2024-10-04
異世界からこんにちは!?吸血鬼、魔女などのキャラクターが登場するマンガ集めました!
今回はハロウィンにちなんで、吸血鬼や魔女など異世界のキャラクターが登場するマンガを紹介します。TVアニメ化作品や、注目のおすすめマンガもあります。人ならざるものの魅力に誘われ、異世界に引き込まれてしまうかも!?
目次
『吸血鬼すぐ死ぬ』弱チョップでも死ぬ!?吸血鬼
はじめにご紹介するのは『吸血鬼すぐ死ぬ』(盆ノ木至/秋田書店)。TVアニメの放送が開始する第2期も好調だった注目作品です。
『吸血鬼すぐ死ぬ』は、最弱な吸血鬼「ドラルク」と、吸血鬼退治人(バンパイアハンター)の「ロナルド」がコンビとなり、物語の舞台である新横浜の平和と秩序を守るために奮闘していく、コメディ作品です。
本来だったら対立する関係の2人ですが、あまりにもドラルクが最弱すぎるため、対立どころか退治人と行動をともにしていくことになります。
ドラルクとロナルド、ドラルクのペットでアルマジロの「ジョン」、そして個性的な吸血鬼や、ハンターたち。彼らが繰り広げる、賑やかで騒がしい日々が展開されています。
▼最弱吸血鬼「ドラルク」
この作品のタイトルにもなっている、すぐ死んでしまう吸血鬼「ドラルク」。普通の吸血鬼は、太陽光、十字架、ニンニクなどが一般に知られている弱点です。
ドラルクも、太陽光で塵になってしまうところは、普通の吸血鬼と同じように見えます。しかし、ドラルクはドアに挟まれたり、スプレーをかけられたり、さらには子どもたちにパンチされたりするだけでも塵になってしまいます。
こんなことで死ぬの!?ということで死んでしまい、一体何回死ぬの!?と思ってしまうほど、ドラルクが死ぬところをたくさん目にすることができます。吸血鬼なのにすぐ死んでしまう、なんとも滑稽で愛くるしい存在です。
『吸血鬼すぐ死ぬ』©盆ノ木至(秋田書店)
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『魔女と野獣』復讐心に燃える魔女
次にご紹介するのは『魔女と野獣』(佐竹幸典/講談社)。魔女と野獣が織りなすダークファンタジー作品です。
『魔女と野獣』の物語の舞台は、「魔女」が人々から英雄として讃えられ、崇められている街。ある日、その街に、怪しげな雰囲気を醸し出す棺桶を背負った男「アシャフ」と、獣の目を持つ少女「ギド」が現れます。
ギドは、本来の姿は荒々しい大男で、魔女によって呪いをかけられ、少女の姿になってしまったのです。
魔女の呪いを巡って話が展開され、魔女と野獣が対峙したときの壮絶なバトルからも目が離せません。
▼復讐に燃える悪しき魔女「イオーネ」
『魔女と野獣』で、悪しき存在として描かれている魔女「イオーネ」をご紹介します。魔女は、街の人々から崇め奉られている存在ですが、実は人々に不幸と災をもたらす悪しき存在でした。
イオーネには「祖母が街に呪いをかけた」とされ、悪しき存在として殺されたという過去がありました。しかし、本当は「祖母は呪いを封じて街を救った」と打ち明けます。
世の中の理不尽、正義によって奪われた祖母の命と、自身が幾度となく命を狙われてきたことに対して復讐を果たそうと、呪いを解き放とうとします。
憎悪と復讐心で満ち溢れている魔女イオーネ、なんとも恐ろしいものです…
©佐竹幸典/講談社
▼『魔女と野獣』最新10巻発売中!
『デッドマウント・デスプレイ』死霊使いが現代の新宿に転生
次にご紹介するのは『デッドマウント・デスプレイ』(成田良悟、藤本新太/スクウェア・エニックス)。最強と言われた死霊使いが、現代の新宿に転生し、平穏を求めて戦いを繰り広げる異世界転生ファンタジー作品です。
希代の死霊使い(ネクロマンサー)とされた屍神殿(かばねしんでん)は、最強騎士のシャルグアに倒され、瀕死の状態になってしまいます。屍神殿は、平穏な暮らしを求め、転生する術を発動します。
だがしかし、屍神殿が転生したのは現代の新宿。見覚えもなく、なにもわからない世界で、屍神殿は殺された「四乃山ポルカ」に乗り移り暮らしていきます。
現代の新宿で、死霊使い、殺し屋、警察などのさまざまな思いが交錯し、物語を展開していきます。
▼現代の新宿に転生した死霊術士「四乃山ポルカ」
『デッドマウント・デスプレイ』の主人公は、異世界では希代の死霊使いであった屍神殿。生まれつき死霊が見える「亜眼」を持ち、珍しい存在とされていて、幼少期親に売られて帝国の死霊使いとして育てられます。
その屍神殿が現代新宿に転生した体が、16歳の少年「四乃山ポルカ」でした。殺し屋に殺害されたポルカの体を、屍神殿が乗っ取り、異世界での平穏な生活を求めて奮闘します。
見た目は少年、中身は死霊が見える屍神殿。そのギャップに注目です。
『デッドマウント・デスプレイ』©Ryohgo Narita/SQUARE ENIX
©Shinta Fujimoto/SQUARE ENIX
▼『デッドマウント・デスプレイ』最新14巻11月25日(月)発売!
『化け猫さんは恩返しがしたい』マイペースに姿を変える化け猫
次にご紹介するのは『化け猫さんは恩返しがしたい』(梨尾/竹書房)。女子中学生と人間の姿になる化け猫が織りなす、ほっこり友情ハートフル作品です。
『化け猫さんは恩返しがしたい』の主人公は祖母と2人で暮らす中学生の美弥。ある日の学校帰り、美弥は猫を拾います。お腹が空いている様子だったので、家に連れ帰ると、なんと可愛らしい猫から、美青年の姿に!
「ゆき」と名付けられた化け猫は、助けてくれたお礼に恩返しがしたいといい、美弥との生活が始まります。猫の姿だったのに、少し目を離すと人間の姿になっていたり、恩返しに奮闘したり、ほっこりとした生活が展開されていきます。
▼美青年の姿になる化け猫「ゆき」
主人公の美弥に拾われた猫。一見普通の可愛らしい猫かと思いきや、人間の姿に変身できる化け猫でした。ゆきは、美弥に恩返しをするため、一緒に生活を始めます。
猫らしい一面として、水が苦手で、プールやお風呂を苦手とする様子が見られます。また、膝の上で寝転がって甘える姿もとても可愛らしいです。人間の姿だと美青年なのに、中身は可愛らしい猫のギャップにキュンとすること間違いなしです。
©梨尾/竹書房
『最果てのパラディン』異世界キャラ大集合!?
最後にご紹介するのは『最果てのパラディン』(奥橋睦、柳野かなた、輪くすさが/オーバーラップ)。2021年10月9日(土)にTVアニメの放送が開始する注目作品です。
人里離れたかつて滅びた死者の街に、「ウィリアム(ウィル)」という子供がいました。その少年を育てるのは、なんと不死者(アンデッド)の3人、神官のミイラ「マリー」、骸骨の剣士「ブラッド」、魔法使いで幽霊の「ガス」。
成長したウィルは、自分の出生の秘密に疑念を抱き始めます。そして、聖なる騎士(パラディン)になるために歩んでいきます。不死者の3人と人間の「新しい」家族が織りなす、ファンタジー作品です。
▼ミイラのマリー
穏やかな雰囲気を持つミイラ。
ウィルにとっては母親のような存在で、包容力があり家庭的な人物。
母親のような寛大な心を持つ。
▼骸骨のブラッド
青い火を目に灯し、大柄な見た目の骸骨(スケルトン)。見た目のように、荒々しい性格かと思いきや、心が広く気配りができる。
ウィルに対しては父親、兄のように接し、マリーの母性に対して父性を担当。
▼ゴーストのガス
白髪で青白い見た目の、魔法使い幽霊。偏屈を言うが、熱い心を持っている。ウィルにとっては祖父のような存在。
ウィルに魔法を教え、特訓していく。
©奥橋睦©柳野かなた/オーバーラップ
▼『最果てのパラディン』最新13巻発売中!
▼『最果てのパラディン』原作小説発売中!
「異世界キャラ大集合!」まとめ
いかがでしたか。
異世界キャラクターは、ユーモアあふれるものから、憎悪や復讐心を持つものまで種類はさまざまです。
今回取り上げた5作品を通じて、異世界キャラクターが織りなす世界にいざなわれてはいかがでしょうか。