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2020-03-10

読むと「音」が聴こえてくる!ピアノ漫画オススメ5選

読むと「音」が聴こえてくる!ピアノ漫画オススメ5選

2019年1月には『ピアノの森』のテレビアニメ2期が放送されました。今回は、それにちなんでピアノ漫画を紹介。読めば思わず「音」が聴こえてくるような名作5作品を、少年少女、青年漫画のジャンルを問わずピックアップします。

マンガペディア

『ピアノの森』/一色まこと

天才ピアノ少年・一ノ瀬海(いちのせ かい)と、彼を取り巻く人々との様々な出会いや運命を描いたピアノ漫画。主人公・海は、森に捨てられていた古いピアノを、おもちゃ代わりに弾いて育つ。海は、元ピアニストの音楽講師や、数々のピアニストと出会い、「ショパン国際ピアノコンクール」をめざす。第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。2007年にアニメ映画化。2017年、2019年にテレビアニメ化。

主人公の少年・一ノ瀬海は、田舎の歓楽街「森の端」で、私生児として生まれ育ちました。母・レイちゃんこと一ノ瀬怜子(いちのせ れいこ)と暮らしています。海にとって、偶然見つけた森に捨てられていたピアノは、唯一のおもちゃで宝でした。海は、他の人では弾けないほど壊れたピアノを見事に弾きこなし、ピアニストとしての才能を開花させていきます。海のピアノの師・阿字野壮介(あじの そうすけ)は、元は天才と称された世界的ピアニストでした。事故で左手に怪我を負い、ピアニストとしての夢を絶たれた阿字野は、小学校の音楽教師をしていました。そして、そこで出会った海のピアニストとしての才能を見抜きます。当初はピアニストになる気はなかった海ですが、さまざまな運命と出会いによって、ショパン国際ピアノコンクールでの優勝を目指すこととなります。主人公・海だけでなく、コンクールに挑むピアニストたちの熱い思いが伝ってくる作品です。

『いつもポケットにショパン』/くらもちふさこ

さまざまな運命に翻弄される幼馴染同士の恋愛模様を、ピアノを通じて描き出す音楽ラブストーリー。主人公・須江麻子(すえ あさこ)は、幼馴染・緒方季晋(おがた としくに)と、同じピアノ教室に通い、何をするにも一緒というほど仲良しだった。しかし中学生の時に、ドイツに留学した季普は事故に合う。そのまま音信不通になってしまう2人。その後、帰国した季晋は、何故か麻子に冷たい態度を取るのだった。

主人公・須江麻子の母・愛子は、高名な現役ピアニスト。麻子は、仕事が忙しい愛子とは距離を感じて、寂しい思いをしていました。幼馴染・緒方季晋の母・華子もピアニストでしたが、腱鞘炎が原因で引退。今は季晋につきっきりで、麻子は、それをうらやましく思っていました。中学校に上がる時、季晋は華子と共にドイツへ留学。そこで2人は列車事故に遭い、華子は亡くなり、季晋は音信不通になってしまいます。高校生になって季晋と再会した麻子は、季晋が麻子を憎んでいることを知ります。実は、愛子と華子はピアニストとしてライバル関係にありました。華子は、愛子に勝つことができないまま引退したため、愛子のことを憎んでいたのです。麻子は、愛子の憎しみを引き継いでしまった季晋に、昔のような、聴衆を感動させる演奏を取り戻してもらいたいと考え、大会に臨みます。複雑に絡まる運命の糸が、物語の進行につれて徐々に解きほぐされていくのも、見どころのひとつです。

『のだめカンタービレ』/二ノ宮知子

ピアノの天才であるヒロイン「のだめ」こと野田恵(のだ めぐみ)と、エリート音大生・千秋真一(ちあき しんいち)の恋を描いたクラシック音楽コメディ。のだめは、お気楽にピアノを楽しんでいた女子大学生。彼女は、千秋に恋をしたことで、彼の隣に並べるような世界的な音楽家になりたいと考えるようになる。第28回講談社漫画賞少女部門受賞。2006年にテレビドラマ化し、続編が映画化。2007年にテレビアニメ化。

音楽大学のピアノ科に所属する野田恵(通称のだめ)。彼女のモットーは、楽しくピアノを弾くこと。のだめは汚部屋の住人で、変態と呼ばれる奇人です。しかし、超自己流ではあるが、どんな難解な曲でも弾きこなすピアノの天才です。のだめの将来の夢は、幼稚園か小学校の先生。のだめが音大で出会った先輩・千秋真一は、音楽家の英才教育を施されたエリートでした。しかし、千秋は過去のトラウマから、飛行機や船に乗れず、留学できないことを悩んでいました。いつもマイペースなのだめのおかげでトラウマを克服した千秋は、のだめと一緒にフランスへ留学して、共にさらなる音楽の高みを目指すのでした。「天然」なのだめと、千秋をはじめとした、のだめに勝るとも劣らない独特な個性を持った周囲の人々が描き出すコミカルな世界と、シリアスな音楽の世界が融合した作品です。

『四月は君の嘘』/新川直司

挫折した天才少年ピアニストと、破天荒なバイオリニストの少女の恋を描く音楽コミック。主人公・有馬公生(ありま こうせい)は、母の死がきっかけでピアノが弾けなくなった。その後、天才バイオリニストの少女・宮園かをりと出会ったことで、再びピアノと向き合うようになる。第37回講談社漫画賞少年部門受賞。2014年にテレビアニメ化。2016年に実写映画化。

主人公・有馬公生は、正確無比な演奏で「ヒューマンメトロノーム」と呼ばれ、数々のピアノコンクールを総ナメにしてきた天才少年。ピアノを教えてくれた母のために、コンクールで好成績を残し続けましたが、ある日、母の過酷な指導に反発。公生は、その直後に母を喪い、ピアノが弾けなくなってしまいます。そんな公生を再びピアノへ導いたのは、バイオリニストの少女・宮園かをりでした。かをりはバイオリニストで、公生の幼馴染・澤部椿の友だち。幼い頃に公生のピアノに感銘を受けかをりは、公生に自分の伴奏者となって欲しかったのです。かをりと再び音楽の道を目指す公生でしたが、かをりは病に倒れてしまいます。再び挫折しかける公生。しかし、かをりと、自分を導いてくれた全ての人のために再度ピアノに向かいます。ラストは涙なしには読めない名作です。

『神童』/さそうあきら

ピアニストを目指す音大浪人生と、天才ピアニストの少女が織りなす音楽と人間をめぐる感動的物語。主人公・ワオこと菊名和音(きくな かずお)は、ピアノの腕はいまいちだが、優れた音感の持ち主だ。天才的なピアニストの少女・成瀬うたとの出会いによって、2人に新しい音楽の世界が広がっていく。第2回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第3回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞した。

本作の主人公・菊名和音は、名門音楽大学をを目指している浪人生。ピアノの腕はまだまだですが、非常に優れた音感を持っています。対して、母子家庭で育った少女・成瀬うたは、小学校5年生ながら、すでに世界レベルのピアノの腕を持っていました。うたの母は、うたを超一流のピアニストにするために、家ではピアノの練習だけをさせて、学校の宿題すらさせない状況でした。しかし、マイペースなうたは、外では友達と野球をし、家では好きなようにピアノを弾きます。自由奔放なうたと出会ったワオは、優れた耳で、うたに新たな音の広がりを与えていきます。ワオは音大浪人生、うたは世界的な天才ピアニストの小学生。対極的な2人が奏でる感動の物語です。

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