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乃木坂46 公認コラム『のぼり坂』

2016.5.25 更新

乃木坂46 2ndアルバム『それぞれの椅子』ライナーノーツ

乃木坂46 2ndアルバム『それぞれの椅子』ライナーノーツ

乃木坂46が通算2作目となるニューアルバム『それぞれの椅子』を5月25日にリリースしました。デビュー3周年を目前に、昨年1月7日にリリースした1stアルバム『透明な色』から約1年5ヶ月ぶりに発表された本作には、「命は美しい」から「ハルジオンが咲く頃」までのシングル4作に加え、アンダーメンバー歌唱曲やライブなどで人気のカップリング曲、さらには本作のために新たに制作された新曲11曲という計37曲がType-A〜Dの4仕様に分けて収録されています(通常盤はType-Aと同内容)。

今回のコラムでは、このアルバムにさまざまな方向から焦点を当て、魅力や聴きどころを紹介していきたいと思います。また、手前味噌ではありますがアルバムを聴く際の副読本として、乃木坂46オフィシャルサイトにて公開中の『それぞれの椅子』特設サイト内「白石麻衣・西野七瀬インタビュー」をこのコラムとあわせて読んでおくこともオススメします。

カラフルな曲調の新曲群

先に述べたように、ニューアルバム『それぞれの椅子』には全部で11曲の新曲が用意されており、それらが各仕様ごとに5曲(うち3曲は各仕様固定で、残り2曲が仕様ごとに異なる)楽しむことができる構成になっています。この新曲群ですが、多くがユニット曲となっているのも興味深いポイント。このあたりは、オフィシャルインタビューで白石が説明した「1人ひとり自分に合った椅子があるんだ、それぞれいろんなことに挑戦していこう」というテーマにも共通するように感じました。

全仕様共通の3曲中2曲は、14thシングル「ハルジオンが咲く頃」の選抜メンバーから卒業を控えた深川麻衣を除く16名が歌唱。アルバムのスポットCMや「セブン-イレブン×乃木坂46フェア」CMソングにも使用されている「きっかけ」は、「制服のマネキン」「君の名は希望」「僕がいた場所」「羽根の記憶」など数々の楽曲を手がけてきた杉山勝彦さん作曲による王道の乃木坂46ナンバー。一方、もうひとつの選抜曲「太陽に口説かれて」は過去の乃木坂46にはなかったラテンテイストのサマーチューンで、これから始まる『真夏の全国ツアー2016』必須の1曲になりそうです。残り1曲の共通曲は、アンダーメンバーから1期生9名で歌われる「欲望のリインカーネーション」。乃木坂46にしては英語詞の比重が高い、ダンサブルな楽曲に仕上がっています。

そして仕様ごとに収録内容の異なる新曲にも言及しておきましょう。Type-Aには衛藤美彩、白石麻衣、高山一実、橋本奈々未、松村沙友理が歌うミディアムテンポのダンスチューン「空気感」、西野七瀬にとって5曲目のソロ歌唱曲にして初のアップチューン「光合成希望」、Type-Bには齋藤飛鳥、星野みなみ、堀未央奈によるライブでの盛り上がり必至のスカナンバー「Threefold choise」、生田絵梨花がソロで歌うヴィジュアル系テイストのハードロックチューン「低体温のキス」を収録。さらにType-Cには乃木團のボーカルを務める中元日芽香&能條愛未によるロックソング「失恋したら、顔を洗え!」、2期生全員で歌う切なさ溢れる「かき氷の片想い」、Type-Dには生駒里奈、伊藤万理華、井上小百合という頭文字「い」の3人が歌うポップチューン「環状六号線」、秋元真夏、桜井玲香、中田花奈、若月佑美の女子校出身4人組によるアップテンポな「口約束」がそれぞれ収められています。ファンにはおなじみの組み合わせやここで初めて実現した意外な組み合わせなど、このアルバムならではのユニットが満載。特に本作ではこれまで以上に各メンバーのソロパートが用意されており、個々の歌声をじっくり堪能することも可能です。

仕様ごとにテーマが感じられる選曲

デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から当時の最新シングル「何度目の青空か?」までのシングル10作がリリース順に並ぶ1stアルバム『透明な色』には、その構成からベストアルバム的側面も強く感じられましたが、今作『それぞれの椅子』は新曲群を4曲のシングル曲(「命は美しい」「太陽ノック」「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」)と過去のシングルカップリング曲で挟み込むという構成。しかも異なる新曲パートと、それに続くカップリング曲パートの組み合わせにより、どことなく仕様ごとに選曲テーマが異なっているような印象を受けます。ことカップリング曲に関して言えばType-Cはアンダーメンバーに比重を置いた選曲、Type-Dはライブでの定番“盛り上げ”曲をフィーチャーしているように感じます。

また、各仕様ともアルバムの中盤(8曲目)に「悲しみの忘れ方」、ラスト(16曲目)に「乃木坂の詩」というライブのクライマックスに披露されるおなじみのナンバーが配置されているのも興味深いポイント。このへんも含めて、Type-A〜Dそれぞれにどのようなテーマが隠されているのかを想像するのも面白いかもしれません。

映像で楽しむ「乃木坂46の軌跡」

通常盤を除くType-A〜Dの4仕様にはそれぞれ特典DVDが付属しており、Type-A〜Cには2014年8月30日に東京・明治神宮野球場で開催された『真夏の全国ツアー2014』ツアーファイナルの模様が、3パートに分けて収録されています。乃木坂46にとって今や毎夏恒例となった神宮野外ライブですが、ここに収録されるのは最初の神宮ライブにして、彼女たちにとって初の野外ワンマン公演。前夜まで雨模様だったものの当日は奇跡的に晴れ渡り、当時の乃木坂46にとって過去最多となる約3万人の観客を前に3時間以上にわたるステージが繰り広げられました。またこのライブでは、同年春から当時学業のため活動休止していた生田がステージに復帰。彼女が初センターを務めた同年10月リリースの10thシングル「何度目の青空か?」が、ライブ初披露された記念すべきライブでもあります。

年々規模感が大きくなり、今年は8月28〜30日の3日間、「4th YEAR BIRTHDAY LIVE」を兼ねて開催される神宮ライブ。この映像はきたる今夏の神宮ライブの予習に最適なのと同時に、最近乃木坂46のファンになったという人には2014年当時のライブの様子を知ることができる、ありがたい作品です。と同時に、交換留学生として当時グループに在籍していた元SKE48の松井玲奈を含む編成での貴重なライブ映像でもあり、ビギナーからマニアまで幅広い層が楽しめるのではないでしょうか。

さらにType-D付属DVDにのみ、「まゆこの動画」と題した60分にわたる秘蔵映像を収録。乃木坂46マネージャー陣が携帯電話などで撮影した動画から構成されたこの映像集は、テレビやライブでは伺い知れないメンバーの素の部分を楽しむことができそうです。

以上、駆け足で解説してきましたが、いかがだったでしょうか。全仕様あわせると相当な情報量で、すべてを楽しみ尽くすにはかなりの時間を要することでしょう。そんな中から1枚だけを選んで聴き込むのも、ひとつの楽しみ方。『それぞれの椅子』のタイトルどおり、まずは自分に合った楽しみ方を見つけて、乃木坂46の新たな魅力に触れてみてください。

乃木坂46 2ndアルバム『それぞれの椅子』特設サイト
http://www.nogizaka46.com/special/2ndal/index.html

【ステッカーC付】 それぞれの椅子 (Type-A CD+DVD)
【ステッカーC付】 それぞれの椅子 (CD+DVD Type-A+B+C+Dセット)
■【楽天ブックス限定 ステッカーC 4枚付】
※準備数がなくなり次第、特典は終了となります。
お早めにご注文ください。

★仕様/特典 Type-A+B+C+Dセット
アルバム『透明な色』以降のシングル表題曲「命は美しい」「太陽ノック」「今、話したい誰かがいる」「ハルジオンが咲く頃」他を収録した待望のセカンド・アルバム。
CD情報

文:西廣智一 WEBを中心に活動する音楽ライター。バンドマン、フリーター、会社員を経て、2005年末に株式会社ナターシャの立ち上げに参加する。翌2006年よりライターとしての活動を開始し、現在さまざまな音楽サイトや雑誌にてインタビューやコラムなどを執筆中。

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