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2021-04-22

「掃除の達人」私に落とせぬ汚れなし!オススメ漫画5選

「掃除の達人」私に落とせぬ汚れなし!オススメ漫画5選

「掃除」とは、なにも家事としての清掃だけを表すものではありません。公共の場所を綺麗にする人や、ゴミを回収する人、裏社会で人には言えない掃除を行う者など、「掃除」の内容は多岐にわたります。今回はそんな掃除の達人たちが活躍する5作品を紹介します。

マンガペディア

『汚物は消毒です』/田口ケンジ

潔癖性の姉とズボラな弟の、掃除を通じたふれあいを描いたラブコメディ。ちょっぴりズボラな男子高校生・清家司(せいけつかさ)は母の再婚により義姉・清家ましろと一つ屋根の下で暮らすことになる。初めて会った時、ましろが美人女子高生と知り喜びのあまり握手しようとしたところ、「汚い手で触らないでください」と言い放たれる。ショックを受ける司に、彼女は石鹸を用い手を洗わせる。実はましろは極度の潔癖性であり、お掃除好きな一面があったのだ。

ましろは事あるごとに「不潔です!」と叫び、司が汚したところを次々に掃除してゆきます。ある時は彼がトイレで座って小用を足さなかったため、ましろ自ら軍手を使って便器を拭いたり、またある時はカーペットにこぼしたコーヒーの染みを、薄めた中性洗剤を染み込ませた布巾で一生懸命叩き出したりします。綺麗にするためには手間を惜しまず、恍惚の表情を浮かべながら掃除する彼女に当初は戸惑っていた司も心を開いてゆきます。ましろもまた、彼とふれあう中で徐々に義弟に対する以上の感情を抱くようになるのでした。本作は、掃除を通して義理の姉弟がステップファミリーとして成長してゆくさまがコミカルに描かれています。また、思わず試したくなるような家事テクニックや掃除のウンチクが豊富であり、実生活で役立つこと間違いなしです。

『BLACK LAGOON 掃除屋ソーヤー 解体!ゴアゴア娘』/イダタツヒコ, 広江礼威

タイの犯罪都市・ロアナプラを舞台に、海賊まがいの運び屋たちが暗躍する世界を描いた『BLACK LAGOON』のスピンオフ作品。主人公であるフレデリカ・ソーヤーは、ロアナプラで死体処理を生業としている女だ。その危険な仕事ぶりから「掃除屋」と恐れられている。ある日ソーヤーは重度の便秘のため、バスルームのトイレで一人身悶えていた。仲間であるフリーランサーのロットンから便秘に効く薬用茶をもらったが、事もあろうに抗鬱剤と一緒に飲んでしまうのであった。

ロットンが便秘薬を抗鬱剤と一緒に飲まないよう注意するが時すでに遅し。ソーヤーはハエやシャワーカーテンに潜む影に話しかけられるなど、副作用による幻覚を見ていました。彼らから便が出ないことをなじられ、彼女は徐々に追い詰められてゆきます。しかし、急にハエたちが高らかに歌いだし、徐々に彼女の身に変化が起こります。心配するロットンをよそに、扉を開けて出てきたソーヤーの表情はなぜかスッキリとしていたのでした。普段は「掃除屋」としてチェーンソーを振り回す彼女ですが、その仕事ぶりとは裏腹に、本作で描かれる日常は馬鹿馬鹿しいエピソード満載です。本編である『BLACK LAGOON』でお馴染みのキャラクターであるロックやレヴィも登場し、彼らとの掛け合いも要注目です。

『ゴミ清掃員の日常』/滝沢秀一, 滝沢友紀

お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一がゴミ清掃員として働くリアルな日常を、妻である滝沢友紀が描いたコミックエッセイ。滝沢秀一は売れない漫才師だ。芸人としての収入は微々たるものであり、妻と子供を養うために他の仕事を探す。しかし、36歳を過ぎた彼に仕事を紹介してくれる後輩はおらず、バイトも年齢制限のためにできないものばかりだ。滝沢は知人のツテでようやくゴミ清掃員の仕事に就くが、彼を待ち受けていたのは過酷な環境だった。続編に『ゴミ清掃員の日常 ミライ編 あたらしい時代で、しあわせになるゴミ出し術』がある。

ゴミ清掃員は体力仕事です。滝沢は初日から腰が痛くなったり、後日には体育会系の先輩にドヤされたりで、心が折れそうになります。しかし、妻の存在やベテラン清掃員の励ましもあり奮闘するうちに、少しずつ仕事の面白さに目覚めてゆきます。本作は、「ゴミ」を取り巻くお役立ち情報や人間模様が滝沢独自の視点でユニークに描かれています。特にゴミの捨て方や分別の仕方で、治安の良し悪しや出した人の人間性まで垣間見られてしまうのが面白いです。また、もったいない精神に溢れる外国人や、病に侵されながら最期まで働く青年など、さまざまな事情を抱えた同僚たちとの心に響くエピソードも満載です。環境問題やゴミに対する知識が深められる本作ですが、ゴミ捨てに迷った時のガイドブックとして活用するのもいいでしょう。

『魔王陛下のお掃除係』/梶山ミカ, 我鳥彩子

綺麗好きの女子高生と魔王陛下が織りなす、異世界お掃除ファンタジー。主人公・鷹月さくらは高校2年の夏休みに美化委員の活動で登校していたが、ひょんなことから魔法陣に飲み込まれ異世界に飛ばされてしまう。彼女がたどり着いた世界は、灰が舞い城が埃を被っているなど見るも無残な状況だった。さくらは居ても立ってもいられず城の清掃を行い、疲れから眠り込んでしまう。次に彼女が目覚めると、そこは何とツノが生えたイケメンの「魔王陛下」が眠るベッドの上だった。

さくらが迷い込んだのは魔王陛下が支配する異世界・魔王領でした。側近のライエから状況を説明されますが、さくらは周りが灰まみれになっていることが気になって仕方がありません。ライエの話を遮り、さくらはカバンに入っていた清掃用具で壁や窓をピカピカにしてゆきます。それを見た城の者たちは、彼女を「聖女様」として崇め始めました。実は、魔王領は魔女の仕業で洗浄魔法が使えなくなったために汚れ放題になっていたのです。それを知ったさくらは、元の世界に戻るまで聖女としてこの世界の汚れを掃除してゆくことを決意します。魔王や勇者が登場する異世界に、一見ミスマッチに思える「掃除」の要素が絶妙に絡み合っています。さくらが披露するお掃除テクニックも身近で実用的なため、知見を広めるにはもってこいです。

『ウチら陽気なシンデレラ』/真田ぽーりん

とある清掃会社に勤める女性4人組のドタバタな日常を描いた4コマギャグ漫画。大雑把でガサツな性格のタケコ、常識人で鳥好きの優(ゆう)、セクシーボディで恋多き女・アケミ、小柄だが心の大きい頑張り屋・りなは「ルンルンサービス」に勤める清掃員だ。4人一組でとあるオフィスビルの清掃をしているが、時に一生懸命、時に無気力な彼女たちの振る舞いに癒し系の上司・山田は振り回されっぱなしだ。この日もタケコたちは、仕事中にもかかわらず驚きの行動を取り始める。

タケコは清掃中の男子トイレに入ってきた社員に腹を立て、用を足しているところを覗きだします。アケミは仕事に対しては無気力ですが、男好きでビルの男性社員に手を出すことも。優は常識人ですが、正義感が強くすぐに熱くなるのがたまにキズです。りなは一生懸命働くも、社員が使用中のパソコンのコンセントをうっかり抜いてしまいます。そんな4人は、草むしりで摘んだクローバーで作った冠を山田にプレゼントしたり、時にはタケコの兄・正太の働く喫茶店でバイトをしたり、日々一致団結して頑張るのでした。本作は、オフィスの清掃に携わる彼女たちの日常が面白おかしく描かれている半面、清掃員の仕事の裏話なども丁寧に綴られています。決して派手な仕事ではありませんが、清掃員に感謝の気持ちを向けたくなる一作です。

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