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2021-02-26

何が起きても何をされても死にません!「不死身」キャラオススメ漫画5選

何が起きても何をされても死にません!「不死身」キャラオススメ漫画5選

不死身とは死なない、死ねない肉体のことです。「不老不死」と聞くと羨む者もいるでしょうが、「不死身」と言い換えれば、いわゆるアンデッドやゾンビ的なイメージも出てくるかもしれません。今回はそんな不死身のキャラクターが登場する作品を紹介します。どれも興味深い不死者たちです。

マンガペディア

『亜人』/三浦追儺, 桜井画門

不死の存在「亜人」である高校生の逃避行と戦いの日々を描いたアクションホラー。男子高校生・永井圭はある日、下校途中に交通事故に遭って轢死してしまう。しかし、死亡直後に生き返ったことで、彼が亜人であることが判明する。亜人は人間とは見なされず、懸賞金がかけられた圭は人々から追われる身となる。そんな中、旧友の海斗(かいと)が圭を助けるため駆けつけ、2人は逃走を図るのであった。2015年、2016年に映画アニメ化。2016年にテレビアニメ化。2017年に実写映画化された。

不死であるというその一点のみで、人間とは似て非なるものとして取り扱われる「亜人」という存在。実験や研究の対象ですとか、賞金を得るために利用価値があるものといった程度の存在として、一般的には捉えられています。本作はそんな亜人の悲哀や、人間の醜い一面を存分にリアルな心理描写で表現しています。その一方で、亜人も人間と同様であるとする主張も一部登場人物によってなされるのが現実味があります。加え、包帯を巻いた幽霊のような外見の存在「IBM(Invisible Black Matter)」を操る特殊能力による亜人同士の戦闘シーンも大迫力です。死なない体であることを念頭においた、不死者同士であるからこそのバトル展開はこの作品ならではです。今後も目が離せないアクションホラーの傑作です。

『ワンパンマン』/ONE, 村田雄介

たった一撃のパンチで敵を倒すヒーローの活躍を描いたギャグアクション漫画。趣味でヒーローをやっている主人公・サイタマ。彼は一撃で敵を倒す最強のヒーローであるが、いまいちやる気がないため知名度は低い。そして、強すぎるがために次第に戦いに対する熱意をなくし、無気力な日々を送っていた。そんなある日、怪人・モスキート娘との戦いで負傷したサイボーグの青年・ジェノスを助けたことで、彼に弟子入りを志願される。2015年、2019年にテレビアニメ化。

本作の不死身は、ゾンビマンです。その名のごとく、通常なら致命的といえるダメージを受けても回復する不死身の肉体が特徴です。身体能力は特筆するほどのものではありませんが、驚異的な回復力による超持久戦を得意とします。そんな個性的なヒーローや怪人が多数登場する本作。作者のリアルな絵柄でサイタマのゆるい戦いが描写されるギャップが面白いです。単純なようでいて、大ゴマを用いた緻密な作画によるバトル描写など、読者を飽きさせない工夫が満載です。よい意味で頭を使わず気軽に読める作品です。ONEによる同名のウェブコミックを作者が忠実にリメイクしています。優れたアイデアの原作と卓越した作画のコンビによる快作です。

『SEKIRO 外伝 死なず半兵衛』/山本 晋, フロム・ソフトウェア

不死の身体を持つ老侍の戦いを描いた外伝作品。ゲーム「SEKIRO : SHADOWS DIE TWICE」に登場する「死なず半兵衛」を主人公に、その過去を描いたスピンオフである。冒頭、「国盗りの血戦」で主君・田村主膳が葦名一心(あしないっしん)に討ち取られ、半兵衛も一心に挑むが斬り捨てられる。その後、不死身のため放浪する半兵衛であったが、空腹のところをとある村の姉弟に助けられる。そんな時、略奪をせんと村に向かう賊があるとの報せがあり、半兵衛は一飯の礼を述べ、立ち上がるのであった。

「蟲憑き」と呼ばれる不死の呪いを身に受けたため、死ぬことができない侍・半兵衛。ゲーム中では、主人公・狼の前に敗れた後、不死という自らの特性を生かし狼の修練相手となります。その半兵衛を主人公とした本作ですが、ゲームのファンを裏切ることのない素晴らしいスピンオフです。内心では自らの死に場所を求めている半兵衛ですが、賊から村を救い、腕を振るう日々のなか人々と交流を深めていきます。しかし、その平穏が長く続かないのはただただ悲しいです。同じくゲーム作品のコミカライズ『モンスターハンター 閃光の狩人』や、オリジナルファンタジー漫画『ナラクノアドゥ』などで、高い画力・構成力を披露してきた気鋭の作者による渾身のコミカライズです。

『自殺したい女勇者に魔王が困らされています!』/ぶしやま

自殺願望のある不死の女勇者が魔王を困らせるファンタジーコメディ漫画。人生に絶望し自殺した女子高校生・赤上摩那(マナ)は異世界にて、不本意にも不死身の女勇者として生き返ってしまう。その後、邪悪な魔王ならば自身を殺せるかもしれないとの望みを抱き、マナは魔王の城におもむく。だが、魔王ですらもマナを殺すことができないのであった。「私を殺せないならアンタを殺す」とマナに脅され戦々恐々の魔王。そんなマナと魔王の日々が始まるのであった。

本作はSNSで話題になった『自殺したい異世界転生勇者の話』を改題し、大幅にボリュームアップして連載された作品です。その連載化にあたり、魔王の外見が若干まがまがしくなっていたり、グロ描写が控えめになるなどの変更が行われています。容赦ない性格の女勇者・マナと、ヘタレな魔王の対比が面白いです。魔王の望みイコール勇者を倒すことと、マナの望みイコール自殺することという利害が一致する関係です。であるのに、不死であるマナが強すぎるため、それが果たせずマナに脅される魔王の不憫さが可笑しいです。いわゆる異世界転生ものの1つではありますが、本作は勇者が自殺願望を持っていて、魔王と協力してそれを果たそうとするという点が独特です。段々マナと魔王が打ち解けていく様子が微笑ましいです。

『ゴールデンカムイ』/野田サトル

明治時代末期の北海道を舞台に金塊を巡る戦いを描いたサバイバル漫画。日露戦争に従軍した元陸軍兵・杉元佐一(さいち)はある時、アイヌから大量の金塊を奪った男の話を耳にする。網走監獄に収監されるその男が金塊の隠し場所を示す暗号を入れ墨にして囚人を脱獄させたというのだ。その話をした男はヒグマに殺害されるが背中に件の入れ墨があったことから、杉元はその話が真実であることを確信。その後ヒグマに襲われた杉元はアイヌの少女アシリパ(リは小文字)に救われる。2018年、2020年にテレビアニメ化。

「不死身の杉元」の異名と共に多くの戦功を挙げた杉元。銃で撃たれても剣で突かれても驚異的な戦闘力、生に対する執着と、強運、驚異の回復力で日露戦争を生き延びた人物です。作品中、そんな杉元は、郷里の幼馴染で、戦死した親友の妻の眼病を治すため、一攫千金を志します。杉元のみならず、陸軍第七師団の鶴見篤四郎(つるみとくしろう)中尉や、老齢となった土方歳三など敵味方問わず凄まじい個性の持ち主が多々登場します。渦巻く策謀と裏切りの中、生死をかけたひりつくような緊張感に息を飲む作品です。また、アイヌや北海道の自然に関するトリビアや、チタタプ(プは小文字)やオハウなどといったアイヌ料理を皆でおいしそうに食べる場面など、見どころいっぱいの大人気作品です。今後も見逃せません。

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