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2020-12-08

読むとお腹が空く料理男子漫画

読むとお腹が空く料理男子漫画

素人からプロレベルまで、料理男子が登場する漫画を紹介します。

マンガペディア

『極主夫道』/おおのこうすけ

笑ってほっこり癒される、元・極道の主夫ライフコメディ。かつて「不死身の龍」と恐れられた最凶のヤクザがいた。しかし、彼は極道の道から足を洗う。その後、選んだ道は専業主夫。愛する妻・美久(&猫)と幸せに暮らしている。彼は毎日、家族のための美味しい料理作りに余念がない料理男子だ。

本作の料理男子は、元・極道の龍。かつては、その筋では知らぬ者がいない、武闘派の極道でした。しかし、龍は突然、極道の世界から姿を消してしまいます。龍の部下だった男・雅は、専業主夫として生きる龍の、あまりにも変わった姿に落胆します。龍は、暴力では世界は変えられないと雅を諭します。しかし直後、龍が作ったコロッケを怒りに任せて叩き落とした雅に、鉄拳制裁を下します。読みながら、「暴力反対じゃなかったのか」とツッコミを入れずにはいられないシーンです。龍が、肉屋の前でトンカツの調理法を話しているだけのシーンも、なぜか物騒に見えます。可愛らしいキャラ弁当を作って写メをします。そして猫と戯れます。極道然とした見た目と、主夫らしい行動のギャップがキュートな、龍の「主夫」っぷりが楽しめる作品です。

『クッキングパパ』/うえやまとち

家庭料理を中心とした、1話完結型のグルメ漫画。会社では真面目なサラリーマンとして働く荒岩一味。そのいかつい外見もあって、会社では家庭的だと思われていない。しかし、彼は料理男子だ。忙しい妻に代わり、料理全般を引き受けている「クッキングパパ」だった。美味しいご飯で、子どもや妻をいつも笑顔にする一味。いつしか周囲の人々も、彼に料理の相談をするようになる。

本作の料理男子は、クッキングパパこと荒岩一味。彼が料理をするようになったきっかけは、妹・荒岩味知を喜ばせるためです。荒岩兄妹は幼い頃に父を亡くし、母は女手ひとつで2人の子どもを育てていました。そのため、食事はいつも出来合いの惣菜。それを嫌がった味知のため、一味は料理をするようになったのです。味知は、兄の作る料理に歓喜し、それが一味のやる気にも繋がりました。連載開始当時は、現在よりも、男性が家事をすることが少ない時代でした。そのような時代背景の中で、いかつい見た目に反して料理が得意で家庭的な一味は、意外性のある男性キャラだったといえます。当初は、一味が料理をしていることを義理の両親にさえ伏せている場面もあります。しかし、現在は家族みんなで料理をするシーンも多いです。

『パパと親父のウチご飯』/豊田悠

シングルファザーたちがゼロから料理を始め料理男子となっていくヒューマンドラマ。整体師・千石哲は、ある日突然、元カノから、自分の子だという娘・愛梨を預かった。戸惑う千石は、友人で漫画編集者・晴海昌弘が、離婚して、息子・清一郎を1人で育てていると知る。2人は、子どもたちに温かいご飯を食べさせるために、シングルファザー同士で同居することを決めた。

本作の料理男子は、それぞれの事情でシングルファザーとなった、千石哲と晴海昌弘。千石は、家事こそできるものの、短気で、子どもから泣かれてしまうことも多いです。晴海は、優しく温厚ですが、多忙過ぎて家庭を疎かにしてしまったことが原因で、妻に逃げられました。それゆえ、2人はこれまで家事をしたことがほとんどありません。また、晴海はかつて、担当していた漫画家の自殺を止めようとして逆に傷つけてしまったことが原因で、刃物が怖いのです。料理もできないため、出来合いの総菜ばかりで息子に申し訳ないと、罪悪感を覚えていました。そんな2人が、協力して家事や育児をすることに。特に、料理を一手に引き受ける千石は、子どもたちが苦手なものでも食べられるように様々な工夫をします。食卓を囲む大切さと、親としての成長物語が盛り込まれた作品です。

『紺田照の合法レシピ』/馬田イスケ

お料理大好きの新人極道が主人公のハードボイルド料理活劇。指定暴力団・霜降肉組の若き組員である紺田照は、組でも一目置かれる存在だ。彼には心血を注いでいるものがある。それは「料理」。常に料理のことを考えており、どんな修羅場もクールに乗り越えている。ただし、大葉のことを「合法ハーブ」と評し、レンコンの穴をリボルバーに見立てる物騒な男であった。

本作の料理男子は、料理をこよなく愛する極道・紺田照。組事務所にカチコミが来ても、敵対する極道の持つ銃を見てレンコンを連想します。何事も料理に繋げて考えるという、独自の感性の持ち主です。紺田は、常に料理のことを考えているため、非常事態においても冷静さを失いません。そのクールさで、周囲の者を救ったことは数知れず。組長の命を、カスタードクリームの特性を利用して護るエピソードもあります。若輩者ながら着々と組での株を上げている紺田。実は18歳の少年で、身分を隠して高校に通っているという一面を持ちます。また、本作に登場した料理は、実在のレシピ投稿サイトに「紺田照」の名義でアップされています。プロフィール欄には18歳高校生、趣味は料理と書かれています。探してみるのも一興です。

『玄米せんせいの弁当箱』/北原雅紀

食育をテーマにした学園物語だ。国木田大学農学部に赴任した結城玄米。彼は、赴任初日に「ぬか床」を持って現れた料理男子だ。ぬか床の臭いに、周囲の者は顔をしかめるが、玄米はどこ吹く風。生徒たちにぬか床作りを教える。始めは嫌がっていた生徒も、ぬか床の持つ歴史、家庭の料理を学び、考えを改める。食の歴史や大切さを教える「玄米先生」と、生徒たちの成長物語だ。

本作の料理男子は、大学で生徒たちを食育する結城玄米。彼が生徒たちに最初に教えたのは、歴史ある日本食「ぬか漬け」です。ぬか床は手入れが必要で、手間もかかります。丁寧に造ることで、素晴らしいぬか漬けが完成します。さらに玄米は、農学部の畑を開拓し、野菜作りにも精を出します。料理だけにとどまらず、その素材を作るところから始め、生徒たちに食べ物の大切さを教えていきます。また、農環境を取り巻く問題についても言及しています。食べることは喜びであり、美味しいものに出会えることは「口福(こうふく)」であると説きます。その経緯があって、玄米の作るシンプルなお弁当も、とても美味しそうに見えるのです。

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