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2019-11-01

サクセスストーリーはどん底から! オススメ漫画5選

サクセスストーリーはどん底から! オススメ漫画5選

いわゆるサクセスストーリーというものは、当初の状況が悪いものほど読後のカタルシスが大きく痛快です。そこで今回は、どん底の状態から這い上がる主人公の姿を描いた作品をピックアップしてお届けします。

マンガペディア

『アルスラーン戦記』/荒川弘, 田中芳樹

田中芳樹の同名小説をコミカライズしたファンタジー戦記。物語の舞台は、中世の中東を彷彿とさせる架空の世界。主人公のアルスラーンは、大陸航路の中心地として繁栄するパルス王国の王太子である。このパルス王国に敵国のルシタニア王国軍が侵略し、パルス王国は壊滅的な大敗を喫する。王都が陥落し、国王の生死も解らぬ状況の中、アルスラーンは反攻の手立てを模索していく。

広大な穀倉地帯と銀山を有し、交易の中心でもあるパルス王国は、大陸屈指の豊かな国です。強力な騎馬隊を擁する軍も精強で、現国王が即位して以来、無敗を誇ります。国王の父から厳しい扱いを受けてはいましたが、アルスラーンの王太子としての立場も安泰であると思われました。ところが、彼の境遇はルシタニア王国軍の侵攻によって一変。パルス王国軍はまさかの大敗を喫し、王都エクバターナを占領されてしまいます。アルスラーンは、忠実な武将であるダリューンの働きで窮地を脱したものの、状況はまさに絶望的。しかし、アルスラーンは苦難に負けず、才能豊かな者たちの支えを受けながら、流浪のすえに王都奪還を果たします。

『ライフ』/すえのぶけいこ

高校で壮絶なイジメを受けた主人公が理解者を得て、周囲に立ち向かっていく様子を描いた学園ドラマ。主人公の椎葉歩は、中学時代は劣等生だったが、親友の篠塚夕子と同じ高校に通いたいと一念発起。優等生の夕子に勉強を教わり、難関校に合格する。ところが夕子の方は不合格。歩は夕子に絶交され、彼女に依存していた自分を責めてリストカットに走る。しかし、歩にとってこの出来事は、さらなる絶望の序章に過ぎなかった。

主人公の椎葉歩は、高校受験の際に負ったトラウマのせいで、新たな人間関係に踏み出せず、寂しさを抱えながらクラスでも孤立して過ごしていました。そんな歩に、クラスメイトの安西愛海が声をかけます。2人の仲は深めるも、この関係は愛海の失恋を境に壊れ始めます。情緒不安定になった愛海を心配した歩は、彼氏だった佐古克己に直談判。ところがその結果、歩は優等生である克己の恐るべき裏の姿を目の当たりにします。さらに、歩と克己の関係を誤解した愛海は、自分の取り巻きたちを使い陰湿なイジメをします。どん底の状況に陥った歩の救いとなったのは、クラスメイトの羽鳥未来でした。歩と同じくクラスで孤立しながらも、まったく揺るがない未来に憧れを抱いた歩は、自分も強くなろうと決意します。

『盾の勇者の成り上がり』/アネコ ユサギ, 弥南 せいら

同名ファンタジー小説のコミカライズ作品。盾の勇者として異世界にある国家に召喚された大学生の岩谷尚文。そこで彼は、同時に召喚された剣の勇者、弓の勇者、そして槍の勇者らと共に、災厄から世界を救うよう依頼される。ところが尚文に対する扱いは、他の3人に比べてあまりにも酷いものだった。さらに卑劣な罠によって資金を奪われ、婦女暴行の冤罪まで着せられてしまう。かくして、尚文の孤独な戦いが幕を開ける。

本作に登場する勇者は、それぞれが独自の伝説の武具を備えた状態で召喚されます。伝説の武具は、勇者自身が戦闘を通じて鍛えなければなりません。盾の勇者である尚文が所持する武具はもちろん盾。制約によって他の武器を装備できない尚文には、共に戦ってくれる仲間が不可欠というわけです。ところが、尚文は罪人の汚名を着せられてしまったため、仲間になってくれる者はいません。そんな彼に声をかけてきたのは、怪しげな奴隷商人でした。紆余曲折の後、奴隷商人からラフタリアという亜人の少女を購入した尚文は、彼女と共に戦い始めます。やがて2人は主従を超えた絆で結ばれ、世界を救う存在へと成長していくのです。

『賭博黙示録カイジ』/福本伸行

非合法なギャンブルで一攫千金を目指す主人公の奮闘を描く、連作シリーズの第一弾。カイジこと伊藤開司は、バイト仲間の保証人になったせいで385万円もの借金を背負わされてしまう。まともに働いていない彼には、到底返済できない金額だ。そこで取り立て屋の遠藤勇次は、秘密のギャンブル船「エスポワール」への乗船を提案。遠藤の口車に乗ったカイジは、過酷なギャンブルクルーズに挑む。

主人公のカイジは、いわゆる社会の底辺を絵に描いたような若者です。自堕落で向上心がなく、世の中を甘く見ています。おまけに彼は、情に脆いお人好し。借金を背負うハメになったのも自業自得です。「エスポワール」で行われた非合法ギャンブル「限定ジャンケン」においても、お人好しな性格から痛い目に逢います。無事に船を下りられるかも怪しい状況になるも、カイジのギャンブルに関する鋭い嗅覚で、大胆な戦略で復活への足掛かりを掴みます。オリジナリティ豊かな特殊ギャンブルと、どん底からの逆転劇が本作の大きな魅力です。

『100億の男』/国友やすゆき

突如として莫大な借金を抱えることとなったサラリーマンが、無一文から這い上がる様子を描いた異色のビジネスコミック。物語の舞台はバブル経済崩壊直後の日本。ごく平凡なサラリーマンである富沢琢矢は、ある日突然、100億円もの借金の返済を迫られる。琢矢が連帯補両人となっていた母親が、株式投資に失敗し、借金を残して蒸発したのだ。文字通り裸一貫の状態にされた琢矢は、己の人生を取り戻すべく奮闘していく。

物語の冒頭、主人公の富沢琢矢は、まさに人生のどん底を経験します。なにしろ、突如として100億円もの借金の返済を迫られるのです。しかも、取り立てに現れた久我山グループの総帥である久我山天善は、琢矢の全財産はおろか着ている服まで取り上げてしまいます。途方に暮れる琢矢に対し、天善は「死ぬまで働いて借金を返し続けろ」と冷たく言い放ちます。ですが、戦後間もなく琢矢と同じ境遇を経験した天善は、彼に僅かなチャンスを与えます。このチャンスをなんとかものにした琢矢は、その課程で「生きた金の遣い方」と、天善という人物の凄みを実感します。そして久我山財閥で新たな職を得た琢矢は、100億円の返済を目指し無一文から這い上がっていきます。

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