2024-07-11
『二月の勝者』完結21巻発売!カリスマ塾講師が語る中学受験を必勝へ導く名言5選!ほか受験マンガ4作品
ドラマ化もされた『二月の勝者』。原作は中学受験のリアルな現場を描いたコミックです。 今回は主人公の勤める中学受験塾にやってきた謎多きカリスマ塾講師・黒木蔵人先生の中学受験を必勝に導く名言5選を紹介します。
目次
『二月の勝者』はじめに
▼『二月の勝者』全21巻発売中!
ドラマ化もされた『二月の勝者』。原作は中学受験のリアルな現場を描いたコミックです。
皆さまは中学受験についてどのように思われますか?この業界も大学受験さながらの熱いドラマが繰り広げられているんです!2021年度からセンター試験に代わり、大学入学共通テストが実施される予定です。この変革の時代の中で中学受験も例外ではなく、驚くほど進化しています。厳しい中学受験戦争をどうすれば攻略できるのか…
そこで今回は主人公の勤める中学受験塾にやってきた謎多きカリスマ塾講師・黒木蔵人先生の中学受験を必勝に導く名言5選を紹介します。
中学受験を必勝へ導く『二月の勝者』名言その1「凡人こそ、中学受験をすべきなんです。」
こんなこといきなり言われたら親御さんもびっくりしてしまいますね。中学受験は頭のいい子がするものじゃないの?と思っていませんか。黒木先生によると、中学受験は普通の子どもほどやったほうがいいといいます。
スポーツや芸術などの才能がものをいう分野は、プロのレベルに達することがすごく難しいです。それに比べて勉強は努力のリターンが大きいということを黒木先生は統計的に証明してくれました。
たったの10%か…と思うことなかれ!サッカー選手になれる確率も黒木先生は統計的に数値を出してくれたのですが、なんと約0.21%しかありません。難関中学に受かるほうが50倍も確率が高いのです。
中学受験を必勝へ導く『二月の勝者』名言その2「他に好きなことがある子ほど、受験をやめなくていいんですよ。」
中学受験をすると勉強漬けになりそうだし、小学生のうちは好きなことをさせてあげたいと思いますよね。しかし、黒木先生によると好きなことがある子ほど中学受験に向いているといいます。
好きなことがあるというのは、それだけ物事にのめりこめる才能がある、ということです。もし勉強にそのモチベーションを向けることができたら成績は飛躍的に上がります。
こんなこと言われたらお母さんもついつい期待してしまいますね。たしかに鉄道好きな子が地理が得意というのはうなずけます。
中学受験を必勝へ導く『二月の勝者』名言その3「二〇二〇年、大学受験が大きく変わります。」
黒木先生、それ知ってます、名言っぽく言わないでください!
とお思いの方、少しお聞きください。今の小学生って大学受験改革後の世代です。新しいセンター試験は従来よりも思考力を問われる試験になります。実際に黒木先生はモデル問題を見せてくれました。
今までと全然違うじゃん…というか、これなんの科目?と思いますよね…。わかります。実際、現役公立高校生は「今の授業だけでは対策が難しい」と言います。
しかし、黒木先生は私立中学に行けば、6年間でこの改革に準備することができると言います。たしかに準備は早いに越したことないですね。
中学受験を必勝へ導く『二月の勝者』名言その4「『スポンサー』すなわち『親』です。」
こんなこと言われたらびっくりしますね。スポンサーってなに?って思います。よく中学受験は親子二人三脚で頑張るもの、なんて聞きますが、やはり中学受験は親の協力がすごく必要です。お金の面はもちろん、子どものお弁当を作ったり、送り迎えをしたり…大変なことが多いです。
黒木先生は校長という立場ですが親御さんにいかに支援してもらうか、しばしば場を凍らせながらも率直に教えてくれます。
中学受験を必勝へ導く『二月の勝者』名言その5「花恋は女王様でしょ。少なくとも俺にとっては。そして桜花にとっても。」
あれ?これ中学受験マンガだよね…というかこの人だれ?黒木先生?
状態のそこのあなた!黒木先生は巧みなコミュニケーションで難しい年ごろの小学生の心をつかみます。(黒木先生っていったい何者?)
小学生はたまに大人びているけどやっぱりまだ子ども。中学受験は彼ら彼女らに何度も厳しい現実を突きつけます。その都度黒木先生は巧みに小学生の気持ちに寄り添ってやる気を起こさせます。
黒木先生は普段厳しい人ですが、ときどき優しいところがあります。
いかがでしたか?果たして黒木先生は子供たちを志望校合格へと導けるのでしょうか?笑いあり涙ありの中学受験を舞台にしたマンガ。ぜひあなたもこの作品を読んで中学受験を疑似体験してはどうでしょうか?
©高瀬志帆/小学館