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2019-11-05

単巻でサクッと読める! 本格サスペンス漫画オススメ5選

単巻でサクッと読める! 本格サスペンス漫画オススメ5選

本格的なサスペンスものを短時間で読みたい、という人におすすめの漫画を5つ紹介します。どれも1巻で完結する短さでありながら、重厚なサスペンスが展開される長編漫画に負けない作品ばかりです。手に汗握るスリル満点のストーリーを、隙間時間に堪能しましょう。

マンガペディア

『KYO』/たかしげ宙, 皆川亮二

科学犯罪を捜査する専門部署「科学特捜課」に所属する2人の「KYO」の活躍を描く。多発する科学技術を悪用した犯罪に対抗すべく、警視庁は科学特捜課という部署を新設した。そこには2人の「キョウ」が在籍している。12歳という若さでありながら大学の学位を3つ取得している天才少年・保科恭(ほしなきょう)。無気力で部署のお荷物と言われているが、実は久我山流武術の達人である25歳の警察官・久我山鏡(くがやまきょう)だ。年齢も性格も何もかも違う2人がタッグを組み、難解な事件を解決していく。

ある日、エリート揃いの科学特捜課も手こずる難事件が発生。警視総監は捜査に協力してもらうべく、孫の恭をアメリカから呼び戻します。恭は12歳ですが、飛び級でアメリカの大学に進学し、学位を3つも取得したIQ250の天才でした。アメリカでの科学犯罪捜査に協力し、事件を解決に導いた実績も多数あるため、警視総監は協力を仰ぐことを決めたのです。しかしどんなに頭が良く大人びていても、日本では小学生。警察官の同伴がないと、現場には入れません。そこで警視総監が選んだ恭と行動を共にする人物こそ、もう1人の「キョウ」である鏡でした。鏡は生意気な恭に振り回されながらも、共に最新科学技術を犯罪に利用する敵を追いかけることになります。

『ストロベリームーン』/赤石路代

ドラマの撮影中に起こる連続殺人事件を描いたサスペンス漫画。人気アイドルの城山ゆうりは、「ストロベリームーン」というドラマに主役として出演している。そのドラマの撮影中に、突如殺人事件が起きた。殺人事件の犯人として疑われたのは、ドラマの脚本家であり、実はゆうりと恋人関係にある壬生俊治(みぶとしはる)。さらに時を同じくして、ゆうりは悪夢と幻覚に悩まされるようになる。現実と幻覚が入り混じり、何が本当のことかわからなくなったゆうりの精神は日に日に疲弊していく。

主人公のゆうりは、壬生という恋人のおかげでプライベートは充実していたものの、芸能人としてはいくつも悩みを抱えていました。出演しているドラマ「ストロベリームーン」の撮影では女優にいびられ、移動中は男性ファンからストーカーまがいの行為をされます。そんな中、ドラマの撮影中に殺人事件が起こりました。事件は一度では終わらず次々と起こり、疑いの目は壬生、そしてゆうりにも向けられます。犠牲者は皆、ゆうりとトラブルがあった者たちばかり。そしてゆうりは謎の悪夢と幻覚に襲われ、何が現実なのかわからなくなっていきます。殺人事件とゆうりの幻覚に何か関係はあるのか。謎が謎を呼ぶ展開に、ページをめくる手が止まらなくなる作品です。犯人は一体誰なのか、推理しながら読んでみてください。

『白ゆき姫殺人事件』/湊かなえ, 銀杏社, 那葉優花

イヤな後味も魅力のミステリー、いわゆるイヤミスの女王・湊かなえが描く長編ミステリーのコミカライズ。美人OLが全身を刃物で刺され、火をつけて殺されるという残虐な事件が発生した。事件の容疑者として疑いの目を向けられたのは、被害者の同僚であった城野美姫(しろのみき)。1人のフリーライターが知人から得た情報を何気なくインターネットにアップしたことで、美姫を巡る誹謗や中傷は瞬く間に広がり、飛び交う憶測によって人々は振り回される。原作小説の『白ゆき姫殺人事件』は、2014年3月に映画化された。

ある日、フリーライターである赤星雄治(あかほしゆうじ)の元に、高校時代の同級生である狩野里沙子から電話がかかってきます。狩野の職場の先輩である三木典子が殺害され、警察から事情聴取を受けたというのです。赤星は狩野からの情報を、すぐにSNSにアップします。すると驚くべき数の人々が、この話題に食いつきました。気を良くした赤星は、狩野を使って情報収集を続け、入手した情報を次々とネット上に公開していきます。そうする内に、1人の女性が容疑者として浮かび上がってきました。その容疑者というのが、被害者の同期であった城野美姫です。赤星から発信された情報は悪意をもって広まり、城野に関する誹謗中傷が溢れていきます。人の噂話や誤った情報が広がることの恐ろしさを描いた、ミステリー・サスペンスです。

『山羊座の友人』/乙一, ミヨカワ将

作家・乙一による短編小説のコミカライズ。男子高校生・松田ユウヤの部屋のベランダには、風に乗って色々なものが流れ着いてくる。古い雑誌や洗濯物から、生きた犬に賞味期限が200年前のスナック菓子の袋まで様々だ。ある日、ユウヤはベランダで未来の新聞を発見する。そこにはある殺人事件についての記事が書かれていた。後日ユウヤは、夜道で同級生の少年・若槻ナオトと遭遇する。ナオトの手には、血に濡れたバットが握られていた。

ユウヤの部屋のベランダに流れ着いた、未来の日付の新聞。そこにはユウヤと同じ市に住む少年が殺害されたこと、取り調べを受けていた生徒が殺人を認め、自殺したことが書かれていました。未来を知ったユウヤの前に、血に濡れてボコボコになったバットを持ったナオトが現れます。ナオトが日頃から同級生・金城(かねしろ)アキラにいじめられており、誰からも助けてもらえない辛い日々を送っていたことを、ユウヤは知っていました。ナオトはユウヤに金城を殺したことを仄めかし、今から逃亡すると告げます。ユウヤの脳裏に未来の新聞の記事の内容が蘇りました。あの新聞の通りなら、彼はこのあと自殺してしまうのです。ユウヤはナオトを救うため、彼と共に逃亡することを選択するが、事態は思わぬ展開を迎えるのです。

『告白~コンフェッション~』/福本伸行, かわぐちかいじ

衝撃の「告白」から始まるスリル満点の密室サスペンス漫画。J大学山岳部のOBである浅井と石倉は、2人で登山をしている最中吹雪に遭い、遭難してしまう。重傷を負った石倉は自身の死を覚悟し、浅井に長年誰にも言えなかったある過去を告白した。かつて登山中に命を落としたJ大学山岳部の女性・西田さゆり。実は彼女は事故で死んだのではなく、石倉が殺したというのだ。浅井は切迫した状況の中、思いも寄らない事実を告げられ困惑する。

死を覚悟した石倉は最後に楽になりたいと思い、過去の罪を告白しました。しかしそこで思いがけない事態が起こります。吹雪が弱まり、すぐ近くに目指していた山小屋を発見。救助を要請することに成功したのです。その瞬間、まさか助かるとは思っていなかった石倉の胸に押し寄せたのは、助かったことに対する安堵ではなく、罪を告白してしまったことへの後悔でした。そして浅井も、告白を聞いてしまった自分に危険が及ぶのではないかという疑心暗鬼に襲われます。希望だったはずの山小屋は、一瞬にして互いの心理を読み合う緊迫した空間へと変貌しました。2人がどんな選択をしどのように動くのか、読者は息を呑んで見守ることになるでしょう。1冊でジェットコースターのようなスリルが楽しめる作品です。

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