まず紹介するのは『ぐらんぶる』。大学デビューを目指す主人公が、ダイビングサークルで大学生活を謳歌する様子がコミカルに描かれています。竜星涼・犬飼貴丈のW主演で8月7日(金)に実写映画化が決定している人気作品です。ヒロイン古手川千紗役の与田祐希(乃木坂46)をはじめ、美女キャストが揃っていながらその衝撃の予告映像で印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

そんな『ぐらんぶる』の非日常ポイントは2つ。

それは、「ダイビング」と「大学生ノリ」！

こんなに美しい水中の描写は思わず息をのんでしまうほど。「泳ぐ」ではなく、「潜る」からこそ見つかる非日常的な光景がとても印象的です。

それもそのはず、映画『ぐらんぶる』の予告では、以下のような宣伝がされる程の人気があるのです！

んんっ！？何かおかしい文字があるぞ！？そうなんです、このマンガが人気な理由はダイビングシーンだけではないのです！それがこの「大学生ノリ」。

これはバトルシーンじゃありません。彼らにとっては日常的な「飲み会」のシーンなんです笑。よく大学生の時の飲み方は社会人になってからは決してマネできないなんて言われますが、これはその究極系なのではないでしょうか。ある意味等身大(？)の大学生像がクセになります。

さらに、髪型から性格まで、タイプの違うヒロインが多数出演！あなたはどのヒロインがお好きですか？

「こんなキャンパスライフを過ごしてみたかった！」そんなふうに思わせてくれるほど大学生活を満喫する彼らにこれからも注目です。読めば読むほど引き込まれていくこと間違いなし！

©井上堅二・吉岡公威／講談社

宮島礼吏『彼女、お借りします』は、大学生で、彼女のいない主人公が「レンタル彼女」制度を利用したことがきっかけ人生が大きく変わっていく物語です。2020年夏にはアニメ化されることも決定していて、今注目の作品です。

このマンガでの非日常ポイントはやはり「レンタル彼女」。彼女がいない人でも、お金を払えばこんな美女ともビーチデートが可能になるのです！

しかしあくまで関係は「レンタル」彼女。いくらお金を払っていても規約以上の一線を超えることは許されません。

だからこんな夢のような状況でも、踏ん張り続ける主人公。ここまでくると羨ましさより、もはや頑張れの気持ちが強くなりますね。

しかしこの主人公、自分の周りにはレンタル彼女のことを「本物」の彼女として紹介してしまいます。周りにバレるかもしれない、というハラハラ感もこのマンガの見どころの1つです！

海の周りでは全てが非日常！こんな美女からのアプローチに主人公はどうする？

他にもさまざまなタイプのヒロインが登場。今後の展開が気になる人は、ぜひアニメ・マンガ両方でお楽しみください！

©宮島礼吏／講談社

田中靖規『サマータイムレンダ』は、ネタバレ厳禁の離島サスペンス。

ここでの非日常ポイントは「殺人事件」。しかもただの殺人事件で終わらないのがこの作品の面白さ。

物語の舞台は、和歌山県の小さな離島。この島出身の主人公は、水難事故で亡くなった幼馴染の葬式のためこの島に戻ってきます。

亡くなってしまったのは幼馴染の潮。活発で明るい女の子でした。

しかし、悲しむ主人公の耳に衝撃の情報が！それは、潮が他殺の可能性があるということ。

これをきっかけに物語は大きく動き始めます。島で次々に巻き起こる殺人、瓜二つの謎の人物、誰を信じればいいのか分からないハラハラドキドキ感。

そして主人公の身にも大きな変化が！この続きはぜひ本編でご確認ください。とにかくネタバレ厳禁なんです！

©田中靖規／集英社

岡本健太郎, さがら梨々『ソウナンですか？』は、修学旅行で移動中の女子高校生4人が飛行機事故で無人島に漂流してしまうも、知識と団結力で生き抜く無人島サバイバルコメディです。

このマンガの非日常ポイントは「サバイバル」。物語の舞台は無人島ということで食料や水など全て自分たちで調達しなければなりません。

たった4人の女子高校生がそんなことできるわけないじゃん！絶望を感じる一部メンバーたち。しかし…

なんとたくましいことでしょう！他の3人ドン引きです。

こんな調子で水の確保の仕方、セミの食べ方、ウサギの罠の仕掛け方などいつ使うか分からないサバイバル知識が学べます。

サバイバル知識豊富なJK、お嬢様JK、運動神経抜群JK、超真面目JKとそれぞれ個性があり、サバイバルとしてもコメディとしても楽しめます！

果たして女子高校生4人組は無人島で生き延び脱出できるのか。続きはコミックスでお楽しみください！

©岡本健太郎, さがら梨々／講談社

最後に紹介するのは、伊藤正臣『マグネット島通信』。3巻で完結の暗号解読系ファンタジーです。

ここでの非日常ポイントは「謎解き」です。物語の舞台は小さな離島。翻訳家の主人公は東京からこの島へと移住してきます。

そこで出会った心優しい少女と関わることで、内向的な主人公も徐々に打ち解けていきます。

そんな中、島で見つけたのが「マグネット」と呼ばれる謎の物体。永久機関のようなものですが、どこからどうやって生まれてきたのかは謎に包まれています。しかもこの「マグネット」が島のあちこちで落ちているのです！

そして突然暗号らしき文章とともに、謎の物体が空から落ちてきます。

この謎だらけの現象に対して主人公は翻訳家として暗号解読に挑戦！

謎解きの過程で主人公だけでなく、多くの人が行動や性格が変化するあたたかな物語です。全3巻で完結するのでお気軽にお楽しみください！

©伊藤正臣／新潮社