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日本財団 『これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~』

「人機一体」の超人スポーツを気軽に楽しめる未来へ

山内コンピューターゲーム以降、テクノロジーの進化はスポーツにどんな影響を与えたでしょうか。

犬飼リアル』が良い例ですよね。バリアフリーが増えてテクノロジーが進化してきたことによって車椅子でも同じルールで遊べるようになった。テクノロジーのおかげで車椅子の人を排除しない時代がやってきたということを描いたのがこの『リアル』ですね。

山内犬飼さんが関わられている超人スポーツ協会でも『リアル』の車椅子バスケットのようなスポーツを提案されているのですか。

犬飼そうですね。「人機一体」という意味では車椅子バスケットも超人スポーツです。最初にお話したとおりコンピューターゲームでスポーツをしているのがeスポーツ。超人スポーツはその先にある最先端のスポーツです。体と機械が一体ということで「人機一体」という言い方をしています。先日「超人スポーツ産業」というものを発表しました。人機一体の産業を創出する事でスポーツ文化に貢献しましょう、それをみんなでやっていきましょうとまさに今提案させてもらったところなんです。

山内産業というのが面白いですね。

犬飼スポーツ庁の鈴木大地長官は「スポーツで儲けてもいいじゃない。」と言っているんですね。これまでスポーツは基本的に儲けてはいけなかったわけです。もちろんプロスポーツの一部分は儲かっていたけれど、それは本当にほんの一部分。全体としてみると日本に「スポーツ産業」というのはまだまだ伸びしろしかない状態だといえると思うのです。

山内儲けるには既存のスポーツではなく、超人スポーツが良いだろうと。

犬飼そうなんです。ゲーム(=試合)はなかなか売れないでしょう?新しいスポーツを作っても買ってくれないんですよ。けれどテクノロジーや道具は買ってもらいやすい。なので、超人スポーツ産業は道具とゲームをセットで作って売りましょうという発想ですね。

山内スポーツが日本有数の産業になる未来は遠くないかもしれませんね。具体的にはどんなことをされているんですか。

犬飼今はとにかくゲームを増やそうとしています。スポーツの欠点はゲームの種類が少ないことです。ゲーム屋さんにいってゲームを選んで買うような状態をスポーツ文化につくるのです。スポーツはコンピューターゲームと比べると褒められない。明確にすぐに評価されにくいんです。褒められないと辞めたくなっちゃいますよね。だからもっと褒めてあげられる様なスポーツを増やすというのがスポーツへの貢献の第一歩だと考えています。

山内体育の授業が苦手でずっと運動に縁が無かった様な人でもこれなら出来るというものがひとつでもあれば、スポーツに対する見方が変わりますよね。やはり昔ながらのスポーツは習得するのにそれなりの時間がかかりますし。

犬飼昔ながらのスポーツも当然これはこれであっていいんですよ。それとは別のものも用意しましょうと感じで考えています。『リアル』で車椅子のバスケットボールを知ったときに、健常者であっても車椅子を欲しくなったり、プレイしてみたくなったりしましたよね。これはスポーツの領域が広がったことを意味するんだと思います。

山内テクノロジーを得たスポーツにはどんな未来が待っているのでしょうか。

犬飼今まさにテクノロジーが僕らの想像を追い越そうとしている時代ですよね。おそらく次には『Dr.スランプ』のアラレちゃんのようなロボットが「こうやって遊ぼうよ」と提案してくれるようになる。ロボットがゲーム発明をする時代に突入していくんだと思います。そしてそのゲームをプレイすると、ロボットが上手いか下手かを判断してくれて、アドバイスをくれたり、褒めてくれたり。そんな未来がすぐそこに来ています。その先にあるものが何なのかは今一度考えなければいけないですけれどね。

構成・編集 岩崎 由美

対談中に紹介された作品一覧

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