんがいますね。そして吹奏楽は桜のどかちゃんがクラリネット、窪田美沙ちゃんが打楽器をやっていた経験をお持ちです。それぞれのメンバーさんがオープニングのパートに出演したりするんでしょうか?

「でしょうね。それこそ普段の私たちのライブを知っているファンの方でも、ここでしか見れないものになると思います!!」

――で、これは正直、気になっているところなんですが…。今の仮面女子ってめちゃくちゃ忙しいですよね。昼間にテレビや雑誌の撮影をやって、夕方からは秋葉原の仮面女子劇場P.A.R.M.Sや各所でライブをやり、さらにライブ終了後の夜中にTwitterやBlogなどをひんぱんに更新している。つまり、SSAの準備はちゃんと出来ているのか?と。

「それなんですよ。実は新メンバーが入ってからの新生仮面女子で、まだ劇場でも披露していない楽曲がたくさんありまして…」

立花「しかもこの時期にまさかの新曲ラッシュなんです! PS Vitaのゲーム『ネットハイ』さんとのコラボ曲、NBLプロバスケットボールチーム『千葉ジェッツ』さんの応援曲、そしてデザートバイキングチェーン『スイーツパラダイス』さんとのコラボ楽曲。そして、まだ発表していない曲もあったして」

「なので、SSAに向けてすべてをリセットして、もう一度、作り直しています!たとえば既存の曲のメンバーの歌割りや立ち位置を変えてみたり。さらにSSAのステージは広いのでステージの使い方をどうしよう?と相談し合ったり。ただ、最近たくさんのお仕事をいただいていて全メンバーが揃う機会が少ないので、空いている時間で練習をするしかないんです」

――つまり、各ユニットごとに練習や打合せをしている?

立花「メンバー個々に、ですね。個人個人で空いている時間にやっています」

「で、決め事だけ作って、ここの振りのキメのタイミングはここで合わせる、とか。それを全員が集まったときに伝達をして」

窪田「だから1回やったことはすぐに全部覚えて、一瞬も無駄に出来ないって感じです。寝る暇、食べる暇も惜しいくらいです」

仮面女子

――それと熱心なファンはかなり心配していると思うのですが、2015年9月に新メンバーの小島夕佳ちゃん、梅こうめちゃん、北村真姫ちゃんが加入しました。彼女たちの仕上がり具合は? 加入直後のインタビューで、のどかちゃんとあんなちゃんは辛口の評価をしていましたが。

「彼女たちは今、めちゃくちゃがんばってますよ。でも、まだ評価は付けがたいですね。SSAのステージが終わった段階で、やっと点数があげられるんじゃないかなと思ってます」

――実際、彼女たちの練習を見ることもあるんですか?

立花「(曇りなき眼で大きくうなづく)」

――ぶっちゃけ、へこたれたりしてませんか?

窪田「仮面女子のメンバーって心の強い子が多くて、もしくじけたとしても這い上がってくると思うので大丈夫だと思います」

「ですね。正直、ファンの方の中には昔の仮面女子のほうがパワーがあったという方もいらっしゃるんですけど、そうではない、今のメンバーの仮面女子こそ最強なんだ、というのをお見せできると思います!」

――ちなみに今回のSSAのお客さんの中には熱心なファンではない方もいらっしゃると思います。たとえばこのコラムで仮面女子を知り、チケットを手に入れた人もいると思うんです。そういうライトな方々にはどこを見て欲しいですか?

「仮面女子ってどんなもんや?と軽い気持ちで観に来る人もいると思うんですけど、むしろそんな気持ちで見に来ていただきたいです。そのほうが驚いたり、鳥肌が立ったり、感動したりできるんじゃないかと思いますし、みなさんの概念を変える自信もあります」

立花「アイドルというとキラキラ、キャピキャピなイメージがあると思うんですけど、そういうアイドル像をいい意味で覆すパフォーマンスをお届けしたいと思ってます」

窪田「実は私もアイドルって笑顔でカワイくて、っていうイメージしかなかったんです。でもはじめに仮面女子を見たときに『こんなアイドルいるんだ!仮面被ったり、ヘドバンしたりわけわからん!スゴイ!』って思いました。はじめて見る人は私のようにビックリすると思うし、私が見たときよりもっとスゴイって思わせたいです!!」

☆窪田美沙ちゃんの感動スピーチはTime04:19から

純血879話 仮面女子『さいたまスーパーアリーナへの道 -アマガ西日本リベンジ編-』

●SSAは過程のひとつでしかない?

――これはSSAとは別の話になるのですが、最近、仮面女子周辺の動きが活発化していますよね。関西を拠点とした仮面女子候補生WESTの結成が発表され、さらにスイーツパラダイス新宿東口店や立川のアレアレアなどライブの拠点も増えています。もしかしたらSSAの先の、次に目指すところがおぼろげながら見えてきているのではないかと。

「もちろんSSAは私たちにとっての大きな大きな目標ですが、そこは私たちの通過地点のひとつで、もっと大きな目標を叶えていきたいと考えてます。来年以降は日本全国に仮面女子を広げていきたいという思いで、関西にもうひとつの仮面女子を作ることにしました。あと、世界進出も真剣に考えていきたいです」

――でも仮面女子はすでに海外でのライブ経験はありますよね?

「台湾、香港、インドネシア、韓国、上海でライブをやらせていただいています。実際にインドネシアや香港でライブをやったときに、現地の方が沢山来てくださって、『YouTubeで見てました!』ってすごく暖かく迎えてくれたんですよ。日本から来たファンの方と一緒にメンバーの名前をコールしてくれたりもして。『アーンーナ!アーンーナ!』って」

立花「あれはうれしかったですね〜」

「私たちは今まで、目の前にいる方がファンっていう認識だったんです。それが今はネットの影響で、私たちが知らない人が知ってくれるようになった。しかもそれが海外にまで届いているというのがビックリで。いずれにせよ、世界中の人々に仮面女子という存在を知ってほしいです」

――こうなると夢は世界征服しかない!?

「したいですね〜!」

――なんなら、仮面女子の旗を南極に立てて欲しいですよ!

「ええ、観測基地に立てます(笑)」

☆2015年7月25日に行われた香港1stワンマンの模様はこちら

純血786話『仮面女子 ワンマンライブ in 香港』(Kamenjoshi)

●地下アイドル=茨の道を進む理由

――さて、最後の質問です。何かと野望が大きい仮面女子のみなさんですが、なぜそこまでアイドルという人生にこだわるんでしょう? それぞれ大学生やOLさんをやりながらリア充な生活を送ることだって出来たはず。なのに、あえて過酷な地下アイドルという道を選択したんでしょう?

窪田「私が芸能界を目指したのは、人生1回きりだから大きなことをしたいと思ったのがきっかけです。それに私は自分に自信がないタイプなので、一人じゃできないかもしれないけど、同じ夢を見ている仲間と一緒なら出来るんじゃないか?というのがあって今ここにいます」

立花「私は短大卒業後に就職することも考えていたんですが、本当にやりたいことは芸能でした。小学校のころからモーニング娘。さんが好きだったし、歌もダンスも好き。それをお仕事として自分のものに出来るんですから、こんなにうれしいことはありません。そういう自分の夢を叶えていきたいのもあるんですが、今はみんなのためにアイドルをやっているという意識もあります。ファンの方が『元気をもらえた』と言ってくれるので、人のためになっているんだなと思えて本当に幸せです」

「私はアイドルをやるつもりがさらさらなかったんです。でも今の私は、仮面女子に出会うために生まれてきたんじゃないかと思っています。同じ夢を追いかける仲間もいるし、ファンの方々の生きがいにもなっていたりしているので、そういう方々を置いていくわけにはいかない。逆にファンの方々のためにもっと大きな仮面女子を、もっと別の景色を見せられたらいいなと思っています。その過程のひとつが今回のSSAです。もし、たまたまSSAのチケットを手にしたという一般の方々には『あの日、SSAで仮面女子を知って良かった』と思ってくれるようなステージを披露したいです!!」

仮面女子

Photography by T.Okamoto

仮面男児尾谷幸憲、廣田晋一郎、佐々木翔の3名

文・仮面男児●尾谷幸憲、廣田晋一郎、佐々木翔の3名からなる地下クリエイター集団。新聞・雑誌・ウェブ・脚本等の執筆を中心に、コメンテーター、グラビアのプロデュース、広告/PRなど年間300本以上の仕事をこなし、地下ライター界最強の名をほしいままにしている。SSA当日は我々も会場におります。気軽にお声がけください。
(ツイッターはこちら @otaniyukinori @siss006 @gzzxnuFdXGhAexh)

オススメのキャンペーン&特集

もっと見る