2021-03-15
【BLコミック】この「脇」を推したい!主人公たちの側で輝くキミが私のシャイニングスターだ!
BLコミックでは主人公たちのあれこれに関わり、脇を固める中に魅力的なキャラクターが多くいます。 主人公の恋を応援したり、時には妨害する側で登場したり、ナイスアシストを連発したりと、意外に目を離せない存在の脇キャラたちにスポットを当ててみました。
目次
地上波で「高人さん…!」が流れた衝撃!『抱かれたい男1位に脅されています。』
抱かれたい男1位×元5年連続1位(現2位)のアクターズ・ラブ
地上波アニメ化、しかもメインの2人がドラマCDと同キャストで嬉しさと衝撃ひとしおの「だかいち」。
子役からの芸歴20年、5年連続で「抱かれたい男」1位だった俳優・西條高人と、その座を奪った新「抱かれたい男」1位の新人俳優・東谷准太。
そのため映画で共演することになった准太に懐かれるものの、複雑な気持ちがあった高人ですが…
天使力高い系男子(攻)に猛烈に慕われる!
「共演をきっかけに親しくなる」という芸能界王道(?)の展開が…
先輩俳優として演技力は自分が上だと見せつける!(そして夜は立場が逆転★)
そんな准太&高人の恋路には、人気俳優同士ということからさまざまな困難が待ち受けているのでした…
『抱かれたい男1位に脅されています。』この「脇」を推したい!「鬼プロデューサー・卯坂和臣」
准太&高人の出演ドラマを仕切る敏腕ゼネラルプロデューサー。上↑のお顔からしてデキる人オーラが出まくっていますね。
ドラマの企画が動き出した矢先に准太と高人のパパラッチ写真が報じられるという一大危機が発生し、事態の収拾と高人のメンタル立て直しに一役買いました。
芸能界生活が長い高人とは高人が中学生の頃から交流があり、軽口を叩きあう仲!
俳優・東谷准太への高人の思いに心動かされる…
事を収めるついでに「准太&高人の二人芝居」という美味しすぎる舞台の仕事も用意してくれた卯坂さんですが、最新5巻で謎めいてるうえにひと目でヤバげな男に絡まれ、発した言葉が「在須せん、ぱい」
卯坂さん、誰ですかその男!(そりゃもう、たぶん先輩です)
5巻でアリスこと在須先輩と卯坂さんのことが気になった方は、2人の関係に進歩あり!?の最新7巻もチェック!
▼『抱かれたい男1位に脅されています。』最新7巻発売中!
放蕩貴族×堅物な司法卿!絢爛のヒストリカルBL『BARBARITIES』
昔むかし、どこか遠い国の物語
ロライン国の中枢を担う司法卿の身辺警護に任命されたのは、ロライン皇太后の遠縁のアダム子爵。
隣国テハナからやってきたアダムは司法卿の甥と名乗るジョエルと出会います。不正の証拠を求めてある侯爵夫人に近づこうとするジョエルに、アダムはちょっかいをかけますが…
アダム子爵は流し目で老若男女を籠絡するタイプの美形!
ロラインはまだ幼い国王を擁する小国。新しい宗教の台頭、思惑が読めない周辺の大国、司法卿を標的にした脅迫状と不穏な空気の中で職務に生真面目に取り組むジョエルに、次第に本気で惹かれていくアダム。
告白も本人には伝わらず前途多難!
…でもないかも。脈あるかも?!頑張れアダム子爵!
『BARBARITIES』この「脇」を推したい!「タンセの次期国王・ルイス」
隣国タンセの次期国王。思惑の底が見えず癖のある人物です。
王位を射止めるまでも何らかの争いがあったことをうかがわせ、強欲をよしとするタンセの気風を持ったかれは、現在視察と称し従者のジルとロライン滞在中。
ジルとは「酔ったときだけ寝所に呼ぶ」仲!
酔ったときだけ寝所に呼…えっ、酔ってないじゃないですかー!!
闘技用の奴隷出身だったジルを「血筋やら爵位やら政治の絡まない俺だけの忠臣が欲しくて」と他の貴族から奪って身辺に置いたルイス。その言葉からは誰が本当の敵か味方かも分からない、王族の孤独が見えてきます。片やジルも、亡国の良家の出身ながらタンセで奴隷に身を落としたことに、思うところもあるようです。本気の本音を見せ合わないまま身体を重ね続ける主従(従×主)。最高ですね。
2巻の終わりでそんな主従に訪れる大きなピンチ!3巻が今から待ち遠しいです!
▼『BARBARITIES』最新3巻発売中!
一度は切れた。もつれて、引いて、また結んだこの糸をなんて呼ぼう?『エスケープジャーニー』
恋人?友達?名前のつく何にもなれない関係
高校の一時期に関係がありながら喧嘩し別れた羽瀬太一と久見直人は、大学で再会。ぎこちないながらも友人としての間を取り戻しつつあったところに、再び身体をつなげてしまい…
昔と変わらないところ、変わったところ。思い出と現在の間で揺れる心!
「友達から始めましょう」「友達以上恋人未満」など、誰かとの関係が微妙な状態にあることを示す表現はたくさんあります。それだけ「自分と相手はどういう関係なのか」というのは、いわばラベリングしにくいのかもしれません。
ましてや一時でも恋人として過ごし、そして「友達以下」にまで交流が途絶えた相手を、近くにいれば何度でも好きになってしまうことに気づいてしまったら。
「関係に名前がなきゃ一緒にいちゃだめなのか」
太一と直人を見ていると、制度と法律で守られ説明しやすい「夫婦」あるいは家族という関係は最強なのではと思うのですが、改めて言うまでもなく2人は男同士。さらに太一はその「家族」という関係にも思うところがあるようで…
高校時代の回想を繰り返しながら進んでいく、2人の関係と周囲の葛藤がたまらなく愛おしい作品です。
『エスケープジャーニー』この「脇」を推したい!「幸せになって…!仁科京」
太一と直人と同じ大学に通う仁科京(にしな・けい)。美術部所属で、直人を気にかけるあまり、太一へキツくあたります。
意地悪じゃないんです!不器用な子で、自分が惹かれた直人に辛い思いをさせたくなかっただけなんです!いい子なんです!
と必死にフォローしたくなるくらい不器用ないい子なんです。
絵を気に入ってくれた直人のことをずっと大事に覚えてました!
直人が気になるけど声かけられなくて、こっそりスケッチしちゃうくらい不器用です!
そしてこの後、直人の様子を敏感に察してこの後頑張って声をかけにいきます!頑張ってるっ!
言葉より絵で語るタイプの仁科くんは2巻から登場です!
▼『エスケープジャーニー』3巻で完結!
いかがでしたか。
記事のタイトルつけるまではノリノリでしたが、「『脇』を推す」って脇腹のラインが好き、などの意味で取られたら申し訳ないなって今さら思いました。
機会があったらそっちの方も特集してみたいですね。見かけたらどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、今日も素敵な読書のお時間を!
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