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2023-01-01

新書大賞2022発表!『サラ金の歴史』ほかおすすめの新書をご紹介します!

新書大賞2022発表!『サラ金の歴史』ほかおすすめの新書をご紹介します!

中央公論新社が主催する「新書大賞2022」が発表されました。 1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ賞です。大賞ほか受賞作品をご紹介します。

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▼新書大賞2023発表!おすすめ新書ランキングを見る

新書大賞とは

1年間に刊行されたすべての新書から、その年「最高の一冊」を選ぶ賞として、中央公論新社が主催。

2022年新書大賞で第15回目を数えます。

2020年12月~2021年11月に刊行された1300点以上の新書を対象に、有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など新書に造詣の深い方々100人以上の投票から決定した、新書大賞・ランキングをご紹介します!

新書大賞2022 受賞作品

大賞『サラ金の歴史 消費者金融と日本社会』小島庸平/中公新書

個人への少額の融資を行ってきたサラ金や消費者金融は、多くのテレビCMや屋外看板で広く知られる。戦前の素人高利貸から質屋、団地金融などを経て変化した業界は、経済成長や金融技術の革新で躍進した。だが、バブル崩壊後、多重債務者や苛烈な取り立てによる社会問題化に追い詰められていく。本書は、この一世紀に及ぶ軌跡を追う。家計やジェンダーなど多様な視点から、知られざる日本経済史を描く意欲作。

2位『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦/講談社現代新書

【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】
生命の死には、重要な意味がある。
遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは?
なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか?
年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。
やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。
しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。
その意味とはいったい何なのかーー「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。
そして、人類が生み出した“死なないAI”と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。

3位『荘園 墾田永年私財法から応仁の乱まで』伊藤俊一/中公新書

荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。

4位『デジタル・ファシズム 日本の資産と主権が消える』堤未果/NHK出版新書

5位『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる』東浩紀/中公新書ラクレ

6位『ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機』濱口桂一郎/岩波新書

7位『歴史修正主義 ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで』武井彩佳/中公新書

8位『ヒトラー 虚像の独裁者』芝健介/岩波新書

9位『無理ゲー社会』橘玲/小学館新書

10位『「利他」とは何か』伊藤亜紗,中島岳志,若松英輔,國分功一郎,磯崎憲一郎/集英社新書

ランキング&有識者49名の講評など詳細は、2022年2月10日発売の『中央公論』3月号に掲載されています。

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