東芝解体日本の電機メーカーは全滅するのか[大西康之]
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東芝解体 電機メーカーが消える日 (講談社現代新書)
大西 康之

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商品基本情報

  • 発売日:  2017年05月17日
  • 著者/編集:   大西 康之
  • 出版社:   講談社
  • サイズ:  新書
  • ページ数:  272p
  • ISBNコード:  9784062884266

商品説明

【内容情報】(出版社より)
【内容紹介】
 巨大な負債を抱え、会社解体の危機に喘ぐ東芝ーーかつて日本企業を代表する存在だった総合電機が軒並み苦境に陥っている。東芝・ソニー・日立ほか大手8社の歴史や経営を詳細に分析することで日本の総合電機がはまった巨大な陥穽を描く。名著『失敗の本質』総合電機版とも言える1冊。


【担当者挨拶】
日本の電機メーカーはいつから総崩れになったのだろう。私が社会人になった1990年代前半、プレイステーションが売れに売れていたソニーは超人気企業だった。東芝のダイナブックやシャープのアクオスのように「あ、かっこいい」と思ってボーナスで衝動買いした製品も多い。総合電機、大手電機の隆盛はずっと続くのだと思っていた。
ところが昨今の低迷ぶりはどうだ。パナソニックで携帯電話の設計に携わっていた親友は突然業務の縮小を命じられた。超人気企業だったソニーに入社した知人も大リストラの余波ゆえか、海外に出向したまま帰ってこない。シャープはもはや日本の会社ではないし、東芝にいたっては、原発事業でつくった莫大な借金返済のために、家電をはじめ、売れそうな部門を片っ端から売却した結果、絶体絶命の「解体」状態にある。ふたたび同じ問いを繰り返したくなる。日本の電機メーカーはいつから総崩れになったのだろう。

本書の著者であり、記者として長年電機業界を取材し続けてきた大西康之氏の答は明解だ。大半の電機メーカーは日本国内に築かれた、ある二つの巨大な「ファミリー」に属することではかりしれぬ恩恵を受け、そしてそのシステムこそが、結果的に総合電機を衰退させる原因にもなったのだという。「この構造を知らずに電機メーカーの凋落を真に理解することは難しい」と氏は語る。本書の序章はその「謎解き」「種明かし」となっている。
 第1〜8章では、東芝・NEC・シャープ・ソニー・パナソニック・日立・三菱電機・富士通ーー我が国を代表する総合電機8社をとりあげ、各社の歴史や経営を詳細に分析することで日本の総合電機がはまった巨大な陥穽を描いている。
あの名著にたとえるならば、『失敗の本質』総合電機版と言えるだろうか。(HA)
序章      日本の電機が負け続ける「本当の理由」
1東芝     「電力ファミリーの正妻」は解体へ
2NEC     「電電ファミリーの長兄」も墜落寸前
3シャープ   台湾・ホンハイ傘下で再浮上
4ソニー    平井改革の正念場
5パナソニック 立ちすくむ巨人
6日立製作所 エリート野武士集団の死角
7三菱電機  実は構造改革の優等生?
8富士通    コンピューターの優も今は昔
おわりに

【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 日本の電機が負け続ける「本当の理由」-電機メーカーを長年支え続けた“本業”の正体/1 東芝 「電力ファミリーの正妻」は解体へー待ちうける“廃炉会社”への道/2 NEC 「電電ファミリーの長兄」も墜落寸前ー通信自由化時代30年を無策で過ごしたツケ/3 シャープ 台湾・ホンハイ傘下で再浮上ー知られざる経済産業省との「暗闘」/4 ソニー 平井改革の正念場ー脱エレクトロニクスで、かすかに見えてきた光明/5 パナソニック 立ちすくむ巨人ー「車載電池」「住宅」の次に目指すもの/6 日立製作所 エリート野武士集団の死角ー「技術の日立」を過信し、消費者を軽んじた/7 三菱電機 実は構造改革の優等生?-「逃げながら」「歩み続ける」経営力/8 富士通 コンピューターの雄も今は昔ー進取の気性を失い、既得権にしがみつく

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大西康之(オオニシヤスユキ)
1965年愛知県生まれ。1988年、早稲田大学法学部卒業後、日本経済新聞社入社。欧州総局(ロンドン)、日経ビジネス編集委員、日本経済新聞編集委員などを経て2016年4月に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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