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2019-03-11

頼りになるorちょっと距離を置きたい「ママ友」漫画

頼りになるorちょっと距離を置きたい「ママ友」漫画

子どもを持つ母親が持つ、悩みと喜び。それらは独特の連帯感を作り出します。「ママ友」のなかには、時としてとんでもないトラブルメーカーがいたり、一方で頼りになる存在もいたりします。そんな「ママ友」話が登場する5タイトルを紹介しましょう。

マンガペディア

『斉藤さん』/小田ゆうあ

2008年のテレビドラマ化でも高視聴率を記録し、話題になった小田ゆうあの代表作である「ママ友」人間ドラマ。自宅を新築し、引っ越をした主婦・真野若葉。新たに息子が通うこととなった保育園のママたちは、優しい人ばかりだと安堵していた。けれどそんな中、他のママから遠巻きにされている人がいた。その人「斉藤さん」は、ママ友と親しく付き合わない。些細な間違いも見逃さない、正義を貫く個性派ママだった。若葉は、いつしか斉藤さんに憧れるようになる。

事なかれ主義、付和雷同な傾向があるママ友関係に、大きな一石を投じた内容です。物語の語り部である主人公・真野若葉は、息子の尊がヤンチャなことが原因で、ママ友からのいじめに遭った経験を持ちます。そのため、引っ越し先では、穏便に生きたいと願っていました。そんな時、公共の場で騒ぐ子をしっかりと叱り、マナー違反をする大人をも一喝するママ・斉藤さんに出会います。若葉は、戸惑いの感情を抱きます。若葉と同じようにトラブルを避けたいと考えるママ友たちも、斎藤さんを苦手としていました。しかし、齊藤さんは、本気で子どもの事を考えて行動しています。その正義を貫く姿勢に、若葉だけでなく、周囲の大人や子どもたちも徐々に感化されていきます。

『モンスターな女たち』/あらいきよこ

早乙女家3姉妹の長女・松乃は、しっかり者で面倒見が良いと評判の1児の母。しかし「面倒見が良い」ということで、夫やその実家から便利に使われている。さらには、ママ友からも都合良く利用されていた。そんな姉に喝を入れる、クールな次女・竹乃と、ちゃっかり者の3女・梅乃。そんな姉妹3人が、悪の権化のような人間たちと対決していく物語である。

とあるママ友の存在に悩まされている早乙女家3姉妹の長女・松乃。彼女は、ママ友から子どもの保育園送迎を頼まれた上、松乃が預かっている間に子どもが怪我をして検査をしたからと治療費を請求され、支払ってしまいました。その後、看護師をしている次女・竹乃から「子どもの治療費は無料だ」と聞き、松乃は騙されたことに気付きます。さらに松乃は、そのママ友に嘘の噂を流され、保育園で孤立してしまいます。そんな松乃の窮地を救ったのは、頼りになる妹でした。本作が描くのは、ママ友とのトラブルをはじめ、義理の実家や夫との問題、職場での嫌がらせや浮気問題です。どれもリアリティにあふれていて、時に読むのが辛くなるシーンもありますが、3姉妹が協力して問題を解決していく様にスッキリできます。

『まんまるポタジェ』/あいざわ遥

都会で仕事に明け暮れていた木乃原塔子は、過労で倒れて入院。それをきっかけに、夫で料理人のヒロは田舎へ引っ越し、カフェを開くことを決めた。療養を兼ねた田舎暮らしが始まる。これまで仕事一筋で育児から離れていたため、塔子と娘・ハナには微妙な距離があった。しかも塔子は、虫が苦手で野菜も嫌いいなため、田舎暮らしになかなか馴染めない。けれど夫と娘のため、塔子は奮闘していく。

仕事命で、育児は夫任せだった主人公・木乃原塔子。過労で倒れてしまい、療養と、夫・ヒロのカフェ開店のため、田舎に引っ越しました。そして、初めて娘・ハナと向きあうことになります。引っ越すまでは、ヒロがすべての家事・育児をしていました。けれど、これからは家事も子育てもやると決意。そこで塔子は、他の子どもたちのママと出会います。塔子は普通に世間話をしていたつもりが、どこかズレていて、ママたちから距離を置かれてしまいます。そんな塔子に、ヒロの店で使っている野菜の仕入れ先である竹田家の嫁・絵里が声をかけてきました。絵里の息子は、ハナと同じ幼稚園に通っていたのです。塔子は、絵里から、「ママ友同士で長時間つるんでいる」人たちがいることを聞きます。都会と田舎の違い、ママ友の付き合いに戸惑いを覚えながらも、塔子は母親としてひとつずつ成長していきます。

『ひみつな奥さん』/星崎真紀

2006年~2008年にかけてテレビドラマ化された星崎真紀の代表作。銀座でナンバーワンホステスをしていた主人公・相田蝶子。しかし蝶子は、結婚して引退。結婚相手は、水商売とは相性最悪な警察官だった。愛する夫と娘のために、ホステスをしていた過去を隠そうと努力する蝶子。慣れない朝型生活に公園デビュー、ママ友との付き合い。銀座で鍛えた社交術と会話を駆使し、蝶子は様々なご近所トラブルを解決していく。

主人公・相田蝶子は、源氏名を名乗らず、本名で銀座のホステスをしていた過去があります。そんな蝶子が、自宅に侵入した不審者から救ってくれた警察官・相田六郎に恋をし、2人は結婚しました。普通の主婦になろうと、蝶子は日々「良妻賢母」を目指して、努力と研究を怠りません。しかし、娘を連れて公園デビューした時は、「銀座」とのあまりの違いに、ママ友作りに苦戦します。そんな時、声をかけてくれたママ・鈴木と親しくなりますが、彼女はマルチ商法にハマっていました。蝶子は、銀座時代の顧客情報からマルチ商法の元締めを突き止め、事件を解決。ママ友作りに成功します。着物の知識を活用して社宅でも発言権のある奥様に気に入られたり、何かあるたびに過去がバレそうになったりと、元・ホステスという設定が光る作品です。

『働きママン 1年生』/おぐらなおみ

子育てしながら働く母親たちの姿を描いた物語。主人公・一ノ瀬圭子は待機児童あふれるに住んでいたが、何とか子どもの保育園入園を決める。やっと仕事に復帰するが、ブランクを埋めるのに苦労する。保育園のお迎え時間が迫っても会議が終わらず焦ることもしょっちゅうだ。彼女の周りの働くママ友たちも、同じような悩みや苦労を抱えながらも、家族のために生きていた。

本作に登場する母親は、同じ悩みを抱える同志という言葉が相応しい「ママ友」です。子どもを持った母親たちが仕事に復帰する難しさ、母子家庭が優先される保育園入園のための偽装離婚。共働き家庭で家事に仕事に余裕がなく、お互いに相手を傷つけてしまい子どもにも辛く当たってしまうこと。そして、「認可」保育園に入れず、「認証」保育園に子どもを預け、高額な保育料を払っても働かなくてはならない苦悩。そんな、様々な子育てに関する問題がクローズアップされています。主人公の一ノ瀬 圭子は、同じな悩みを抱えるママ友たちと話し合いながら解決の糸口を探っていきます。時には仕事の先輩であり、子持ちで働く女性の先輩でもあるママ友の助けに感動することもしばしば。子どもを持つ母親たちのリアリティ溢れる姿を描いた作品です。

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