2018-08-27
「レンチンする」「蛍光ペン」「花粉症」…『これを英語で言えますかデラックス』は雑学ネタにも使える英語本!
いざという時になかなか出てこない英語の表現に、単語の面からアプローチするのが『これを英語で言えますか?デラックス』。前作『これを英語で言えますか』が視覚的にもテーマ的にもパワーアップし、雑学としても楽しい1冊になりました。
『これを英語で言えますか』とは
いざという時になかなか出てこないのが、筒に入ったおみくじと英語の表現。
「あー、これ、英語でなんて言うのかなー」と頭を振ってもカラカラと音だけがしそうな感じは、実際おみくじの音にも似ています。
そんな英語の表現に、単語の面からアプローチするのが『これを英語で言えますか?デラックス』(講談社インターナショナル)。
タイトルどおりの本なのですが、前作『これを英語で言えますか』が視覚的にもテーマ的にもパワーアップし、雑学としても楽しい1冊になりました。
こういう単語が「英語で言えない!」
主に単語で「あー、これ、英語でなんて言うのかなー」となるものにもいくつか種類があります。
・身近なものすぎるけど教科書ではあまり扱わない語(「蛍光ペン」「レンチンする」「生ゴミ」など)
・一見英語っぽいけど実は和製英語(「パワハラ」「ゴールデンタイム」「オープン戦」)
・その分野ではとても基礎的だけど、英語で使うことがあまりない単語(「正三角形」「二酸化炭素」などの数学・科学用語や病名、音楽用語など)
・独特の文化がベースになっていて英語でどう説明したものか分からない語(寿司ネタ、「金魚すくい」「招き猫」など)
いずれも『これを英語で言えますか?デラックス』内で紹介されています。
テーマ別に2ページ前後、またはコラム的に1ページで紹介されていて、パラ見でもとても楽しめます。
『これを英語で言えますか? デラックス』本文紹介
要注意な単語にはハイライトつき!
「その分野ではとても基礎的だけど、英語で使うことがあまりない単語(「正三角形」「二酸化炭素」などの数学・科学用語や病名、音楽用語など)」は、実際の図形や数式も掲載されていて一見数学の本のようです。
この分野の単語って、とっさに反応できないんですよね。
「8-3(8ひく3)」の答えが分からないんじゃないんです!
「8ひく3は5」って、英語で言えないだけなんです!!(必死)
引き算が言えないくらいなら(英語ができれば小学生でも言えるとはいえ)問題ない気もしますが、病気や症状は言えた方がいいかもしれません。
ちなみに英語で花粉症は「hay fever」。
アメリカでは花粉症の最大の原因がhay(干し草)だったためにこうなったとか。
杉ではないのですね!
なお『これを英語で言えますか?デラックス』内には占い用語をまとめたコーナーも存在し、それによると冒頭で話題にした「おみくじ」は「written oracle」(紙に書かれた神託/お告げ)だとか。
英語になってもありがたさが伝わります。
それでは、今日も素敵な読書のお時間を!