2021-08-17
【『ランウェイで笑って』特集】158cmJKモデルと素人高校生デザイナーが目指すパリコレの舞台!ほかファッションマンガ3選
目次
『ランウェイで笑って』全22巻発売中!
『ランウェイで笑って』とは
主人公は2人の高校生です。
1人目は、スーパーモデルと自称するJK・藤戸千雪。父親が経営するモデル事務所「ミルネージュ」からパリコレに出るという夢を持っています。
細くて、顔もキレイ。しかもトレーニングや食事制限など努力を怠らない千雪。しかし彼女にはモデルとして重大な欠点がありました。
それは…身長。
170cm台、180cm台が当たり前の世界で、158cmという身長は致命的でした。
そのため、モデル事務所「ミルネージュ」社長の父親から直接クビを言い渡されてしまいます。
そんな彼女の前に現れたのが、貧乏男子高校生・都村育人です。
服作りには確かな腕を持ち、ファッションデザイナーを夢見る育人。
しかし貧乏で兄弟が多いため、夢を諦め、就職をしようと決心します。
『ランウェイで笑って』は、そんな夢を打ち砕かれた2人が、それぞれ“トップモデル”、“トップデザイナー”になるまでの物語なのです。
この物語で中心となるのは、なんと言っても”服”と”モデル”が生み出す迫力感あふれるランウェイ上のシーン。
というわけで、圧倒的な迫力感で描かれた「ウォーキング」シーンをまとめてみました!
クビという絶望から見出した希望 2人の人生を変えたオーディション
事務所からクビを言い渡されても、何度も諦めずに父親の事務所のオーディションを受け続ける千雪。
しかし、身長が伸びることはなく、不合格の日々が続きます。
もう父親の事務所に入ることは諦めようか…
そう思っていた矢先に、同じく夢を諦めようとしていた育人と話すようになります。
千雪に似合う服について明確なイメージを持っていた育人。そんな育人に、オーディション用の服を作ってもらうことになります。
そして出来上がった千雪の服がこちら!
見違えたように変わった千雪は、オーディションについに合格しました。
このオーディションから運命が変わった千雪。しかし変わったのは千雪だけではありません。
育人が作ったこの服が雑誌に掲載&有名人がSNSに拡散。このことにより服をデザインした育人にも注目の目が!
この拡散騒動によって、千雪の事務所「ミルネージュ」の社長が育人を呼び出します。
ついに育人にもファッションデザイナーの道が開かれたのです!
ここから2人が夢に向かって大きく進み出すことになります。
→「オーディション」編はこちらから
突然訪れたランウェイの舞台 東京コレクションで見せた「デザイン:育人×モデル:千雪」
千雪のオーディションがきっかけに、プロのデザイナーのもと、修業する機会を得た育人。
彼が修業することになったのは自らのブランドを立ち上げたばかりの、柳田一の職場です。
とても厳しい彼に、育人はなかなか認められません。しかしこの職場での経験が育人の腕を進化させます。
この時、柳田のブランドにとっての晴れ舞台、「東京コレクション」が控えていました。柳田はこのコレクションでの成功を目指し、前日の夜まで試行錯誤を繰り返しました。
そして迎えた「東京コレクション」の舞台。
職場に入りたてで何も手伝うことがない育人は、見学のため会場に向かいます。
しかし、ここでアクシデント!
ショーに出演予定のモデルが1人、台風の影響で間に合わなくなるのです。
モデルが足りないという緊急事態にかけつけたのは、なんと千雪。
もともと高身長のモデルが着るはずだった服のため、全く似合わない千雪。すぐに服を縫い直さなくてはいけません。
しかし、まだアクシデントは続きます。
柳田の現場にいた唯一のアシスタントが過労でダウン!
これによって、服を修整できる人材はゼロになってしまいます。
柳田のコレクションの成功は絶望的に…
この緊急事態に育人が覚醒!
周りの協力もあり、見事ギリギリで修整を間に合わせました。
そして迎える千雪のウォーキング。直前に修整した服で、しかもモデルは低身長の千雪。ランウェイで通用するのでしょうか。
はじめは観客も千雪の身長の低さに戸惑いますが、その堂々たる姿に徐々に引き込まれていきます。
結局コレクションは大成功!
今まで厳しかった柳田も、この一件から育人を認めるようになっていきます。
この後も、千雪・育人それぞれが成長していきます。続きはコミックでお楽しみください。
→「東京コレクション」編はこちらから
いかがでしたか。
モデルという華やかな世界だけでなく、裏側にある泥臭さも描かれたこの作品。
アニメもマンガもどちらも注目です!
©猪ノ谷言葉/講談社
この他にもファッションについて描かれたマンガをまとめたのでこちらもご覧ください。
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