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2020-01-21

観光のお供にこの1冊を! ツーリズム漫画オススメ5選

観光のお供にこの1冊を! ツーリズム漫画オススメ5選

「ツーリズム」とは観光旅行のこと。実際に足を運ぶことはもちろん、観光ガイドを眺めて見知らぬ土地に想いを馳せるだけでもワクワクできる楽しさがあります。今回は、そんなガイドブックとしても活用できる、旅行の楽しさがたくさん詰まったツーリズム漫画5作品を紹介します。

マンガペディア

『さぐりちゃん探検隊』/あきやま陽光

日本各地にある実在の観光地をめぐる、新感覚ツーリズム漫画。主人公の紡(つむぐ)は、ゲーム大好きでインドア派の男子高校生。彼はある日、幼馴染のさぐりと再会する。かつて病弱だったさぐりは、健康的な美少女に成長していた。天真爛漫でアウトドア派のさぐりは「探検」が大好き。彼女は紡を連れ回し、病弱な幼少期には行けなかったあこがれの場所を次々と探検していく。

本作のヒロインであるさぐりは、幼い頃から体が弱く、部屋のなかでしか遊べない少女でした。彼女は世界中の図鑑や写真集を眺めて、外の世界に思いを馳せる日々を送っていました。時は流れ、元気な体になった高校1年生のさぐりは、今まで行ったことのない場所を五感で感じたいという想いを爆発させます。自前の探検装備に身を包み、千葉、三重、長野、岐阜、滋賀、鹿児島と、あらゆる土地を探検していきます。弾けるような笑顔で、名所の由来を語るさぐりは、さながら最高のガイドツアーです。また、美麗なタッチで描かれる迫力満点の背景は、観光地の魅力を十二分に引き出して伝えてくれます。思わず旅をしたくなる、ツーリズムの魅力にあふれた作品です。

『東京城址女子高生』/山田 果苗

女子高生2人が東京都内の城址(じょうし)をめぐる、日常系ツーリズム漫画。主人公の広瀬あゆりは、これといった趣味のない普通の女子高生。ある時、城址散策が趣味の持田美音とたまたま出会い、次第に城址の魅力に目覚めていく。

世田谷城、石浜城、深大寺城、江戸城、稲付城……東京都内には驚くほど多くの城の跡地が残されています。タイトルにある「城址」とはこうしたお城の跡地のことで、それが本作で巡る観光旅行先です。城址散策が趣味の女子高生・持田美音をガイド役にして、知られざる城址の魅力が紹介されていきます。城址に興味がない上、徳川家康のことすらも知らないあゆりに対して、丁寧にわかりやすく解説する美音の語り口は、読者を自然と城址に残された歴史ロマンの魅力へと誘ってくれます。話題の最新スポットだけではなく、古くて新しい東京の魅力も伝えてくれるツーリズム漫画です。

『前略 雲の上より』/竹本真, 猪乙くろ

日本各地の「空港」をめぐる異色のツーリズム漫画。ある日、北海道へ出張に行くことになった若手社員の桐谷は、課長の竹内から羽田空港に対する無知について様々な指摘を受ける。竹内は飛行機に恐ろしく詳しい飛行機・空港オタクだった。その日から、竹内による空港の魅力を桐谷に伝える熱血指導が始まる。

飛行機は、旅行に行くための移動手段と思っている人が多いでしょう。ですが、本作の主人公たちが旅行で巡る先は、なんと空港。空の旅の玄関口である空港は、実に多彩な特色を持ったバラエティ豊かな観光場所になりえます。本作では、飛行機・空港オタクである課長の竹内が、若手社員の桐谷を指導するというかたちで、各地の空港の魅力を静かな口調で語り倒します。羽田空港や関西国際空港などの有名所をはじめとして、庄内空港や山口宇部空港といった地方空港ならではの意外な発見も楽しめます。通り過ぎるだけでは勿体無い、空港の魅力を堪能できる作品です。

『ふろがーる!』/片山ユキヲ

お風呂大好き「湯女子」の日常を描いた極楽湯巡り漫画。ハヤタ食品で働く主人公の生実野早夜子(おゆみのさよこ)は、定時までに仕事をキッチリ終らせるクールなOL。そんな彼女には、ある秘密があった。お風呂をこよなく愛する「ふろがーる」なのだ。早夜子は今日も新しい入浴のアイデアを試しては、溜まった疲れをすっきりと洗い流すのだった。

日本は世界有数の温泉大国。昔ながらのレトロな銭湯文化が根強く残り、全国各地に様々な泉質の温泉が湧き出ています。本作は、そうした実在する銭湯や温泉をピックアップして、お風呂を巡る観光旅行の極楽気分を体験させてくれる作品です。山梨県のほったかし温泉や愛媛県の道後温泉など、有名所の温泉は勿論紹介されています。そして、主人公の早夜子がバイクの免許を取得してからは、入浴仲間のシローがプロデュースする「富士山湯けむり一周ツーリング」に出かけるなど、温泉巡りの実用的なツアーコースも知ることができます。各地の温泉情報を知りたいときはもちろん、お風呂に入って蕩ける早夜子の姿を見るだけで癒やされる一作です。

『アルキヘンロズカン』/しまたけひと

本作の著者であるしまたけひとが、実際に四国の寺を巡って経験した出来事をもとに描かれるお遍路漫画。空海が修行のために辿ったと言われる八十八ヶ所の寺を巡るお遍路。その旅路を、売れない漫画家と無職の女、2人の視点から描き出す。

「お遍路」とは、仏教文化にルーツを持つ観光旅行の一種です。しかし、どんな人達が、何を求めて歩くのか、その実態を知る人は少ないでしょう。本作は著者のしまたけひとが、実際に体験した出来事から紡がれる、非常にリアルなエピソードが特徴です。流産した子供のためにお寺を巡る夫婦に対して、御札を売りつける不埒な男が登場するなど、善悪入り混じった人間模様がリアルに描写されていきます。また、売れない漫画家である著者は、お遍路の途中で出会った人々から様々な人生訓を聞かされ、もう漫画家を辞めるべきかどうか苦悩して葛藤します。そうしたお遍路を巡る人間の内面と、自己と向き合う旅の魅力を描き切った作品です。

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