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2019-05-17

主人公のライバル、最強の敵が主役のスピンオフ!オススメ漫画5選

主人公のライバル、最強の敵が主役のスピンオフ!オススメ漫画5選

スピンオフとは、本編から派生した作品のことです。物語に厚みを加えるサイドストーリー。あるいは本編とは異なる視点で進行する物語など、その形は様々です。そんな数あるスピンオフの中で、今回は主人公の敵やライバルが主役となった作品をピックアップします。

マンガペディア

『THE UNLIMITED 兵部京介』/椎名高志, 大柿ロクロウ

超能力者たちの戦いを描くSFアクション漫画『絶対可憐チルドレン』のスピンオフ作。本編の主人公たちが所属する「B.A.B.E.L.(バベル)」の敵対組織、「P.A.N.D.R.A(パンドラ)」を率いる兵部京介を主役としたストーリーだ。先行して放映された同名テレビアニメに続く形で連載が開始された。なお、本作の時間軸は本編における『中学生編』の前に設定されているが、完全な同一世界ではなく、パラレルワールド扱いとなっている。

本作の主人公は、普通人(ノーマル)の絶滅と、虐げられてきたエスパーの解放を目標とする組織「P.A.N.D.R.A(パンドラ)」のリーダー・兵部京介です。京介は、念動力、精神感応、催眠、瞬間移動といった数多くの能力を備える複合能力者。能力の強さを示す超度は不明ながら、 作中でも最強クラスのエスパーです。また、彼は第二次大戦中から活躍しているかなりの高齢者ですが、超能力で老化の原因・テロメアを操り、若い肉体を保っています。本作の物語は、東南アジアにあるエスパー監獄「デッドロック」に、兵部京介が収容されるところから幕を開けます。彼の目的は、この監獄で密かに収監されている仲間の救出です。その課程で京介が、少々変った囚人・アンディ・ヒノミヤと出逢ったことをきっかけに、物語は大きく動き出します。

『ワシズ -閻魔の闘牌-』/原 恵一郎, 福本 伸行

異能の天才雀士・赤木しげるの活躍を描いた『アカギ ~闇に降り立った天才~』のスピンオフ作。本作は、赤木しげる最強の敵・鷲巣巌を主人公としている。なおこの作品にとっての原作である『アカギ』自体が、麻雀漫画『天 天和通りの快男児』のスピンオフ作品である。つまり本作は、スピンオフのスピンオフという、かなり独特な位置づけの作品である点も見逃せない。

本作は、赤木しげるの前に立ちはだかった最強の対戦相手・鷲巣巌の若かりし頃を描いたスピンオフ作です。ネタ元の『アカギ』も、赤木しげるの若かりし頃を描いているため、大元の『天』からは三世代分時代を遡っていることになります。本作は『天』『アカギ』と同様に麻雀漫画というジャンルですが、前二作とは毛色がかなり異なります。それは本作が、単なる麻雀勝負のみならず、鷲巣が如何にして財を築き、地位を手に入れたかを描く、ピカレスクなサクセスストーリーだからです。鷲?は帝大を首席で卒業後、特別高等警察に入省し権中警視の地位にまで登りつめます。ところが日本の敗戦を予見した彼は、その地位をあっさり捨てて野に下りました。敗戦後、鷲?はGHQ(連合軍)将校を相手に高レート麻雀で資金を稼ぎ、経営コンサルタント「共生」を設立します。彼は数十年先の金融戦争で、世界を相手に戦うことを見据えていました。鷲?はその壮大な目標を果たすため、天性の豪運と傲岸不遜な姿勢で、政財界にその名を轟かせていきます。

『賭ケグルイ双』/河本ほむら, 斎木桂

ギャンブルで全てが決まる学園での、生徒たちによる賭博勝負を描く漫画『賭ケグルイ』のスピンオフ作。本編の主人公・蛇喰夢子の最初の対戦相手であり、後にライバルとして共闘関係となる早乙女芽亜里に焦点を当てたストーリーだ。物語の舞台は本編と同じ私立百華王学園だが、時系列は蛇喰夢子が編入する1年前に設定されている。

本作は、蛇喰夢子のライバル・早乙女芽亜里が私立百華王学園の高等部に編入するところから始まるスピンオフ作です。私立百華王学園は、政財界や上流階級の子女が集う名門校。この学園では学業成績でもなければスポーツでもなく、ギャンブルの強さが最も重視されます。芽亜里は成績優秀ではあるものの、ギャンブルに関してはまだ素人。中等部から学園に在籍する生徒たちは、そんな芽亜里をカモにしようと狙ってきます。しかし芽亜里は、鋭い観察眼と明晰な頭脳、そして持ち前の度胸で勝利を重ね、徐々に学園内での地位を高めていきます。本作の独自性の高い勝負方法とスリリングな駆け引きは、本編に負けずとも劣りません。さらに顔芸とも言うべき、表情豊かなキャラ演出も特徴です。

『北斗の拳 イチゴ味』/武論尊・原哲夫, 河田雄志, 行徒,行徒妹

核戦争によって荒廃した世紀末の世界を舞台に、北斗神拳伝承者の過酷な戦いを描いたバイオレンスアクション漫画『北斗の拳』のスピンオフ作。ケンシロウと死闘を繰り広げた南斗鳳凰拳の伝承者・サウザーを主人公に、『北斗の拳』の登場人物たちがナンセンスな行動を取り続ける様子を描く、パロディギャグ漫画だ。原作を忠実に再現した絵柄とギャグのギャップが、より一層笑いを誘う作品。

『北斗の拳』には、スピンオフ作が数多く存在します。本編の主人公・ケンシロウの3人の兄それぞれを主人公とするスピンオフ作がある他、ケンシロウが愛した女性・ユリア、ケンシロウの盟友で南斗水鳥拳伝承者・レイなど、実に様々なキャラクターを主人公とするスピンオフが制作されています。そんな数あるスピンオフ作の中でも、一際異彩を放つのが本作です。本作の主人公は、北斗神拳と表裏を成す南斗聖拳の一派・南斗鳳凰拳の伝承者・サウザー。彼は「生まれついての帝王の身体」を持ち、ケンシロウに一度は勝利した印象的な敵役です。本編では、愛深き故に非情に染まった悲しい過去を持つサウザーですが、本作では突拍子もなくナンセンスなギャグを連発する愉快な男。原作の名シーンを元に、マニアックなツボを突くギャグの数々が繰り広げられます。

『Dr.キリコ ~白い死神~』/sanorin, 藤澤勇希, 手塚治虫

巨匠・手塚治虫の手による医療漫画の名作『ブラック・ジャック』のスピンオフ作。本作の主人公は、回復の見込みのない患者に安楽死を施す「白い死神」ことドクター・キリコ。医療に関する信念の違いから、ブラックジャックとはしばしば対立してきたがライバルとして互いに認め合う部分もある。そんなキリコの、医者としての信念を描く作品だ。

本作の主人公・ドクター・キリコは、ブラック・ジャックのライバル的存在です。元は軍医として戦地で負傷兵たちの治療を行っていたキリコは、戦場で手足をもがれ、胸や腹を潰され、それでもなお死にきれない悲惨な怪我人を数多く目にしてきました。やがて彼は、そんな怪我人の求めに応じて毒を注射するようになります。彼らはキリコに心からの感謝して死んでいきました。この経験がきっかけで、キリコは安楽死の研究に没頭していきます。彼は自らが開発した特別な装置や特殊な薬物で施術を行い、自然死を疑われない形で患者に安らかな眠りをもたらします。金次第で安楽死を請け負うキリコですが、彼は決して殺し屋ではありません。彼が施術を行うのは、回復の見込みがなく、本人が死を望む患者のみです。歳に似合わぬ総白髪に黒い眼帯という強面で、口調も素っ気ないキリコですが、実は優しい面もあります。本編でも僅かに垣間見える、そういったキリコの隠された部分が強く描かれた作品です。

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