『クッキングパパ』は1985年に連載開始。最新162巻（！）が7月22日(金)に発売。

作者のうえやま先生は1,600を超える作中のレシピをすべて試食しているそうです。

仕事場に専用キッチンがあり、訪問したことがあるケンドーコバヤシさんが言うには

「漫画描くデスクより、厨房の方がはるかに広い」

バカリズムさんおすすめのグルメ漫画のうち1作は『スーパーくいしん坊』。
1982年～月刊少年マガジン連載。

「料理対決（というグルメ漫画の定番の展開）はたぶんここが元祖」

でもごめんなさい！電子版はなくて、紙（楽天ブックス)では品切れです…

バカリズムさんおすすめのもう1作品は、『キン肉マン』のゆでたまごが描いたグルメ漫画『グルマンくん』。

エリートグルマンになるべく英才教育を受けた食井カンロくんが活躍する、料理ギャグ漫画です。

掲載誌の「フォアミセス」は、今まで紹介してきた作品と違って芸人さんたちにはちょっと馴染みがなさそう？

川島さん「『クッキングパパ』とかは（競走馬でたとえれば）ディープインパクトとかキタサンブラックを紹介したようなものですよ。『しあわせは食べて寝て待て』は、ソダシちゃん」

蛍原さん「ソダシちゃん♪」（かわいいものを見るようにニコニコ）

そんなグルメ漫画界のソダシちゃん・『しあわせは食べて寝て待て』は、「このマンガがすごい！2022」オンナ編にも選出されています！

つづいて麒麟・川島さんは『真夜中ごはん』もご紹介。

第4回料理レシピ本大賞・コミック部門を受賞しています。

「この方の描く絵がうまそうすぎる！」

番組内で紹介された「クリームコロッケサンド」は、きつね色で本当に美味しそう…！

サンドウィッチマン伊達さん「カロリーは150℃でなくなるので、これはゼロカロリーです」

グルメ漫画は泣きたい気分の時に読む、という伊達さん。

太平洋戦争中に兵隊さんたちの食事を描いた『戦争めし』は書店でジャケ買いしたのだそう。
運命の出会いですね！

「この本持っているの世の中で僕しかいないんじゃないかと」（！？）

つづいてサンドウィッチマン・伊達さんがおすすめとして挙げたのは、『流浪のグルメ 東北めし』。

同著者作品『喰いしん坊！』に出てくる「ハンター錠二」が主人公で、タイトルどおりに東北地方の名店を紹介する作品です。

「全3巻で宮城版・岩手版・青森版となっています。東北は6県なのであと3県残ってますが、この『流浪のグルメ』は土山先生の遺作なんです」

と残念そうな伊達さん。

「僕、原作するんで！！」

と、続編に意欲！？

『戦争めし』につづいて魚乃目三太作品が登場！

健康診断の結果が思わしくなかった主人公。
週に1度、奥さんがヨガに出かけている間だけ、いつもの薄味な食事ではなく禁断のハイカロリーごはんを思う存分食べるのです！

ケンドーコバヤシさん「それ、（バナナマン）日村さんがやってるやつやん。奥さんに食事管理されているけど、朝『ウォーキング行く』って出かけてたっぷり食べてるって」

GAG福井さんのおすすめ2作目は、『不倫食堂』。

会社員の主人公が出張先で食べ歩き中にご当地の人妻と…

「どうまん蟹の中身を食べた後の殻の絵と、現地で出会った人妻の脱いだ衣服が、絵的に同じシルエットで描かれている。これは『人妻の中身を美味しくいただいた』ことを表しているんです！」

福井さんの考察に総ツッコミが！？

『アオアシ』の小林有吾による、数学的思考で料理をするという新感覚グルメ漫画です。

スタジオでは2巻収録の「世界標準の肉じゃが」を実食することに。

常識と大きく異なる見かけの肉じゃがにざわめきが！

いかがでしたか。

「グルメ漫画あるある」や、さまざまな「カロリーゼロ理論」も飛び出し、お腹が空く放送でした。

グルメ漫画・料理漫画はメニュー・ジャンルごとにさまざまな作品があるので、ご紹介作品以外にもぜひ探してみてくださいね。