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乃木坂46 公認コラム『のぼり坂』

2017.3.13 更新

『乃木坂46 5th BIRTHDAY LIVE』レポート

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乃木坂46のCDデビュー5周年をお祝いする単独コンサート『乃木坂46 5th BIRTHDAY LIVE』が2月20日から22日までの3日間、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催されました。

2012年2月22日にシングル『ぐるぐるカーテン』でCDデビューをして以来、2013年から2015年まではデビュー日の2月22日に開催されてきたこのアニバーサリーライブ。2016年のみ東京オリンピックを前にした「2016年問題」で会場が確保できなかったことから、同年夏に開催された全国ツアー『乃木坂46 真夏の全国ツアー2016』のファイナル公演として東京・明治神宮野球場にて3日間にわたり実施するという変則なスケジュールとなりました。このライブは乃木坂46が公式にリリースしてきた全楽曲を披露するということで、年を追うごとにライブ時間が長くなっていき、5周年を迎えた今回は全119曲を3日間にわたり歌っていきました。また、今回から各シングル収録曲をブロックごとにまとめてパフォーマンスする形をやめ、ライブの流れを考慮したランダムな形で披露。これにより、一部楽曲に関しては3日間で複数回歌われることもありました。

DAY1 ~橋本奈々未卒業コンサート~(2月20日)

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バースデーライブ初日は、この日をもってグループを卒業する橋本奈々未の卒業ライブとして開催。最大規模のスタジアムモード、かつ“音席”と称された、ステージの様子が見えないセットの真裏にまでびっしり3万5000人もの観客で埋め尽くされたさいたまスーパーアリーナは、開演前から客席が橋本のサイリウムカラーである緑一色で埋め尽くされました。

衛藤美彩、白石麻衣、松村沙友理の“92年組”が影アナで会場を盛り上げると、いよいよ会場は暗転。スクリーンには昨年末のNHK紅白歌合戦での年越しの様子が映し出され、感傷的な橋本にメンバーが「(卒業まで)まだ2ヶ月あるよ」という姿が紹介されます。そこから約2ヶ月、ついにその瞬間が訪れます。オープニングSE「OVERTURE」に続いてアリーナ中央に設置されたセンターステージにひとり現れた橋本は、深々と一礼するとそのまま「サヨナラの意味」からライブをスタートさせました。橋本はランウェイを歩きながら、メインステージに並ぶ他のメンバーたちと合流し、華麗なパフォーマンスを繰り広げていきます。

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今回のバースデーライブは過去4回とは異なる趣向のステージセットで、アリーナ中央のセンターステージやアリーナ後方のサブステージ、各ステージをつなぐ“アリーナ中央から十字に延びた”ランウェイはそのままに、メインステージ全面が巨大なLEDスクリーンとなっており、映像が曲やメンバーの動きに連動する形で観るものを楽しませる形に。さらにメインステージからアリーナの観客頭上を通過してサブステージまで移動するリフトや、高くそびえ立つタワー、火炎噴射や花火など派手な演出も多数用意され、視覚面でも飽きさせない要素満載の構成となりました。

数々のヒットシングルを連発した後、最初のMCでは橋本が「まさかこんなに最初から(客席一面が)緑になるとは思ってなかったです。もう最初から泣いたって人、いますか? 私自身、こういうライブは最後ですから、この景色を(自分の目に)焼き付けつつも、皆さんが帰った後も目にこびり付いて離れない景色を見せていきたいです。角膜にこびり付いてやる!って気持ちで(笑)」と挨拶しました。

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ここからは曲間にバースデーライブ恒例の、乃木坂46の歴史をメンバーのコメントと映像で紹介していくVTRコーナーを挟みつつ、橋本が選曲したという楽曲を次々に披露。橋本、白石、松村、そして高山一実の4人で歌うユニット曲「偶然を言い訳にして」ではタワーに乗った白石、松村、高山が橋本に内緒でスケッチブックに書いた橋本へのメッセージを紹介。スクリーンに映されたメッセージを見た橋本はびっくりした表情を見せます。また、タワーから降りた白石が橋本に前にして早くも号泣し、橋本に肩を抱かれる一幕もありました。そして「ダンケシェーン」では歌い出しの歌詞を生田絵梨花が「ななみんの温かい その背中が好きだった」と、若月佑美もラストのセリフを「やっぱななみんだな!」と変えて会場を沸かせます。

ライブ後半では伊藤万理華がMCを務めるVTRに続いて、「ここにいる理由」「君は僕と会わない方がよかったのかな」などのアンダー曲を立て続けに歌唱。さらに「生まれたままで」では、この曲が大好きだと公言する橋本も加わり、万理華とのダブルセンター形式でパフォーマンスしてファンを喜ばせました。曲が終わりそれぞれ感想を語っていると、メンバー主導で「Happy Birthday To You」の大合唱とともに、ステージには大きなバースデーケーキが運ばれてきます。実は、この日は橋本と万理華の誕生日ということで、橋本が万理華には内緒でこのパートでお祝いすることを提案。何も知らなかった万理華は驚きつつも、「(橋本と)一緒にお祝いするのも最後かぁ~」と若干寂しげな表情を浮かべました。

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いよいよ橋本卒業ライブも佳境へ。白石&橋本のユニット曲「孤独兄弟」では曲中、2人が抱き合う場面で白石が再び涙を見せます。そして「Threefold choice」では昨年末のクリスマスライブから引き続き、橋本、白石、松村の3人が貴重なパフォーマンスを披露。「最後の時間がやってきました。ステージ上で、もうこうやってみんなを見ることはないんだなって思うと……こんなにたくさんの人と一緒に過ごすことができて、とても嬉しいです。本当にありがとうございます!」と橋本が最後に挨拶をして、ライブ本編を「孤独な青空」で締めくくりました。

アンコールでは、まずステージに橋本がひとりで登場。ゆっくりと客席を見渡してから、「今日で卒業します。それで……卒業するときにもらった曲ということで、自分の中で大事ですし大切ですし、好きだし、これからも人生の節目節目で聴いていくことになるだろうな、という曲です」と次に歌う楽曲の説明を始めます。続けて「ないものねだりしたくない、という曲だけど、こんなに素敵な景色を前にして別の道に進みたいと思うのは……一番のないものねだりと感じています」と話すと、その瞳には大粒の涙が。そして「だけど、私が選んだ道の先に正解があると信じています」「皆さんの先に、これでよかったと思えることがたくさんあることを願っています。今までたくさん応援していただいて、ありがとうございました」と思いの丈を口にして、ソロ曲「ないものねだり」を熱唱。途中、涙で歌詞に詰まる場面もあったものの、最後は笑顔で見せて曲を終えました。

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その後ステージにメンバーが勢揃いすると、グループを代表して白石が橋本への手紙を朗読。白石の温かい言葉に涙をこぼす橋本が照れながら「まいやん、カワイイね」と言うと、白石は「そっちこそ」と過去に橋本がCMで言ったセリフを返してその場を和ませます。そして橋本が「本当に本当に最後の1曲を楽しみましょう」と観客を煽ると、正真正銘のラストナンバーとして「サヨナラの意味」を再び披露。橋本はひとりリフトに乗って会場中のファンに挨拶して回り、最後の最後に「別れの挨拶が長くなってしまいましたが、5年半本当にありがとうございました。皆さんの支えがあってこそだと思います」と挨拶。そしてステージに用意されたゴンドラに乗ると、そのまま上昇しながら「ありがとうございました。皆さん、さようなら!」とファンに告げてステージを去り、3時間半にわたる卒業ライブを終えました。

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『乃木坂46 5th BIRTHDAY LIVE ~橋本奈々未卒業コンサート~』

2017年2月20日(月)公演 セットリスト
SE. OVERTURE
01. サヨナラの意味
02. 気づいたら片想い
03. ガールズルール
04. バレッタ
05. 制服のマネキン
—MC&VTR—
06. 会いたかったかもしれない
07. 偶然を言い訳にして
08. せっかちなかたつむり
09. 指望遠鏡
10. 13日の金曜日
11. でこぴん
—VTR—
12. 世界で一番 孤独なLover
13. やさしさとは
14. ダンケシェーン
15. 僕が行かなきゃ誰が行くんだ?
—VTR—
16. Tender days
17. 革命の馬
18. ボーダー
19. 制服を脱いでサヨナラを…
20. ポピパッパパー
—VTR—
21. 遥かなるブータン
22. 太陽に口説かれて
23. シークレットグラフィティー
24. あの教室
25. ハウス!
26. ロマンスのスタート
27. 転がった鐘を鳴らせ!
—MC&VTR—
28. ここにいる理由
29. 君は僕と会わない方がよかったのかな
30. 自由の彼方
31. 生まれたままで
—MC&VTR—
32. 孤独兄弟
33. 魚たちのLOVE SONG
34. Threefold choice
35. ロマンティックいか焼き
36. そんなバカな…
37. 孤独な青空
—アンコール—
—MC&VTR—
38. ないものねだり [橋本奈々未]
—MC—
39. サヨナラの意味

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DAY2(2月21日)

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前日の初日公演で橋本が卒業し、このバースデーライブ2日目から3期生を加えた46名で新たな一歩を踏み出した乃木坂46。さいたまスーパーアリーナ公演ということで、この日の影アナは埼玉出身の井上小百合、斎藤ちはる、新内眞衣が開演前に会場を盛り上げると、そのまま「OVERTURE」からアンダー曲「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」からライブがスタート。続いて「狼に口笛を」「左胸の勇気」と、“アンダーメンバーがライブのオープニングを飾る”という乃木坂46の全体ライブとしては初の試みが実践されました。続いて齋藤飛鳥の「さいたまスーパーアリーナ、騒ぐ準備はできてんのかーっ!」という煽りに続いて、「裸足でSummer」にあわせて選抜メンバーがステージ上方からゴンドラにて登場。1期生、2期生が勢揃いするとそのまま「走れ!Bicycle」「命は美しい」が連発され、客席は早くもクライマックスのような盛り上がりを見せました。

最初のMCでは、キャプテンの桜井玲香が「(橋本卒業は)寂しいですけど、また今日から前を向いて頑張っていきたいと思います」と挨拶し、続けて高山も「ななみんの抜けた穴をみんなで埋めるのは難しい。逆にみんなでその穴を掘って、乃木坂46を刻み込みたい!」と力強く宣言しました。

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ライブはその後、リリース順に関係なく歴代のヒット曲や隠れた人気のカップリング曲を次々パフォーマンス。さらに初日にも歌った「制服のマネキン」「転がった鐘を鳴らせ!」なども飛び出し、例年のバースデーライブとは異なる構成でファンを楽しませました。また、中盤には「私のために 誰かのために」を筆頭に、乃木坂46の歌唱力に焦点を当てたブロックも用意され、改めてこのグループの特色を再認識することができました。

続いて、乃木坂46の全体ライブに初登場となる3期生メンバーは「人はなぜ走るのか?」「強がる蕾」「羽根の記憶」の3曲で初々しいパフォーマンスを披露。MCでは桜井が「ここにいる子が、私たちの新しい仲間、3期生です!」と12人の新メンバーを紹介します。すでに日本武道館でのお見立て会、15公演にもおよぶ『3人のプリンシパル』を経験しているものの、3万5000人もの観客を前にしたパフォーマンスは初めてとあって、3期生の中には緊張から涙目になっているメンバーの姿も。しかし、いざ自己紹介となると堂々とした挨拶をして、会場を沸かせました。

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東京・国立代々木第一体育館でライブ中のAKB48との同時生中継による“乃木坂AKB”の「混ざり合うもの」初パフォーマンスに続いて、ステージには乃木團のメンバーが登場。この日は休業中の中元日芽香を欠く形でのパフォーマンスとなりましたが、能條愛未は中元の分もフォローしつつ「失恋したら、顔を洗え!」で力強い歌声を響かせました。また、「月の大きさ」では他のメンバーも加わり、この日限りのスペシャルコラボで観客を喜ばせました。

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ライブ後半は生田や白石、西野七瀬のソロ曲や、松村率いる“さゆりんご軍団”の「白米様」、万理華&井上の「行くあてのない僕たち」などユニット曲が多数用意され、合間のVTRコーナーでは中元からのメッセージも紹介。「バレッタ」「ガールズルール」「夏のFree & Easy」といったシングル曲で佳境を迎えると、最後は生駒里奈の「今日は新体制初日。皆さんと迎えられて嬉しいです」という挨拶に続いて「悲しみの忘れ方」でしっとりと締めくくられました。

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アンコールでは一部メンバーがステージ真裏の“音席”まで移動して、「ロマンスのスタート」「そんなバカな…」でさらなる盛り上がりを見せます。また、ここでは『ビッグコミックスピリッツ』にて連載中のマンガ「あさひなぐ」が映画化&舞台化されること、映画の主演を西野が、舞台の主演を飛鳥がそれぞれ務めることが発表されました。舞台版には飛鳥のほか、生駒、井上、衛藤、新内、若月、堀未央奈、北野日奈子も出演。舞台の主役に抜擢された飛鳥は「舞台は本当に不安ですが、一緒に出演する生駒ちゃんや若月はたくさんの舞台を経験してきているので、いろいろと教えてもらいながら頑張りたいです」と語り、映画版主演の西野も「不安だらけですが、原作のファンの方にも喜んでもらえるような作品にしたいです」とそれぞれ意気込みを語りました。

そして最後は3期生も加わり、「乃木坂の詩」で全47曲、約4時間におよぶバースデーライブ2日目を無事終えました。

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『乃木坂46 5th BIRTHDAY LIVE ~DAY2~』

2017年2月21日(火)公演 セットリスト
SE. OVERTURE
01. あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
02. 狼に口笛を
03. 左胸の勇気
04. 裸足でSummer
05. 走れ!Bicycle
06. 命は美しい
—MC&VTR—
07. 失いたくないから
08. 心の薬
09. 海流の島よ
—VTR—
10. 制服のマネキン
11. ここじゃないどこか
12. サイコキネシスの可能性
13. コウモリよ
14. 人間という楽器
—VTR—
15. 私のために 誰かのために
16. 吐息のメソッド
17. 無口なライオン
18. 遠回りの愛情
19. 転がった鐘を鳴らせ!
—MC&VTR—
20. 人はなぜ走るのか? [3期生]
21. 強がる蕾 [3期生]
—MC—
22. 羽根の記憶 [3期生]
—MC—
23. 混ざり合うもの [乃木坂AKB]
—MC—
24. 失恋したら、顔を洗え! [乃木團]
25. 月の大きさ [乃木團]
—MC&VTR—
26. あなたのために弾きたい
27. 僕がいる場所
—VTR—
28. ひとりよがり
29. ごめんね ずっと…
30. 無表情
—VTR—
31. 嫉妬の権利
32. 不等号
33. 急斜面
—VTR—
34. 環状六号線
35. 欲望のリインカーネーション
36. Threefold choice
—VTR—
37. オフショアガール
38. 白米様
39. 行くあてのない僕たち
40. ブランコ
41. バレッタ
42. ガールズルール
43. 夏のFree & Easy
—MC—
44. 悲しみの忘れ方
—アンコール—
45. ロマンスのスタート
46. そんなバカな…
—MC&VTR—
47. 乃木坂の詩

DAY3(2月22日)

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3日間にわたるバースデーライブも、乃木坂46のCDデビュー記念日である2月22日がついに最終公演。西野&高山の影アナからオープニング映像、そして「OVERTURE」と続いて、生駒の「さいたまーっ! 行くぞーっ!」という雄叫びから「太陽ノック」でライブはスタートしました。メンバーはリフトに乗ってアリーナの観客頭上を移動しながら「おいでシャンプー」「今、話したい誰かがいる」で会場のこの日最初のピークへと導きます。

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MCでは桜井が「今日2月22日は乃木坂46の誕生日。乃木坂46も(デビュー)5周年を迎えました! こんなにたくさんの人と一緒に迎えられて嬉しいです」と挨拶。続けて「(乃木坂46は現時点で)持ち曲が119曲、今のところ82曲(披露している)。今回は被り曲もあるので、3日間で130曲以上歌うことになります」と話すと、会場からはどよめきの声が上がります。しかし、乃木坂46のメンバーはそんな逆境をものともせずに、名曲たちを次々と歌唱していきました。

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「ぐるぐるカーテン」ではデビュー時の衣装を着たメンバーが初期のパフォーマンス映像を背に、初心を思い出しながら披露。続く生駒のソロ曲「水玉模様」では5年前よりも一段と頼もしくなった歌声を、「渋谷ブルース」では松村と川村真洋のギター演奏をバックに、白石&高山の“WHITE HIGH”が美しいハーモニーを響かせます。

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また3期生は「ハルジオンが咲く頃」「白い雲に乗って」「ハウス!」の3曲を歌唱し、久保史緒里が「まだまだ未熟ですが、みんなで坂道を登っていけるよう頑張ります」と宣言。MCでは松村&秋元真夏が3期生を“さゆりんご軍団”と“真夏さんリスペクト軍団”へと勧誘する一幕もありました。さらに「低体温のキス」では生田がCO2を吐き出す高速トロッコでアリーナを移動し、続く「命の真実 ミュージカル『林檎売りとカメムシ』」では能條を相手に堂々とした歌声を聴かせました。

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ライブもいよいよ佳境というタイミングに、ステージ後方にはピアノ&ストリングス隊が登場。生演奏をバックにメンバーは「何度目の青空か?」「君の名は希望」を熱唱し、乃木坂46らしい独特の空気を作り上げていきます。そして生駒が「5回目のバースデーライブはななみんの卒業から始まりました。この5年、いろんなことがあったなと、1曲1曲思い出しながら歌ってました。5年前はこんなにたくさんの人の前で『ぐるぐるカーテン』を歌えるなんて思ってなかったです。素敵な景色を見せてくれて、ありがとうございました!」と挨拶すると、本編ラストとなる「きっかけ」を再びストリングス隊と一緒に披露し、持ち曲119曲をすべて歌い切ってライブを終了させました。

アンコールでは前日同様、一部メンバーがステージ真裏の“音席”まで移動し、「ロマンスのスタート」「そんなバカな…」で会場を再び興奮の坩堝へ。最後は3期生も加わり、「乃木坂の詩」で3日間にわたるバースデーライブを締めくくりました。

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ここで4時間におよぶバースデーライブ最終公演は終わったかと思われましたが、客席ではアンコールを求める“乃木坂46コール”が鳴り止みません。すると再度メンバーがステージに現れ、桜井が「みんな、こんなに長時間のライブなのに、まだ元気あるの? まだ帰りたくないの?」と観客に語りかけます。そして白石の「ラスト、お前らいくぞーっ!」を合図に、「ガールズルール」をプレゼント。3期生も加わった新生・乃木坂46はステージやランウェイを縦横無尽に動き回り、観客を楽しませました。

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桜井の「今までで一番楽しいライブだったかもしれない!」という嬉しそうなコメントに続いて、最後は肉声で「今日は本当にありがとうございました!」と挨拶。メンバーがステージを降りていくなか、最後の最後まで残った白石と西野は「また6年目もよろしくお願いします!」と元気良く挨拶をして、ステージを去っていきました。

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なお、この日のアンコールでは、3月22日にリリースされる乃木坂46の17thシングルのタイトルが『インフルエンサー』になることもアナウンス。スクリーンにて楽曲およびMVのほんの一部が初公開されました。この曲をもって本格的にスタートする乃木坂46の新章がどんな展開を見せるのか、今から楽しみにしておきましょう。

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『乃木坂46 5th BIRTHDAY LIVE ~DAY3~』

2017年2月22日(水)公演 セットリスト
SE. OVERTURE
01. 太陽ノック
02. おいでシャンプー
03. 今、話したい誰かがいる
—MC—
04. 春のメロディー
05. 扇風機
—MC&VTR—
06. ぐるぐるカーテン
07. 水玉模様
08. 涙がまだ悲しみだった頃
09. 音が出ないギター
10. やさしさなら間に合ってる
—MC—
11. 渋谷ブルース
12. シャキイズム
13. 他の星から
14. 初恋の人を今でも
—VTR—
15. 気づいたら片想い
16. 何もできずにそばにいる
17. その先の出口
18. 私、起きる。
—VTR—
19. ハルジオンが咲く頃 [3期生]
20. 白い雲にのって [3期生]
21. ハウス! [3期生]
—MC&VTR—
22. なぞの落書き
23. 傾斜する
24. 誰かは味方
25. あらかじめ語られるロマンス
26. 立ち直り中
27. もう少しの夢
28. 別れ際、もっと好きになる
—VTR—
29. 隙間
30. 大人への近道
31. 憂鬱と風船ガム
32. 釣り堀
33. 光合成希望
34. 空気感
35. 口約束
36. かき氷の片想い
37. 低体温のキス
38. 命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」
39. 僕だけの光
—VTR—
40. 2度目のキスから
41. 君に贈る花がない
42. 何度目の青空か? [with ピアノ&ストリングス]
43. 君の名は希望 [with ピアノ&ストリングス]
—MC—
44. きっかけ [with ピアノ&ストリングス]
—アンコール—
45. ロマンスのスタート
46. そんなバカな…
—MC—
47. 乃木坂の詩
—ダブルアンコール—
48. ガールズルール

「インフルエンサー」
「インフルエンサー」
待望の17thシングル!
CD

文:西廣智一 WEBを中心に活動する音楽ライター。バンドマン、フリーター、会社員を経て、2005年末に株式会社ナターシャの立ち上げに参加する。翌2006年よりライターとしての活動を開始し、現在さまざまな音楽サイトや雑誌にてインタビューやコラムなどを執筆中。

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