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2021-04-21

死神が笑いに取り憑かれた!? ギャグ&コメディ漫画オススメ5選

死神が笑いに取り憑かれた!? ギャグ&コメディ漫画オススメ5選

生と死をつかさどり、冥府や魂の管理者として存在している死神。その多くはローブのフードを目深にかぶって大きな鎌を持った姿で描かれ、見た者の魂を捕らえるともいいます。誰しもが恐れる死神ですが、笑ってしまう時だってあるはずです。笑える死神が登場するギャグ&コメディを集めました。

マンガペディア

『死神くん』/えんどコイチ

黒いジャケットを着た子どものような姿で、死んだ人間の魂を霊界に連れていく死神と、様々な人間が織りなす悲喜こもごもを描く連作短編集。安夫は深夜にバイクで走行中、車と衝突し、電柱に頭を強打してしまう。自分は死ぬのかと思った時、目の前に死神と名乗る子どものような姿をした人物が立っていた。自分の人生について、惰性で生きているようなものだったと語る安夫は、本当は80歳まで生きられる予定だったが神様に選ばれたという、衝撃的な事実を死神から告げられる。2014年4月にテレビドラマが放送された。

死神くんは死神です。特定の名前はなく、霊界では413号と呼ばれています。小柄な子どものような姿をしていますが、服装は黒いジャケットに蝶ネクタイ、ソフト帽とおしゃれ。死期が迫っている人や、死ぬ予定がなかったものの死にそうな人の側に現れ、魂を霊界に連れていきます。対象を間違わず、時間厳守と職務に忠実な死神くんですが、外見はもちろんのこと言動も死神らしくありません。話し口調はフランクで、とっつきやすく、死者がボケればツッコミを入れてくるので、死神くんはツッコミ体質だと言えるでしょう。真面目ゆえのツッコミなのですが、自由な死者たちに若干振り回される場面もあり、死神も人間に振り回されるのかと新鮮な気持ちになります。死神くんは死者の魂を連れていくのが役割であるはずですが、ただの案内役では終わりません。自身の人生を振り返らせ、心残りなく死なせようとしている風でもあります。冷徹さや恐ろしさは感じられない、人間味のある死神です。

『異世界デスゲームに転送されてつらい』/水あさと

仕事の休憩中、突如異世界に転送されてしまった社畜サラリーマンが死神と出会い、知られざる死神世界の苦労を知っていく社畜コメディ。氷見(ひみ)はとある会社に勤めるサラリーマン。部下の育成や上司の小言などで小さなストレスがたまり、つい死にたいと漏らしたところ、突然闘技場のようなところに転送されてしまう。そこは日本にはいないようなモンスターが跋扈する異世界空間だった。そこへメイと名乗る死神が現れ、氷見と同じように異世界空間に連れてこられた人間たちに、ルール無しのデスゲームを命じるのだった。

異世界転送からの殺伐としたデスゲームかと思いきや、「死神だって社畜なんです」という話だったという驚きに満ちた作品です。氷見のように、うっかり「死にたい」と言ってしまった人間を集めてデスゲームを開催しようとしていたのは、死神のメイです。髑髏を覆い隠すほど目深にローブのフードをかぶり、大きな鎌を持った姿は死神のテンプレと言えるでしょう。しかし中身は、困り顔がデフォルトの可愛い女の子です。暑さのため、ローブの下に水着を着用しているという事実が、死神のイメージをだいぶ和らげています。デスゲーム開催を高らかに宣言していた時とは大きな違いであります。新人死神として奮闘する彼女からは負の印象は受けません。ノルマや上司からの重圧に押しつぶされ、涙目になっている姿は可愛らしく、人の魂をとることを仕事としているとはいえ、応援したくなってしまいます。さらに、諸々にかかる演出はレンタルという衝撃的事実も明かされました。死神業界も世知辛いようです。

『死神憑きの天宮さん』/アメノ

交通事故から助けられたことがきっかけで死神に憑かれた女子高生と、元死神の青年の日常を描く学園ラブコメディ。世の中には様々な神様に好かれ、憑かれる「神様憑き」と呼ばれる人間が存在する。天宮千冬(あまみやちふゆ)は両親を事故で亡くし、一人で暮らしている女子高生。ある日、交通事故に遭いそうになっていた時、青年、黒波(くろなみ)に助けられる。黒波は死神として千冬を監視していたが、助けたことで死神を辞めなければならなくなった。助けたお礼に3食付きで取り憑かせろと迫った黒波は、見事千冬に取り憑き日常生活を共にするのだった。

黒波は死神ですが、元という注釈が付きます。死神としての黒波の仕事は、天界から送られてきた死亡リストに基づいて死亡予定者を監視し、生い立ちや事情を加味しながら天国か地獄か、導く場所を見定めることです。日本で三本の指に入るほど担当数の多い死神だったらしいのですが、現在は女子高生の非公式ストーカーです。周囲から姿が見えないのを良いことに、文字通りおはようからおやすみまで張り付き、下着の色を知っているくらい密接に監視しています。黒スーツを着たイケメンとはいえ、張り付かれた方は迷惑でしょう。千冬は黒波の勢いに押されっぱなしで、常に顔を赤くしながら怒っています。しかし、黒波が必要以上に千冬に張り付いているのにも意外な理由があるのです。理由を知ると黒波は意外と良いやつなのかと勘違いしてしまいますが、押しかけ死神であることに変わりはありません。千冬を気遣う心を持つ一方、彼女を巧みな話術で翻弄し丸め込んでしまっているところに、死神らしさがにじみ出ています。

『死神様と4人の彼女』/巣山真, CHuN(Friendly Land)

少女漫画大好きな非リア充男子である主人公が、非リアであることから死神に狙われてしまい、自身の命を守るためリア充になるべく奮闘していく生死を懸けた学園ラブコメディ。中学2年生の水無口薫(みなぐちかおる)の趣味は少女漫画を読むこと。運命的で刺激的なたった一人の相手との純愛に憧れを抱く薫だったが、クラスメイトからバカにされていた。勉強も運動も苦手な薫は、自身が非リア充であることに気が付いた時、ツインテールの可愛い女の子から声をかけられる。家についてきた彼女を案内した薫は、突然包丁で刺されてしまうのだった。

リア充爆発しろ、とは現実の生活が充実している人間に向けて、非リア人間が嫉妬と羨望を込めて投げつける非難の言葉です。リア充とは、恋人がいたり仕事や勉強ができたりと、とにかく現実に不満もなく、他者から見ても充実した生活を送っている人を指します。そう考えると、趣味の時間は充実しているものの、それが原因で友達もおらず、勉強も運動も苦手という薫は非リア充だといえるでしょう。とはいえ、非リア充だから死神の排除対象ですなどといわれては困ってしまいます。愛離(あいり)は黒髪ツインテールにセーラー服姿の新米死神です。彼女曰く、役にたつリア充を生かして非リアを排除しようというのが死神の方針らしいです。おお、非リアには現実世界はどこまでも厳しいのかと嘆き悲しみたいところですが、実はリア充になれば死を免れるという抜け道が存在します。リア充予定者を死亡させると愛離の給料も減ってしまうらしいです。ここは頑張って愛離の給料を減らしたいところです。リア充とは生きることなり。

『社畜に死神が憑く案件』/くろたま

日付をまたいでの帰宅は日常茶飯事の社畜会社員である主人公が、健全な寿命での魂回収を目的とし、特別処置としてやってきた死神と同居しながら、普通の社会人生活を目指す社畜ラブコメディ。有本栞(ありもとしおり)はしっかりしすぎかつ甘え下手なため、極度な社畜となっていた。その日も日付が変わった頃に帰宅すると、部屋には見知らぬ仮面をかぶった男がいた。自身を死神と称した男は、栞が過労で早死にしてしまう危険性が高いため、適切な寿命で魂を回収できるように、特別処置として栞を助けに来たという。死神の無理のない労働のため、奮闘するのだった。

昨今よく目にする「社畜」というのは、自分の意志を放棄した状態で、サービス残業や転勤も厭わない会社員を揶揄した言葉です。栞はまさしく社畜そのもので、連続勤務と午前帰宅は当たり前という状態は、明らかに普通ではありません。過労死寸前の栞を助けに来たのは、上司でも同僚でも部下でもなく、死神でした。こちらの死神業界では寿命での魂回収を目標としています。運命という法則を乱さないための措置で、決められた時間を経た物を回収することに意味があるのだそうです。そのため、寿命を極端に短くしている栞のような人間は困るのです。栞を脱社畜させるために死神のガミが奮闘するのですが、社畜根性とはよく言ったもので、栞への意識改革はなかなか進みません。根本的な考え方から変えなければいけないのは骨が折れるでしょう。ガミの家事能力が優秀すぎて、寿命まで生きられるのならば遭遇してみたい、という願望を抱いてしまいます。死神の手料理、食べてみたいものです。

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