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2018-08-06

なぜ島耕作は出世できるのか?「7つの能力」を分析してみた。

なぜ島耕作は出世できるのか?「7つの能力」を分析してみた。

叩き上げで、日本を代表する大企業のトップに上り詰めた島耕作。“スーパーサラリーマン”として、世界を股にかけて数々の功績を残してきた彼ですが、その裏にはいったいどのような能力、人々との出会いがあったのでしょうか。

ダ・ヴィンチニュース

団塊世代のスーパービジネスマンが帰ってきた!! 島耕作は、初芝電産という巨大組織の中で、部長となっても自分の意志に忠実に、最前線で闘い続ける! M&A(企業乗っ取り)の危機にさらされた元下請け会社での対策、ベトナムへの経済援助と投資への見極め、等々……島耕作は不況の中でも、攻めの姿勢で恋に仕事に精力的だ! 弘兼憲史が描くサラリーマン漫画の最高傑作!

「島耕作」シリーズ新作!! 課長前夜の「係長」時代!! 新・悪役(ヒール)「庭(にわ)課長」登場! 会社に対して誠実な島と衝突する庭課長のいやがらせは、社の威信をかけた展示即売会! 設定目標は前年比200%!? ーー中間管理職が強ければ、企業はもっと強くなる。今日、現場で生かせる哲学満載!!

勝木社長の跡を継ぎ、初芝社長になった郡山。そして専務に昇進した島耕作。よきライバルである二人は、新たな初芝のあり方を模索する。中国、インドだけでなく北米担当にもなった島は、久しぶりに娘・奈美の住むアメリカへ。そこで、もう一人の娘・nyaccoことナンシーの噂を聞く。悲しい別れ、そして新たなる恋の噂ーー。島の活躍は止まらない。

島耕作は大手電機メーカー・初芝電産に勤めるサラリーマン。出世に不利だとは知りながら、社内の派閥には属さず、誠実に仕事をこなしていた。確実に実績を伸ばしていった島は、若くして課長に昇進。その後も順調に会社へ貢献していく。これはそんな島の新人時代のエピソードだ! 無事研修を終え、第一希望の宣伝広告部門に配属された島。激動の時代、理想と現実の間でもがきながらも彼は着実に成長していた。

会長に就任した島耕作。業界への利益誘導を目的とする経済連から距離を置き、個人加盟で国益のために活動する経済交友会を中心に「財界活動」をおこなうことにした。島が尽力するのは、日本の「農業問題」。食糧自給率と国内の雇用を確保するため、新たな農業モデルの確立を決意する。会長となり、会社という枠に縛られずに活動する島の舞台は全世界。日本の国益を背負って、より大きなステージで島耕作は活躍する。

その1.最強のプラス志向

『部長 島耕作』「STEP143」

『部長 島耕作』「STEP143」

島の原動力は「プラス志向」です。これは学生時代から島の長所であり、何事も成長の糧になる経験だと捉え、絶対に腐らず、へこたれません。京都の工場や福岡の販売センターに左遷されたときも前向きに仕事をして周囲の信頼を得ていきましたし、貿易会社やレコード会社に出向したときも、すぐに気持ちを切り替えて成果を出していきました。

その2.やわらか頭

『係長 島耕作』「STEP44」

『係長 島耕作』「STEP44」

主任時代の島は、出世に興味がなく、自由気ままに仕事をしたいと考えていました。しかし、様々な男を見てきたバーのママから「段取り・コメント・いいとこ取り」が出世する男の条件だとレクチャーされ、島はこの3つができているとお墨付きをもらいます。さらにママは島の「やわらか頭」を評価し、将来の出世を予言しました。

その3.決断と行動

『部長 島耕作』「STEP50」

『部長 島耕作』「STEP50」

『専務 島耕作』「STEP36」

『専務 島耕作』「STEP36」

上に立つ人間に求められるのが、的確な判断と迅速な行動です。部長時代にサンライトレコードの経営再建を任された島は、経費削減、マーケティング強化、制作の外部委託など大幅な改革を決断し、即座に実行。中でも五洋電機のM&Aにおいてはライバル企業ソムサンとの水面下での激しい情報戦において冷静かつ素早い決断を連発しました。

その4.リーダーとしての正義感

『係長 島耕作』「STEP8」

『係長 島耕作』「STEP8」

『部長 島耕作』「STEP135」

『部長 島耕作』「STEP135」

一部の権力者や陰険な上司からは煙たがれますが、下からは抜群に好かれるのが島です。上司の不正行為を告発したり、時にはヤクザの脅しにも屈しない姿に、部下たちはある種ヒーローのように島を信頼します。他人のミスでも平気で自分もかぶるような正義感は、一匹狼を貫く島に多くの味方を作り出すきっかけとなりました。

その5.豪運と危機察知能力

『専務 島耕作』「STEP56」

『専務 島耕作』「STEP56」

『部長 島耕作』「STEP115」

『部長 島耕作』「STEP115」

社長就任の際、島は「タイミングと運がよかった」と語っていますが、実際、島ほど強運の持ち主もいません。恋人が大株主の娘だったり、街角でコスモス映画社のオーナーと知り合うなど、常に運が味方します。このチャンスを見逃さないのも一種の能力です。逆に悪い運も引き寄せるのですが、島は「嫌な予感がする……」と察知する能力を持ちます。

その6.時には裏工作も……

『部長 島耕作』「STEP41」

『部長 島耕作』「STEP41」

正義感が強くクリーンなイメージの島ですが、実は策士でもあります。探偵の木暮に依頼して情報収集したり、裏工作をする場面も多く、敵方がスパイや盗聴といった卑怯な手を使っていれば、「目には目を」とばかりに対抗手段をとります。孫鋭の息子が誘拐されたときは、曽烈生に頼み、中国マフィアの力によって事件を解決したこともありました。

その7.語学力

『ヤング 島耕作』「STEP12」

『ヤング 島耕作』「STEP12」

ESSで鍛えた島の英語力はかなりのもの。初の海外勤務でアメリカ人女性と恋仲になるほどだからネイティブレベルだと考えられます。語学の才能に優れ、中国赴任時もすぐに日常会話レベルの中国語が理解できるようになりました。

文=大寺 明、ダ・ヴィンチ編集部

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