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乃木坂46 公認コラム『のぼり坂』

2015.12.11 更新

ミュージックビデオ集『ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜』ライナーノーツ

先日、第66回NHK紅白歌合戦の初出場が決まった乃木坂46は、2015年に入ってから1stアルバム『透明な色』のリリースを筆頭に、『命は美しい』『太陽ノック』『今、話したい誰かがいる』といったヒットシングルの連発、過去最多の約3万8000人を動員し7時間半にわたり熱演を繰り広げた西武ドーム(現・西武プリンスドーム)での『乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE 』、アンダーライブや『じょしらく』『すべての犬は天国へ行く』などメンバー出演舞台実施、初のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』の公開、メンバー総出演による初の主演テレビドラマ『初森ベマーズ』放送、全国6都市16公演、計15万人を動員した過去最大規模の全国ツアー『真夏の全国ツアー2015』開催など精力的な活動を展開しました。もはやトップアイドルの名にふさわしい存在となった彼女たちが大躍進の2015年の集大成を、大晦日のお茶の間で披露することになります。

12月17、18日には『アンダーライブ』が、そして20、21日には毎年恒例の『乃木坂46 Merry X'mas Show』がそれぞれ日本武道館で行われる中、今年最後のアイテムとして約4年にわたる活動を総括するミュージックビデオ集『ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜』が12月23日にリリースされます。完全生産限定盤、初回仕様限定盤、表題盤の3仕様が用意される本作は、2012年2月22日に発売された乃木坂46のデビューシングル『ぐるぐるカーテン』から今年10月発売の最新シングル『今、話したい誰かがいる』までのすべてのミュージックビデオに、新たに制作された3曲分のミュージックビデオを加えた合計57曲分のミュージックビデオが詰まった、“映像版ベストアルバム”と呼ぶにふさわしいBlu-ray&DVD作品です(ただし表題盤のみ全シングル表題曲のミュージックビデオ13曲のみ収録となります)。

乃木坂46のミュージックビデオはこれまで、各シングルのDVD付き仕様で楽しむことができましたが、中には今作が初収録となる貴重なミュージックビデオも収録。「会いたかったかもしれない」はディレクターズカット版、「君の名は希望」はドキュメンタリータッチのオリジナル版に加えこれまでDVD収録されていなかった「DANCE&LIP ver.」、「太陽ノック」はストーリー部分がよりドラマチックに描かれたロングバージョンが収められます。また「せっかちなかたつむり」「あらかじめ語られるロマンス」「悲しみの忘れ方」は今回のミュージックビデオ集のために撮り下ろされた新作です。さらに完全生産限定盤と初回生産限定盤にはシングル表題曲編とカップリング楽曲編と題したメイキング映像も各70分、計140分も収録。ミュージックビデオだけで6時間、メイキング映像で140分と合計7時間以上の大ボリュームで、デビュー時から映像制作にこだわり続けた乃木坂46の約4年間の総決算であると同時に、最近彼女たちに興味を持ったライト層から過去の作品をすべて所有しているコアなファンまでが楽しめる究極のアイテムと言えます。

いろいろと見どころの多い『ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜』。特にこの1年で彼女たちのファンになった人には過去の名曲、名作ビデオに触れるという意味でもうってつけの作品と言えるでしょう。というわけで今回のコラムではそういった乃木坂ファン歴1年未満のファンに向けた、活動初期にあたる2012〜2013年のおすすめミュージックビデオ5作品をピックアップしてみました。現在YouTubeにはフルバージョンおよびショートバージョンが公開されているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

偶然を言い訳にして」(2ndシングル『おいでシャンプー』収録)

白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、松村沙友理による、ファンの間でも人気の高い1曲。最初から最後までワンカット逆再生となっており、当然ながら撮影もすべて逆再生を想定して実施されました。どこかぎこちなさや不自然さがありながらも目を引く動きの数々、そして初々しさが残るデビュー間もない頃の4人の姿を楽しめる、初期の傑作ビデオのひとつです。

涙がまだ悲しみだった頃」(3rdシングル『走れ!Bicycle』収録)

3rdシングル『走れ!Bicycle』発表時のアンダーメンバーが歌う、切ないラブソング。Perfumeの諸作品を手がけたことで知られる関和亮監督によるミュージックビデオは、映像の質感や色合いなどが特徴的で、どことなくのんびりとした風景と手紙を届けるために走り続けるメンバーのスローモーション映像が興味的。まだ幼さの残る齋藤飛鳥にも注目です。

13日の金曜日」(5thシングル『君の名は希望』)

続いてもアンダーメンバーによる楽曲。切ない「涙がまだ悲しみだった頃」から一転して可愛らしくてポップな「13日の金曜日」は、アンダーライブでも大人気の1曲です。横浜ベイサイドエリアにてダンスフラッシュモブ(街頭などで複数の人間が突然ダンスを踊り出し、終わると即座に解散する行為)を導入して撮影されたミュージックビデオは、斉藤優里が突然踊り始めるところから始まり、徐々にメンバーが1人ずつ加わっていく姿に一般のお客さんがびっくりしつつ眺めるという、その一部始終をドキュメンタリータッチで楽しむことができます。どのメンバーがどこにいて、どのタイミングに加わるのかも含めてじっくり確認してみるのもいいでしょう。

他の星から」(6thシングル『ガールズルール』収録)

伊藤万理華、井上小百合、斉藤優里、桜井玲香、中田花奈、西野七瀬、若月佑美が歌うこの曲は、1stアルバム『透明な色』付属のカップリングベスト収録曲を決める「1st→10thシングルカップリング人気投票」で1位を獲得するほどの人気曲。今やシングル表題曲のセンターとして活躍する西野、実は8thシングル『気づいたら片想い』でセンターを務める以前にも、このユニットにて初センターを経験しています。そんなこの曲のミュージックビデオでは、西野をはじめとするメンバーがワイヤーを使って宙吊りになるという見どころの多い1作。浮遊感や無重力が表現された不思議な映像世界は、他の乃木坂46のミュージックビデオとは一線を画する内容と言えます。

そんなバカな…」(7thシングル『バレッタ』収録)

堀未央奈が初めてセンターを努めた7thシングル『バレッタ』のカップリング曲「そんなバカな…」は、ライブでも人気の高い1曲。ミュージックビデオは10分以上もあるドラマ仕立てとなっており、転校生の堀がアイドル部に入部するという内容になっています。導入部のドラマパートのコミカルかつシュールさがとにかく必見の内容で、部長役の生田絵梨花、謎の指導役を演じる橋本奈々未のキャラクター、握手の練習場面での高山一実のアドリブに笑いを堪えきれないメンバーの姿、曲中に登場する他校アイドル部との対決シーンなど、思わずクスッとしてしまうシーン満載です。

以上5作品、あえてシングル表題曲を外してセレクトしてみました。「なんであれを選ばない?」「いやいや、これもおすすめの1本だろ?」というディープなファンからの異論も多いかと思いますが、初心者の方々はまずここを入り口にしてミュージックビデオ集を手に取ってみてはいかがでしょう。そして、それぞれが選ぶ「乃木坂46のベストミュージックビデオ」を挙げてみるのも面白いかもしれません。

12月23日発売 ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜
12月23日発売 ALL MV COLLECTION〜あの時の彼女たち〜
乃木坂46、キャリア初のMV集が遂に発売!完全生産限定盤、初回仕様限定盤、通常盤と3形態がそれぞれBlu-ray、DVDでリリース。好評予約受付中です!
DVD情報

文:西廣智一 WEBを中心に活動する音楽ライター。バンドマン、フリーター、会社員を経て、2005年末に株式会社ナターシャの立ち上げに参加する。翌2006年よりライターとしての活動を開始し、現在さまざまな音楽サイトや雑誌にてインタビューやコラムなどを執筆中。

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