2024-08-22
『メダリスト』最新11巻発売!2025年1月TVアニメ放送、フィギュアスケートに情熱を燃やすキスアンドクライ漫画の見どころ
『メダリスト』はフィギュアスケートを新米コーチ・少女選手双方の成長物語として描かれた、今いちばん熱い漫画です。「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位に選ばれた次世代ムーブメントを起こすであろう注目作品の、見どころをご紹介します!
目次
『メダリスト』とは
▼『メダリスト』最新11巻発売中!
人生ふたつぶん懸けて、叶えたい夢がある!
夢破れた青年・司と、見放された少女・いのり。
でも二人には、誰より強いリンクへの執念があった。
氷の上で出会った二人がタッグを組んで、
フィギュアスケートで世界を目指す!
『メダリスト』は、月刊「アフタヌーン」2020年7月号より連載開始。
つるまいかだのデビュー作です。
「フィギュア王国」とも言われる愛知県名古屋市を舞台に、フィギュアスケート世界一を目指す少女と、その少女にコーチとしての自分を賭けた青年の、二人三脚スポーツドラマです。
「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門1位に選ばれ、2025年1月のTVアニメ放送が決定しています!
『メダリスト』主な登場人物
結束いのり(ゆいつか・いのり)
小学5年生。
スケートを習っていた姉の影響で、本人もフィギュアスケートへの情熱を秘めているが、スケートクラブに所属はしていない。
明浦路司(あけうらじ・つかさ)
26歳。
名古屋のルクス東山フィギュアスケートクラブ・アシスタントコーチ。
フィギュアスケート全日本選手権(アイスダンス)出場経験あり。
『メダリスト』見どころとおすすめポイント
■10歳ではもう遅い!?苛烈なフィギュアスケートの世界
『メダリスト』の舞台は名古屋市。
フィギュアスケート日本人初の五輪メダリスト・伊藤みどりさんから浅田真央さん、宇野昌磨さんとつづく、世界で活躍する選手を多数輩出してきたフィギュア王国です。
今やフィギュアスケート強豪国の日本では、国内大会「全日本選手権」に出場することが、高校野球でいえば甲子園のようなものとされています。
■リンクへの情熱がいのりと司を動かす!
そんな厳しい世界で全日本出場まで果たしながら、引退後プロ転向がままならないでいる明浦路司は、ひとりの少女と出会います。
フィギュアスケートへの情熱を持ちながら主張できないでいた少女のスケーティングにたしかな素養、そして何より「リンクに賭ける執念」を見た司は、少女のコーチとしての道を決意します。
少女の名は、結束いのり。
フィギュアスケート全日本選手権を目指すには、5歳からスケートを始めるべきだとも言われている中、10歳からのスタートです。
司といのり、2人で目指すのは世界最高の輝きを持つメダルーー!
■コーチと選手、まさに二人三脚!
司はいのりの中に「リンクに賭ける執念」を見出します。
技術的なことはいくらでも教えてあげられても、さまざまな局面で最後にものを言うのは、本人の強い前向きな意志だと。
スポ根や精神論でもなく、本当に必要なのはその「気持ち」なのでしょうね。
司をコーチとしてスケーターの道を歩み始めたいのりは、同世代の幼いライバルたちと出会い成長を加速させていきます。
華やかなスケート競技として知られるフィギュアスケートは、選手層も厚く国内大会もハイレベル。
競争はジュニア世代より前から始まっているというのも勉強になります。
こんな小さな頃から子どもたちが、コーチと信頼関係を築きながら、真っ直ぐで強い気持ちをリンクに向けて…と思うと、大きな競技大会で、高得点が出た時にコーチと抱き合い涙も見せる、あのキスアンドクライの光景も新たな感慨が湧くでしょう。
『メダリスト』はコーチの目と選手の目、双方向から楽しめるフィギュアスケート漫画です!
©つるまいかだ/講談社