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乃木坂46 公認コラム『のぼり坂』

2015.4.1 更新

舞台『じょしらく』公開オーディション レポート

6月18日から東京・渋谷AiiA 2.5 Theater Tokyoにて上演の舞台『じょしらく』に出演する乃木坂46メンバーを選ぶ公開オーディションが、3月29日に東京・講談社 本社講堂にて行われました。

『じょしらく』とは2009年から4年にわたり別冊少年マガジンにて連載された、久米田康治さん原作によるギャグマンガ。女性落語家5人を中心に、落語の演目を披露したり楽屋での会話からギャグが生まれたりと、女性の視点と落語を融合させた魅力ある作品として話題を呼び、2012年にはテレビアニメ化も果たし人気を集めました。この人気作品の初舞台化に際し、今回は乃木坂46のメンバーの中からトリプルキャストの主要5役、計15名を決定。脚本・演出の川尻恵太さんをはじめとする審査員4名に、抽選で選ばれた一般審査員250名が見守る中、乃木坂46のメンバーはオーデョンに挑みました。

オーディション本編

この日オーディションに参加したのは、伊藤かりん、伊藤純奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、北野日奈子、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、高山一実、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香、永島聖羅、能條愛未、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、山崎怜奈、渡辺みり愛、和田まあやの26名。14時からスタートしたオーディションは3組に分かれて、それぞれ1人ずつ好きな役のセリフ読み上げ、自分が選んだ相手との2人芝居、川尻さんからの質疑応答による審査が行われました。

ほとんどのメンバーにとっては、『16人のプリンシパル』以外での舞台経験は皆無。彼女たちはステージに立つと緊張した表情を見せながらも、それぞれ舞台『じょしらく』やこのオーディションに対する意気込みを口にしました。第1グループは伊藤かりん、伊藤純奈、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、北野日奈子、齋藤飛鳥、斎藤ちはるの9名。トップバッターの伊藤かりんはかなり緊張した様子で、セリフを読み上げる際も声が小さくなりがち。その後もメンバーの多くがこの調子で、マイクを使わないこともあってかセリフが聞き取りにくいことが多々ありました。そんな中、「緊張して怖いけど、お芝居が大好きなのでこの舞台を通していろいろ学びたい」と宣言した井上、「この舞台で乃木坂のメンバーと新たな挑戦をしたい」と述べた衛藤というソロでの舞台経験者2名は声量や存在感などで、ほかのメンバーよりも頭1つ抜き出た演技を披露。線が細い印象の齋藤飛鳥もできる限り声を張って演技するなどして、審査員の目を引きました。演技や質疑応答が終わると、第1グループの9名でエチュード(台本なしの即興劇)を実施。「あ」しかしゃべれない運動会というテーマでスタートし、途中で川尻さんがさまざまなシチュエーションを追加していき、メンバーはこれに応えていきました。

第2グループは斉藤優里、相楽伊織、佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、高山一実、寺田蘭世、中田花奈、中元日芽香の9名。個性的な2期生が多い中、斉藤優里はハッキリと聞き取りやすい声で演技に臨み、自身をアピールしました。また中元も質疑応答で得意の「ひめたんビ〜ム」を披露し、審査員たちの笑いを誘います。そして「演技は苦手」と言いながらも『16人のプリンシパル』では独特の存在感を放つ高山にも注目が集まりましたが、この日はかなり緊張していたのか声も小さく、彼女らしさに欠ける演技となってしまいました。しかし、『16人のプリンシパル』に対して苦手意識が強い中田が、自虐的な自己アピールをしながらも熱演。2人芝居では新内を相手に、好演を見せました。

第3グループは永島聖羅、能條愛未、星野みなみ、堀未央奈、松村沙友理、山崎怜奈、渡辺みり愛、和田まあやの8名。『16人のプリンシパル』で毎回活躍する能條は安定の演技で審査員を魅了し、数日前にショートカットにしたばかりの堀も喉の不調を訴えながらも堂々とした演技で見る者を引きつけました。また『じょしらく』の原作ファンである松村は「松村っぽさ」を排除した真剣な演技で自分をアピール。さらに、ほとんどのメンバーが台本を手にオーディションに挑む中、1人だけセリフを完璧に覚えて手ブラでステージに立った山崎は、力強い演技と立ち振る舞いを見る者に印象付けることに成功しました。

こうして約2時間にわたる審査は終了。その後一般審査員はよかったと思うメンバーに投票し、この結果と審査員4名の話し合いにより15名の舞台出演メンバーが決定しました。川尻さんは結果を読み上げたあとに「正直、本当に審査員の気に入った人の名前を出し合ったら、全員出てしまった。本当にキャラクターに合っているか、本番でどれだけ化けるかの期待を込めて、この15人を選びました」と、選考にかなり時間がかかったことを説明しました。なお、配役は以下のとおりです。

舞台『じょしらく』配役(※トリプルキャスト。組み合わせ未定)

防波亭 手寅(ぼうはてい てとら)
・伊藤万理華
・高山一実
・中元日芽香

蕪羅亭 魔梨威(ぶらてい まりい)
・衛藤美彩
・斉藤優里
・松村沙友理

波浪浮亭 木胡桃(はろうきてい きぐるみ)
・井上小百合
・北野日奈子
・星野みなみ

空琉美遊亭 丸京(くうるびゆうてい がんきょう)
・佐々木琴子
・能條愛未
・堀未央奈

暗落亭 苦来(あんらくてい くくる)
・齋藤飛鳥
・中田花奈
・山崎怜奈

囲み取材

オーディションが終わると合格者15名による、報道陣を対象としたフォトセッションおよび囲み取材が行われました。合格した今の気持ちを聞かれると、齋藤飛鳥は「どの役をやりたいっていう明確なものがなくて、やれるものならなんでもやりたいなと思っていたので。苦来役を今回やらせてもらうんですけど、きっと演出家の方が私に合うと思って選んでくださったと思うので、役のイメージを壊さないようにがんばれたらいいなと思います。(自信は)ないです! ふふふふ(笑)。でも1人でやるわけじゃないので、全員でいい舞台を作れたらいいなと思います」と発言。堀は「今日は喉の調子が悪くて、一番声が低そうな役を選んだんですけど、髪型もたまたま一緒で。このキャラに近付けたらいいなと思うので、3人それぞれ違う個性が出せるようにがんばりたいなと思います」、星野は「もともと私は木胡桃ちゃん役をやりたくて。明るいキャラクターなので自分には合ってるのかなと思っていて、選ばれてうれしいです。北野と井上さんと一緒なんですけど、3人ともすごくかわいらしくて元気のあるメンバーなので、それぞれ違う個性のある役にしていけたらいいなと思います」とそれぞれ感想を述べました。

そして松村は「私は原作も読んでいて。魔梨威ちゃんは自分の中で一番好きな役だったので、選ばれてうれしいのと、魔梨威ちゃん役だけでも3人いるので、みんなでいろいろと話し合って協力して。15人全員なんですけども、みんなそれぞれ楽しんでがんばれたらいいなと思います」とコメント。高山は不安そうな表情を浮かべながらも、「選んでいただいたので全力でがんばりたいなって思うんですけど、やっぱり自分の中で演技の苦手意識というか。皆さん見てらっしゃって本当に下手だということが伝わったと思うので、本番までにどれだけ演技ができるようになるか、自分でもがんばろうって思いますし……みんなに助けられながら、がんばろうと思ってます」と語りました。

さらに松村は「(この15人が)ライバルであり仲間って感じだと思います。私だったらこの2人(衛藤、斉藤優里)の演技を見て、自分を奮い立たせたりもできるので。今までの『プリンシパル』は自分の個性が一番だったんですけど、今回の舞台はキャラの個性というのがあるので、そこに合わせていくのも楽しみなのかなっ。『プリンシパル』とは違ったみんなを出せるようにがんばります」と宣言。衛藤も「去年、個人で舞台に出させていただいたんですけども、今回はみんなでやるってことなので、乃木坂のファンの方も原作のファンの方も含めて、たくさんの方に注目される舞台になるようみんなでがんばっていきたいと思います」と続けました。

なお舞台『じょしらく』は6月18日から28日にかけて渋谷AiiA 2.5 Theater Tokyoで上演。チケットの発売日など詳細は、追ってアナウンスされる予定です。どんな組み合わせの舞台になるのか、今から楽しみにしておきましょう。

『推しどこ?』全7種
乃木坂46 レギュラー番組『乃木坂って、どこ?』。7名のメンバーがお勧めの回を5話ずつセレクトし、未公開シーンとともに収録。各話の前にメンバーの振り返りコメ ント映像を新撮収録。副音声には各メンバーのコメンタリーチャンネルと他メンバーのコメンタリーチャンネルの2chを収録予定。
DVD情報

文:西廣智一 WEBを中心に活動する音楽ライター。バンドマン、フリーター、会社員を経て、2005年末に株式会社ナターシャの立ち上げに参加する。翌2006年よりライターとしての活動を開始し、現在さまざまな音楽サイトや雑誌にてインタビューやコラムなどを執筆中。

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